ウェールズ弦楽四重奏団のベートーヴェン・チクルス最終回。
会場はコロナディスタンス仕様で1/2弱の入り。
でも宣言発出下にしては、よく埋まっているんじゃなかろうか。
一曲目
弦楽四重奏曲 第1番。非常にいい出来の曲。ウェールズ弦楽四重奏団も今日のベストかと思うほど生き生きと変化に富んだ演奏で素敵な出来。音も美しい。
ただこの1番、1、2楽章の素晴らしさに比べ後半がいまいちな感じで、竜頭蛇尾。ウェールズ奮闘するも、最後の盛り上がはちょっと控えめでした。
二曲目
セリオーソ。曲名どおり、晦渋というかインティメートというか、それなりに聞き応えありの曲。ウェールズはそれなりかな。
休憩後
第14番 。最後期に曲だけあって、自由な楽想が飛びかって、ああ最後期だなぁと、満足感の高い曲、ウェールズも躍動していて、曲がいいだけに、十分楽しめました。
ウェールズ弦楽四重奏団 ~ベートーヴェン・チクルスIV (全6回)
2021年1月15日(金)19:00開演(18:00開場)
会場 第一生命ホール
[座席図:第一生命ホール ウェブサイト/PDF
出演 ウェールズ弦楽四重奏団
[﨑谷直人/三原久遠(ヴァイオリン) 横溝耕一(ヴィオラ) 富岡廉太郎(チェロ)]
曲目 ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 Op.95 「セリオーソ」
弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 Op.131
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