2015-10-24

CASA MALLA(カサマイア ) カタルーニャ料理@町田市玉川学園 その18

サッカー観戦のあと、カサマイアへ。次男と行くつもりだったが、飲み会とかでバックレられてしまったので、夫婦のみ。


フエ、チョリソー、ソブラサーダ  例のカタルーニャ土産ELS CASALS エルス・カサルスもの
                     まだ、あったんだ。ラッキー。
トマトを塗ったバケット 定番
バターナッツかぼちゃのスープ
秋刀魚のマリネ やさいとむらさきいも
山口産 真鯛のグリル スペイン産レンズマメ
きのこのカルドソ雑炊(おそらく)  天国的にうまし シェフ、大好きなんですとのこと
三元豚のソテー くりをそえて

ドルチェ
ふれんち・トーストみたいなのとフラン わたし
おくさん 忘れちゃったけど1番うまそうなやつ、さきにとられた

今日は、サカー観戦で、生ビール2杯だったので、最初から赤のボトルを。

グラタビニュム
GRATAVINUM

ドス・ピー・エレ
2πr 2010

D.O.Ca PRIORAT 

しっかりした、大人の味。じんわり、タンニンもあって、なかなか。

〆て20000円じゃく。大変、ごちそうさま。



2πr 2010

品種:ガルナッチャ65%、カリニェナ20%、カベルネ・ソーヴィニョン5%、シラー10%

醸造:7日間の低温浸漬。温度管理機能つきステンレスタンク内27℃にて発酵。フレンチオークとハンガリー産オーク(新樽と2年使用樽)にて12ヶ月熟成。清澄を行わず瓶詰め。

JAN:4562376278415

カシスなどのベリー系の果実や煮詰めた黒色果実にバニラやカラメル、インクなど濃厚な甘い香り。ハーブや鉄系のミネラル香も感じられます。『2πr=円周』という名の通りまろやかで円みのある柔らかい酸味。凝縮感のある果実味や硬質なミネラル感と共にバランスよく口中に広がります。



グラタビニュム
GRATAVINUM

グラタビニュムはペネデスでパレス・バルタを経営するクジネ家がプリオラートにてワインを手掛けるワイナリーです。

プリオラートはスペインでたった2箇所しか名乗ることのできない、特選原産地呼称(D.O.Ca)に認定されたワイン産地です(もう一つはリオハ)。

グラタヴィニュムのボデガはアルバロ・パラシオスが造るレルミタでも有名な、名産地グラタリョップ村近郊に位置します。ワイナリー名の由来ともなっている『grata』とは『引っ掻く』という意味があり、プリオラートを囲む1000m級の山肌がまるで引っ掻かれたかの様に見える事が由来とも言われております。


プリオラートを囲む山と、狼が木を『引っ掻く』姿が村のシンボル
三方を1000m級の山に囲まれた環境に加え、年間400mmという極端に少ない降雨量。更にこの土地独特の『リコレッリャ』と呼ばれるスレート(粘板岩)がプリオラートのワインを特徴付けます。

グラタヴィニュムの畑は標高320mに位置し、3区画、計10haの畑より収穫が行われております。

前記した通り三方(西、北、東)が1000m級の山に囲まれており、地中海からの温かい南風がプリオラートに流れ込むのが特徴です。

また非常に痩せた土壌もプリオラートの味わいを特徴付ける大切な要素です。葡萄の根は養分を求め地中深くに潜り込んで行き、その際、簡単に砕けてしまうもろい性質のスレートを根が貫通して行く事により、スレート(粘板岩)に含まれる特有のミネラル分を根が吸収する事で、特徴的なミネラルが味わいにもたらされると言います。

また、グラタヴィニュムの畑では3000本/haと、比較的密植率の低い割合で株が植樹されているのも特徴です。極限に痩せたグラタヴィニュムの畑では3000本/haが適切な密植率との事です。

また畑はペネデスのパレス・バルタ同様に有機農法にて栽培されます。畝の間に下草をはやし、必要に迫られた時のみボルドー液等を必要最低限散布しますが、ここ数年は一切使用していないとの事です。

また畑の周りはタイムやローズマリー、セージ等数多くのハーブが自生しており、このハーブの香りもワインにガリーグ香をもたらしています。

仕立ては畑の斜面の向きや日照量などを考慮している為様々。例えば丘の頂上はゴブレ、斜面の西側はコルドン、東側がギュヨー等、条件に合わせた仕立てが採用されております。

まだ醸造所を建設していないため、リーファーコンテナ3基を使い醸造作業を行います。このコンテナの中に奥行きの長いステンレス製のバットが入っており、この中で発酵前の低温浸漬を1週間行います。奥行きが長いため通常よりも、果房とジュースの接触する範囲が広くなるので、より深い抽出が可能となり、色素やタンニンが豊かなワインに仕上がるとの事です。

熟成樽にはフレンチオークとハンガリーオークを使用。フランスのセギャン・モロー社やフランソワ・フレール社を始め、8社の樽メーカーより樽を購入しております。数社の樽を使い、アッサンブラージュする事で、樽メーカー各社の個性が調和するとの事です。樽のトースト具合はメーカーにより若干異なりますが、ミディアム~ミディアムプラス程度となります。

グラタヴィニュムのワインはパレス・バルタの醸造家マルタ・カサスとマリア・エレナ・ヘメネスと共に、グラタヴィニュムの責任者でもあるプリオラートのスペシャリスト、ルディ・フェルナンデスが意見交換を行いながら造られております。


とかいうやつらしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿