タベログ通信 その65
新ばし しみづ にいく。
新橋 鶴八のお弟子すじで、いまや、東京の有名店。タベログ評価も4.20と、親方の3.66より、かなりうえをいっている。
まあ、ジジイのわたしとしては、石丸師匠より、うえ、なんて、ホントかいな、ていう感じでございますが、お弟子さんのお店ということで、前から興味はあったわけです。
ただ、立地が、新橋駅前のビルにある新橋 鶴八から、歩いて、2.3分の、烏森神社へんということで、新橋駅おりたら、やっぱり、新橋 鶴八にいくヨネ、ということで、1度も、いったことがない。
で、本日、酷暑にうんざりということで、一念発起、朝8時ちょっとすぎに予約の電話をいれると、11時30分からで、すんなり予約がとれたのでした。
昼は8800円のおまかせですというので、お好みも出来るって聞いたけど、と、返すと、ご注文いただければ、大丈夫ですとのこと。
さらに、昼でも、塩蒸しできる?ときいてみると、あわび、ですか、出来ます。とおっしゃる。なかなか、いいんじゃないでしょうか、楽しみなことであります。
で、11時30分開店直後、入店。さきには、神戸から来たという、中年のご夫婦らしきかたがいらっしゃる。(おいしい!としきりに感心しておりました。よかったね。)
ビールは、生なし、サッポロのみというので、
最初から冷酒を1本。
つきだしは、なしです。
つまみ
塩蒸し っていったら、あわびですかときかれた。あわび(orとこぶし)以外に、
塩蒸しってあるのかしら。新橋 鶴八とは、よび方違ってるよね。
でも、なかなか、うまい。
たい
にぎり
うわさどおり、赤酢で、つよめ、でも、夏だからか、もともと東日本の貧乏人の舌なので、違和感なし。かためで、鶴八よりはこぶり。空気感があるというタイプではないのかも。
まあ、新橋 鶴八にくらべて、今風に寄っているんだろう。
煮切りをつけるという、現代のスタンダード方式となっている。
で、ふたつづつお願いとたのむ。
しんいか いか
きす すしは珍しい、ま、やっぱ、天ぷらかなぁ
しまあじ 上品で、旨し
あじ 夏らしい下品なインパクトに欠けるか?
こはだ 2枚ずけ わたしは、もっと直球の新橋 鶴八が好きみたい
さば 〆 うんまい、まだはしりですとおっしゃったが、ねっとりかんは、まだ少ないが、
美味しいしめさば、鶴八を感じた
ひとつずつ
あかみ ほんとうのづけはないというので
みるがい
ふたつ
あなご しおとつめになってた ちと、お上品系。わたしメのデフォは新橋 鶴八なんですのヨ。
すまし汁 鶴八ふう
まきもの
さばがり ここのがり、酢が強いので、さばが負ける感じ
つまみ
たまご 昔ふうの薄い奴、にぎりに適した奴を工夫したら、親方のより随分薄くなったと言ってた。
なるほど。
でてきたやつを、むしゃむしゃたべて、滞在時間は1時間たらず。席は、予約でうまってて、フリで来た人は入れなかったけど、店を出るまでは、お客は3人だけで、のんびりできました。
〆て、15,000円弱。お安い。
新橋 鶴八より、ちょっと今風、上品系。ねたも、ちょっと上かなぁ。でも、ねたで勝負の鮨屋じゃあないみたいです。CPはなかなかのもんじゃないでしょうか。CPでは、新橋 鶴八以上かも。
親方、お客さんみたいに、2つづつ豪快に食べるひとは、もうすくないですよ。でも、すきなものを、いっぱいたべるのが、なによりですよね、とおっしゃる。
わたし、でも、むかし、師匠のところで、ひとつづつって云ったら、おこられちゃいましたよ。いまは、そんなことないですがと、いうと、
親方、師匠シャイなので、悪気があっていってるんじゃないんですよ、と、あたままでさげて、とりなしてくれた。いやぁ。いいお弟子さんですなぁ。
ごちそうさまでした。しかし、やはり、立地がなぁ。新橋 鶴八に近すぎです。ま、平日、ランチがあるので、それが、狙い目カモ。
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