アレシュ・バールタさんというルーシーのオープニングコンサートを務めたという方がバッハの名曲を弾いてくれるという オルガン初心者にはうってつけのプログラム。
ルーシーはアメリカのC.B.フィクス社製の現代的コンサートホール・オルガンらしく、東久留米の聖グレゴリオ音楽院聖堂で聴いたユルゲン・アーレントの復古系のオルガンとは対極にあるようなオルガンらしい。
で、のっけのトッカータBWV565。 やっぱり、ばりばりのコンサートホール・オルガンらしいパワーのある音が響いてくる。
演奏のせいもあるのか、がっしりしていて華麗というのがぴったりの音である。
アレシュ・バールタさんの演奏も堅実で、しっかり バッハのオルガンを聞いたきもちになれました。
事前のパンプレットにのっていた幻想曲とフーガ(大フーガ) ト短調 BWV542がなかったのは、残念だったかも。
でも、東京でこれぞ名機というオルガンを聴くにはどこがいいんでしょうか。超有名な東京カテドラルなんかがいいのかなぁ。良い情報がどこかに落ちていないか、探してみようか。
アレシュ・バールタ(org) オルガン・リサイタル バッハ・オルガン名曲選
2019/2/26(火)13:30 開場 14:00 開演
横浜みなとみらいホール 大ホール (神奈川県)
【演 目】オール・バッハ・プログラム
・トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
・コラール 《目覚めよと呼ぶ声あり》 BWV645
・前奏曲とフーガ ト短調 BWV541
・コラール《主よ、人の望みの喜びよ》 BWV147より
・トッカータとフーガ ホ長調 BWV566
・コラール 《いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ》 BWV734
休憩
・マニフィカト 《わが心は主をあがめ》にもとづくフーガ BWV 733
・パストラーレ ヘ長調 BWV 590
・フーガ ト短調 BWV 578 「小フーガ」
・パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582
P.S.
調べたところ、
川口リリアは、席数が600席(大ホールは2002席)でホールとしては小さい方ですので、おすすめです。
埼玉県ですと、所沢市民文化センター ミューズ アークホールもパイプオルガンが有名ですね。
http://www.muse-tokorozawa.or.jp/event/detail/20150410/
オーストリア・リーガー社製のパイプオルガン(パイプ5563本、75ストップ)を備えています。
横浜みなとみらいホールも有名ですね。
http://www.yaf.or.jp/mmh/about/pipe.php
東京目白の「東京カテドラル聖マリア大聖堂」のオルガンです。コンクリ打ちっぱなしの教会の中に、割りと新しいイタリア製のオルガン(中~大:3130本)があります。
残響は欧州教会と同等以上だそうですが(Wiki)、関東圏(国内?)では一番素晴らしいオルガンだと思います。
日本では、既に挙がっている東京カテドラルのオルガンを聴くべきだと思いますが、ここはオルガンの設置場所があまり高くないので、やはり「天から注ぐ」感じには聴こえません。
ホールオルガンは
知名度では欧州製のサントリーホールや
メーカー リーガー社/オーストリア
演奏台 2台 (組込式、移動式)4段手鍵盤、足鍵盤
ストップ数 74
パイプ数 5898本
東京芸術劇場が有名です。
京芸術劇場のオルガンはガルニエ社によるフランス製のパイプオルガンである。
このオルガンには外観上2つの顔があり、
ルネサンス・バロック・モダンという3種類のオルガンになります。
パイプオルガンとしては裏表で2面ですが、ルネサンスとバロックはストップ(使用するパイプ列を切り替える機構)の切り替えで、1面で2種類のピッチが選べます。
さらにその裏側にモダンという別のパイプオルガンがある。
総計126のストップによって制御される約9,000本のパイプは、
14の音響グループ(ストップリストのHOOFDWERK、BORSTWERKなど)に区分されて、
8つの手鍵盤と2つの足鍵盤に配置されています。
クラシック・デザインの面にはルネサンス様式とバロック様式という2台のオルガンがはめ込まれていて、
3段鍵盤の演奏台が両方に共通して使われます。
モダン・デザインの面はフランス古典からロマン派への移行期のオルガンが入っていて、5段鍵盤の演奏台で演奏されます。
第1番目のオルガンは、1オクターヴの中に8ヵ所の純正3度を含むミーントーンで調律されており、オランダ・ルネサンスの精神で作られています。
ピッチは467Hz。特にザムエル・シャイト、スヴェーリンク、シャイデマンの曲に適しています。
第2番目のオルガンは、18世紀中部ドイツの味わいをもっており、バロック調律法、415Hzのピッチになっています。J.S.バッハやその同時代の人の作品に向いています。
モダン・デザインのケースには、フランス古典期を基本にして、部分的にフランス19世紀半ばのロマン派の要素を取り入れたオルガンが入っています。
調律はほとんど平均律、442Hzのピッチです。シンフォニックの曲にも、フランス古典オルガン音楽にも適しています。
☆
という機能的には最高のなんでもありの多機能オルガンのようです。。通常、こういう高性能多機能の機械が、現実にその理想のパフォーマンスを発揮することはまれです。で、以下の評価にさらされています。どんなもんなんでしょうか。
ガッカリしたのが東京芸術劇場(リニューアル前)のオルガンです。本数だけ見れば9000本とご立派ですが、箱との一体感がまるで無く、オルガンだけが空鳴りしてる感じでした。
コンサートホールのオルガンとしては、これまで聴いた中では武蔵野市民会館小ホールのオルガンが群を抜いていい響きがします。
愛知県芸術劇場がかなりお勧めです。パイプ数が6883本あり、鍵盤数5MPです
神戸の松蔭女子学院大学チャペルのオルガンですね。ここは楽器の質にも空間の響きにも定評があります。
フランス・クラシック・タイプのオルガンで、で、18世紀の音色を正確に再現します。
4段鍵盤・31ストップ、大小のパイプ 2,200本から構成されています。
製作者はマルク・ガルニエ氏(Marc Garnier フランス・オルガン建造家協会名誉会長)です。
・パストラーレ ヘ長調 BWV 590
・フーガ ト短調 BWV 578 「小フーガ」
・パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582
P.S.
調べたところ、
川口リリアは、席数が600席(大ホールは2002席)でホールとしては小さい方ですので、おすすめです。
埼玉県ですと、所沢市民文化センター ミューズ アークホールもパイプオルガンが有名ですね。
http://www.muse-tokorozawa.or.jp/event/detail/20150410/
オーストリア・リーガー社製のパイプオルガン(パイプ5563本、75ストップ)を備えています。
横浜みなとみらいホールも有名ですね。
http://www.yaf.or.jp/mmh/about/pipe.php
東京目白の「東京カテドラル聖マリア大聖堂」のオルガンです。コンクリ打ちっぱなしの教会の中に、割りと新しいイタリア製のオルガン(中~大:3130本)があります。
残響は欧州教会と同等以上だそうですが(Wiki)、関東圏(国内?)では一番素晴らしいオルガンだと思います。
日本では、既に挙がっている東京カテドラルのオルガンを聴くべきだと思いますが、ここはオルガンの設置場所があまり高くないので、やはり「天から注ぐ」感じには聴こえません。
ホールオルガンは
知名度では欧州製のサントリーホールや
メーカー リーガー社/オーストリア
演奏台 2台 (組込式、移動式)4段手鍵盤、足鍵盤
ストップ数 74
パイプ数 5898本
東京芸術劇場が有名です。
京芸術劇場のオルガンはガルニエ社によるフランス製のパイプオルガンである。
このオルガンには外観上2つの顔があり、
ルネサンス・バロック・モダンという3種類のオルガンになります。
パイプオルガンとしては裏表で2面ですが、ルネサンスとバロックはストップ(使用するパイプ列を切り替える機構)の切り替えで、1面で2種類のピッチが選べます。
さらにその裏側にモダンという別のパイプオルガンがある。
総計126のストップによって制御される約9,000本のパイプは、
14の音響グループ(ストップリストのHOOFDWERK、BORSTWERKなど)に区分されて、
8つの手鍵盤と2つの足鍵盤に配置されています。
クラシック・デザインの面にはルネサンス様式とバロック様式という2台のオルガンがはめ込まれていて、
3段鍵盤の演奏台が両方に共通して使われます。
モダン・デザインの面はフランス古典からロマン派への移行期のオルガンが入っていて、5段鍵盤の演奏台で演奏されます。
第1番目のオルガンは、1オクターヴの中に8ヵ所の純正3度を含むミーントーンで調律されており、オランダ・ルネサンスの精神で作られています。
ピッチは467Hz。特にザムエル・シャイト、スヴェーリンク、シャイデマンの曲に適しています。
第2番目のオルガンは、18世紀中部ドイツの味わいをもっており、バロック調律法、415Hzのピッチになっています。J.S.バッハやその同時代の人の作品に向いています。
モダン・デザインのケースには、フランス古典期を基本にして、部分的にフランス19世紀半ばのロマン派の要素を取り入れたオルガンが入っています。
調律はほとんど平均律、442Hzのピッチです。シンフォニックの曲にも、フランス古典オルガン音楽にも適しています。
☆
という機能的には最高のなんでもありの多機能オルガンのようです。。通常、こういう高性能多機能の機械が、現実にその理想のパフォーマンスを発揮することはまれです。で、以下の評価にさらされています。どんなもんなんでしょうか。
ガッカリしたのが東京芸術劇場(リニューアル前)のオルガンです。本数だけ見れば9000本とご立派ですが、箱との一体感がまるで無く、オルガンだけが空鳴りしてる感じでした。
横浜「みなとみらいホール」のオルガン。ホールオルガンとしての総合力ではアメリカ製のこちらに分がある。
コンサートホールのオルガンとしては、これまで聴いた中では武蔵野市民会館小ホールのオルガンが群を抜いていい響きがします。
愛知県芸術劇場がかなりお勧めです。パイプ数が6883本あり、鍵盤数5MPです
神戸の松蔭女子学院大学チャペルのオルガンですね。ここは楽器の質にも空間の響きにも定評があります。
フランス・クラシック・タイプのオルガンで、で、18世紀の音色を正確に再現します。
4段鍵盤・31ストップ、大小のパイプ 2,200本から構成されています。
製作者はマルク・ガルニエ氏(Marc Garnier フランス・オルガン建造家協会名誉会長)です。
コンサートホールのオルガンとしては、これまで聴いた中では武蔵野市民会館小ホールのオルガンが群を抜いていい響きがします。
愛知の豊田市コンサートホール
ほんとは、ヨーロッパいかなきゃダメらしい。そんなぁこと、訊いてないよ。プンプン。
らしい。
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