2014-06-30

Audio Visual(もう死語みたい)再挑戦 パイオニアSC-LX57 Victor SX-L3 LG Smart CINEMA 3D TV 47LA6400 ほか

2階の部屋でも、Audio Visual再挑戦ということだが、プロジェクターについては、4Kプロジェクターがまだ未成熟ということなので、液晶テレビにする。

以前使っていたのは、4:3の80インチ・スクリーンだったが、液晶テレビで安物でかえるものはということで、カカクコムを漁ってみると、LGのSmart CINEMA 3D TV 47LA6400 という47インチのやつが、74,500円で手にはいることがわかった。

韓国製ということで気は進まないが、シャープ亀山モデルも死滅しており、液晶は事実上メイド イン コリアしかない。それに、何しろ、安い。と、これにすることに。

80インチ・スクリーンにくらべると、ショボイが、近接視聴でカモフラージュということで、折り合いをつけることとした。

ついで、VICTOR SX-L5+スーパーウーファVICTOR SX-DW7の多チャンネル化には、AVアンプがいるわけだが、いまや、絶滅寸前のAudio Visual分野に社運をかけて、フェードアウト中の、可哀想なパイオニアにしてあげないといかんわな。

このごろ製品の品質については、かなり評判悪いようだが、なんとか、我慢できそうなレベルのAVアンプということで、みつくろってみたところ、モデル末期のパイオニアSC-LX57がAVACで106,700円で投売りされているのを発見。ちと高い、と思ったが、DACがESS9016 というのにころんで、購入することに。

Dクラスアンプなんて、まともな音が出るとは思えんが、多チャンネルをアナログで、というと、ピュアオーディオ的には、とんでもないことになるわけで、電源の工事から始めなければならないものね。

で、サラウンド・システム用のスピーカーには、SX-L5にペアリングということで、Victor SX-L3(中古品)が2本¥15,800というのをネットでみつける。

センタースピーカーには、 ヤフオクでVICTOR SX-LC33(少し音調が違うらしいが)を、¥14,278で落札。

BDプレーヤーは、チョット見用にころがしてあったパナソニックDMP-BD77の流用でひとまず、組んでみることに。

HDMIケーブルは、PLANEXで充分という話を信用し、ハイスピードHDMIケーブル PL-HDMI02E-QDを、スピーカーコードは、サラウンド用で長いので、BELDEN 8473使用ということで、パイオニアSC-LX57のMCACCで、自動設定、音だししてみる。

これで、2チャンネルから5チャンネルへ大変身。ところで、音は、本当に良くなったのか。

1階にある、100インチス・クリーンとエプソンEH-TW3500プロジェクター、YAMAHA NS1000M、センタースピーカーNSX-C1、スーパーウーファYST-SW1000、サラウンド・スピーカーNS10Mと、AVアンプ パイオニアSC-LX71、BDプレーヤーBDP-LX71というAudio Visual Systemとは、どれだけ違うのか。

わたしの駄耳では、まだ、よくわかりませんです。

これじゃあ、ただの、無駄遣いというもんですなぁ。メメ。

2014-06-29

CASA MALLA その8

All Brahms vol.3のあと、CASA MALLAをめざす。

サントリーホールをでたら、前も見えないほどの土砂降りで、ロマンスカーが動いているか心配だったが、途中徐行運転になったものの、5分遅れで、無事、到着した。


鳥肝(珍しく)とプルーンのパテ
鯵とクスクスのサラダ、ガスパチョのつけあわせ
ひらめのグリル にコールラビのペーストとサンファイナ(ラタトゥイユ) うまし
ブティファラと肉、魚介のフィデウア入り煮込み
牛肉のグリル 
 牛は値段なりになちゃうよね。材料の質については、シェフも 、気にかけているみたいだけれど、絶対評価だけで、云々するのは、ちょっとね。大人の価値判断ができるように、なりたいもんです。

白とカヴァ*2
赤ボトル Clos Pons Roc Nu, Costers del Segre,  Spain
初めて入れたというこのお店ではちょっと高い9800円のワイン。上品なこくがあって、タンニンも十分に味わえる。Cabernet Sauvignonが嫌いな私をびっくりさせる、まことにおいしいワインでした。

さくらんぼのタルト
フラン
チョコレート・ムース

ワインが高めを選んだので、〆て、23,000円弱でした。いつもながら、ごちそうさま。

All Brahms vol.3 ダニエル・ハーディング/新日本フィルハーモニー交響楽団  @サントリーホール

ハーディング、新日本フィルのAll Brahms vol.3をききにサントリーホールへでかけた。
最終回だが、ピアノ協奏曲第1番と交響曲第1番という、ブラームスが苦心惨憺して作曲した、力瘤入りの2曲ということになる。

どちらかというと、わたしの苦手なタイプの曲だし、ハーディングとの相性もvol.1、vol.2ときいてきたかぎりでは、あまり、良いとはいえなかったので、期待が大きかったとはいえないのでありました。

ところが、なんと、ピアノ協奏曲第1番。出だしから気合の入った音が鳴り出して、すこぶるいい感じです。ピアノのポール・ルイスは、ブレンデルの弟子らしい。ヴィルトゥーソ風ではないけれど、端麗で純度の高い弾きぶりで、さすが、というところです。苦手な第1番を、楽しくきくことができました。

ポール・ルイス、アンコールでシューベルのアレグレットD915をしみじみきかせてくれました。

ハーディングは、ヴァイオリン・コンチェルトのときも思いましたが、すごく良いバックアップをする人です。実力者なんでしょう。

休憩後、これも、普段苦手の、交響曲第1番がつづきます。

ところが、あにはからんや、これが、なんと、いいいんですよ。
演奏スタイルは、今までと同じなんだと思います。でも、いつもは、私には重過ぎて、疲れてしまう曲なのに、すこぶる、見通しが良くて、音型が美しく耳に届いてきます。

ブラームスというと厚みのある和音の響きが土台にあって、そのなかで、生起する出来事みたいな曲だと思っていたんですが、ハーディングでは、いわば、線の音楽にきこえるのです。

ハーディングが紡ぎだす旋律線の音型が、なんというか、アーチ状に克明に奏でられると、線の音楽という感じが、ますます強くなるようです。
ブラームスがイギリス得意の多声音楽になったみたいで、すこぶる、不思議な感じですが、これは、これで、なんとも、魅力的にきこえました。なぜだろう。

ハーディング、チクルスの最後に、ピアノ協奏曲第1番と交響曲第1番をもってくるなんて、こういう、大逆転を狙ってたんでしょうか。まさかね。

年末の、マーラーやブッルクナーは、どういうことになるんでしょうか。面白くなってきました。

2014-06-25

エプソン EH-TW3500  復活と終戦(嗚呼、サッカー・ブラジル大会)

サッカー ブラジル大会の時期になった。
普段あまり出番のない、一階のオーディオ・サブシステムに併設の、100インチス・クリーンとエプソンEH-TW3500の活躍の場面が来たようだ。そうえいば、前回のアフリカ大会もこのプロジェクターの出番だった。やっと、役に立つぞ。
で、スイッチ・オン、画面のあちこちに、緑のハレーションが発生している。これでは、さっぱりです。
いまは、4Kプロジェクターが出始めたばかりで、買い替えの時期としては、いまだし、ということで、いたしかたなく、修理に出すことに。
基盤がいかれたそうで、高額修理となるも、どうしようもありません。
先日、2週間半ほどかっかって、帰ってくることになりました。〆て、75,000円もかかったのであります。ラックスのM-07の修理代はありがたいくらいでしたが、プロジェクターだと、もったいなくて泣きそうになりますわさ。
で、本日、早朝、5時から、EH-TW3500による、日本VSコロンビア戦を見ることに。
・・・・・・・。惨敗。
100インチス・クリーンでみるサッカーは、ホーメイションが良くわかって、スンバらしいのですが、なにせ、あのザマでは、気分はもりさがる一方です。
日本のブラジル大会は、これで終戦ということになりました。
ま、日本代表の選手の皆さんは、骨折り損で、お気の毒なことでした。
次回のカタール大会では、酷暑のなか選手たちがばたばた倒れるのをみることになるようですが、エプソンEH-TW3500、それまで、もつのでありましょうか。
修理対応期限は2016年 8月までということのようなので、いまから、心配でございます。

2014-06-23

横須賀しょうぶ園 @横須賀市阿部倉

そろそろいかないと、ということで、横須賀しょうぶ園にいく。

あふれるほど、咲き誇る、というほどではないが、充分美しい。やはり、神奈川県下では、一番ではないだろうか。
わたしは、超有名な堀切菖蒲園なんかより、こっちがいいなぁ。

良い天気の中、汗だくで、写真撮影を敢行いたしました。









あらさき亭 地魚料理@横須賀市長井 その2

横須賀しょうぶ園に行く前に、まずは、腹ごしらえ、ということで、地魚料理の店、あらさき亭にいく。
横須賀あたりにくると、いろいろ行ってみたものの、やはり、ここしかない。

わたしは、魚セット(ひじきのにつけ、石鯛さしみ、カマスの塩やき、小鯛の煮付け、海草のおすいもの、てんぐさのところてん)、奥さんは荒崎がにセット(ひじきのにつけ、鯵のたたき、、海草のおすいもの、てんぐさのところてん)を頼む。

いつもながら、海の幸を満喫。しめて、4000円少々でした。

常連さんと女主人の会話を漏れ聞くと、女主人が体調不良で、ながく休業中で、つい5日ほど前から、再開したばかりだそう。

よのなか、どこも、高齢化で、あしたのことは、本当に、さだかでない。

せっかくのえがたい良店ですので、お体にきをつけて。ごちそうさまでした。

2014-06-22

VICTOR SX-L5 まあ、こんなもんか

VICTOR SX-L5の調整をしていた訳だが、スーパーウーファにVICTOR SX-DW7をプラス、スピカーケーブルについては、最終的に、BELDEN 8477とBelden 8470の混成ということで、プラシーボ効果をくわえ、2チャンネルシステムとしては、まあ、こんなもんかということになる。

ただ、いくら新時代(もう随分古いが、VITAVOX対比では、充分なわけ)システム、とはいえVITAVOX Bitone Major、スーパートゥイータCORAL、H-100、スーパーウーファーONKYO、Scepter SW-1のメインには、どうにも、太刀打ちできそうにないので、2チャンネルシステムでの運用には無理があることが判明する。

これは、大改革が必要ということで、大昔構築を試みたものの、故障後、放棄していた、Audio Visual Systemに再度挑戦してみることとなった。さて、どうなることでしょうか。

2014-06-21

なかがわ 天ぷら@築地 その3

コンサートのあと、そろそろ行く頃合かということで、  天ぷらのなかがわに向かう。

奥さん上機嫌で、バイトの芸大の美術生の話などを、ご主人と交わしていた。

つきだし
そらまめ
らっきょ

くるまえび
きす
めごち
あおりいか 絶品の火入れ
ぎんぽう いかにもてんぷら屋に来た気がするね
谷中しょうが  おいちい。てんぷらむきなのは、なかなかみつからないそう
あゆ まだ、大丈夫。大人の味です
ししとう
あすぱら
なす
こたまねぎ うまうま
さつまいも
あなご なかがわに来たっていう喜び

かきあげ てんどん

ビール*1、冷酒*2

しめて、27000円ほど。ごちそうさまでした。



All Brahms vol.2 ダニエル・ハーディング/新日本フィルハーモニー交響楽団  @すみだトリフォニーホール

ダニエル・ハーディングのAll Brahms vol.2ということで、新宿の慎のうどんで腹ごしらえの後(いつもどうり美味しい。でも、本当は川崎の綾で修業したという「純手打ち讃岐うどん五郎」なるうどんやさんが、錦糸町にあるのを発見、行く気満々だったんですが、なにげに営業日を確認してみると、土曜のみ休という、不思議なお店で、振られてしまったのでした。)、すみだトリフォニーホールにでかける。

前半はイザベル・ファウストのヴァイオリンによるヴァイオリン協奏曲ニ長調でした。美音系のソリストではないみたいで、すっきりした感じの演奏。

情感豊かというより、丁寧な表現で、いつもは、1.2楽章でうっとり、ということになるんですが、そういうことには、なりませんでした。いっぽう、普通は物足りない3楽章が、意外や楽しげで、気持ちよく聞くことができました。

ハーディングのバックは、なかなか、委曲を尽くした感じのもので、ききごたえがあります。

ただ、大好きなブラームスのヴァイオリン協奏曲としては、少しく、物足りない感じでございました。

でも、イザベル・ファウスト、会場からなかなかの喝采を受けて、アンコールにはバッハの「無伴奏パルティータ第2番」から「サラバンド」を優しく弾いてくれました。

後半の、交響曲第4番、ダニエル・ハーディングの指揮はvol.1の傾向とやはりおなじで、曲のつくりを明瞭に、すっきりと描き分けてくる感じですが、ブラームスっぽい、厚みある響きや、内にこもった情感みたいなものは、あまり感じられません。

正直、ブラームスについては、単純な私なんかと、知的なハーディングの相性は、あまり良いとはいえないみたいでした。

さて、来週のAll Brahms vol.3はどうなんでしょう。

2014-06-20

VICTOR SX-L5 調整中

VICTOR SX-L5については、 富士電線のビニルキャブタイヤケーブル VCT5.5SQのおかげで、これなら、スタートラインかという、状況にはなったのだが、VCT5.5SQは、やはり強力で、高域が矯められ過ぎのようである。

VICTOR SX-L5は、せっかく、SACD時代に対応するためのスーパーツイーター搭載なのに、これでは、残念すぎる。

そこで、ケーブルをBELDEN 8477としてみることに。

そうすると、たしかに、低域は豊かに鳴るし、高域も、そこそこのようだ。なにより、中域が出ておるように聞こえるのがよい。

ただ、VICTOR SX-L5は、いかにも昔ながらのVICTORの音で、きれいな音であることに、全勢力をかけているみたいである。それは、社風というもので、如何ともしがたい。

優しい音で、耳に馴染みやすいけれど、分解能とか空間表現とか、いまどきのスピーカーに期待したい要素はさっぱりでてこない。

でも、言い訳すると、この辛口評価は、あくまで、B&W対比ですので、誤解のないようにしてね。

VITAVOX Bitone Majorに較べると、VICTOR SX-L5は恐竜の前で鳴いているうさぎみたいな感じで、全々実体感が伴わないのだ。能率100dBを軽くこえるマンモスと、88dBのSX-L5を較べるのは、はなから無理でした。役者がちがうのは如何ともしがたいところのようです。

結論。VITAVOX Bitone Majorって、今でも、それなりに、やってくれる奴みたいです。

2014-06-19

池辺晋一郎作曲 鹿鳴館 @NNTT 中劇場

池辺晋一郎作曲の鹿鳴館をみに、NNTT中劇場へいく。
2010年初演の再演初日ということみたいだった。
そういえば、初演のとき、三島の鹿鳴館ということで、興味をそそられたものの、作曲が池辺晋一郎さんということで、踏み出せなかったような、おぼろな、記憶がある。

原作 三島由紀夫 
指揮 飯森範親 
演台本 鵜山 仁 
演出 鵜山 仁 
作曲 池辺晋一郎 
美術 島 次郎 
衣裳 前田文子 
照明 沢田祐二 
振付 上田 遙

合 唱  国立劇場合唱団 
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団

影山悠敏伯爵 黒田 博 
同夫人 朝子 大倉由紀枝 
大徳寺侯爵夫人 季子 手嶋眞佐子
その娘 顕子 高橋薫子
清原永之輔 星野 淳 
その息子 久雄 鈴木 准 
 予定の経種廉彦が体調不良で降板と冒頭紹介があった
女中頭 草乃 山下牧子 
宮村陸軍大将夫人 則子 鵜木絵里 
【坂崎男爵夫人 定子】池田香織
【飛田天骨】早坂直家

というキャスト。影山伯爵と夫人朝子以外は、初演とはかなり、変化があったようだ。

作曲者自ら、オペラは演劇だといっているようで、確かに、オペラというより、劇伴音楽ぽい感じがしたが、そういう風になるのは、三島の文章の並外れて、強い磁力が、全体を、覆っているせいのほうが大きいのだろう。
ひさしぶりに、シニカルで、大向こうを唸らせる気満々の修辞学的科白をきいて、若い頃に読んだ三島を懐かしく思い出した。(そんな訳で、歌詞は日本語なのに、字幕があって、ありがたかったですよ)
原作を、リブレットに仕立てたのは、演出も担当した鵜山 仁という方のようで、なかなかの、力技で、感心したけれど、結局は、三島の言葉言葉言葉、という結果になっていたのは、いたしかたのないところだったろう。

影山伯爵 黒田 博、夫人 朝子の大倉由紀枝さんたちは 、初演にひきつづいての配役で、なかなか、安定感があったし、そのほかの歌い手も、過不足なしだったけれど、唯一、オペラチックにいけそうだった、大徳寺顕子の高橋薫子さんの声に、幾分伸びがたりなかったような気がチョット、かな。

で、フィナーレになると、池辺晋一郎さんの省エネのリヒャルト・シュトラウスみたいな劇伴もすこぶる、快調に盛り上がって、観劇の興趣を味あわせてくれた。 

飯森範親さんの指揮も上々、東フィルも東フィルぽい音をいかんなく発揮しておりました。

あと、演出はリブレット作者の鵜山 仁さんなので、意図通りなのだと思うんだが、舞台が、1幕から4幕までずっと暗い中で進行するので、変化がどうも、とぼしい感じになってしまう。

せめて、最終幕の舞踏会の場が、ヴェルディの仮面舞踏会のパクリよろしく、三島の対位法的な作劇法にあやかって、華やかな光の中での権力と愛の対比みたいな設えがあったら、いっそう面白かったんだが、まさか、予算の制約ではないですよね。

終演後、カーテンコールには、作曲者も登場、喝采をうけておりました。

大変、大変、楽しめましたです。これなら、マタ忘れた頃、見に行っても良いなぁ。(でも、演出は別のを希望)

そういえば、黛敏郎のドイツ語訳リブレットの金閣寺というのもあったが、一度見てみたいもんだ。

大満足で帰途につくも、小田急線が脱線事故で、運休中、ロマンスカーでビールを飲みつつ優雅に帰宅のはずが、渋谷、横浜廻りで帰る羽目に。到着が、12時過ぎになってしまった。
奥さん連れて行かなかったバチかしら。


P.S.
あとで、ネットをさまよっていたら、鹿鳴館について、せっかくの再演なのに、作曲家が修正の手を全然入れていないなんて、どういうことだ。
ヴァグナーでも、ヴェルディでも、実演のあとには、より良い作品めざして、まじめに、補正してるんだが。
修正する必要がない作品を、はじめから作曲できるなんて、池辺晋一郎は、よほどの、弩天才なんだろう。
みたいに、おっしゃっているサイトを発見。グゥワハハハ 。大爆笑です。
池辺さんかわいそう。カーテンコールなんかに、でてきて、大丈夫?
無責任な反応で、ごめん。

2014-06-17

VICTOR SX-L5 中古 買ってみた

LUXMAN M-07が、無事ご帰還、まるで、新装開店したかのよう。

しかし、PCオーディオ入門などと、iFI nano iDSDのDSD256を、foobar2000で聴く環境もととのったのだが、なにせ、スピーカーがVITAVOX Bitone Majorなので、新時代の風をわが家に吹かせるには、荷が重い気がするわけなのだ。

そこで、中古のVICTOR SX-L5 を導入することに。通販で¥53,000なりでした。

これは、長岡鉄男教祖が、1999年という最後のFMfan ダイナミック大賞で、大賞に認定した、2WAY+スーパーツイーターという、へんてこなシロモノなのだが、高域は出るが、中域は?、低域はゼンゼンという、評価を受けているらしい。なにげに、VITAVOX Bitone Majorとは、真反対に近いのではなかろうか。

それに、憧れのB&Wは、手元不如意なので、導入にはまだだいぶん時間がかるという見通しもある。なにしろ、B&Wだと、100万円ごえになってしまうものね。(おい、なんの話だ。俺は、知らんぞ、世迷言はいいかげんにしなさい)

ということで、かねて、2スピ-カー体制のために用意のNEUTRIK、SPEAKON CABLE CONNECTORに、Belden 8470をとりつけて、音出しをしてみる。

???なんか、上の方しか音がないんだが、これが、新時代の音なんだろうか。

あまりのことに、変わり映えのしない富士電線のビニルキャブタイヤケーブル VCT5.5SQを取り付けて、むかし、なんだか知らないが買いこんだ、SX-DW7というスーパーウーハーも導入、再び音出し。

ま、これなら、スタートラインかという、状況にはなったみたい。

で、結局はどうなのよ?はてさて、で御座います。

2014-06-14

「新橋 鶴八」 その7

「新橋 鶴八」禁断症状がではじめたようだ。まずいぞ。
そんな時、おりよく、D800Eに、要フィルター清掃のごみが発生。新宿のニコン・サービスセンターに行く必要がでてきた。その修理完了待ちの待機時間を利用して、「新橋 鶴八」に足を伸ばせば、いっぺんに、用事がかたづいてしまう。これぞ、いっきょ両得。
で、「新橋 鶴八」の暖簾をくぐる。

つまみ
こぶじめ(かれい)
はまぐり  うんまい

つきだし しおから

にぎり 二つずつ
かれい
こはだ  鶴八に来た満足
あじ    夏はもうすこしさきだが、うまい
いか    ここのは、いつも、さびが強烈

ひとつずつ
づけ うに しゃこ(つめ) みる貝 

ふたつずつ
あなご おいちい  

たまご つまみ

生ビール:2.冷酒:1 16000円弱でした

時期的に端境期かな、ごちそうさま

2014-06-10

My Funny Valentine

突如、「My Funny Valentine 」にはまる。
ネットで検索、名演を探すことに。

すると、Chet Bakerらしい。聴いてみると、なかなか、きかせる。が、美男子なんで、かっこはいいが、困ちゃった弱み感は乏しいような。

男なら、Frank Sinatraもあるとか、5枚組の100HITSとかいう安いセットを買い込む。じょうず。

懐かしの、Nat King Cole もあるぞ。3枚組みベスト盤で、幼少時代のリスニング体験を偲ぶも、イマイチか。

ただ、突如の「My Funny Valentine 」フィーバーの原因は、Jeff Bridges, Michelle PfeifferのThe Fabulous Baker Boys(恋のゆくえ)で、エンドに流れるミッシェル・ファイファーの「マイ ファニイ バレンタイン」を何の拍子か思い出し、「恋のゆくえ」のサントラ盤をYahooでゲットしたことにはじまる。

映画ではファイファーの女優とは思えない、歌声にやられちゃたのだが、まじめに、サントラを聴くと、やっぱり、女優の演技がかなり上乗せされていたのがわかる。それならば、本職の方々は、ということで、聴き漁りが始まったので、できれば、女性ヴォーカルがいいよねぇ。

ということで、Ella Fitzgeraldの4枚組のソングブックを。期待が大きかったのだが、バックから、ストリングスが流れ来て、いっきに、盛りさがる。うまいがね。

次に、sarah vaughanの2枚組ベスト盤。やはり、ストリングスで、いい声だが、ビブラートが・・・。

そこで、Anita O' Dayを。ジャズッぽいのは、よいんだが、崩しすぎ。下手だし。

で、大穴か、ということで、Rickie Lee Jonesを。ネットで薦めてるひとがいるんだが、わたしゃ、ご免こうむります。聴くに堪えんね。

さて、困った。もうリストが尽きそうだが、ということで、Carmen McRaeに望みを託す。

おお!!ジャズです。ブーラヴァ、ブーラヴァ、ブーラヴァ!!!年増が若いアンチャンをなめなめしてるみたいとかいう、評(なるほど)があったが、結構なことであります。

たしかに、もっと、うぶな娘の唄も欲しいが、聴いた限りではないもんね、その路線では、Michelle Pfeifferかな。(うぶとはいえんが、充分若い、美人だし)。だれか、これが、というやつ、知らんかねぇ。

で、探検終了となりました。

ところで、「My Funny Valentine 」といえば、Miles Davisですよね。そこで、Complete Columbia Album Collection : Miles Davisの20枚目を聴いてみる。

若い頃は、ジャズといえば、John Coltraneのように、エモーションでいっぱい、みたいなやつが本物とか思い込んでいたので、Miles Davisは、さっぱりだったんですが、年をとると違いますな。
ウーム、むちゃむちゃゲイジュツっぽくて、すごいじゃないですか。感心。

そういえば、THE COMLETE PRESTIGE RECORDINGS: Miles Davisとかいうのも、持ってたぞ。
そこで、COOKIN’(名盤らしい。私でも、名前、知ってるョ)の「My Funny Valentine 」も聴いてみる。

コンボ?形式で、上下左右、全部ジャズっていいう感じの、感涙モノの演奏でした。

Miles Davisて、凄いのかも。(いまごろ、何、云ってるんかい)

2014-06-07

サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン オープニング 堤剛プロデュース ブラームス  弦楽六重奏曲 第2番ほか@サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

つばめグリル 新宿ルミネ店(エビス黒ビールを大ジョッキで、おおすぎ。新宿店って、町田店より不味いかも。???)で、腹ごしらえの後、サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン オープニング 堤剛プロデュース2014のブラームス、 ピアノ三重奏曲第1番、弦楽六重奏曲第2番を聴きに、サントリーホール ブルーローズ(小ホール)にいく。

ブラームスの室内楽をききたいねブームは続いております。

はじめに、ピアノ三重奏曲第1番、チェロ:堤剛、ピアノ:若林顕、ヴァイオリン:依田真宣ということで、ブラームスの室内楽には、外れがありません。
ソリスト3人と、3重奏団の中間ぐらいの演奏ぶりで、楽しめました。

おめあての弦楽六重奏曲 第2番は、クァルテット・エクセルシオという女性3人の四重奏団(日本では数少ない常設の弦楽四重奏団だそうです。)にヴィオラ:髙橋梓、チェロ:堤剛という組み合わせ。あまり粘っこさはありませんが、充分に、ブラームスが味わえる演奏で、やはり、ブラームスの室内楽はよいなぁと、大満足でございました。

2014-06-04

慶事 LUXMAN M-07 リ・インカネーション

オペラ見物の幕間に、ラックスから連絡があったのに気づく。さっそく、電話してみると、修理が終了したとのこと。コンデンサ-や、パワートランジスタはすべて交換、底板のひび割れの補修など、など、で、修理代が、92,124円だということであった。スバラシイ。

さっそく、引き取りに行きますと伝える。
万歳、マンセイ、The Return of the King というわけだ。

ことのついでなので、将来の別システム導入をにらみ、スピーカーケーブルに、NEUTRIKのSPEAKON CABLE CONNECTORをとりつけて、M-07ご帰還後の2スピーカー体制(何のことだ、何を考えておるのだ、ばかもん。)整備を図ることとする。

スピーカーケーブルは、定番らしいBELDEN 8470を用意したものの、あまりの細さに、音を聞く前に心が痛んでしまったので、少し芸がないなぁとは思ったけれど、いまのものとおなじ富士電線のビニルキャブタイヤケーブル VCT5.5SQ(例の長岡鉄男氏御推奨とかいうやつ)を取り寄せて、セッティングすることとなった。

これで、とうぶん、快適につかえるはずですよと渡された、わがLUXMAN M-07を、台車と次男の手助けをかりて、2階まで運び上げる。下ろした時より3倍は大変。一人ではとても無理でツタ。
買ったときには、わたしだけで運び上げたんだから、若かったんだなぁと、しばし感傷に耽る。

で、さっそく、音出し。

もう、完璧みたいですよ。なんだか、音が若返ったかのようです。でも、やはり、エージングは必要ですよね。ラフマニノフのピアコン2番を食べさせてあげましょうと、ただいま、24時間鳴らし運転中でございます。ウレチイ。

2014-06-03

オット イタリアン@所沢 その7

アラベラのあと、西武のレッドアローで所沢のオットにディナーを食べに向かう。きょうは、運転手じゃないので、がっつり呑めるぞと、気分が盛り上がる。

駆けつけに、白ワイン(妻)とスプマンテ(わたし)。

つきだしはチーズと塩を添えたそらまめの炭火焼。

次は、焼いたフォアグラとアイスをスプーンにのせて、一口で。
あわせに、甘ーいワイン(ソアヴァだったけれど、これ、貴腐なのと訊いたら、収穫後、おいておいたブドウを、さらに干して、つくるんだとか)

あなごのフリット   じゅうぶん美味しいけど、あなごはやはり「なかがわ」のてんぷらかな

そのあとの冷製パスタはやめにして、いわがきにトマトのジュレに変更。ジュレおいしいと、おくさん、うれしそう。ふつうに、シャブリをあわせてくれました。

ここで、赤を、フランスのなんたらゆうやつに。バローロとどっち、ということで、初物を選ぶ。バローロにしとけばよかった。

海水ウニのパスタ この時期の定番ね

蒸したホウキハタにまめとイカのスープ 本日のハイライト、げきうま。

牛たんの炭火焼。 ぴんとこなかった。

デザートは、ソルべ系が多し。
あとで、ロールケーキこの頃ないねって云ったら、いってもらえれば、用意しますとのこと。今度、そうしましょう。しめて、27000円ちょっと。ごちそうさまでした。

ほぼ、一人で、ボトルをあけたので、うちに帰り着くの大変でした。(奥さん、言。わたし、憶えてないです)

アラベラ @NNTT

慎のうどんで腹ごしらえ(いつもながら、おいしい)のあと、NNTTのアラベラに行く。6月3日は、ひさしぶりに、楽日の公演だった。

指揮 ベルトラン・ド・ビリー
演出・美術・照明 フィリップ・アルロー 
衣裳 森 英恵
アラベッラ アンナ・ガブラー
ズデンカ アニヤ=ニーナ・バーマン 
マンドリカ ヴォルフガング・コッホ 
マッテオ マルティン・ニーヴァル 
ヴァルトナー伯爵 妻屋秀和 
アデライデ 竹本節子 
エレメル伯爵 望月哲也 
ドミニク伯爵 萩原 潤 
ラモラル伯爵 大久保光哉 
フィアッカミッリ 安井陽子 
カルタ占い 与田朝子
合 唱 新国立劇場合唱団 
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団

演出フィリップ・アルロー 、衣裳 森 英恵のプロダクションは2度目だが、森 英恵のデザインが気に入らなかったこと以外(やはり、好きくないのを再確認)、あまり、憶えていなかった。

今回はド・ビリーが振るということで、期待したんですが、柔軟な感じの音づくりだなとは思ったものの、それほど、つきぬけた出来とは感じられませんでした。ちと、残念。

ズデンカのアニヤ=ニーナ・バーマンが若やいだ美声でうっとりさせられましたが、 アラベッラのアンナ・ガブラーは、はじめ少し抑え気味、じょじょに上向きにはなったかなという感じ。ヴォルフガング・コッホは、なかなか、偉丈夫で立派な声のマンドリカでしたが、楽なので、疲れが見えた気もしたような。

この演出、2幕のフィアッカミッリ登場後の、マンドリカ大荒れの場面で、乱痴気度のパワーが足りない感じなので、マンドリカらしさが少し減退したような気がします。

ということで、全体にそこそこ、という感じでありました。

2014-06-02

バラまつり @茨城県フラワーパーク

うかうかしているうちに、5月も終わって、関東の春バラの季節はもう過ぎてしまいそう。神奈川はもうだめなので、どこか、まだ、いけそうなところはと探すと、茨城県フラワーパークのバラまつりは5月24日(土)~6月22日(日)とのこと。サイトでは、今年は1週間早いらしいのだが、まだ、まにあいそう。

老い先短いので、来年延ばしは禁物ということで、一人で、2時間半かけて、茨城県フラワーパークをめざす。

着くと、まだバラの時期は続いているみたいで、まずは、ひと安心。






筑波山でーす



ただ、なんとなく、公立の施設っぽい雰囲気がただよっていて、伊豆下田のバガテルみたいな
華やぎには欠ける気がする。これは、はずしたかとおもったが、バラ園の規模はかなりなもので、奥まで、ずうっと、ばらの花壇が、続いている。さすが、約750品種・約3万株のバラというだけはあった。









          
今年の春バラは、これで、まあ、よし、ということかな。

手打ちそば処 麓 @茨城県石岡市

タベログ通信 その61


茨城県フラワーパークにいく途中、手打ちそば処 麓で、野菜天せいろを食べる。
4月に近くの那珂市の八重桜見時に食べたそばがなかなかだったので、同じ常陸の国なので、期待できそうと思ったのだ。

手打ちそば処 麓 は、いなかの、普通の農家の一軒家みたいなところで、出てきた手打ちそばも、むかしの普通の家でうっている、普通のおそばという感じのものだった。かえしも、熟成した味わいのものではない、薄口系。

正直、期待はずれである。わたしは、もともと、デフォルトが一茶庵系なので、田舎っぽいのは、好みの中心から外れるということもある。素朴系がいいひとならば、もう少し、違う評価かも?てんぷらの野菜は、さすが、新鮮そうでした。