武満 徹 : オリオンとプレアデス*
マーラー : 交響曲 第1番 ニ長調「巨人」※ハンブルク稿
*チェロ : 菊地知也
開演 15:00
会場: オーチャードホール
山田和樹 マーラー・ツィクルス第1回にオーチャードホールにでかけた。昨年5月に横浜できいたラフマニノフ:交響曲第2番が期待はずれだったので、かなり迷ったんだが、ブザンソン・コンクール優勝の山田和樹のマーラーという売り文句に、わたしめのミーハー気質が負けてしまったわけだ。
山田和樹さん、前日に引き続き、プレトークをなさっていて、やはり、若くて、元気一杯である。
前半は、武満徹の「オリオンとプレアデス」、チェロ協奏曲ということなんだろう。武満の自然がたっぷりと鳴り響き、後期作品らしい、美味しい音満載の作品で、気分よく聞くことができた。
やはり、日本人の演奏する武満徹は、いかにも、それらしくて、安心できる。
後半はマーラーの 交響曲 第1番、5楽章版の花の章いり、ハンブルク稿ということで、プレトークでは、大人の事情で大声ではいえないが、ワイマール稿の成果を存分にとりいれたものとして、いわば、日本初演というものだそうである。
山田和樹さんのマーラー、すごく、若やいだ、繊細で優美な音楽で、いろいろなパートが、それぞれに美しく鳴る、楽しめる演奏だった。
インバルのユダヤ的な、情念たっぷりの演奏とは大違い、若々しい、感覚的な美しさを大いに味わえる、山田和樹流のすばらしいものだと思います。
ただ、今回は、第1番ということで、山田和樹さんの現在にぴったり、はまった感じですが、徐々に死の影が深まってくる、これからの作品で、どうなるかは、興味津々ということでしょうか。
山田和樹さん、前日に引き続き、プレトークをなさっていて、やはり、若くて、元気一杯である。
前半は、武満徹の「オリオンとプレアデス」、チェロ協奏曲ということなんだろう。武満の自然がたっぷりと鳴り響き、後期作品らしい、美味しい音満載の作品で、気分よく聞くことができた。
やはり、日本人の演奏する武満徹は、いかにも、それらしくて、安心できる。
後半はマーラーの 交響曲 第1番、5楽章版の花の章いり、ハンブルク稿ということで、プレトークでは、大人の事情で大声ではいえないが、ワイマール稿の成果を存分にとりいれたものとして、いわば、日本初演というものだそうである。
山田和樹さんのマーラー、すごく、若やいだ、繊細で優美な音楽で、いろいろなパートが、それぞれに美しく鳴る、楽しめる演奏だった。
インバルのユダヤ的な、情念たっぷりの演奏とは大違い、若々しい、感覚的な美しさを大いに味わえる、山田和樹流のすばらしいものだと思います。
ただ、今回は、第1番ということで、山田和樹さんの現在にぴったり、はまった感じですが、徐々に死の影が深まってくる、これからの作品で、どうなるかは、興味津々ということでしょうか。
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