2014-03-12

PCオーディオ入門 その3 KORG DS-DAC-100m

foobar2000と、iFI nano iDSDによる、DSD再生(DoP方式再生)、及び、PCM⇒リアルタイムDSD変換再生(確証なし。希望的観測に近い)が、ようやくできたものの、私の環境では、非常に不安定ということがわかった。


*追記 こんな情報をみつけたので、リアルタイムDSD変換再生は、可能みたい。

foo_input_sacdとfoo_dsd_asioの開発者さんの掲示板書き込みをみつけまして、英語なんですけども
http://www.computeraudiophile.com/f6-dac-digital-analog-conversion/foobar-sacd-plugin-asioplugin-6-0-pcm-x44-1k-dsd-upsampler-13822/
どうやら、foo_dsd_asio は0.60 から PCM→DSDリアルタイム変換に対応したようです。


WASAPIによるPCM再生では、安定していますが、DoP再生になったときに、foobar2000iFI nano iDSDのどっちが、イヤイヤしているのかはわかりません。1年くらい放置して、ソフトがバージョンアップして、安定するのを待つしかなさそうです。
DoP方式再生は、新しい技術なので、枯れるまではまだまだかかるようです。

そこで、DSD再生ですが、PCMとのあれだけの違いを知ってしまうと、あきらめきれません。
ナンとか、方法はと、グジグジ考えていると、邪まな妙案らしきものが、天啓のように降ってまいりました。

KORGから昨年末にDS-DAC-100mという、お安いDACが新発売になったらしいのです。
KORGといえば、DS-DAC-10という先行のDACが好評のようで、特に、DoP方式再生でなくDSDネイティブ再生ができて、リアルタイムDSD変換再生もできるという、魅力的なスッペクをほこるのらしい。
そのため、ドライバーも独自のもので、汎用性はないが、専用のAUDIO GATEというソフトを使えば、安定性もあるということである。

で、価格コムをさっそく観測、しかし、レビューもクチコミも全然なし、どうも、人柱ユーザーからすら、シカトされているようだ。

売りである、AUDIO GATEのニューバージョンAUDIO GATE3も、バグでもあるのかリリース延期のようだし、AudioGate 3 Playerとかいう、再生機能限定版をやっとこさっとこ発表という、惨憺たる状況みたいである。

で、やっとでたAudioGate 3 Playeであるが、音源の管理という面では、ダメダメという評判のようだ。

それに、foobar2000DS-DAC-10の組み合わせでは、iFI nano iDSDと同様、プチノイズ、不安定という情報をみたおぼえがある。

しかし、何といっても、お安い。安物買いの銭失いの本性が、いたく、刺激されるのだ。ヤフオクで、新同21,800 円というやつをみつけたのが最後となる。がまんできず、ポチリ。

安定したDSD再生のためには、ちょっとの(いや、大きな、なのかもしれんが)欠点は、我慢するしかない。それに、うちには、オルトフォンのヘッドフォンアンプHd-Q7という、強い味方がある。DACだけあれば、なんとかなるはずなのだ。

で、KORGのDS-DAC-100mを早速セットアップ。と思ったが、同包されているうすっぺらい各国語掲載のマニュアルがとっても不出来。安物のPCパーツにでもついてるみたい。

KORGって、コンシューマーはあまり相手にしたことないのかもしれん。とくに、ジジイは対象外と思われます。

ま、KORGのこれもわかりにくいサイトで、ドライバー等々を入手、インストールはしたものの、操作マニュアルもやはり不出来で、たとえば、CDのリアルタイムDSD変換再生などという売りのはずの機能は、どう使えばよいのか、とか、ユーザーフレンドリィな記述がみられない。

まあ、なんとか、できるようになったようなのだが、知的水準が低いので確証はもてず、不安は残りますです。

で、待望のDSD再生、CD⇒リアルタイムDSD変換再生(AudioGate 3 Playerを利用)ですが、安定性は、ばっちり、のようです。
それに、DSDネイティブの音源があまり流通していない今、CD⇒リアルタイムDSD変換再生というのは、とても現実的で、有用な機能と思われます。
CPUのスペックが多少いるようですが、わたしの最新とはとてもいえないインテル® Core i7-870 Processor (2.93 GHz)でも、何とか動いているようですし。

ただ、音的には、foobar2000と、iFI nano iDSDによるDSD再生(DoP方式再生)のほうがこのみかもしれません。KORGは、より、淡白という気がします。ま、はっきりとは、しないんだけれど。むかし、オーディオで、カートリッジをとっかえひっかえしていた頃を思い出しますな。

それと、オルトフォンのヘッドフォンアンプHd-Q7の非力さがさらに露呈するような感じもあるみたいです。
あらたな課題発生かも。

しかし、安定したDSD再生環境が入手できたことはひとまず成功でしょう。無理でも、そう、思はなきゃねぇ。(弁解調)


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