ジャン=ギアン・ケラス バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会 第2夜に行く。
前半、
J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 第4番、第5番。
4、5番は低声で語るというか、深みからの独白というか、十全に歌いあげるのは、それなりの人生経験がいる感じの曲です。
ジャン=ギアン・ケラス、ちゃんとしたものですが、これからにもっと期待という感じかしら。
後半、
デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフェ
ケラスって、デュティユーにあっているんじゃないかと、ちょっと期待。
で、やはり、大あたり。凄く美しい曲、素晴らしい演奏だった。
響きが風に乗って、森の中に消えていくような瞬間があって、ケラスの本領発揮。今日のメインイベントじゃないかしら。大満足 であります。
デュティユー、昔はさっぱり良さがわからず、最近、宗旨替えして、ファンになったばかりなので、口はばったいが、ディテイユーはやはり素敵だ。
2曲目。
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012
あんまりピント来ない第6番だが、ケラスの演奏はとてもよかった。今までの辿ってきた道を思い返しながら、静かに喜びを歌っているっていう感じ。なんだか、満ち足りた、しみじみとした、気持ちになりました。グッド・ジョブ ジャン=ギアン・ケラス。
ジャン=ギアン・ケラス バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会 第2夜
12/16(金)19:00 王子ホール
J.S.バッハ
:無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010
:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
********** 休憩 **********
デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフェ
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012
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