2019-02-01

フェルメール展 @上野の森美術館

この前入れなかったフェルメール展に行こうと、ネットで前売り券を入手。

ブルックナーの演奏前に展覧会はハードなので避けるのが常識だが、良い機会はなかなかない。それに、何しろ、国内過去最多の8点もフェルメールが集まるのは空前絶後とか。ほんとかしら(なんでしょう)。

でも、 その惹句に乗せられ、上野の森美術館に、15時から入場券を持って参上。5分前に到着、でも、1種間前に退散したときよりもさらに長い列が並ぶ。平日なのに。そろそろ展覧会の会期がお割りに近づいているからかなぁ。

で、列の最後について、20分ほど待ち、入場口に。こんな難行久しぶりであります。

入館後は、想定どおり、人混みの中で、流れに乗りつつ、人の肩越しに絵をみることになる。

まづ、フェルメールの同時代のいろんな画家の、いろんな分野の絵を前座として見ていくことに。

ただ  あまり大作がないので人混みの中でも辛抱してそろそろと前に近づいて行くと、それなりの距離(大きい絵だと引きが取れないので、人込みに埋もれて最適な距離は難しい)で見ることができた。
まあ、その当時は有名だったんだろうが、わたぢがなんとか知っているのはハルスという人ぐらい。

でも、小さな絵でもそれぞれ酷く精密な絵が多くて さすがフランドルという感じ。

そして、最後まで来て、フェルメールには珍しい宗教画や風刺画は大きめの絵でなんだか様子がちがうけれど、やっとフェルメールのところに。

でも、そこを過ぎると、いかにもフェルメールという、ひかりが画面をただよっていいる小さな絵たちにあうことができた。

やっぱり他の絵とは随分違う。超有名な牛乳を注ぐ女が最後に飾ってあって、や鱈と、色が鮮明なのに驚きました。(クリーニングの成果なの?)

ともあれ、フェルメール展、冥土の土産ということで、よかったよかった。

でもね、冥土でわたしを待ちながら、苦虫を噛み締めてる親父様に報告しても、それほど、評価は得られそうもないところが、ちと、困っちまうところであります。







フェルメール展
2018年10月5日 (金) ~ 2019年2月3日 (日)
休館日:12月13日(木)

会場 上野の森美術館
開館時間 9:30~20:30
2018.9.10 日本初公開作品「取り持ち女」が追加出展決定!
※1/9(水)~会期終了まで展示

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