オレグ・カエターニさんが、ロシアものをやるというので、いってみることに。
まず、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番。ピアノは、藤田真央くん。東京音大1年在学中にクララ・ハスキ ル国際ピアノ・コンクールで優勝という、若手の有望株らしい。
さて、どういうもんかいね、と思って聞き始めると、なかなかのもんであります。ロシアンスクールッぽさは皆無だけど、清潔でピュアな魅力的な音で、センシティブにチャイコを演奏。こういう風に弾いてくれると、チャイコもあまり、いやな気分にならないくて、助かります。
こういう感じだと、ドイツ・ロマン派なんか、どうなるのか、想像しにくく、なんというか、今はヤリの草食系男子ッぽい気がしますが、悪くありません。
後半、カリンニコフの交響曲第1番 。オレグ・カエターニのおとは、ほんと、純度が高くて美しい。ただ、カリンニコフ、昔聞いたことがあって、それなりだった記憶があるんですが、やっぱり、ラフマニノフなんかに比べると、いまいちな感じがしました。
日時:2018年6月17日(日)14:00開演(13:20開場)
場所:サントリーホール ホール
指揮/オレグ・カエターニ
ピアノ/藤田真央
曲目
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』より「ポロネーズ」
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
カリンニコフ:交響曲第1番 ト短調
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