はるか1/3世紀以上を遡るという時代、当時、英国語学留学していた妹に現地調達を依頼、船便で送ってもらった非正規輸入品というもので、わが青春の暗部を今に伝える、粗大ごみなんですが、とてものこと、捨てたりはできないのです。
戦前型の2WAYホ―ン・シアター・スピーカーなので、中域はバリバリ鳴りますが、上も下も、さっぱり出ないと言っていい代物で、元来、ホールで大音量でならすためのものなので、ウサギ小屋の我が家の居間などでは、1/100も力を出してはいないのでは、という感じになります。
そこで、しょうがないので、スーパートゥイータに、今は亡きCORALというスピーカー・メーカー(FOSTEXじゃないのがみそ。中堅の2強メーカーだったのよ。)のH-100を、スーパーウーファーには、初め、ONKYOのSL-1を(毀れちまったので、、その後、同じONKYOのScepter SW-1《約45kg》にめでたく、変更)というセットを組んで聴いていたのでした。
(オーディオ仙人さまたちには、軽蔑されるに違いない組み合わせです。でも、自分で聴くだけなんだから、どう改悪しようと勝手でしょ。フン。)
アンプは、パイオニアのプリC-3にパワーM-4という、A級のやつだったんですが、そいつも壊れちゃったので、LUXMANのM-07(こいつになって、初めてBitone Majorの38cmウーハーから、なんとか音が出ました)という、やはり、A級(52kgで出力100Wという非効率な奴。ま、スピ-カーが76kg×2なので、つりあいとれてるんでしょう。オーディの基本、秤で計って重い方を選ぶに忠実というわけですな)のパワーアンプに変更、その当時、ちょうど、LPからCDへの移行期だったので、理解不足もあって、プリアンプ導入は止めにして、LUXMANのフォノ・イコライザーアンプE-03と、同じくLUXMANのアッテネッター(セレクターもついてるやつ)のAT3000という組み合わせで行くことに、いまも、そのままという惨状なんです。
CDは、SONYのCDP-777ESJがまだ動くので、そいつを。(なにせ、スピーカーがVITAVOX Bitone Majorなので、新しいモノにする必要は感じられないわけです。元々、CDはメインのソースじゃなかったし、と言い訳。(でも、LPは千枚ちょっとなのに、CDは、いまや、その3倍以上と、時代は、変わちゃっているのでした。)
プレーヤーは、本来は、倒産しちゃったマイクロ精機の
とてものこと、PCオーディオ時代に対応は出来そうもないんですが、ま、趣味の世界なんで、好きにすればいいのさ、ということで、スピーカーの部屋にあるPC(なつかしのVISTAマシンで、CPUはCore 2 Quad Q9550 2.83GHz ていうやつ)も、いっきに、PCオーディオ化、KORG DS-DAC-100mで、鳴らしてみることに。なんとか、動くようだ。
そうしたら、予想外に、合うみたいですよ。特に、DSD再生がもたらす空間情報が、始祖鳥システムにある種のニュアンスを加えてくれるよう。意外や、面白いことになりました。(ということは、foobar2000と、iFI nano iDSDのほうが、さらに、むいているかもね。で、トライしてみる。ほぼ、予想どおりみたい。iFI nano iDSDの使い場所、発見ていう感じです。)
こういうことならば、もっと、質の高いDACを導入したりすると、さらに、効果があがるんでしょうか。でも、DoP方式ではないDSDネイティブのDACで、余計なアンプが付いていない、できれば、ピラミッド型の音調なんていう、おいしそうなDACって、あるのかなぁ。
なんか、きわめて、レアなニーズのような気がするが、どうなんだろうか。
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いま、ネットをさまよっていたら、マイクロ精機SX-
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