ラファウ・ブレハッチのショパンをききに、東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルにでかける。
今年のはじめ、ブレハッチがインフルエンザで中止・払戻になったやつの、代替なんだろう。
当日券の窓口には、チケット完売の張り紙。人気あるんだなぁ。
会場は、よくいくNNTTなどとは、ぜんぜん違う雰囲気。私どものような老人夫婦は少数派。わかい、女性の観客で溢れている。なんだか、ほほぅ、という感じ。
ブレハッチも写真よりずっと、若く、優男。小柄で、スリム、少年のようでした。
前半、
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9番 二長調 K.311
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第7番 二長調 Op.10-3
どちらもD dur。そうか、いま、ブレハッチは、D durを選ぶのねと、あとから、妙に納得しました。
後半
ショパン:夜想曲 第10番 変イ長調 Op.32-2
ショパン:ポロネーズ 第3番 イ長調 「軍隊」/第4番 ハ短調
ショパン:3つのマズルカ Op.63
ショパン:スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39
アンコール
前奏曲 第20番
ワルツ op34-2
前奏曲 第4番
リサイタルなんだから、もう少し、弾いてもいいかも。年末進行でお疲れかな。
で、ブレハッチかなり期待して聴きに来たけれど、情感豊かというより、郷土の英雄ショパンみたいな、男の香りのするショパンでした。珍しいタイプかも。
ただ、男っぽいといっても、優男なんで、ロシアン・スクールのガツンとくる音ではありません。
どうせ、ショパンを聞くなら、メジューエワみたいのが好きだというのが、奥さんのご意見。わたしも、結局、そうかな。それに、ルイサダの素敵なショパンを聴いてから、まだ1月たっていない。
ちょっと、タイミングがわるかったかも。まだ、若いので、これからなんでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿