都響スペシャル、インバル/ 都響のブルックナー:交響曲第8番を聴きにサントリーホールへ。
やはり、インバルらしく、かなりエモーショナルなブルックナー。抑揚もかなり効いている。
管のソロなんか、耳をそばだたせるような聴かせどころになることが多くて、ほほう、と思ったり。
今どきの分析的なところは全くないが 、堅固なゴシック的構築物というより、情に流されるみたいな感じがあってけっして 悪いわけではないけれど、がちがちのブルックナーとは違うかなぁ。
今日は、珍しく2階席だったので、音の見晴らしがすこぶる良くて、ブルックナーはこういう席もいいなぁとは思ったのでした。
フィナーレ はなかなかの盛り上がりで、聴衆大喝采。わたくしも、大喝采。でも、正直、インバルはやっぱり、マーラーの人だなぁと思ったのでありました。
都響スペシャル
都響/インバル ブルックナー:交響曲第8番
日時:2019年3月17日(日)14:00開演(13:20開場)
サントリーホール 大ホール (東京都)
指揮
エリアフ・インバル
曲目
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB108(ノヴァーク:第2稿・1890年版)
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