新年最初のコンサート、辻彩奈さんのヴァイオリンをききにいく。
東京のコロナ新規感染者1300人越えということで、ひやひや。夕飯は店はやめて、ロマンスカーで寂しく、セブニレブンのおにぎり、サンドイッチですます。
前半。
ベートーヴェン/ヴァイオリンソナタ第5番 ヘ長調 作品24
辻彩奈さん、目のさめるような緋色のドレスで登場。バカテクではないけれど、情感豊かで、なかなか美音。でも、ストラドっぽくない。(やっぱり、グァダニーニでした)
「春」って、ほんといい曲です。はじめての、日経ホール、かなり前の席(前後左右はコロナディスタンス)で、かぶりつきで、楽しめました、
ベートーヴェン/ヴァイオリンソナタ第8番 ト長調 作品30-3
なかなか楽し気で、お正月に聴くのにちょうどいい感じの曲。辻さんも、快活に演奏していました。
後半、
ショーソンの詩曲、ひたすら美しい時間がしまりなく続く曲。でも、傑作といっていいんだろう。
ラヴェルのツィガーヌ。技巧ひけらかしの曲だけれど、さすがに、ラヴェル。チゴイネルワイゼンなんかと比べると、曲の出来がちがって、すごく楽しい。
ラヴェルのヴァイオリンソナタ第2番
ジャズっぽいイディオムが聞こえてきて、素敵な曲です。
と、コロナにめげず、なかなか充実した、演奏会を楽しむことができました。
辻彩奈(vl)
第504回 日経ミューズサロン
[共演]佐藤卓史(p)
公演日:2021年1月5日(火) 18:00開場 18:30開演
会場:日経ホール (東京都)
東京都千代田区大手町1丁目3−7 日経ビル
プログラム
ベートーヴェン/ヴァイオリンソナタ第5番 ヘ長調 作品24
ベートーヴェン/ヴァイオリンソナタ第8番 ト長調 作品30-3
ショーソン/詩曲 作品25
ラヴェル/ツィガーヌ
ラヴェル/ヴァイオリンソナタ第2番 ト長調 M.77
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