楽しみにしていたカヴァコスの無伴奏バッハをききに、紀尾井ホールへ。
1曲目 パルティータ3番
急速調の曲で、なんとなくヴァイオリンが鳴っていない感じ。パルティータの舞曲調はあまり得意じゃないのかしらと思う。
2曲目
曲順がプロと変わってソナタ2番に。
カヴァコス、俄然調子が出てくる。こういうじっくりとした語り口の曲が合うのかも。美音で聴かせるというより、うちに向かってじっくりと語りかける弾きぶり。独特のイディオムがあって、真実味がまします。これなら、来てよかったなあぁ という感じになります。
休憩後 ソナタ3番
カヴァコス、ソナタが合うみたい。これも好調を維持で聴き応えあり。でも今日のハイライトはソナタの2番だったかな。
その後アンコール多数
J.S.バッハ:
①無伴奏Vnのためのソナタ第1番BWV1001第1楽章、
②無伴奏Vnのためのソナタ第1番BWV1001第4楽章、
③無伴奏Vnのためのパルティータ第2番BWV1004第1曲
④J.S.バッハ:ソナタ第1番BWV1001第3楽章、
⑤パルティータ第1番BWV1001第7曲Tempo di Borea、
⑥パルティータ第3番BWV1006第1曲Preludio
6曲もあった。どれもいいいでき。
特に最後のパルティータ第3番第1曲Preludioの急速調は見事。出だし1曲目の不調が嘘みたいで、多数のスタンディングオベーションを受けていました。
私としては、十分以上に満足ですが、期待が大きすぎたので、それには届かず、ブラームスがやっぱり良かったなぁというところでした。
まあ、望外なんですけど。
レオニダス・カヴァコス
J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータ全曲演奏会 1
公演日
2022/10/9(日) 開場 13:15 開演 14:00
会場
紀尾井ホール (東京都)
J.S.バッハ
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ短調 BWV1003
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
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