本来の計画より、天候に合わせて、2時間早いスタートになったのだけれど、帰りの新幹線は列車の変更ができず、以前の計画のまま、郡山発16:06分の指定席しか確保できなかったので、大幅に時間が余ってしまう。
しょうがない、天気予報では雨予想というので、屋内で時間つぶしを ということで、郡山市立美術館にいくことにする。
行ってみると、それなりに、立派なつくりの美術館で、なんだか、予想より、駐車場が埋まっている。どうしたことかと思っていたら、テレビシリーズ放送開始15周年記念ひつじのショーン展の最終日らしく、子どもずれのお客が、それなりに来ているみたい。夏休みのお子様狙いの企画ということか。
私としては、いく気はなく、常設展で涼んでいるだけで十分だったが、奥さんはぜひひつじのショーンに行くのだとご主張。仕方なく、企画展+常設展のチケットを買うことに。販売係のお姉さんが、ご老人2人がひつじのショーン展を買うというので、心配そうに常設展だけのチケットもあるといってくれる。でも、おくさん、おこおこ、年寄だからひつじのショーンをみないはずだなんて、バカにしているとのこと。まあ、余計なお世話ではあるか。
で、奥さんはひつじのショーンのマペットや、舞台装置を興味津々でご観覧。なんでも、ブラックジョーク風味のマペット・ドラマということなので、きっとブリカス(もとい、アングロサクソン)製かと思ったら、そのとおりでありました。なんか、TVでみたことはあるかもね。
さて、もう少し、時間つぶしが必要と常設展へ。イギリス絵画、日本の近代美術作品や、郷土ゆかりの美術作品が展示ということのようだ。有名人も少しはいたが、ほぼ、知らないひとばかり、まあ、上手い人は、上手いのねというところでありましたが、びっくり仰天はなかったかなぁ。
ただ、全然知らなかったサー・フランク・ウィリアム・ブランギンという人の油絵と木版画、何でも、松方コレクションの生みの親である松方幸次郎のメンターの役割を果たした人とか、沈んだ色彩が素敵で、とっても見応えのある、センスの良い作品、びっくりしました。
郡山市立美術館
イギリス絵画、日本の近代美術作品や、郷土ゆかりの美術作品が展示されている。
館内にはティールームや図書室など充実。丘の上にあり、散歩コースとしても最適だ。
住所 福島県郡山市安原町大谷地130-2
アクセス JR東北新幹線郡山駅から福島交通美術館経由東部ニュータウン行きバスで8分、
美術館前下車すぐ営業時間 9:30~16:30(閉館17:00)
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