ヴァイグレがR.シュトラウス 交響詩 「英雄の生涯」を振るというので、楽しみにサントリーホールの読売日本交響楽団第655回名曲シリーズにいく。
ただ、電車が人身事故で混乱、ロマンスカーが使えず、海老名から渋谷まで相鉄の新路線で迂回、5分遅れで入場する非常時発生で、序曲を聴き逃す。まあ、無問題ですけれどね。
2曲目のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番から聞き始める。
辻井さんのベートーベンのコンチェルト、前回のショパンがちょっと期待はずれだったんですが、ベートーベンの3番ならば、辻井さんの硬めの音でも合うかもねという感じです。
で、まあ、並みの演奏というところかなぁ。2楽章の情感あったけどね。
アンコールは月光の第1楽章
休憩後、おめあての英雄の生涯。
やっぱりヴァイグレはいいなぁ。流麗にオーケストラを鳴らしきって過不足なし、リヒャルト・シュトラウス聴いたなという満腹感があります。
曲は、まあ、夜郎自大って言われても文句は言えない感じですが、ごく自然に幸わせな音楽で、聴いていて気分がいいので、よろしいんじゃないでしょうか。
いつもいつも辛気臭い深刻ぶった曲ばかりじゃ、身が保ちません。楽しい演奏会でした。
読売日本交響楽団第655回名曲シリーズ
2022 9.14〈水〉 19:00 サントリーホール
指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ピアノ=辻井伸行
曲目
レズニチェク:歌劇 「ドンナ・ディアナ」 序曲 聞き逃す
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
R.シュトラウス:交響詩 「英雄の生涯」 作品40
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