内田光子 with マーラー・チェンバー・オーケストラ 2023 の二回目に行く。
第1曲目
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K. 453
2回シリーズの中で、トップの凄い超名演だった。
1、2楽章 心が純粋に音になっているような曲の後で、3楽章がくる。小林英雄が音は涙に追いつかないと言ったが、そう、音は心に追いつかない。どんどん心を置き去りにして、前へ前へと翔すぎてゆく。
モーツァルトのピアノ協奏曲は20番以降超絶名曲ばかりだけれど、17番もそれに劣らぬ超名曲であります。内田さんご立派。
2曲目
ヴィトマン:『コラール四重奏曲』(室内オーケストラのための)
全然知らない作曲家、知らない曲だったが、なかなか良い曲である。2階席から管が鳴って、リームみたいと思ったが、お弟子筋のようだ。自然の息吹みたいなものが感じられる美しい響きで、心を満みたしてくれる。
休憩後、
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K. 482
20番以降の傑作の森の中では、余り演奏されない22番。本当は、モーツァルトのピアノ協奏曲は2日でなく、最低、4日ぐらいやって、21番 23番も聴きたかったが、内田さんで22番とか、まず聞けなかろうなので、ありがたいことです。
演奏もさすが。ほんと、モーツァルトは終楽章が素晴らしい。内田さんで、モーツァルトを堪能しました。
内田光子 with マーラー・チェンバー・オーケストラ 2023 vol.2
日時
2023年11月9日(木) 開場18:20 開演19:00
会場 サントリーホール 大ホール
出演
ピアノ・指揮:内田光子
マーラー・チェンバー・オーケストラ
曲目
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K. 453
ヴィトマン:『コラール四重奏曲』(室内オーケストラのための)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K. 482
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