2018-08-25

鮨 橋口 (はしぐち) @台東区浅草

タベログ通信212

タベログで、信頼できそうなレビュアーが、「個人的には寿司屋はここだけで十分満足。驚異のCP!浅草界隈ではNO1」という、絶賛のお鮨屋さん。

先代は「高勢」出身の名人、2代目に代わったが、評判は維持しているという、大注目のお鮨屋さん。浅草界隈ではNO1ということは、一新のうえだということらしい。

浅草駅を降りると、馬道通りは大混雑。なんだか、つい先ほどまで浅草サンバカーニバルでホコ天だったようです。

二天門前の交差点までようやく歩いてくると、板塀にかこまれた数寄屋造ふうの建物が。ありゃ、道向かいは大学時代の友達のうちじゃんか。

で、なかを覗くも、店の名前がどこにもなくて、暖簾もかかっていない。開店時間はすぎてるのに、まだやっとらんのかと迷う。思い切って扉を開けると、いらっしゃぃの声。なんでも、先代のころから、このスタイルとか。

愛想よく、親方の前の席にどうぞとのこと。

サンバカーニバルの日だったみたいですね、というと、さっきまでドンドンやってましたと、フレンドリィなお応えが。

予約の時、おまかせのみといっていたので、まづは飲み物。

わたし、生ビール*2、六歌仙、日高見?純米吟醸(これ旨い)。奥さん、〆張鶴。

まこがれいの昆布〆 上質でごく浅い〆具合

生いくら しゃりにのせて小鉢で 出始めのいくらは海苔をつかわんのだとか
しゃりは強めの赤酢 かため。かなり性格のたったものだ

つぶがい ゆで 3っつ
とりだすのがへったぴで、一番うまい内臓をくいっぱぐれる
親方 注意してるんですけど取り出しにくいのがどうしてもあるのでとすまなそう

くえの汁椀

まつたけ のてんぷら まだ外国産ですけど 見た目重視で、包丁はひかえめ
たべにくいですかときかれたので そうかもと応える

でも、鮨屋のてんぷらそのものが我が家じゃ鬼門。中川で以外では喰いたくない。オットのアナゴのフリットでも、評価はむずいもの

のどぐろのつけ焼き ふわふわ 激うま いいねえと申し上げる

にぎりに移行
しろいか  こまかく包丁を入れて
まこがれい
しんこ 2枚づけ このくらいが一番ですと親方 そうだよねえ。
〆かたは浅め 少し魚感がある ふむ

イシガキガイ 握ってから手の中の貝をたたくという技をみせてくれる 某所で見た方法を参考に この方が締まった直後のがたべられるので とのこと
イシガキガイ 夏のお楽しみですよねと返す(本命、あわびは手にはいらずだったとか、台風きてたもんなぁ)

で、なんとなくの印象。ここの握り すこしばかり 塩がつよい 煮切りの具合かしら

づけ
とろ

かすご 昆布〆 ふわふわ 激うま かすご旨いと思ったことあんまりないけれど、こいつは、いいねえ かすごっていつがいいのと訊くと、春子ですから旬は春ですけれど、いまの時期はあぶらがのって、またいいですよとのこと

えび ぼいる 黄身おぼろが中に仕込んである 旨い

うに きちんとにぎって登場

えびの汁椀

あなご あぶりだけれど笹焼きじゃない シンプルで旨い 鶴八タイプじゃないなら、これがいいなぁ

終わりみたいなので、かんぴょうを巻いてもらう さびかん

最後に たまご
複雑な味のきわめておいしいたまご くるみもはいってるそうで、高勢由来の出汁をベースに、先代と一緒に研究、橋口さんオリジナルとか。奥さん、これは、デザートよねと大絶賛。

〆て、38000円ほど。たねがいいのにこの値段、CPはほんとうに高い。ただ、あくまでも我が家の好みからいうと、浅草界隈のNO1は依然一新のままということのようです。



鮨 橋口 (はしぐち)

03-3847-0334
東京都台東区浅草2-35-13
都営浅草線「浅草駅」から徒歩10分
営業時間 17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日 日曜・祝日
¥15,000~¥19,999  ¥6,000~¥7,999
カード可(JCB、AMEX、Diners)
席数 12席
個室 有(6人可)

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