2013-12-01

うかい鳥山 (うかいとりやま) 鳥料理@八王子市高尾

タベログ通信 その36

すぐる11月26日は母親の数えで90歳の誕生日(卒寿)なので、我が家と妹の家族が集まって、祝宴を開くことに。
最初は、横浜東林を考えていたが、妹のところで、体調上、あぶらっこいのが駄目な人がいるということで、急遽、日本料理方面に変更。
日本料理で好みにあうところって、ほとんどない。前につかった、神宮前の赤寶亭や閉店した玄冶店 濱田家 東京ミッドタウン店など、あまりピンと来ないところがほとんどである。
赤坂の菊乃井は、唯一、日本人でよかったレベルだったけれど、今から予約がとれるわけがない。

そこで、みつけたのが鳥料理の「うかい鳥山」である。八王子の高尾山という、超ローカルな場所にあるが、ステーキを何度か食べに行ったうかい亭の系列らしく、ま、一応ではないかと踏んだのだ。

当初は昼食のつもりが、メンバーの都合で夕食に。いろいろ変更はあったが、ようやく、開宴にこぎつける。

車で、山の中をわけいっていくと、林の中に昔の集落のような建物群が現われて、ちょうど、まだ,紅葉の残る時期なので、赤く染まった楓の中に、離れ風の建物が何軒も建っている。
もみじ祭りとかいうのぼりまであって、映画の書割みたい。まあ、いかにも、うかい亭系列らしい、豪華でバブリィ、深みとか、侘び寂びとかには無縁の、これ 見よがし全開いの風情で、迫力満点。おのぼりさん気分にひたれる。ま、料理の代金の半分は、景色みたいなんで、許してねと、言い訳しつつ、総勢、12名で、予約の離れに。 

自在焼
◆海老芋旨煮
◆焼胡桃豆腐
◆佐久間寒鯉洗い
◆山家汁
◆岩魚塩焼 
◆地鶏炭火焼
  手羽中、焼野菜三点
◆麦とろ御飯 味噌汁 香の物
◆くるみ餅
¥5,780
を、食す。

祝宴ということですので、これは、これで、よろしいのではないでしょうか。
大きな窓ガラスのそとは、書割みたいな紅葉の景色。離れなので、連れの幼児が泣き騒いでも、まあ、なんとかなるしと、まずまずの選択でした。料理だって、充分旨いし。

しめて、9万円弱、我が家程度の審美眼では、けちをつけることもないものでした。

最後に、ハプニング。主賓の母親が、機嫌良く梅酒を2杯飲んだあと、気分が悪くなり、スタッフの気遣いで、車椅子をあてがわれて、帰りの車までつれていくことに。おかげさまで、無事、帰宅が出来ました。ありがとう。お騒がせでした。




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