せっかく、箱根で旅館にとまったのに、麓でうなぎを喰っただけというのもなんなので、もう一度、箱根街道をのぼって、ポーラ美術館の「セザンヌ-近代絵画の父になるまで」展をみにいく。
じつは、セザンヌは、高踏すぎて、苦手なんだが、まあ、いいか、というわけだ。
火山騒動で、立地が大涌谷近くの仙石原なので、ひとっこ一人いないのかと思ったが、土曜としては、閑散としていたけれど、そこそこ、入場者がいる。
展示を予定した、他館からの特別展示はご遠慮中で、ないということらしいが、セザンヌにゆかりの前世代のクールベやマネ、同世代のピサロ、ルノワール、モネ、次世代のマティスやピカソなどが、展示されていて、実力者ばかりなので、見ごたえはある。
ま、それなりの、美術館見物にはなったみたい。
わたし、美術鑑賞能力が極めて低く、特に、コンストラクションとかいわれても、???なにがなにやら、状態なので、セザンヌには、極めて、適性がない。
ただ、セザンヌのブルーとか、その透明感のある色彩には、いつみても、ほれぼれする。ま、主に、色彩にしか反応しないという、単細胞なんですな。
で、セザンヌ、いい色だなぁ、といい気分。それに、マイ・フェバリットのボナール(ああミモザ!)も1点飾ってあって、よろこばしかったのでありました。
ポーラ美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
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