若手の注目株ということで、シューべルトのソナタ全曲のCDを買ってあるがまだ未聴。どういうひとなんだろう。
で、イブラギモヴァが長身瘦せぎすのティベルギアンと登場。小柄(ティベルギアンの背が高すぎるので、そう見えるのかなぁ)で、ふくよか、なんだかグラマー、あれまぁという感じ。
前半
1番「雨の歌」。かなりこまかく抑揚をつけて(ダイナミックではないが)、情感を込めて歌う。美しい音と激しい音の違いがかなりある感じ。
全ての音が水際だって美しいひらりー・ハーンとはえらい違い。意欲的な表現ということでしょう。
1番はもう少し自然体で、素直に音の流れに乗って行ってくれた方が、いい気分になれるんじゃないでしょうか。まあ 若いさみなぎるというわけです。
休憩後
第2番 イ長調 Op. 100。
これは、今のイブラギモヴァにぴったりはまったのか、凄く良い演奏に。
1番の時と較べて、どうしちゃったんでしょうか、という感じ。ブラヴィー。
次は第3番 Op. 108。
これはについては、イブラギモヴァ、まだ少々届かずというところでした。
でも 第2番の秀演が聴けただけで、満足感のあるコンサートでした。
今度3月に川久保賜紀&小菅優さんのブラームス ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会にも行く予定なので、楽しみです。
アリーナ・イブラギモヴァ(vl)/セドリック・ティベルギアン(p)
ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会
2019/2/19(火)18:30 開場 19:00 開演
横浜みなとみらいホール 小ホール
プログラムブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 「雨の歌」 Op. 78
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op. 100
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op. 108
Brahms:Violin Sonata No. 1 in G Major, Op. 78
Brahms:Violin Sonata No. 2 in A Major, Op. 100
Brahms:Violin Sonata No. 3 in D Minor, Op. 108
プログラムブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 「雨の歌」 Op. 78
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op. 100
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op. 108
Brahms:Violin Sonata No. 1 in G Major, Op. 78
Brahms:Violin Sonata No. 2 in A Major, Op. 100
Brahms:Violin Sonata No. 3 in D Minor, Op. 108
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