2017-09-30

CD・SACDプレーヤー LUXMAN D-06u に決定

我が家のメイン・オーディオ・システムは、

BD/DVD/CDライター パイオニア BDR-S08J(ratocドライブケース入り)、

Dell Inspiron 15 5000 Core i7 5500U(メモリ16GBへ換装)、
foobar2000(SoX Resamplerコンポーネント+foo_input_sacdプラグイン=DSD512アップコンバート)、

USB DAC iFI micro iDSD、

アッテネッター LUXMAN AT3000、
パワー・アンプ LUXMAN M-07(A級、52kg、出力100W×2)

レコードプレーヤー MICRO SX-111FV、フォノ・イコライザーアンプ LUXMAN E-03

BDプレーヤー Pioneer BDP-LX88(SACDプレーヤーとして流用。涙) 

SP B&W803D(中古)+サブウーファー Fostex CW250A *2

ということになっております。

入り口は、CDのDSD変換がメイン、SACDはBDプレーヤー Pioneer BDP-LX88でこそくり対応ということで、やっぱり、どうにも、脆弱な体制といわざるえないわけです。

CDについては、SONY CDP-777ESJ ¥200,000(1992年発売)という太古代のプレーヤーも使うことはできるんですが、いくらなんでも、今更感が漂うのはいなめません。号泣。

CDプレーヤーは、回転系の器機なので、BD/DVD/CDライター パイオニア BDR-S08などという、PC用のちゃっちいものでは、どうにも、信頼感にかけるわけでございます。

そこで、すでに、絶滅危惧種化しているCD・SACDプレーヤーの導入を冥途の土産にしようと、一大決心。

文京区湯島の僻地にあるAVAC秋葉原本店などに押しかけて、

LUXMAN  D-06u  15.7 kg  ¥522,720
TI社製バーブラウンPCM1792A(モノラルモード)×2

DENON DCD-SX1   ¥448,000   25 kg
TI社製バーブラウン PCM1795(PCM1796を32bit化)

DENON DCD-SX11   ¥323,278   21.4 kg
TI社製バーブラウン  PCM1795

marantz SA-10   ¥554,040  18.4 kg
ディスクリート構成のDAC

などで持参のSACD、CDを聴かせてもらい、

LUXMAN  D-06u  15.7 kg  ¥522,720
TI社製バーブラウンPCM1792A

DENON DCD-SX1   ¥448,000   25 kg
TI社製バーブラウン PCM1795

に絞り込む。

まあ、なんというか、正反対の音で、情報量が多く上も下もすっきり伸びて、クラシックむきな美音のLUXMAN、中域がしっかり鳴って、リジッド、ものの見事にダンプされて、物量投入の剛健さが印象的なDENON(とくに、ピアノがB&Wの音とは思えないくらい、ダイナミックに、くっきり、豪快に鳴る)と、違いすぎて、選択に困る。

困ったときは、計りで決めるのが大原則。それに、回転系には実績十二分のDENON(事前の第一候補であります)、対して、LUXMANは10kg近くも軽いうえに、DENON同様オーディオの老舗ではあるが、LUXの回転器機なんて、おいら、きいたことないぞ、てな感じ。

勝負になりません。で、迷った挙句、LUXMAN  D-06u(50万円ジャストにしてくれたの)に、決定いたしました。

意味不明。最も重視していた重量については、LUXMAN  D-06u 15.7 kg、今持っている太古代CDプレーヤーSONY CDP-777ESJでも、16.5kgなのよ。

どういう料簡なのかしらねぇ。

決定的だったのは、メインテナンスの信頼感。ほら、LUXは1987年12月発売の我が家のパワーアンプ LUXMAN M-07を、2014年5月になってもオーバーホールしてくれちゃたお化け会社であります。

それに、音もオーディオ的にハイファイ(死語)、B&Wの音が、B&Wらしく、低域のバスレフぽい弱味もふくめて、らしく鳴っていたということがあります。

B&Wつかっているんだから、B&Wっぽくない音がするというのは(ある意味とっても魅力だが)、やっぱり、違うんじゃねということなんでしょう。(納得はできんがなぁ、ウジウジ)

で、本日、LUXMAN  D-06uが到着、SONY CDP-777ESJの鎮座していた場所に、めでたく、おさまったのでありました。


P.S.
少し慣れてきたので、禁断の旧体制の機器との聴き比べにはしる。

まず、SACDプレーヤーとしてですが、BDプレーヤー Pioneer BDP-LX88の流用に比較すると、ぶっちぎりで、LUXMAN  D-06uが優位。音の広がり、繊細で余裕のある響き、さすが、音響機器というところ。

で、問題のCDプレーヤーとしてなんですが、なかなか、微妙です。

好みの問題が大きいと思うんですが、PCによる、CDのDSD同時変換でDSD512アップコンバートしたものを、 iFI micro iDSDで再生する場合に比べて、圧倒的にPCMっぽく聴こえます。

すごく安定感はあるんですが、特に、DSDが表現する、高域の柔らかな広がりの魅力に比較して、絶対的優位があるとは思えません。

一方、低域の安定した実体感は、LUXMAN  D-06uが勝っているようです。

でも、500,000円のD-06uと、70,300 円のUSB DAC iFI micro iDSDの音が、どっこいどっこいなんて、しゃれになりません。

よっぽど、わたくしめのお耳の性能が不出来なのに違いないのであります。

SACD聴いているぶんには、カナリ満足なんですが、SACDなんて、ろくに、リリースされていないんで、CDの音ががまともじゃないと、どうにもなりません。困ったぞイ。

そこで、しばらく、D-06uのエージングを重ねた後、目いっぱいに、プラシーボ効果をきかせて、再度、比較試聴してみたらよいのかもと、愚考いたしているところであります。

はて、どうなることやら、とっても、心配。

P.S.2
2か月経過、プラシーボ効果って、なかなか、みたい。

LUXMAN  D-06u、CDでも、かなり、優れものの音を出すようになってきました。

アーコスティックのジャズなんか、とっとてももいいし、クラシックもかなリ調子がでてきています。

エージングが効いているんだと、素直に信じることにしましょう。その方が、平和だし。

こうなると、PCも、対抗策としては、DACを強化する必要が、あるのかもね。

CSRのSOULNOTE D-1なんかだと、だいぶ、違うのかしら。メーカー希望小売価格(税別):¥290,000と、まあ、お手ごろだし。(世迷言)





2017-09-28

中国料理 慶福楼 本厚木店 @厚木 その13

奥さん実家の法要のあと、義母をさそって、家族6人(珍しく、長野の3男もいる)で会食、慶福楼へ。

私だけ、生×2

蒸し鶏のごまソースがけ  つまみ用


海老マヨ(奥さん好物)
イカの花切りと季節野菜の炒め
牛とニンニクの芽炒め
清蒸鮮魚 ハタ でした(これだけ、いつも通り、事前注文) 魚の蒸し物って、ほんとうまうま
五目おこげ  6ピース


おみやげ  体調注意で自宅退避のお嫁さま用
五目炒飯、春巻き

しめて16000円ほど。義母にも、好評でよかった、よかった。ごちそうさん。

2017-09-26

鶴八分店 鮨@港区新橋  その10

少し間があいてしまったので行かなくてはと、鶴八分店へ。

17時半少し前に入店。入口の横に、3周年のお祝いの胡蝶蘭が飾ってある。そうか、3年目になるんだなぁ。

キリンラガー、冷酒。

つきだし いくら(わさび、少し、しょう油をとのこと。)。しょうしょう、ねばりけがある。さらっとしているのは、出し汁を入れたやつなんだそう。うちは、つまみむきに手を入れませんので、とのこと。そうなんだぁ。

つまみ
しおむし あわびはもうおわりですと。とこぶしはやらないのと聞くと、小さいんでちょっと、だそう。
こぶじめ うまい
はまぐり 鶴八のはまぐり いいなぁ

にぎり
こはだ は2たつ
ひらめ
しまあじ
ぶり もうあるんだというと、おいしいですよと。はしりなので、ジジイにやさしいさっぱりタイプ
かつを たたき
さば まだでだしね
いか しんいかっぽいか うま
しゃこ 卵なしタイプ つめ
あなご は2たつ おおきい

さびかん ハーフにしていただく

たまご つまみ

〆て16000円弱、なんか、やすい。づけ喰うの忘れちゃったなぁ。でも、おなかいっぱい。ごちそうさま。




2017年 酔芙蓉まつり 酔芙蓉農道 @南足柄市千津島

そろそろ、酔芙蓉の季節だということで、南足柄の酔芙蓉農道へ。

満開であります。10時半過ぎなので、酔芙蓉はまだ白い。たまにピンクなのは、芙蓉なのかな。いつもながら、お花見物には上々の場所であります。






















2017年 酔芙蓉まつり
朝、昼、夕と花の色が白から淡いピンク、濃いピンクへと変わる酔芙蓉の花700本と芙蓉の花100本が千津島ふくざわ公園脇の酔芙蓉農道(約1km)に咲き始め、9月中旬から見頃になります。
この酔芙蓉の開花時期に合わせて、酔芙蓉まつりを開催します。

開催期間
平成29年9月16日(土)~10月1日(日)
土・日・祝日の午前10時~午後4時(雨天中止)には模擬店が出店。
開催場所
ふくざわ公園 (南足柄市千津島1845付近)
酔芙蓉農道
駐車場:まつり会場付近に25台程度の駐車場を用意しています。
主催
千津島花紀行酔芙蓉まつり実行委員会

2017-09-23

フィーコディンディア シチリア料理@厚木市旭町 その21

お彼岸で家族が集まったので、フィーコディンディアで6人の会食。

赤ボトル、白グラス、ほか。

Antipasti
トラパニ名物パネッレ ×2
シチリア風いわしフライ 6ピース
いちじくと生ハム×2

Primi
くりのシチリア風ソースのブシャーテ
ブロンテ産ピスタチオとエビのリゾット
ほか 2つづつ

エゾジカのTagliata ×2

しめて、36000円弱。パスタやリゾットがまともなんで、ホント、助かります、ごちそうさん。



フィーコディンディア イタリアン、パスタ、地中海料理

046-265-0297
神奈川県厚木市旭町1-24-16
[火~金] 11:30~14:00(L.O) 18:00~21:30(L.O)
[土] 12:00~14:00(L.O) 18:00~21:30(L.O)
[日・祝] 12:00~14:00(L.O) 18:00~21:00(L.O)
定休日     月曜(月曜が祝日の場合、翌火曜休み)、第1火曜
[夜]¥6,000~¥7,999 [昼]¥1,000~¥1,999
カード     可 (VISA、MASTER、JCB、AMEX)
席数     36席
完全禁煙
駐車場     有
http://ficodindia.jp/
備考  
夜:パン代300円

2017-09-21

百日紅 (さるすべり) そば @埼玉県日高市田波目 その2

巾着田のかえり、百日紅 (さるすべり)による。前に来て、非常に好印象だったが、なかなか来る機会がなかったので、今日は是非というわけだ。

1時頃到着。おりよく、すぐ、相席だけれど、と席に案内された。

十割が丁度切れてしまったというので、せいろの大盛りを頼む。

やはり美味しい。今日は、かなり暑いし、巾着田で大汗かいたので、もう少し、冷たいとなお嬉しいが、味覚的には、こういう温度なのかもね。かえしは、並木なみかと思うほど、強い奴。蕎麦湯で呑むと、おいしい。水羊羹もついていた。

前回、特別製の10割もたべたので、今回は感激は少なめだったけれど、ポーションもしっかりあって、大盛りなのに900円、CPはご立派というしかない。

ごちそうさま。



百日紅 (さるすべり) そば
042-985-5588
予約不可
埼玉県日高市田波目575-4
営業時間 11:30~15:00(売り切れ次第終了)
定休日 月曜・火曜・水曜休みの場合あり
¥1,000~¥1,999
カード 不可
席数 17席(椅子席なし)
完全禁煙
駐車場 有7台程度
 http://sarusuberi5103.com/index.html

巾着田 曼珠沙華まつり @埼玉県日高市大字高麗本郷

巾着田の彼岸花をみに、「”曼珠沙華まつり”9月17日(土)~10月2日(日)」にでかける。

以前、2度ほど行ったことがあって、その規模の大きさに感服していたので、また行ってみたくなったのだ。

ほぼ、最盛期なので、大混雑だろうと思ったが、圏央道を走っていると、案の定、最寄の狭山・日高インター出口渋滞1キロの表示が。

これは、ということで、手前の入間インターで降りて、裏からむかうことに。大正解、10時半には巾着田に入ることができた。(正式の駐車場は右折入場禁止で困ったが、運よく私設の駐車場に入れたという幸運にめぐまれる)

巾着田の彼岸花はやはりたいしたもんである。カメラをかかえた人も多数。どこを撮っても、おなじ絵しか撮れない、難しいと嘆く声がしたが、同感であります。ま、こちらは、どんなに撮りやすい被写体でも、ろくなのが撮れたためしはないので、そう違いはないんですのよ。

2時間ほど、滞在して、撤退。やあ、なかなか、いいところで、大いに満足でありました。





























巾着田 曼珠沙華まつり
9月17日(土)~10月2日(日)
巾着田管理事務所
所在地:〒350-1251 埼玉県日高市大字高麗本郷125-2
TEL:042-982-0268

2017-09-19

長原幸太ほか ベートーヴェン:交響曲 第8番(弦楽五重奏版) ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番 @よみうり大手町ホール

読響のメンバーが、ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番をやるというので、よみうり大手町ホールへ。

前半、弦楽五重奏版のベートーヴェン:交響曲 第8番という、超めづらしいもの。1816年に出版とかだから、当然、ベートーヴェン作ということみたい。
面白かったけれど、オーケストラ版を聴くのとは、当たり前だが、随分ちがう。まあ、そんなところか。

後半、ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番、やっぱり、ホントに、いい曲。青春の息吹、うちからあふれ出る、胸苦しいようなあこがれ。2楽章のヴィオラなんか涙が出ちゃう。

やっぱり、室内楽はブラームスとフォーレにとどめをさすね。

アンコールにハンガリー舞曲。シュランメルの流しの楽団みたいに、あざとっぽく楽しく演奏。おおうけです。


2017年9月19日(火) 19:30開演
会場:よみうり大手町ホール  

《長原幸太らによる室内楽》
ヴァイオリン=長原 幸太(コンサートマスター)、瀧村 依里(首席)
ヴィオラ=鈴木 康浩(ソロ・ヴィオラ)、渡邉 千春
チェロ=髙木 慶太(首席代行) 富岡廉太郎

ベートーヴェン:交響曲 第8番 ヘ長調 作品93(弦楽五重奏版)
ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18
※19時からプレ・トークあり

よみうり大手町ホール
住所
〒100-8055 東京都千代田区大手町1-7-1読売新聞東京本社4階
電話
03-6739-5838
最寄り駅
東京メトロ千代田線 大手町 C3出口 直結

七條 (シチジョウ) 洋食 @千代田区内神田

タベログ通信 その194

よみうり大手町ホールのコンサートが19:30開演なので、以前から来てみたかった内神田の七條 (シチジョウ)で夕食をとることに。七條は18:00開店で、日曜もやっていないので、コンサート前の食事に使うのが難しかったのだ。

なんでも、四谷の「北島亭」出身のシェフ(師匠には及びもつかずという、厳しい評もある)で、海老フライがスペシャルなビストロとかで、是非行ってみたかったところだ。

18:00開店直ぐに入店。

地鶏のフォアグラ詰めガランティ-ヌ 五穀のサラダ添え(10種類の野菜のテリーヌがないというんで変更)
海老フライ、帆立フライ、ズワイ蟹のクリームコロッケ 各1ヶ(おくさん)
和牛ほほ肉のハチミツと赤ワイン煮(わたし)

ライスにグラス赤×2

ガランティ-ヌを頬張ってこりゃうまい、とうなる。
フライも上々。(コロッケも美味しいけど、生クリーム系だなぁ)
ほほ肉の赤ワイン煮 とろけるようにおいちい

と、さすがの出来でした。「北島亭」と比べて、ブーたれてる人がいたけれど、値段が随分ちがうもんなぁ。

サービスがレストランぽくないのは確かだが、お客さんくいしんぼのおじさんばかりで、だれも気にしてないんじゃないの。(サービス料なしだし)

料理の出てくるのは、確かに、少し遅いが、(ほほ肉の赤ワイン煮は40分ぐらいかかった。サービスの女性から、ちと、時間がかかると、自己申告あり。でも、煮込みだし、おおいに、おいしいし)しゃあないね。

ということで、大満足、洋食屋としては最高ランクでいいんじゃないんでしょうか。

〆て、7000円じゃく。ポーション巨大というので、控えめに注文したけれど、もう一皿あっても大丈夫みたい。ともあれ、ごちそうさま。

コンサートに間に合うのなら、もっといきたいが、よみうり大手町ホール19:30開演じゃないと、難しいかなぁ。



七條 (シチジョウ) 洋食
03-5577-6184
予約可
東京都千代田区内神田1-15-7 AUSPICE内神田 1F
地下鉄千代田線「新御茶ノ水」駅B6番出口より徒歩4分
地下鉄新宿線「小川町」駅A6番出口より徒歩5分
地下鉄丸ノ内線「淡路町」駅
JR東北本線「神田」駅西口より徒歩7分
営業時間 [月~土]11:30〜14:00(L.O) 18:00〜20:30(L.O)
定休日 日曜・祝日
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999
カード 可(JCB、AMEX、Diners)
席数 27席(カウンター5席、テーブル22席)
個室 有(8人可、10~20人可)
完全禁煙
https://tabelog.com/imgview/original?id=r0999570611247
https://tabelog.com/imgview/original?id=r0994970611225
https://tabelog.com/imgview/original?id=r1004770611272
https://tabelog.com/imgview/original?id=r0999970611252
https://tabelog.com/imgview/original?id=r3988172080022
https://tabelog.com/imgview/original?id=r8890168427991
備考
クレジットカードについては、ランチの使用は遠慮願いますの表示あり。

2017-09-16

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ NHK交響楽団 ショスタコーヴィチ/交響曲 第7番「レニングラード」 @NHKホール

今日のN響定期は、17時開場らしいので、夕食は16時30分でも大丈夫な、新宿ルミネのツバメグリルへ。久しぶりに、ジャーマンハンバーグとライス。生は、ショスタコの7番は75分とかなので断念。ツバメグリルだから、まっ、無問題の食事といえます。ハナはないけどね。

ショスタコなので、それほど気合を入れなくてもいいかという気分だし、大音響だろうからと、資金を節約、2階の上部の席に陣取る。

結果は意外とオーライで、音は少しだけ遠いけれど、まとまっていて、もしかすると1階よりいいんじゃねという感じでありました。

ショスタコーヴィチ、交響曲 第7番、戦争3部作?とからしく、レニングラード戦に関係あるとか、実は、スターリンも含む全体主義との戦いなんだとか、例のごとく、諸解釈芬々、ショスタコさんの舌出まくりなので、何が何だか、こまったもんであるが、音楽自体は、ダダダ・ダーンの運命みたい、闘争から勝利ということで、深刻に考えんでもいいのかもしれない。

ヤルヴィの音楽もクリアーで、よくコントロールされた響が支配する、聴き映えのするもので、持って回ったところがないから、気もち良く聴いていられる。これが、ヤルヴィ節ちゅうもんなのかしら。

聴衆、大拍手。特に、小太鼓さんに大きな歓声が。やはり、1楽章展開部の太鼓のリズムが印象的なのは、間違いないもんね。


017/09/17
ショスタコーヴィチ/交響曲 第7番「レニングラード」約75分
   指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
NHK交響楽団 <Aプロ>第1864回 定期公演
会場 NHKホール
公演日時 2017/09/16(土) 17:00開場 18:00開演

2017-09-15

なかがわ 天ぷら @中央区築地 その11

ボストン展で時間調整後、なかがわにいく。今回は、秋の味覚、マツタケ狙い、台風が来るとダメになちゃうらしいが、ぎりぎりセーフじゃないかと、期待が高まる。

キリンラガー、冷酒×2

つきだし えだまめ

くるまえび×2

きす

ぎんなん

おまちかね まつたけ2種 宮古、山田町ものだそう まだ東北、今年はそろえるのが大変だとか

あわび 初顔だ 最近はじめたそう なかがわさんから どうですか ときかれる すこしびっくり おいしいですよと答える(わたしは、なまのあわびがすきではないので、これから、どれだけ、水を抜いていくのか、興味深々 恐れ多いんで、いえませんが) 
 
めごち

うに(おおば) 随分おいしくなりましたね、さっきのあわびも今あれだけ旨ければ、これからが楽しみです、あわびなかなか大変でしょうというと、安定した質のものをそろえるのが難しいんだとか(あわびは高級で、仕入れ先の社長さまの担当分野になるらしい、おれのもつかってよと頼まれたので、ちゃんとそろえてねって念押し、始めたんだそう)

すみいか ほんと なかがわのいかはうまい

あすぱら 大きいものみたいで、4ピースでてきた

なす

あなご

まるじゅう

てんどん(わたし) てんちゃ(おくさん)

今でしょうの林講師の知り合いらしい方々がいて、おまかせ終了後、いろいろ話題が
弾む。手がすくと、なかがわさん、なかなか、はなし好き

〆て39000円じゃく。ごちそうさま。



なかがわ  天ぷら
03-3546-7335
完全予約制
東京都中央区築地2-14-2 築地NYビル 1F
築地駅2番出口より徒歩2分、1番出口から徒歩3分。
営業時間 11:30~13:30 17:00~22:00
定休日 月曜日
[夜]¥8,000~¥9,999[昼]¥6,000~¥7,999
カード 不可
席数 16席 (カウンター8席、テーブル席4人掛け×2)
完全禁煙

冷酒は佐賀の窓乃梅。燗酒は、高知の菊水。


ボストン美術館の至宝展 @東京都美術館

なかがわの天ぷらのまえに、ボストン美術館展にいく。
お店が7時スタートだから、金曜日の開館時間が遅くまであるので、好都合である。

ボストンは何度も来ている気がするが、今回は、ゴッホの愛するポストマン、ルーラン氏の夫妻が揃ってくるというのが目玉らしい。 でも、好きなルノアールもあるはずだしと(1点ぐらいしかなかった)、 正直、どうしても、という感じでもないんだが、時間調整には丁度いいかとういわけだ。

1 古代エジプト美術
2 中国美術  徽宗五色鸚鵡図巻! 、陳容 九龍図巻なんてのがあった
3 日本美術
4 フランス絵画
5 アメリカ絵画
6 版画・写真
7 現代美術

のパートに分かれていて、ボストン美術館の威容がしめされるが、展示の作品そのものよりも、ボストン美術館を育て上げた、アメリカの富豪・蒐集家の剛腕を思い知らされる感じであります。ほんと、いい金のつかいかただわな。

あと、モネ、ルノアール(花だったけど)、ドガ、セザンヌ(にがて)は頭抜けてるなぁと思いましたです。



ボストン美術館の至宝展―東西の名品、珠玉のコレクション
東京都美術館 
東京都台東区上野公園8-36
会期 2017年7月20日(木)~10月9日(月・祝)
入場料 一般=1,600(1,400)円
大学生・専門学校生
=1,300(1,100)円
高校生=800(600)円
65歳以上
=1,000(800)円
*( )内は前売/20人以上の団体料金
*中学生以下は無料
*身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
*いずれも証明できるものをご持参ください
休館日 月曜日、9/19(ただし、8/14、9/18、10/9は開館)
開館時間 9:30~17:30(ただし、7/21、7/28、8/4、8/11、8/18、8/25は21時まで、その他の金曜日は20時まで開館)
*入館は閉館の30分前まで

2017-09-10

しゃけ小島 本店 魚介料理、食堂、居酒屋 @杉並区和泉 京王線代田橋駅

タベログ通信 その193

オテロのあと、たまには違う手ごろな処を見つけようと、タベログ調査。代田橋の「しゃけ小島 本店」、鮭にこだわるという居酒屋(食堂)にいってみることに。
渋谷からだと、井の頭線があるので、便利だ。

駅を降りると、丁度お祭りの神輿が2台商店街をねっている。この頃おでかけのお供の定番、COOLPIX A 、光学ファインダー DF-CP1、アダプターリング UR-E24 / レンズフード HN-CP18にて、ぱちぱちぱち。ちょっと周辺で、時間潰してから、予約の7時、5分前に入店
















沖縄商店街、めんそーれ大都市場なのに鮭とはこれいかにですな。

ハートランド生。その後、乾坤一 冷酒。

いくらの大根おろし。(しんものではある。大根まずい)
ジャガバタめふん
鮭のフライ フライはなぁ、きのうオットのサーモン フリット喰ったばかりなんで、選ぶの間違いね
いかの一夜干し  ま、おいしい

おにぎり しゃけ、焼漬け(しゃけの)  お米、不味くはないが旨くもない 

〆て5000円と少し。

カウンターのご主人、おねえちゃん感じが良くて、さすが、タベログ3.68。

でも、「鮭の概念が変わる!? 極上焼きしゃけ定食」とかwebでみたが、季節が悪いんだろうか?TOKIOなら安いのかしら?コスパ良いとはいえんよなぁ。


しゃけ小島 本店 魚介料理・海鮮料理、定食・食堂、居酒屋
03-6240-8409
予約可
東京都杉並区和泉1-3-15 めんそーれ大都市場内
京王線代田橋駅徒歩7分
営業時間 火〜土曜日 17:30~24:00(L.O)
日曜日 15:00〜22:00(L.O.)
夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業
定休日 月曜日
¥2,000~¥2,999  ¥1,000~¥1,999
カード 可(JCB、AMEX、VISA、MASTER)
席数 19席(カウンター7席 テーブル12席)
分煙
店内は禁煙。店外に灰皿あり。トイレも店外。

アンドレア・バッティストーニ指揮 ヴェルディ:『オテロ』(演奏会形式) 東京フィルハーモニー交響楽団 @オーチャードホール

バッティストーニの演奏会形式『オテロ』にでかける。
前日、所沢オットで、牛飲馬食したばかりなので、ちょっとお疲れ気味だが、バッティストーニのヴェルディは聞き逃せない。

実は、演奏会形式とか、ほとんど、なじみがない。オーケストラの前に歌い手が勢ぞろいして、ただ歌うのかと思ったら、かなり、演劇的しぐさが入って、舞台も大きく使って、もうほとんど、舞台装置がないだけみたいな感じのものだった。

これなら、ウィーラント・ワーグナーの突っ立っているだけの舞台より、よっぽど、オペラティクじゃんなどと思いましたです(良し悪しとは関係ないが)。

演奏は、バッティストーニなんで、大満足。

主役の3人も、それなりだったと思うが、オテロのフランチェスコ・アニーレさん、イタリア声で、なかなかだけれど、オテロはもっとヘルデン的な(ワグナーじゃないけど)ブラブーラがあったほうが、最後の惨めさが際立っていいのかもしれない。

確か、デュトアがペレアスについて、かえって、演奏会形式の方がより、音楽にあっているみたいなことをいっていたと思うが、オーケストラ・ボックスで鳴っているより、ずうっと、オーケストラがよくきこえてきて、面白いことこの上ない感じである。

これからは、もっと積極的に、演奏会形式のオペラにでかけてもいいかも。

で、この演出、新しい挑戦らしく、メディアアーティスト真鍋大度さんのライゾマティクスリサーチの映像演出を取り入れたとかで、舞台の壁に極めて騒々しい映像が映し出されて、眩暈がしそう、なるべく目に入れないようにするのに苦労しました。

同じ気持ちの人がいたらしく、カーテンコールでブーが。(もちろん、バッティストーニには盛大なブラボー)

まあ、わたくし的には、一番最後に、イアーゴがでてきて、自殺したオテロを上から見下ろすという幕切れだったので、(おそらく、歌詞のとおり額を足蹴にしているんだろう)、一挙に、評価が高まりましたが、確かに、映像はいらんかったと思うぞ。



ヴェルディ:オペラ『オテロ』(演奏会形式)
全4幕(原語上演・字幕付き)
出演
指 揮:アンドレア・バッティストーニ(東京フィル首席指揮者)
オテロ(テノール):フランチェスコ・アニーレ
デズデーモナ(ソプラノ):エレーナ・モシュク
イアーゴ(バリトン):アイヴァン・インヴェラルディ
合 唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

2017/9/10(日)15:00開演
会場 オーチャードホール

2017-09-09

otto (オット) イタリアン@所沢市日吉町 その28

パイプオルガンのあと、東久留米なので、丁度、所沢が近いと、予約済みのオットへ。今日も、大盛況。

かけつけの生ビール。赤は、バルベーラ・ダルバ。もう少し、クリアーな方がいいかな。

サーモンのフリット 中は絶妙の半レア。これなら、天ぷらに対抗できると、感心。
黒むつのカルパチョ(軽い炙り)カンパーニュソース(夏野菜) 絶妙の酸味
黒トリュフのブリュレ この時期定番か
牛フィレと茸の煮込み フィレも煮込みも珍しい
最後に 定番モンサンミシェルのムール貝のスパゲッティ 珍しい順番、あとで、シェフにきいたら、コースの量が多いんでとか

あと、いつもどおりのデザートなどなど

奥さん、大満足。すごく、おいしいしポーションも気を使って少な目だし、ワインも勧めないでくれるし、ホント、快適だそう。

イタリアンもフレンチも外に行かなくていいんじゃない、あと、カサマイアがあれば十分とか。

まあ、オットとカサマイア以上を見つけるのは、確かに、難度が高いよなぁ。個人的志向ちゅうもんがあるんで、なおさらだ。昔ほどCP抜群とはいえないけれど。

〆て、30000円と少々。今日も、ごちそうさま。


otto (オット) イタリアン 
04-2968-5568
埼玉県所沢市日吉町10-18 2F
所沢駅西口より徒歩3分
[火~日]ディナー
18:00~21:00(23:00クローズ)
日曜日のみランチ
11:30〜12:30(クローズ15:00)
月曜日 毎月一回不定期で火曜
[夜] ¥10,000~¥14,999| [昼] ¥8,000~¥9,999
サービス料5%
カード 可 (VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
個室 有6人可、8人可(10名様まで 個室貸切のみ子供連れ可)
席数 24席(テーブル16席  個室8席)
駐車場 無(近隣にコインパーキングあり)
http://www.italian-otto.com/  

森武靖子 J.S.バッハ トリオ・ソナタ全6曲 @東久留米市氷川台 聖グレゴリオ音楽院聖堂

森武靖子さんという方の、バッハ トリオ・ソナタ全6曲というのに行く。なんでも、J.S.バッハのオルガン作品全曲演奏の二巡目シリーズでvol.5なんだとか。

聖グレゴリオ音楽院聖堂、きいたこともなかったけれど、東久留米にあって、ユルゲン・アーレント(本来のバロック様式のオルガンをはじめて現代に甦らせた人といわれる方らしい。日本大学が虐待・放置している旧カザルスホールの名オルガンと同じ作者なんですとか)というオルガン製作者の、小教会ふうの美しいオルガンがおいてある。

オルガンの生演奏を聴いたのは、数えるほどだが、近代的なホールの大オルガンとは全然違う、なにか、笛が鳴っているような、素朴で、美しい音色のものだった。

森武靖子さんのバッハも、歌うような演奏で、十分に楽しめました。

オルガンの生演奏、また探して、聞いてみたいもんです。


公演名: 森武靖子 J.S.バッハ オルガン作品全曲演奏シリーズ
        二巡目シリーズ vol.5/トリオ・ソナタ全6曲
会場名: 聖グレゴリオ音楽院聖堂
公演日時:2017/09/09(土)  16:10開場 16:30開演--18:10  79+20

聖グレゴリオの家
〒203-0004 東京都東久留米市氷川台2-7-12
東久留米駅北口より徒歩10分



上村松園 —美人画の精華— @山種美術館

上村松園 —美人画の精華— 展を見る。先だって、川端龍子展にいったとき、前売りをゲットしていたので、パイプオルガンを聴く前に、よってみることにしたのだ。

やはり、松園は品があって、見ていて気持ちがいいい。美人画の精華ということで、当然、深水や清方なんかもあって、美人画の名品を楽しむことができた。

正直、インパクト系ではないんで、時間のうまい使い方的な感じで、話が違いすぎだが、ヤナーチェクの「イェヌーファ」を聴くみたいな濃度はないけれど、いつも、ヤナーチェク的インパクトをあびるんでは身がもちません。いいんじゃないでしょうか。

あと、山種美術館の展覧会って、展示作品の画集が準備されていないみたい。それを買い込む楽しみがないと、有り難さが大分減ってしまう。
そのくらいの、手をかけてくれても、いいんじゃないでしょうか。




上村松園 —美人画の精華—
会期: 2017年8月29日(火)~10月22日(日)
*会期中、一部展示替えあり
会場: 山種美術館
主催: 山種美術館、日本経済新聞社
開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日
(但し、9/18(月)、10/9(月)は開館、9/19(火)、10/10(火)は休館)

2017-09-07

新橋鶴八 鮨@港区新橋 その20

色々諸事が重なって、新橋鶴八にはなかなか行けなかった。もう、半年ぶり(以上)くらいになる。しゃうがないもんだ。
6時予約で、10分前に入店。先客、ご夫婦づれ1組。

親方、出汁つけ汁?をせっせと仕込み中で、すこしまっててください。つまみなら大丈夫と。

生ビール*2 冷酒*2

つきだし こばしら

つまみ
塩蒸し、昆布じめ(かれい)、たこ

さよりの札がかかっているので、お弟子さんに、あるんだというと、今日からだそう。ラッキー。

にぎり
さより*2、
こはだ*2(2まいづけとおおきめのとだしてくれた)
お弟子さん、さより皮の串焼きつくってくれる

8月月中に来たかったけれど、台風で海が大変そうなんで、日延べしたんだと親方に云うと、やっぱり、それが、よかったそう。今日も北海道は駄目だとか。

これからは、1ヶづつ
しまあじ
かつお
あじ
さば

とうふの汁椀

いか(しんいかね)
づけ
いくら 軍艦 でだしたので、珍しく(親方、今が皮が薄くて、美味しい時期だとか)

はまぐり つめ
あなご これは2ヶ(うら、おもて)

かんぴょう巻き

たまご つまみ

夏と秋物を満喫、大満足。

〆て、17000円少々。やっぱり、鶴八はほっとする。ごちそうさま。

2017-09-05

xDuoo ヘッドホンアンプ・DAC XD-05 を買い込む

深夜のヘッドフォン環境構築のため、ノートパソコンAcer Aspire V5 V5-171-H32D/S(samsung SSD830ベーシックキット 128GB 2.5インチに換装済)Core i3 2367M1.4GHz/2コアに、
foobar2000(SoX Resamplerコンポーネント+foo_input_sacdプラグイン=DSD64128アップコンバートで我慢)、
とUSB DAC iFI nano iDSDのコンビにI-O DATA の外付型DVDドライブ DVR-UA24EZをつれてきて、
ヘッドフォン・アンプ iFi micro iCANで、システムを組んだんだが、CPUパワー不足、CDのリアルタイムDSD変換はあきらめざるえないことになった。

でも、FLACのファイルをいちいち準備するのは、やっぱり、めんどっちい。

というわけで、部屋に別用途で置いてある、激安パソコン、Lenovo S510 Mini-Tower intel core i5-6400 2.7GHz、mem 16GBを流用してみることに。

foobar2000(SoX Resamplerコンポーネント+foo_input_sacdプラグイン)、とUSB DAC iFI nano で試してみるとDSD128でもなんとか、CDのリアルタイムDSD変換ができるようだ。

そこで、どうせなら、専用のシステムにしてみようと、お安いDACがないか探してみる。でも、なかなか、適当なものが見当たらない。

そのうち、xDuoo ヘッドホンアンプ DAC XD-05という、お安いくせに、DAC AKM社AK4490で、DSD 11.28MHz対応というやつがあるのを発見。

華流だし、妙に安いが(ご要望どおりだ)、音の方は、繊細さに力強さ、音場の広がりや音の抜けを伴った素晴らしい音で、DSD再生においてはCHORD Mojoを越えているなどという提灯記事もある。

いっぽうでは、音質的にはなんといいますか、特出した何かを感じることは無いが、今っぽい、万人受けしそうな良い意味で普通といった印象。変にどこか尖っていたりクセが強いタイプでは無いので使いやすいと思います。(逆に個性は無い)

という冷静な評や

サウンドはパワフルで濃厚骨太な音です。ボーカルもかなり近くで鳴っています。
パワフルと言っても全体にボワーっとした音になっているわけではなく、音の端々はシャキっとしているので解像感が落ちた印象はありません。全体に音が近くなるので音場感はやや損なわれていると言えるかもしれません。(このアンプはアナログよりデジタル入力で使うのが良さそう)
中低域のパワーが強いので、これだけパワフルで濃厚なサウンドとなると、マッチする音楽はおのずとロックやポップスになると思う。

という、正反対な評もあって、クラシックむきではないようだが、正体不明な感じであります。

とはいえ、DACがAKM社AK4490、DSD 11.28MHz対応は釣りですし、iFI nano iDSDとは正反対なのは確かっポイ。なにより、Amazonでほぼ24000円、パソコンも華流だし、
DACも華流なのは無問題かということで、アンプがついているのは気にいらないけれど、ほかに適当なものもないと、ポチすることに。

無事、並行輸入品が到着。早速、導入準備に入る。

xDuooの日本のサイトから、ドライバー TUSB V3.34.0をダウンロード。

価格コムのご指導

インストール用実行ファイルを2度起動する必要がある。

はじめは、ダウンロードしたファイルを解凍してインストールの準備をします。
TUSB_v3340.zipをダウンロードして保存
TUSB_v3340.zipを右クリックして「すべて展開」で解凍
TUSB_v3340フォルダ内にある
「TUSBAudio_CustomizationKit_v3.34.0.exe」をダブルクリックして起動
これでインストール用のファイルが
C:\Thesycon\TUSBAudio_v3.34.0\CustomizationKit
というフォルダに、準備されます。

ここからが本当のドライバーインストール作業になります。
「C:\Thesycon\TUSBAudio_v3.34.0\CustomizationKit\DriverPackages」フォルダの中にある
「XMOS_EVAL_KITS_DriverSetup_v3.34.0.exe」をダブルクリックして起動
これでドライバーが、
C:\Program Files\Thesycon\TUSBAudio_Driver
にインストールされます。

というご指示に従う。ところが、デジタル署名ないんで、だめよといわれてしまった。

Googleにお伺いを立てると、

UEFIのセキュアブートを無効にして、テストモードに移行するとか、なんでも、バイオスをいじる必要があるような、恐ろしいことをおっしゃっている。

びくびくモンで、とらい、(これをしも、めくら蛇におじず=放送禁止用語か)Lenovoちゃん、Windowsまで立ち上がらず、という、惨状をへて、やっと、Driverをインストールまでたどりつく。(UEFIのセキュアブート無効も、テストモード移行も失敗したのに、なんで可能になったかは、不明でごわす)

めでたく、foobar2000にTUSBAudio AISO Driverがはいったので、音出し。

ひでぇ音。そのうち、foobar2000がハングアップ。夜も更け、時間切れなので、放置してふて寝する。

翌日、そういえば、iFI nano iDSDのドライバーを入れるとき、ほかのXMOSはみんな外せといわれたことを思い出す。

もしかしたら、iFI nano iDSDのドライバーとバッティングしているのかも、と思ったので、駄目もと、iFI のドライバーをアンインストール、その後、xDuoo  XD-05 のドライバーを再インストール。

あまり、期待せずにxDuoo ヘッドホンアンプ・DAC XD-05からヘッドフォン AKG K702 に音出し。

あれまぁ、理由はわからんが、機嫌よく鳴っています。DSD256でも、なんとかなりそう。(不安は残るが)

 →やっぱり、DSD128くらいが、限界のようです。

音がいいのか、悪いのかはようわかりません。iFI nano iDSDと随分違うのは確かで、「
全体に音が近くなるので音場感はやや損なわれる」という言い方は、あっているのかもしれません。

まあ、このまま機嫌よく運用できるのかは、極めて、不透明ということでありますな。

p.s.
今のところ、たまに、プチとかおしゃるが、大丈夫。まあ、LPなら、ぷちノイズは常識なので、気にしなければ、いいんでないのと、寛容さを発揮しております。

音も、なんとなく、真空管の気分なので、Gerry MulliganとかArt Pepperとか"Johnny" HodgesとかのズージャのCDを久しぶりにとりだして、真夏(もう9月だが)の夜のジャズを。

バッハのカンタータ(激安BRILI盤 50枚組 J.S. Bach: Complete Sacred Cantatas 1685-1750 Pieter Jan Leusink指揮.Netherlands Bach Collegium.Holland Boys Choir。時代楽器の全集、全然知らない演奏者達だけれど、素朴でなかなか感じのよい演奏。ただいま4枚目)でも、それなりよ、とか。

2017-09-04

指揮/大野和士 ピアノ/ハオチェン・チャン ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 交響曲第3番 東京都交響楽団 @東京文化会館大ホール

都響定期のラフマニノフ ピアノ協奏曲と交響曲、どちらも3番という、大野さんらしくちょっとひねった曲目のコンサートへ。

ピアノ協奏曲の3番はあまり来ないので楽しみである。
今日のピアニストは、ハオチェン・チャンさん。上海出身の若手、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝者とかで、きっとバリバリ弾ける ひとなんだろう。

中国のピアニストって、なんだか、みんなヴィルトゥオーソていうを感じ(偏見)なんだが、どんなもんでしょうか。

で、若い、長身痩躯のハオチェン・チャンさんがあらわれる。ブリリアントを絵に描いたような音で、目覚ましい演奏。大したもんである。いろいろ、起伏も豊かである。でも、私が好きなラフマニノフはいなかったような気がした。聴衆は大喝采。

チャイコでも、バンバンやってくれたら、もっと楽しめたんじゃなかろうか。でも、感心はいたしましたです。

ハオチェン・チャンさん、アンコールはなんとモーツァルトを、気持ちを込めて、ロマンティックに。へ〜。まあ、腕力だけじゃないということで、頑張っておりますです。

後半、交響曲3番。大野さんって、やっぱりリズム系というかメリハリ系というか、エモードションどっぷりというのとはかなりちがう。

ラフマニノフって、意外に近代風の響きがするんだなぁと面白かった。

まあ、ラフマニノフ丸齧りとは、すこしちがうけど、こりゃ、大野さんの個性ということでしょう。ふむふむ。


第838回 定期演奏会Aシリーズ
2017年09月04日(月)18:20  開場 19:00  開演
東京文化会館大ホール

出演: 指揮/大野和士
ピアノ/ハオチェン・チャン
曲目:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
ラフマニノフ:交響曲第3番 イ短調 op.44

成蔵 (ナリクラ) とんかつ@新宿区高田馬場 その6

久しぶりに成蔵へゆく。5時半スタートのお店で、とんかつは出てくるまで、それなりに待つ必要があるので、コンサート前の食事どころとしては時間的にきびしいのだ。
でも、今日は東文で、7時開演なので、大丈夫そう。馬場から上野は20分だし、東文は公園口から出れば目の前だ。

新宿で、SACDプレーヤーを試聴したりして時間を潰し、ちょっと早いかと思ったが、5時に到着。でも、すでに5人以上列ができている。

なんだか、凄まじいことになっているみたいだ。それに前も後ろも韓国語。観光名所化しちゃったみたい。

どうしようもないので、おとなしくまっていると、10番目くらいでカウンターに座ることができた。これなら、コンサートには間に合うだろう。

とんかつなので、これから時間は少々かかる。でも6時頃には 注文した、霧降高原シャトーブリアン、3ピース(200g)が登場。生ビール×2で頬張る。

やっぱり、極めて美味しい。とんかつとしては、頭抜けていると言っていいいんだろう。ムシャムシャ喰って、6時15分には、店を出る。

コンサート会場には20分前に到着。ちょうど良かった。

しめて、4000円弱、ごちそうさまでした。

これだけ上手いんだから、時間がかっても十分価値があるが、コンサート前にというのは、やっぱり、きわどさがあるようかもなぁ。


成蔵 (ナリクラ) とんかつ
03-6380-3823
東京都新宿区高田馬場1-32-11 小澤ビル地下1F
営業時間     [月、火、水、金、土]11:00~14:00(L.O.)  17:30~20:30(L.O)
誠に勝手ながら2016/03/1よりラストオーダーの時間を20時30分とさせていただきます。
定休日     木曜日、日曜日定休日。
[夜]¥2,000~¥2,999 [昼]¥1,000~¥1,999
席数     18席 (カウンター6席 テーブル12席)
完全禁煙

2017-09-02

イタリアンバール Dari 本厚木店 (ダーリ)@厚木市旭町

タベログ通信 その192

知り合いと恒例の飲み会。今回は、たまには洋風ということで、厚木のDari(ダーリ)へ。フィーコディンディアの2号店で、ちょっとリーズナブルな、呑み屋風のところらしい。本厚木店なんていってるのは、ほかにも出すぞってことなんかしら。

アラカルトで、いろいろ、

生ハム盛りあわせ、
野菜のピクルス、
イワシのマリネ
マグロの赤ワインづけ
野菜たっぷりDariサラダ×2
なすのカタラーナ
おつまみ用ピザ×2
三元豚のスペアリブ

のみものいろいろ
生ビール、赤のデカンタ

〆て一人頭、5000円少々。
いたって普通かな。
用途違いだけれど、やっぱり、フィーコディンディア、一択みたいね。


イタリアンバール Dari 本厚木店 (ダーリ) イタリアン、居酒屋
050-3461-0186
神奈川県厚木市旭町1-24-5 1F
本厚木駅南口徒歩2分
営業時間  <ランチ>11:30〜15:00 <ディナー>18:00〜23:00
定休日  月曜日
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999
カード  可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
席数  31席
(カウンター4席、ゆったりソファ席27席)
個室  無 (半個室あります!7名様までOK)
全面喫煙可
駐車場 
https://www.facebook.com/dari.0125/
https://www.instagram.com/ficodindia.2009