息子夫婦が、誕生祝にレストランひらまつ 広尾に招待してくれた。
堂々の、ミシュラン一つ星で、確かパリにも支店があって、そこも星つきだとかいう、超有名店である。息子も、奮発したもんだ、ということで、ドレスコードが厳しそうでもないようだったが、蝶ネクタイできめて、息子夫婦に敬意を表することとした。
12時待ち合わせということで、少し前に到着。1階入り口がエントランスホ-ルになっていて、何組も案内を待っている。息子夫婦も12時ちょうどに到着。でも、さらに、待たされる。
どうも、グラン・メゾン(そこまでのお店でもないようだが)としては、オペレーションに不安が残るような。
案内に随って、狭い階段をあがる。シャガールの版画なんかが踊り場に飾ってあって、超高級をうったえているみたい。お店は、4階以上ありそうだが、3階のフロアーに案内されて、すわり心地がいまいちな椅子に無事着席。
いよいよ、飯にありつけそうだ。フロアーの壁にも、何点かどこかで見たようなタッチの絵がかかっていて、さすが、星つきという感じ。
食前にフルーツはとか誘われたが、単純に、シャンパンと白のグラスでいかせてもらう。
シャンパンにチーズ味の焼き菓子がでてきた。
アミューズ 印象のこらず、なにかはあいまい、ホタテだったような
前菜 フォアグラのロティ 野菜のブイヨン ここのスペシャリティだったかも
ここらで、飲みものは、ときくので、赤のボトルで通したいというと、リストを出して、えらべとのこと。
詳しくないので、選んでよというと、どんなのがよろしいのかとお尋ねになる。
しかたないので、いつも頼むように、できれば、ブルゴーニュで、タンニンがしっかりあるやつと云うと、通常パターンどおり、シャンベルタンの名前がでてくる。
せっかくなので、それとは、違うのがいいんだが、というと、ボルドーのなんたらがこなれていていいかもよと薦めてくれる。
ボルドーかぁ、と思ったが、せっかくなので、それを、お願いする。
栓をテーブルにおいたりはしてくれなかったので(ま、それほどのもんじゃないということなんでしょう)、詳細は不明。
詳しくないので、選んでよというと、どんなのがよろしいのかとお尋ねになる。
しかたないので、いつも頼むように、できれば、ブルゴーニュで、タンニンがしっかりあるやつと云うと、通常パターンどおり、シャンベルタンの名前がでてくる。
せっかくなので、それとは、違うのがいいんだが、というと、ボルドーのなんたらがこなれていていいかもよと薦めてくれる。
ボルドーかぁ、と思ったが、せっかくなので、それを、お願いする。
栓をテーブルにおいたりはしてくれなかったので(ま、それほどのもんじゃないということなんでしょう)、詳細は不明。
たしかに、邪魔にならない無難なやつでした。
真鯛のポアレ
クロワゼ鴨胸肉(薄いの3切れ)のロースト
食後に、当然、チーズのお誘いがあったが、我が家の場合、すんなりとパス。
食後に、当然、チーズのお誘いがあったが、我が家の場合、すんなりとパス。
デザート ショコラブランのドーム パッションの驚き(中にしこんであった)
コーヒーにプチフルールいっぱい(5つくらいあったぞ)
というものでした。
レストランひらまつといえば、若かりし頃、町場のフレンチとして、売り出しの評判の高いお店で、東京のフレンチの代表店といえるところでした。
いまでも、ミシュランの星をもらっているところをみると、夜の本気ディナーの場合は、それなりのものがでてくるのかもしれません。
でも、祝日のランチなどという、おのぼりさん向けの営業時間の場合、はじめから、多くを期待するのは、無理というものなんでしょう。
1/4世紀ほど来るのがおそすぎたということみたいでした。
息子夫婦のおもてなしなので、それだけで、充分満足だったんですが、ほんとに、おいしいね、と、満足そうな顔をしてあげられなかったのは、たいそう、心残りでありました。
このていたらくでは、本気ディナーのお時間に再訪という気には、とうていなれませんです。わが青春時代は、はるか遠いむかしというわけですね。
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