2024-05-11

武満徹:鳥は星形の庭に降りる ベルク:演奏会用アリア「ぶどう酒」 マーラー:大地の歌   指揮:ジョナサン・ノット ソプラノ:髙橋絵理 メゾソプラノ:ドロティア・ラング テノール:べンヤミン・ブルンス 東京交響楽団 川崎定期演奏会第96回 @ミューザ川崎シンフォニーホール

ミューザ川崎にノットの「大地の歌」を聴きに行く。たのしみ。


1曲目 武満徹:鳥は星形の庭に降りる

充実期の良作。初期ほど、激しくはないが、とげがあまりない後期ほどゆるくもない、適度な、緊張があって、非常に美しく、心地よい曲だ。ユルフンのメシアン聴いているよりずっといいんじゃないかしら。

2曲目 ベルク:演奏会用アリア「ぶどう酒」

ベルクとしては、情念のうねりみたいなものは、そう強烈ではないのかも。ソプラノの髙橋絵理さん、声がまだすこし若い感じでした。

休憩後 マーラー:大地の歌

なんとも絶美の曲であります。アプシートなんか聴いていると涙目になってしまうのをこらえ切れません。

ノット やっぱりマーラーが上手。ため息ものです。


きょうは、父の命日。その告別式でもながした曲を聴くということで、なかなか感慨深いものがありました。












東京交響楽団 川崎定期演奏会第96回 ミューザ川崎シンフォニーホール

2024.5/11 土 14:00 

■ 指揮:ジョナサン・ノット

■ ソプラノ:髙橋絵理

■ メゾソプラノ:ドロティア・ラング

■ テノール:べンヤミン・ブルンス  



0 件のコメント:

コメントを投稿