年末は第九以外、あんまり行けるコンサートがないなぁと思っていたら、ウェールズ弦楽四重奏団 15周年記念特別演奏会というのがあると気が付いて、切符をゲット。王子ホール へ。
冒頭を聞き逃したがプレトークがあった。
1曲目
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第14番。ハイドンセットの第1曲目。ばりばりの意欲作で、プレトークでも半音階とpfの入れ替わり頻出について話しがあったが、まさにそこが強調されている気がした。意欲的だけれど、モーツァルトらしい迅速柔軟な流れはあまりない。
2曲目
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第1番。
ヤナーチェクらしい心に言いたいことが詰まった曲。なかなか良い演奏でした。
3曲目
ブラームス:弦楽四重奏曲 第2番.
ブラームスの弦楽四重奏曲って,昔はつまらんと思っていたが,いま聴くと佳曲だなぁと思う 。聴いていて、しみじみして、癒される気がする。演奏も乗っていた。
アンコールは115周年記念なのでと、モーツァルトの15番から。これは肩の力が抜けていて、美しい演奏だった。
ウェールズ弦楽四重奏団 15周年記念特別演奏会
公演日
2021/12/21(火)18:30 開場 19:00開演
会場
王子ホール (東京都)
公演について
結成当時、将来を期待される若手奏者だった四人が、15年の時を経て、それぞれ日本の主要オーケストラのトップを担う存在へと躍進。カルテットとしても密度の高い時間をともに過ごし、その演奏は年を追うごとに充実し、深みをましてきました。これまでウェールズ弦楽四重奏団の演奏会にお運びくださったみなさまに感謝を込めて、そして、これからも10年、20年・・・音楽の喜びを分かち合う“仲間”であるすべてのお客様に真心を込めて。
ウェールズ弦楽四重奏団がプロデビューを果たした思い出の王子ホールで、長年あたためてきた大切なプログラムをお届けいたします。
[曲目]
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第14番 ト長調 K387
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第1番《クロイツェル・ソナタ》
ブラームス:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 作品51
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