真央君がモーツァルトのピアノ・コンチェルト第21番と27番を金沢アンサンブルとやるという。ただ、情報キャッチが遅れて、チケットが取れず、泣く泣くチケット流通センターで高値で購入、武蔵野市民文化会館へ。
手違いで、デイの帰りの婆様をうちから締め出してしまうという失態発生、次男に無理を言って対応してもらいなんとか解決。なんとか、ホールに入場をはたす。
1曲目、ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 。
ほんと名曲。真央君も浮揚感のあるモーツァルトらしい音を多彩に駆使して、なるほどという出来。
細かな装飾音が散りばめられたり、カデンツァなんか、かなり大胆なパセージを繰りだして快演。大いに感心させられる。
次にオーケストラ・アンサンブル金沢の交響曲第40番。
アンサンブル金沢はちょっとコンマスの音が強い感じ(もしかしたら、随分前よりの席だったせいかも)。響きも全体に線が太いので、もう少し透明感のある美感が欲しい。まあ、40番なので迫力系の演奏でありました。
後半は、ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調。神品なので真央君も、なにもくわえず何も引かずという感じでしょうか。なかなかでしたが、さらに歳を重ねていくと、もう少し違ってくるのかもしれません。
アンコールはショパンぽかったけれど、チャイコフスキー:6つの小品より 感傷的なワルツ op.51-6だそう。非常に素敵でした。
藤田真央プレイズ・モーツァルトwithオーケストラ・アンサンブル金沢
開催日
2023年1月16日(月曜日)
開催時間
午後7時開演(午後6時15分開場)ーー終演ー21:10
開催場所
武蔵野市民文化会館 大ホール
全席指定
〈一般〉S席 8,000円 A席 7,000円
主催
(公財)武蔵野文化生涯学習事業団
プログラム
W.A.モーツァルト:
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467
交響曲第40番 ト短調 K. 550
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K. 595
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