2015-07-18

「セザンヌ-近代絵画の父になるまで」展  @ポーラ美術館  神奈川県箱根町仙石原小塚山

せっかく、箱根で旅館にとまったのに、麓でうなぎを喰っただけというのもなんなので、もう一度、箱根街道をのぼって、ポーラ美術館の「セザンヌ-近代絵画の父になるまで」展をみにいく。

じつは、セザンヌは、高踏すぎて、苦手なんだが、まあ、いいか、というわけだ。

火山騒動で、立地が大涌谷近くの仙石原なので、ひとっこ一人いないのかと思ったが、土曜としては、閑散としていたけれど、そこそこ、入場者がいる。

展示を予定した、他館からの特別展示はご遠慮中で、ないということらしいが、セザンヌにゆかりの前世代のクールベやマネ、同世代のピサロ、ルノワール、モネ、次世代のマティスやピカソなどが、展示されていて、実力者ばかりなので、見ごたえはある。

ま、それなりの、美術館見物にはなったみたい。

わたし、美術鑑賞能力が極めて低く、特に、コンストラクションとかいわれても、???なにがなにやら、状態なので、セザンヌには、極めて、適性がない。

ただ、セザンヌのブルーとか、その透明感のある色彩には、いつみても、ほれぼれする。ま、主に、色彩にしか反応しないという、単細胞なんですな。

で、セザンヌ、いい色だなぁ、といい気分。それに、マイ・フェバリットのボナール(ああミモザ!)も1点飾ってあって、よろこばしかったのでありました。


ポーラ美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285

0 件のコメント:

コメントを投稿