2015-01-30

iPod touch 5th&iFI nano iDSD with AKG545 実戦投入

iPod touch 5th&iFI nano iDSD with AKG545 の環境を何とか構築し、すこし、ムリムリだが、OUTDOORのポーチに入れて、実戦投入してみた。

初めに音がサチってきこえたのは、コードの接触不良だっただけみたいで、一安心。けれども、確かに、音はだいぶんよくなった気がするが、やはり、ダイナミック・タイプは、好みとすこし違う。屋外で聴くのにどうしても、この音でなくてはと思えるかというと、そこまでではない気がするのだ。

それにしては、ハンドリングがたいそう、おおげさになってしまうからなぁ。

普通にwarkingで使っている ipod nano 6th & SENNHEISER  PX100-II のお手軽組み合わせでも、特に大きな問題があるという訳でもない。オープン・エアー・タイプなので、人混み利用は不可ではあるんだけれど。

まあ、、エージングに期待ということのようです。

さて、実戦ではっきりしたのは、iPod touch  5th もデジタル出力の稼動時間は3時間そこそこ、ということである。なんだ、これでは、SONYのNW-F800シリーズと変わりないじゃない。

おそらく、Apple教徒様とSONY信者の情報戦で、SONY惨敗という、いつものパターンらしかった。ま、導入したiPod touch 5thのイエロー、なかなか、みばえがいいので、我慢であります。
(とはいえ、iFI nano iDSDと組み合わせると、最低のみてくれになってしまうんですが)

それと、屋外では、iPod touch 5th&iFI nano iDSDの配置・接続上、ボリュームつきのコードが圧倒的に便利なことを理解できたのだけれど、iFI nano iDSDをフル・ボリュームにして、AKG純正のボリュームつきのコードをつかってみると、抵抗値が足りないのか、ぜんぜん、音量が絞れない。

 * フジパーツ ステレオミニジャック端子⇒ピンプラグ×2変換プラグ AD-115 をわざわざ使ったのは、配置・接続の必要と、iFI nano iDSDは、ステレオ・ジャックよりRCA出力のほうが音がいいとかいう情報にのせられたものです。
不便を承知で、iFI nano iDSD本体のギャング・エラーつきのボリュームでコントロールせざるえないようでした。

で、なにはともあれ、もう少し、無理やり感のないポーチと、AKG545保護用の入れ物、それに、AKG545を安心して入れられる適当なバッグが欲しい気がする。

Amazonに訊いてみようかな。っと。






2015-01-28

ヤブウォンスキ ショパン:ピアノ協奏曲 第1番外 下野竜也指揮 読響@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル

指揮=下野 竜也
ピアノ=クシシュトフ・ ヤブウォンスキ
ルトスワフスキ:小組曲
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番

新春にきくのには、丁度良いのでは、とヤブウォンスキのショパン:ピアノ協奏曲 第1番を聞きに行く。
なんだか、若手のころなかなか評判がよかった記憶がある。
この演奏会、「読響気楽にクラシック~ヨーロッパ音楽紀行」とかいう企画のようで、司会が豪華、中井美穂アナウンサーとか、開演は8時からとか、いったい、どういう人がターゲットなのか、不明なのだが、いってみると、やはり、今時の普通の演奏会で、高齢者多数という感じでした。

プレトークに、ポーランドのショパン協会の偉い人みたいな方が、いろいろ解説、地味だけど実質的な雰囲気であります。

で、席はびっくり前から3列目(券は5列表示だったが、前2列はなかったのでした。)、こんなかぶりつきで聴くのははじめてで、音が頭の上を通り過ぎていくのかしら、とがっくり。

前半はルトスワフスキの小組曲、下野竜也さんが、きびきび振っていて、まあ、適度なウォーミングアップという感じ。

続いて、ヤブウォンスキ登場、中年の恰幅のいい、長身大柄な偉丈夫で、ピアノが小さく見えるほど。

で、例の出だしの長いオーケストラのあと、ヤブウォンスキのピアノがはいってくる。???体格に似合わず、力強い打鍵で粒立ちがいいというより、優美で繊細な美しさがある音である。

そして、ショパンのメロディが、自然な流れの中で、自然な美しいアクセントで語られていく。
ロシアンスクールの腕達者とは、真逆の、これぞ、ポーランドのショパンという感じでございます。

こいつぁあ、凄いぞ。曲が終わって、おもわず、妻と顔を見合わせてしまいました。
おそらく、実演で出会った、ショパン 第1番のベストであります。

ブラヴォ!!!ヤブウォンスキ

大喝采の中、ヤブウォンスキ、満足そうに、ショパンの「英雄ポロネーズ」と ノクターン 第20番 嬰ハ短調(遺作)をアンコールしてくれました。

ほぼ、最前列なので、ピアノとオーケストラのとけあった響きはきけなくて、ピアノの音ばかり聴いてしまった感じですが、ヤブウォンスキまるかじりということで、そのほうが、かえって、良かったかもと、態度豹変、現金な感想をもったのでございました。

ということで、思わぬ拾い物の演奏会にめぐりあい、大満足の夜とあいなりました。

2015-01-27

小江戸黒豚鉄板懐石オオノ 豚料理@埼玉県川越市

タベログ通信 その79

埼玉の三男のところにいったときの夕食は、基本OTTOなんだが、さすが、1週間ちょっとまえに、次男の快気前祝いにいったばかりなんで、いきにくい。

別のところを探さなくてはということで、以前OTTOの食事時、隣のグループがほめていたのをもれきいた、小江戸黒豚鉄板懐石オオノにいくことに。なんだか、テレビにも出たんだとかで、不安が残るが、いたしかたない。

豚の飼育場の直営店みたいなところなのかも、畑の中のようなわかりにくい道を、ナビに導かれつつ、ようよう、到着。

田酒大吟醸、ビール*2、と ジンジャエール、うーろん(わたし、運転手。涙)

鉄板懐石 小江戸黒豚コース(¥6000)、メインはロース鉄板焼(ロースカツもあったが、地雷かもと思って、はずすことに)をチョイス。

〆て、22,000円少しでした。

次男、肉はおいしいんじゃないの、とおっしゃる。

まあ、でも、料理を喰いにきたんだし、ぜんたいに、味付けが田舎風で、しっくりこない。

そのうえ、元来、お育ちが卑しいもので、懐石料理というものに、適性がないという問題をかかえているのだ。

サービスの若い男性の応対は、なかなか、感じの良いものだったんだけれど、やはり、ここの懐石も、料理として、ぐっと来るものがないという残念な結果になってしまった。 


味翔 ラーメン@埼玉県坂戸市石井

タベログ通信 その78

三男訪問の昼食、今回は、味翔というラーメンにいくことに。事前のタベログ調査では、こだわりの鶏スープということで、これは、期待できそうである。

白湯 醤油らーめん750円(わたし)、白湯 塩らーめん750円(三男)、つけめん胡麻800円(汗かくのが厭という、なぞの理由で、おくさん)を頼む。

こういうタイプのスープはあまり体験がなく、おどろく。大山鳥と野菜を長時間にこむそうで、かなり、どろっとしていて、野菜の甘みが強い。

フフ~ンとは思ったが、いまいち、パンチがたりない(三男談)。もう少しで、おおばけしそうなのに、かなり惜しいと思う。

少し安い清湯タイプのほうが、いいのかも。と心残りな感じでありました。


2015-01-26

FRONTIER BTOパソコン ご臨終

わが家のメインであるFRONTIERのBTOパソコンが、朝起きて見ると ご臨終になっている。
どうも、ジジイが進行していると、身の廻りのものたちも、つぎつぎ寿命を迎えるみたいだ。不意の出費が痛すぎる。

このFRONTIERのパソコンは、まだ、4年しかたっていない、わが家の最新鋭機なのだ。どうも、FRONTIERというメーカーは、SONYを上回る時計をおもちのようで、よく、不具合が発生する。

FRONTIER、もとは、ベンチャーとして名をうったKOUZIROが、かわいそうにヤマダ電機翼下になって、何とか、余命をつないでいるところである。(その後、溶けちゃったらしい)

よく故障するが、近くのヤマダ電機にもちこめば、なんとかなりそうなところが、ネットや秋葉原のBTOより、ここを選ぶ第一の理由である。

10年以上前は、いろいろ、部品を買い集めて、自作パソコンをつくっていたんだが、いつのころか、自作よりもBTOが安いことに気づく。
じゃあ、BTOで、充分じゃないのということで、以来、BTO一筋なんであります。

ご臨終のパソコン、HDがいったのか、メモリーなんか、はたまた、マザーなのか、調べるのも面倒なので、あらたに、FRONTIERのBTOを注文することにした。わが家にもようやく、Windows(R)8パソコンが登場することになる。

.FRGX081/D(M1) GXシリーズ H97マザーボード搭載
【 OS 】 Windows(R) 8.1 Update 64bit版
【 CPU 】 インテル(R) Core i7-4790 プロセッサー (3.60GHz/4コア/8スレッド/8MB)
【 メモリ 】 8GB DDR3-SDRAM (PC3-12800 / 8GB x1)
【ハードディスク】2TB (SATA 6Gb/s対応)
【 マザーボード 】 インテル(R) H97 チップセット搭載マザーボード
【 グラフィック 】 インテル(R) HDグラフィックス 4600 【D-Sub x1 DVD-D x1 DisplayPort x1】
【 電源ユニット 】 600W ATX電源 80PLUS BRONZE【日本製コンデンサ仕様】
【 光学ドライブ 】 DVDスーパーマルチドライブ

¥96,984 

というやつである。グラフィックや光学ドライブは、手持ちのやつに換装すればいいが、メモリは16GBにすべきだったかも。

お亡くなりになったBTOは、
【 OS 】 Windows(R) 7 Home Premium 64bit版
【 CPU 】 インテル(R) Core(TM) i7-870 プロセッサー (2.93GHz / 8MB)
【 マザーボード 】 インテル(R) H55 Express チップセット搭載マザーボード
【 ハードディスク 】 1TB S-ATA2/5400rpm
【 メモリ 】 8GB [DDR3-SDRAM 2GB PC3-10600 ×4]
【 グラフィック 】 NVIDIA(R) GeForce(R) GTS450 1024MB (DVI-I x2 / HDMI-mini)
【 光学ドライブ 】 Blu-ray Disc ドライブ (2層書込対応)

だったので、少しは、早くなるんだろうか。
3630万画素のカメラのファイル操作が楽になると嬉しいんだが、期待薄かもね。

ともあれ、品物が到着するまで、ノートパソコンで凌ぐ必要がある。
やっぱり、デスクトップがないと、なにかと不便だ。はやく、こいこい、FRONTIERということですな。

2015-01-25

ブラームス 歌曲全集@ジェシー・ノーマン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ダニエル・バレンボイム

シューマンのあとは、やはりブラームスだろう。ということで、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、ジェシー・ノーマン(S)、ダニエル・バレンボイム(p)のブラームス歌曲全集をきく。

ブラームスのリートの場合、ブラームス印のメロディーがどういうものなのか、正直、腑に落ちるものがない。

シューマンみたいな陶酔感に満ちた、センティメントはあまり感じられなくて、もっと、平静なドイツ的感情生活があるのだろうと思わされる。

鈍い感性しか持たないジジイにとっては、正直、むむむ、かな。

ただ、フィッシャー=ディースカウの分厚い胸板からでてくる中声が、しっくりくるので、リートはテノールとかいう気にはならないのが、不思議なところだ。

ま、ブラームスの歌曲に入れあげるまでには、まだまだ、修行が足りないということみたいです。

2015-01-24

なかがわ 天ぷら@築地 その4

山田和樹の第1回マーラー・ツィクルスのあと、上機嫌で、築地の「なかがわ」にむかう。

ひさしぶりになってしまったが、ふぐの白子の季節だぁ、と期待が高まる。7時からならカウンターがあくというので、すこし、時間調整。カウンター、テーブル席ふくめ満席でした。さすが、土曜の夜ということか。

おとおし もずく うま~い

キリンラガー 冷酒*2

くるまえび 2
きす
しらうお 初めて食べた、いいかんじ 立春ごろからだそう
すみいか
めごち おくさん感激
ししとう 京都伏見の
ふきのとう
たらのめ
しらこ ほんじつのメイン
あなご
なす

なかがわさん、加茂茄子はやらないんですかときくと、ここは、手に入るんで、やってもいいんですが、おいしいですかとおっしゃる。うまいです。ぜひ、考えてみてください、とお願いする。

アスパラ
丸十  デザートだよね
こたまねぎ
こばしらかきあげ てんどん(わたし)てんちゃ(つれあい)

しめて、34000円少々、ほんとうに、おいしい。ごちそうさま。

 


山田和樹 マーラー・ツィクルス第1回 交響曲 第1番 ニ長調「巨人」外 日本フィルハーモニー交響楽団@オーチャードホール

山田和樹 マーラー・ツィクルス第1回 2015年1月24日(土)15:00
    武満 徹 : オリオンとプレアデス*
    マーラー : 交響曲 第1番 ニ長調「巨人」※ハンブルク稿
*チェロ : 菊地知也
開演 15:00
会場:    オーチャードホール

山田和樹 マーラー・ツィクルス第1回にオーチャードホールにでかけた。昨年5月に横浜できいたラフマニノフ:交響曲第2番が期待はずれだったので、かなり迷ったんだが、ブザンソン・コンクール優勝の山田和樹のマーラーという売り文句に、わたしめのミーハー気質が負けてしまったわけだ。

山田和樹さん、前日に引き続き、プレトークをなさっていて、やはり、若くて、元気一杯である。

前半は、武満徹の「オリオンとプレアデス」、チェロ協奏曲ということなんだろう。武満の自然がたっぷりと鳴り響き、後期作品らしい、美味しい音満載の作品で、気分よく聞くことができた。

やはり、日本人の演奏する武満徹は、いかにも、それらしくて、安心できる。

後半はマーラーの 交響曲 第1番、5楽章版の花の章いり、ハンブルク稿ということで、プレトークでは、大人の事情で大声ではいえないが、ワイマール稿の成果を存分にとりいれたものとして、いわば、日本初演というものだそうである。

山田和樹さんのマーラー、すごく、若やいだ、繊細で優美な音楽で、いろいろなパートが、それぞれに美しく鳴る、楽しめる演奏だった。

インバルのユダヤ的な、情念たっぷりの演奏とは大違い、若々しい、感覚的な美しさを大いに味わえる、山田和樹流のすばらしいものだと思います。

ただ、今回は、第1番ということで、山田和樹さんの現在にぴったり、はまった感じですが、徐々に死の影が深まってくる、これからの作品で、どうなるかは、興味津々ということでしょうか。

2015-01-23

「山田和樹 マーラー・ツィクルス」スペシャルイベント =特別対談=

◆「山田和樹 マーラー・ツィクルス」スペシャルイベント =特別対談=
【出 演】山田和樹 ゲスト:武満真樹
【日 程】2015年1月23日(金) 18:30開場/19:00開始
【場 所】オーチャードホール

山田和樹さんと武満真樹さんの、マーラー・ツィクルスwith武満を記念しての、スペシャルイベントに出かけてきた。

山田和樹さんのマーラー・ツィクルスは、迷った結果、賭けに出てみようということで、いくことにしたのだ。

このマーラー・ツィクルス、with武満という、いまいち、関連性が摑みにくい企画なんだが、武満さんの音楽を集中的に聞くのもいいような気がするし、なにしろ、若手ホープの、マーラーをジジイが聞くというのも一興だ。

もしも、大ハズレでも、老い先短い身の上なので、冥土の土産に面白いのでは、と思ったのだ。

そこで、ついで、ということで、演奏会前日の「山田和樹 マーラー・ツィクルス」スペシャルイベント =特別対談=にもでかけてみた。

こういうイベントにきたのははじめてなんだけれど、意外に参加者の年齢が高いのには驚かされる。ま、年寄りは暇だし、武満も、いまや古典だということなんでしょう。

和樹さん、しきりに、じぶんは、岩城とか、小沢とかと違っって、武満に直に接したことのない世代なので、そんな自分には、さらに、後から来る人たちに、同時代の人たちの情報を伝えていく役割があるみたいなことをいっていた。

一方、特別対談のお相手だった武満の娘「真樹」さんは、武満を知らない人の演奏を聴いきくと、もしかしたら、これが、武満の望んでいた音なのかもと、思うことがある。

若い人たちが、自分の言葉で、武満を演奏する、そのことで、肉体は滅んでも、武満は新しく蘇る。作曲家というのは、そうして、永遠に生きていく、そういう、素晴らしいものなんだと思う。

和樹さんも、どうか、自由に、自分お言葉で、武満を演奏してください、みたいなことを言っていた。

音楽は演奏することで、リ・インカネーションする、という話で、極めて印象深かいものだった。

それと、マーラーwith武満については、偶然かもしれないが、いままでも、マーラーと武満を一緒に演奏する機会が、かなりあった、という武満真樹さんのお話とともに、山田和樹さんは、自然が音楽の中にあるところが、共通点のように思うといっていた。

なるほど、でも、武満の自然は星や風や水を奏でる感じだけれど、マーラーの自然は鳥や兎や農村や、生き物の棲んでいる自然みたいな気がする。似てるのかしら。やはり、腑には落ちんなぁ。

あと、娘が語る、武満徹のひととなりは、寺内貫太郎一家のテレビドラマみたいだった。そうである。中学生頃まで、娘の私と、大ファンだった阪神タイガースの応援の仕方で、取っ組み合いの喧嘩をしたりしていた。とか、

沸点の低い人だったそうで、沸点がないような人物である友達の谷川俊太郎が、一度でいいから武満みたいに爆発してみたいもんだと、羨ましがっていた、とか、おもろいエピソード満載で、楽しい時間だった。

こういうイベントも悪くないものです。

2015-01-21

iPod touch 5th&iFI nano iDSD with AKG545 にしてみる

秋葉原のeーイヤホンで、AKG545とSENNHEISER MOMENTUM(片ちゃんしか鳴っていない)をききくらべ、当然、AKG545がよく聞こえたので、AKG545の導入を決定。
付属のケーブルはボリュームつきなので、Fuji Partsの安いケーブルも買うこととする。

iPod touch 5thの外部DACは iFI nano iDSDがむいているようなので、それを使ってみることに。接続にはLightning to USB カメラアダプタがいるというので、Apple Storeで購入、USB変換アダプタ Aオス-Bオス(アイネックス ADV-115)を介して、ようやく、使えそうになった。

で、iPod touch 5thのOnkyo HF Playerの出力をDoPに設定、AKG545から音だしをしてみる。

無事、iFI nano iDSDはシアンが点灯しているんだが、投資と面倒に値するよい音になったんだろうか?

わからん。そのうえ、どうもAKG545、あまり調子よくないみたい。音量を上げると、サチル感じだし、初期不良か、エージング不足か、迷ってしまう。

それに、AKG545は密閉型だからか、オープンエアーのAKG K702に較べて、だいぶん、好みじゃない音のような気がする。

これは、失敗なのだろうか。ま、もうすこしだけエージングで、様子見かな。凹。

2015-01-20

YAMAHA1000M、選手交代。

1階のセカンド・システムで、まったりと、バックハウスのブラームス、ピアノ・コンチェルト第2番のCDをリアルタイムdsd変換できいていると、YAMAHA1000Mの左スコーカーからチリチリノイズが出ているのに、気づく。どうも、ご臨終のようだ。

私のように、しぶとく太古代システムを使っていると、いつこのような目にあっても不思議ではない。

が、困った。一応、スーパー・ウーファーも、センター・スピーカーも、サラウンドもYAMAHAのM系なので、他に変えると面倒だし、1000M重くて好みなんですのよ。

ということで、yahooオークションにお伺いをたてる。

と、1000M、ジャンクで64,302円という、妙に強気のでものを発見。ジャンク屋さんらしく、専門でないのでスピーカーは知らない、でもマニアに聞いたら年代のわりには良品、音も出てます。だそうだ。むむむ、と思ったが、serialの写真を見ると、311,413となっている。

これは、もう、最後期の奴のようですよ。ジャンクに64,000円とかありえんが、64,000円なら、賭けに出て、ゴミを掴んでもなんとか耐えられかも、と、誘惑に駆られる。

結局、落札と相成りました。品物が届くまで、ドキドキです。

で、昨日、到着いたしました。品物、超美品。
でも、音でないとね、ということで、システム・アップ。

ムムムムム。これは、もしかしたら、賭けに勝ったのかも。

とはいえ、少し使ったらコンデンサーが吹っ飛んだりして、まだまだ、安心は禁物です。

2015-01-18

オット イタリアン@所沢 その13

次男が、デブの自覚欠如により、無理無理バスケをがんばり、左ひざ十字靱帯断裂の重傷を負う。で、再建手術のため19日に入院、2週間ほど、病院に収監されることとなった。

ま、自業自得なので十字靱帯断裂に同情の余地はないわけだが、2週間病院食で過ごさなければならないということには、さすが、哀れをもよおさざる得ない。

そこで、快気祝いを、入院前に前倒しして挙行することとして、オットに予約を入れる。

ところが、入院前なんだから、運転手を請け負って禁酒したらと次男にもちかけるが、言を左右にして、前向きの答えがない。

しょうがないので、西武レッドアロー号で、家族3人、所沢まで遠征することになってしまった。まこと、呑兵衛は意地汚くていけない。困ったもんだ。

酒飲みがいるんで、ということで、まず、白のボトルを。シチリアのシャルドネとかで、まあ、シチリアぽく、こくが足りないかも、というやつでした。

赤のボトルはピエモンテのネッビオーロ、CAREMAを。

サービスの女性チーフ、このごろ、ネッビオーロばかり、おだししてますねとひとこと。
人間が単純なんで、うまいと思うのがかたよっちゃうのよね、とこたえる。

つきだし
黒キャベツのフライ おもしろい

神戸の牡蠣のフリット プンタレッラのソテーぞえ
ヤリイカのアヒージョ イカスミソース&アリオリソース いかすみウメェ
定番 パンナッコッタ

しらこのトルティーリャ ほうれん草のソテーぞえ 冬です、激うま、新作だそうですよ。牛フィレとトルティーリャていうのがあったなぁ

石塚君さく 赤蕪ほかのオレキエッテ  腕が上がったね

軍鶏の腿肉、胸肉のグリル  鶏あんまり関心がないが、これは、うまかった。メインうまいともりあがるよね

おまけのパスタで、ストレッタいのししのラグー シェフさくかな、うんまい

この頃出しているバルバレスコです、と一杯、飲ましてもらう。若いか。

ドルチェとコーヒ-
ドルチェは、そろそろ、新作がほしいかな

プチフルール マカロン、キアーノのゼリー

〆て、42000円ちょっと。よい快気前祝いとなりました。ごちそうさま。


赤はこいつだと思われる

カレーマ・クラシコ プロドゥットーリ・ネッビオーロ・ディ・カレーマ
Carema Classico  Produttori Nebbiolo di Carema

イタリア/ピエモンテ ネッビオーロ 100%

ネッビオーロ・ファン待望!並みのバルバレスコを凌駕する素晴らしい『カレーマ』が入荷!

「長期の熟成をさせないと、本当の魅力を発揮しない」

これは、古典派バローロ、そしてネッビオーロ好きの悩みではないでしょうか?

しかも、飲み頃のバローロやバルバレスコの古酒はほとんど市場に出回らず、しかも非常に高価・・・。

それ以前に、「本当に満足の良くネッビオーロ自体が無い」というのも大きな悩みの一つだと思います。

しかし、早飲みスタイルの最近のバリックで熟成させたスタイルでは、満足できない。

そんな、古典派バローロ、バルバレスコ・ファンの皆様、このワインは絶対にお勧めしてしまいます!

ピエモンテの北部、ヴァッレ・ダオスタ州との境に位置する、ネッビオーロで造られるDOC『カレーマ』からそんな悩みを吹き飛ばすような素晴らしいネッビオーロが到着いたしました!

この『カレーマ・リゼルヴァ』、共同組合で作られるワインなのですが本当に素晴らしい味わい!

「偉大なバローロ」程のスケールはもちろんありませんが、十分なボリューム、エキス分があり、ネッビオーロらしいミネラル感と伸びやかな酸の余韻を持つ素晴らしいワインです!

しかも、それ程の長期の熟成をせずとも、今でも十分に目の開いた味わいは神経質さもありません。

しかも、この『カレーマ・レゼルヴァ』、並みのバルバレスコ位なら、まったく寄せ付けないほどのポテンシャルも秘めていながら、驚異的なまでの低価格・・・。

偉大なバローロはセラーで寝かせ、この『カレーマ』は普段の食事でたのしむ・・・。

古典派ネッビオーロ好きにとっては、待ちに待っていたまさに理想のワインではないでしょうか!

ピエモンテ州カレーマのカレーマ生産者組合。ヴァッレ・ダオスタに程近い山間の地、カレーマ。平地がほとんどなく、日射条件を考慮して岩が切り立った山の斜面に石を積み上げ段々に畑を形成している。 栽培者にとっては厳しい土地柄ではあるが、横に流れる川と太陽の恵みを受けブドウの木はきれいな凝縮感のある実をつける。この地域ではネッビオーロには珍しくテンドーネ式を用いてブドウは栽培されている。ワインはエレガントで長熟タイプ。

2015-01-17

iPod touch 5th 32G 投入

そろそろ、携帯プレイヤーもハイレゾに対応するかということで、ネットをさまよう。

本当は、SONYのウォークマンを久しぶりに導入してみたいということで、NW-F800シリーズを調べてみると、'14年度の新製品はなく、廃番の方向らしい。

でも、なるべくなら、ストリンガー体制でぼろぼろになったSONYを助けてやりたいもんであると、むりやり、長所を探る。

すると、なんと、デジタル出力時の稼動時間は3時間という、驚愕の情報を得る。

これは、つまり、実用にならないという意味だよね。ということで、これも、すでに、Appleから見放されているiPod touch 5th 32Gを、購入することになってしまった。

いずれにしろ、どちらも、廃番製品もどきということで、流行からは、かなり立ち遅れているようだ。

で、iPodのハイレゾ化には必須ということで、Onkyo HF Playerをばゲット、アップル・ストアに奉納金1000円を納めさせていただく。

まあ、何気に使いにくそうなソフトみたいだが、外に選択肢はないようなので、問答無用である。

次は、WAVのリップと、FLACへのエンコードだが、高品質を確保するには、EAC(Exact Audio Copy)じゃないと駄目なんだそうで、CDをトレイに載せて、しこしこ、作業にいそしむ。

それから、iTunesの立ち上げをするわけだが、ほんと、激重ソフトで、いつもながら、いらいらする。

ようよう、HF Playerにアップロード、なんとか、プレイリストを作成、環境を整える。

で、音だし。凄い音になったのかなあぁ???   わからん。

もっとましなヘッドホンと、DACへの接続環境が必要みたい。

もう、面倒いなぁ。ぬかるみは続くようでございます。

2015-01-15

シューマン 歌曲全集@フイッシャー=ディースカウ、ヴァラデ、マティス、シュライアー、エッシェンバッハ(P)

シューベルトに続いて、フイッシャー=ディースカウ、エッシェンバッハのシューマン歌曲全集をきく。

いかにも、青春の音楽、若きドイツ派の音楽版みたいな、情熱に溢れている。やはり、わたしは、リートなら、単純にシューマンがいい。みずみずしい感情であふれているメロディをきいていると、心が甦ってくるような気がして、うっとりしてしまう。

そして、シューマンをきいていて、ある意味、無防備に、うっとりできるのは、シューマンの時間に、memento moriという意識を想いおこさせる瞬間がほとんど、ないところだろう。

ジジイで、やせ我慢がきかなくなってくると、単純に、美味しい音楽への耐性がほとんどなくなってしまうのだ。で、シューマンがいいなぁということなんであります。

楽しく、美しい時間でした。

2015-01-13

鮨一新 (イッシン) @台東区浅草 観音裏 その2

ことしの鮨の喰い初めは、いろいろ、諸調整のあと、浅草観音裏、鮨一新となる。

地下鉄をおりて、途中、ばあさんのお土産用に、店じまい間際の、人形焼などを買い求めつつ、浅草寺の境内を通り抜けると、予想外に早くついてしまう。









まだ少し早いので、近くをぶらぶら、6時5分過ぎに、つれあいとともに、入店。

つまみとにぎりでとお願いする。
奥さん冷酒、わたし、生ビール*2に冷酒追加

つまみ
なまこ  茶せん?してあるとかで、ちょうどいい噛みごこち
かわはぎきもあえ
ぶり  さわらあぶり
ほんみる   あかがい
のどぐろ のやきもの
とこぶし

ほぼすべて、高水準。おくさん、にこにこ。

にぎり
こはだ
しめさば
たいこぶじめ
ずけ
おおとろ デショウ
えび ぼいる
いくら軍艦
しゃこ
はまぐり
あなご

追加で
いか
たいら  美味しいたいらって、はじめてと奥さん言

まきもの
ひも だけのやつ うま

たまご

なめこ  汁椀

お茶

しめて、40000円弱。仕事がなされた鮨だねのかずかず、大変に、ご馳走様でした。きょうは、つけだい独占です。連れあい、おいしいとダイ絶賛。わたし、自分で握ったわけではないのに、得意顔であります。

食後、おくさん、母親はこの先の向島の出で、お鮨だいすき、鮨屋に嫁入りしたかったとよくいっていたと、昔語り。
一新さん、向島は、いま、はやっていて、浅草のここより、鮨屋はおおいくらいですよ、とのこと。ここは、いまは、こんなんなので、若い人なんか、住宅街なんですね、なんていうんですよ、とぼやく。
いくらなんでも、それは、教養なさすぎだよね、と大笑いでございました。

「雪と月と花 ~国宝「雪松図」と四季の草花~」 @三井記念美術館

観音裏、鮨一新の予約時間まで、まだ間があるので、暇つぶしに、三井記念美術館の「雪と月と花 ~国宝「雪松図」と四季の草花~」という、展覧会に立ち寄る。

円山応挙の国宝「雪松図屏風」を、堂々、展示ということなので、お正月のこの日は、あまり、めぼしい催し物がないこともあり、消去法でいくことに。

なんでも、三井記念美術館のメインの展示室は、この「雪松図屏風」が一番よく見えるように、奥行きを設計してあるそうで、なかなか、自慢の逸品ということらしい。

その他、雪月花 ゆかりの茶道具や陶器(国宝、志野茶碗とか)など、三井家旧蔵の名品が展示されておりました。

ただ、無教養のわたくしは、お茶碗方面の感度がいまいち働かず、まさに、豚に真珠状態であります。

で、目玉の、円山応挙「雪松図屏風」なんですが、やはり、なかなかのもので、奥さん大絶賛でありました。

とはいえ、じつは、わたくしめ、円山応挙が苦手です。実物と見まごう描写力とか、正直、だからって、どうなのよっていう気がしてしまうんですワ。こういう、オバカなかたよりは、いかんともしがたいのであります。

冬ぼたん 上野東照宮@台東区 その2

今年の花初めは、上野東照宮の冬ぼたんでした。

去年初めて行って、感心したので、はずれなしというところである。同じくらいの日にちだが、日が照っているせいか、随分暖かい。

五、六日風邪でふせっていたあとなので、ありがたい、日和でした。 





慎 うどん @新宿 その2

上野東照宮の冬ぼたん見物のまえに、新宿、慎のうどんで腹ごしらえ。

妻、あつあつにちくわてん。わたし、ざるとひやあつにげそてん。1時近くの、繁忙時間のあとなので、ざるのあとに、きちんとひやあつをというご配慮が。
しめて、2200円。いつもながら、安心のおいしさ。ごちそうさん。

ここ、韓国のガイドブックにのっているのか、韓国の人がよく食べている。なかなか、ディープな情報をもっていらっしゃるようです。感心。

2015-01-07

シューベルト 歌曲全集@フイッシャー=ディースカウ、ムーア

デブの成長が止まらない。ついに、お腹を入れられるスーツが一着もなくなってしまった。
いたしかたないので、ウォーキングを再開し、社会復帰をめざすことに。

で、walking with ipod nano 6th も、リスタート。
フイッシャー=ディースカウとジェラルド・ムーアのシューベル歌曲全集をきくことに。1週間以上かかって、終了となる。

シューベルトって、ロマンティックというより、ある意味、デモーニッシュという感じだけれど、それが、なんというか、ゲミュートリヒカイトと同居しているような、不思議な音楽だ。

年代順に聴いていくと、もう初期のアデライーデくらいから、シューベルトチックな雰囲気がしてきて、ゲミュートリヒカイにつつまれる。で、ときどき、不可思議な世界が底の方でちらちら。

困ったもんだ。

というわけで、シューベルトの歌曲のなかで最も蠱惑的なものは?ということになると、「魔の山」(トーマス・マン)読んだ人なら、当然、Lindenbaum だよね。あの死のぬくもりが、優しく低声で呼びかけてくる夢の中のような時間は、シューベルトで以外、あまり体験できないもののように思われますです。

で、本当のことをいうと、ディースカウ上手だけれど、リートはテノールで聴きたいのヨネ。一声千両、ジジイ度が進行して、へタレに拍車ががかかると、これにかぎるのであります。サイテイ。

2015-01-02

中国料理 慶福楼 本厚木店@厚木 その5

例年どおり、親族の新年会、総勢13名で、初詣の後、慶福楼 本厚木店へ。

蒸し鶏のごまソースがけ*2
イカの花切りと季節野菜の炒め*2
エビマヨネーズ*2
チンジャヲロース*2
五目野菜炒め*2
東坡肉*13ケ
鯛の蒸し物*2
五目焼きそば*1

お子ちゃま用
五目そば
五目チャーハン
シュ―マイ

ビール*4
日本酒
ウーロン茶

38000ちょうど。

安心の、美味しい中華、親族一同大満足、めでたく、祝宴を挙行出来ました。ごちそうさん。

元旦に雪だって

元旦に雪がふって、一面冬景色となる。

これは、吉兆か、凶兆か、悩ましいことであります。