2014-06-20

VICTOR SX-L5 調整中

VICTOR SX-L5については、 富士電線のビニルキャブタイヤケーブル VCT5.5SQのおかげで、これなら、スタートラインかという、状況にはなったのだが、VCT5.5SQは、やはり強力で、高域が矯められ過ぎのようである。

VICTOR SX-L5は、せっかく、SACD時代に対応するためのスーパーツイーター搭載なのに、これでは、残念すぎる。

そこで、ケーブルをBELDEN 8477としてみることに。

そうすると、たしかに、低域は豊かに鳴るし、高域も、そこそこのようだ。なにより、中域が出ておるように聞こえるのがよい。

ただ、VICTOR SX-L5は、いかにも昔ながらのVICTORの音で、きれいな音であることに、全勢力をかけているみたいである。それは、社風というもので、如何ともしがたい。

優しい音で、耳に馴染みやすいけれど、分解能とか空間表現とか、いまどきのスピーカーに期待したい要素はさっぱりでてこない。

でも、言い訳すると、この辛口評価は、あくまで、B&W対比ですので、誤解のないようにしてね。

VITAVOX Bitone Majorに較べると、VICTOR SX-L5は恐竜の前で鳴いているうさぎみたいな感じで、全々実体感が伴わないのだ。能率100dBを軽くこえるマンモスと、88dBのSX-L5を較べるのは、はなから無理でした。役者がちがうのは如何ともしがたいところのようです。

結論。VITAVOX Bitone Majorって、今でも、それなりに、やってくれる奴みたいです。

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