ミッシャ・マイスキーのJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会 1日目にいく。
正直、マイスキーにそれほど、思い入れがあるわけではないのだが、1度は、大物のチェリストで、バッハの無伴奏チェロを聴いてもいいなぁと思っていたのだ。で、ちょっと、チケットは高かったが、S席 2公演セット券¥15,000なりを奮発して、サントリーホールへ。
13列目中央左寄りで、これは、ピアノにはとっても良さそうな席だなぁ。
で、砂糖菓子のように甘く美味しい演奏でした。ほんといい音で、こまやかなニュアンスに溢れて、素晴らしく楽しい、聞き映えのする音楽。
急速調のパッセージなんか、聴いたことがないような微妙な変化に彩られていて、びっくり。予想はしていましたが、それを上回るパフォーマンスでした。
まさに、音の楽しみ、ムジカンテそのもの。ただ、バッハを聴いたなぁというずっしりしたインパクトはほとんどないような気がしました。
これが、マイスキーということなんでしょう。世界のトップクラスがどれほど凄いもんか 思い知らされた気がました。すげえよなぁ。バッハはいないけど、都っておいしい音楽でした。
アンコール
J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第1番 ト長調 BWV1027
J. S. バッハ:管弦楽組曲第3番 二長調より「G線上のアリア」
18歳の美男子の息子がピアノで登場、楽しませてくれました。
演奏の衣装が、銀、濃青、黒に変化、曲に合わせているのかね。
ミッシャ・マイスキー(vc)
会場:サントリーホール 大ホール
■10/30(日) 15:00開演
プログラム
J.S.バッハ
無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007 (11’16”)
無伴奏チェロ組曲第4番 ホ長調 BWV1010 (18’36”)
無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011 (20’44”)
0 件のコメント:
コメントを投稿