2014-05-02

All Brahms vol.1 ダニエル・ハーディング/新日本フィルハーモニー交響楽団  @サントリー・ホール

ダニエル・ハーディング、新日本フィルハーモニー交響楽団のブラームス・チクルス第1回にいく。

第1回だけど、交響曲第2番と第3番の組み合わせだ。
ダニエル・ハーディングという指揮者は初めてだし、去年、ブロムシュッテトとN響で聴いたのと同じ演目なので、ちょっと心配。

第2番がはじまる。すごく、美しい、優美と言いたいような弦の響きで、びっくり。2番が、こんなに、上品で、淡い憂愁が感じられる曲に聞こえたのは、あまり、体験したことがなかったので感心してしまいました。これで、管の主張が、もう少し、はっきり聞こえてくれば、かなり、聞き映えがしたんではないでしょうか。
それでは、第3番は、どうだろう、と期待してしまいましたが、これは、弦の響きの優美さは、おなじ傾向のようですが、なにしろ、3番なので、ちょっと、しまりがない、というか、激しい部分がストレートに出てきてくれなくて、欲求不満になる感じでした。
ブロム、N響コンビにくらべると、かなり、残念といわざるえません。
新日本フィルには、ハウシルトで、天国を味あわせていただいたので、がんばっていただきたいものです。

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