西村朗の遺作 ピアノとオーケストラのための『神秘的合一』を聴きに パシフィックフィルハーモニア東京の演奏会にいく。この楽団は初めて聞くような。
遺作は本来3部構成だったものが、作曲家の体調不良で完成できそうもないと、すでに出来上がっていた緩徐楽章部分を演奏可能な形にととのえたものという話だった。
短いので、最初に迦陵頻伽(カラヴィンカ)というピアノ曲が初演者?の小菅優さんが弾くという形になっていた。
どちらも、西村朗らしい音楽。
お亡くなりになったんだから、新国立でも、紫音物語を再演するぐらいしてくれてもいいのになぁと思う。まずは、合掌。
後半、
ブルックナー:交響曲第7番。故人を偲びつつ、にぴったりの美しい曲なので、よかったんじゃないかしら。
小菅優さんって、いいピアニストだよね。
パシフィックフィルハーモニア東京
第162回定期演奏会Tokyo Metropolitan
東京芸術劇場定期演奏会
2024年1月27日(土)14:00開演(13:00開場)
指揮:飯森 範親
ピアノ:小菅優*
西村朗:迦陵頻伽(カラヴィンカ)*ピアノ独奏
西村朗:ピアノとオーケストラのための『神秘的合一』(2023年度 パシフィックフィルハーモニア東京 委嘱作品 / 遺作 )*
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(ノヴァーク版・一部ハース版)