2014-02-17

アクアリオ弦楽五重奏団 ブラームス  弦楽五重奏曲 第2番ほか@ヤマハ銀座コンサートサロン

アクアリオ弦楽五重奏団のモーツァルト  弦楽五重奏曲 KV614、V・ウィリアムズ 幻想的五重奏曲、ブラームス 弦楽五重奏曲 第2番という演奏会に、ヤマハ銀座コンサートサロンまででかける。

れいの、ブラームスの室内楽をききたいねブームのいっかんであります。


アクアリオ弦楽五重奏団、きいたことない団体ですが、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2013で第1位を受賞ということらしい。(プログラムをみると、べつに、ザルツブルクで開催されたのではないみたいですけれど)。で、桐朋学園に在学中の学生さんということでした。

演奏は、なかなか、わかわかしくて、良い感じ、フレッシュなモーツァルト、楽しいV・ウィリアムズと、若いっていいねというパフォーマンスでした。お楽しみのブラームスは最晩年のやつなので、これは、やはり厳しかったですが、気分よく、演奏を楽しむことが出来ました。

ヤマハ銀座コンサートサロンは、60人くらい入ればばいっぱいのサロンで、演奏者とおなじ平場の席。むかしの、室内楽はこんな感じで、聴いていたんだろうと、それはそれなりに、興味深いものでした。まあ、たまには、こういうのも、いいんではないでしょうか。

梅林 とんかつ@銀座

タベログ通信 その46

演奏会前の腹ごしらえ、ということで、銀座の梅林にいく。なんか、とんかつの老舗らしくて、カツサンド発祥の店らしい。

銀座の老舗にしては、かなり、安普請のカウンターや、テーブルで、高級路線ではないみたいです。

カウンターのむこうで、3人ほどの職人さんが、かつをあげています。ヒレカツ定食2,600円にロースかつ定食2,700円を注文。随分揚げるのに時間がかかるが、生ビールを飲みつつまっていると、ようやく登場。

衣がしっかりついているきちんとした出来ばえのかつで、さすが、老舗だけはありそうです。

ロースもヒレも非常に口あたりの良い、やわらかいあげかたで、いかにも、銀座てきなかんじがしました。

まあ、豚肉の旨みというめんでは、少し弱いのかもしれません。でも、銀座にしては、極めてリーズナブルで、つかいではありそうです。いいみせ、みつけた、かも。

2014-02-15

大雪 2度目

すごい大雪。44年ぶりとかいうことで、とすると、わたしが学生の頃遭遇した大雪の再来ということか。自分、永く生きてるんだなあ。感心。



2014-02-09

ニコ爺未満へのみち エピソード25  「 SONY サイバーショット DSC-RX100 」

Nikon 1 J1、Nikon 1 V1に関心をよせていたころ、どうにも気になったのは、SONYのサイバーショット DSC-RX100のことでした。
ミラーレスの魅力を、軽薄短小というのなら、RX100にかなうものはないのでは、と思わざる得なかったからです。とくに、ズームなんぞをつけるくらいなら、RX100の敵ではなさそうです。

でも、RX100って、デジカメですよね。せっかく、デジカメから1眼へと転進したというのに、また、デジカメに舞い戻るなんて、仁義にもとります。

そのうえ、RX100には、ファインダーという、カメラに必要不可欠のものが欠けています。軽く小さいのは良いけれど、使いにくさ、百万倍です。
さらになにより、お値段が高すぎました。マークⅡがでたら、劇的に安くなるのかと思ったら、4万円台中後半を、長いこと維持していました。さすがにこれでは、いけません。3万円台に入ったら、真剣に考えてもよいかもねと、様子伺いという姿勢をどうにか維持しておったわけです。

で、年明け後、価格コムの当該サイトをのぞいて見ると、大変いけないことがおきていました。
RX100の値段が、4万円ジャストのあたりをウロチョロしているのです。

おいおい、いいかげんにしてくださいよ、と思っていると、ついに、3万円台に突入してしまいました。

これは、災難というものです。ファインダーがないカメラなんて、使えないんだよね。RX100って、デジカメだよ。と、注意喚起をしてみたものの、ガジェット大好きの悪癖はいかんともしがたく、ポチリ。

Nikon 1 J1、Nikon 1 V1があるのに、このRX100をどうつかえばいいんでしょう。

それに、ミラーレスには、もうこれ一拓でしょうというマイクロフォーサイズのパナソニックLUMIX DMC-GM1があるので、ガジェットとしては、そちらのほうががいいんでは。
確かにそうです。今後の重要な検討課題といたします。(ばかか)

2014-02-08

蝶々夫人 @NNTT

あいにくの大雪になったが、蝶々夫人をみにNNTTへでかける。劇場はふだんどおりの人出の感じであったが、終演後、そそくさと劇場をでたものの、3時間以上、通常の三倍ごえの帰宅時間を要してしまった。妻は、なかなかの大冒険だとおっしゃていた。


今日の蝶々夫人は、女流指揮者ケリー=リン・ウィルソン、演出栗山民也で、蝶々夫人が、アレクシア・ヴルガリドゥ、ピンカートンはミハイル・アガフォノフ、シャープレス甲斐栄次郎、スズキ大林智子、管弦楽東京交響楽団という陣容だった。

NNTTの蝶々夫人は、随分前、栗山昌良の古典的な演出のやつを見たことがあるが、栗山民也演出は初めて。現代化、省予算化?の演出だが、これはこれで、いいのかな。アメリカ国旗と、最後の幕切れの強烈なライトアップは、蛇足と思ったけれど。

ケリー=リン・ウィルソンの指揮は、イタリア感はないものの、きめ細かく、叙情性を感じさせるもので、なかなか楽しめた。
蝶々夫人のアレクシア・ヴルガリドゥも、細身の美人な蝶々さんで、声も高音が美しく伸びて、ドラマティコの感じではないものの、とてもよいかんじ。
ミハイル・アガフォノフのピンカートンは、少し、鈍重で、ピンカートンはもっとお気楽な感じの、そして、まれびと・誘惑者としての魔力をそなえたテノールじゃないと、蝶々夫人の悲劇がうすまってしまうよなぁ。

で、蝶々夫人、久しぶりに聞いたんだけれど、あまりに、かわいそうすぎて、見ていられない気分でした。1幕なんて、音楽が甘美に高揚すればするほど、結末を知る身にとっては、つらさがつのります。老齢化による感情の耐性の劣化があきらかでありました。

蝶々夫人、やはりプッチーニの傑作ですね。でも、ボエームみたいに、気楽にみられるものではないよなぁ。むごすぎるもの。

演奏には、満足しましたが、大雪の帰り道が心配なので、終演後の拍手は少し切り上げてでてきてしまったのが、心残りとなりました。

2014-02-07

CASA MALLA その6

本来、土曜日のオペラの後、行く予定だったのだが、テレビで大雪の予報がけたたましく流れるので、無事に時間にいけるか、はなはだ怪しい。しょうがないので、急遽、予約を変更、前日、金曜の夜、CASA MALLAへ。

テーブル席は2つとも埋まっていたが、いつものカウンターは、われわれ夫婦だけでした。

むらさきのジャガイモの自家製ポテト
プルーン入りパテ 定番
カルソッターダの焼下仁田ネギ、特性ソース
 季節のもので楽しい、旨い
むらさき大根、焼パプリカ・なすといわしのマリネ    
フィデウア
三元豚のにこみ

シュウ皮いりおおつぶいちごのケーキ(季節のはつおめみえとか)*2
フラン*1

corinbo ribera del duero 2010 ¥9000 赤1本、白グラス*1

で、20000円とちょっと、ごちそうさま。

やはり、翌日の土曜は、大雪のため臨時休業でした。あの雪では当然か。

2014-02-02

PCオーディオ入門  iFI nano iDSD

いつも、PCのディスプレイ前に座ってぼんやりしているのに、とんと、気づかなかったのですが、いまや、世は、PCオーディオ時代となっているようです。

ウォークマンにハイレゾ音源とか、PCにDSDとか、へたをするとSACDより高音質の音源もネットで入手可能などという、恐ろしげな情報が踊っています。

ただ、ジジイなので、いまいち、気持ちがそそられなかったんですが、暇をもてあましているようでもあり、ガジェット購入で大失敗するのを生業としていることもあり、気がつくと、USB DACのiFI nano iDSD¥26,250 、ヘッドフォンアンプにオルトフォン(なつかしい)Hd-Q7¥30,900 、ヘッドホンAKG K702¥23,180(アーカーゲ、むかし、使ったことのあるカートリッジのメーカー)が宅配便でてもとに集まってしまっているということになりました。

オーディオ的にいうと、安物ばかりということになりますが、うちにあるオーディオ機器は10~20年以上前のジャンク同然のものばかりなので、まあ、いいか、というわけであります。

で、ネットに導かれつつ、Foobar2000をインスト、なにかはしらねどWASAPIやASIOも指示どおり導入、加えて、鉄板だと紹介のリッピング専用ソフトExact Audio Copyもインスト、さらにCD音源をハイレゾ化ということで、SoundEngine Freeを導入、と条件を整える(これでいいのか???)。

で、マーラー、ノイマンの第3番なんかが、よさそう、ということで、Exact Audio Copyで、リップ、そいつを、SoundEngine Freeで24bit,192kHzにハイレゾ化と、順調に作業が進む。でも、随分時間がかかるようだが、成果があがるのか?

ようやく、できあがった、ノイマンのマーラー第3番24bit,192kHz音源をば、USB DACのiFI nano iDSD、オルトフォンHd-Q7、AKG K702で聴いてみる。

確かに、ipod nano 6thにapple純正カナルできくよりは、いいかもしれんなぁ。

じゃあ、うちのジャンク・オーディオと比べて、どうよ、と、面白半分に聞き比べ。

CD/SACDプレーヤー DENON DCD-1650AE、DENONアンプPMA-2000AE、YAMAHA 1000M or ドライバーユニットSRM-300、STAXイヤースピーカー SR-202(プレイヤーVictor QL-5. MM型カートELAC D-455Eも付属)という、太古代システムで聴いてみる。


!!!!!ジジイなんで耳悪くなったのか、なんど聴いても、恐竜システムのほうがいい音に聞こえるんだが、どうなっているんでしょうか?もう、おいらも、臨終まじかかなぁ。


それにしても、ノイマンのマーラー第3番、いいよなぁ、気持ちが和みますです。