2015-12-23

CASA MALLA(カサマイア ) カタルーニャ料理@町田市玉川学園 その19

CASA MALLA(カサマイア に、クリスマス・ディナー(税込 6,480円)を食べに行く。いい歳こいて恥ずかしいので初めてだ。

店内、満席かと思っていたら、テーブル2席に、大勢さんが二組で、カウンターはわれわれだけです。あらまぁ。
 
シェフから、初めて来てくれて、うれしいです。との、お言葉をいただく。なんでも、もう、来年クリスマスはどうしようと考えちゃってます、とか、とっても、気合が入っているみたいであります。

こりゃぁ、楽しみ、ですなぁ。

最初に、わたし、カヴァ。おくさんは、赤のボトルではじめることに。

シェフが薦めてくれたのが、カタルーニャの修行先(ELS CASALS エルス・カサルス)のソムリエ一押しというRIOH SAN VICENTE2009 というワイン。ちょうど、手に入れることができたんだそう。

きわめて、高いレベルで、バランスのいい、そして、偏愛のタンニンも主張しないけれど、しかっりある、という、すんばらしい、ものでした。これなら、バローロでなくても、いいよなぁ、はじめて、スペインのワインで、大満足のに出会った、と思いましたです。えらそう。

マンチャド・チーズ?のクラッカー うま
煮込んだパプリカでつつんだツナのムース うまうま 
サーモンとカニ(なかに野菜がはいってる)のテリーヌ ピンクで、クリスマスっぽい、すてき
ソッパ トラーダ? とりの肉団子入りスープ 激うま
ホワイトソースにつつんだカネロニ なかに煮込みのつめもの うめーーー
メイン にわとりのグリル ブドウとかりんごとかとかのつめものを添えて
ドルチェ コーヒーのブニョール?  カヴァのソルベ

というものでした。

お土産に、かねて予約のボルボロン5ヶ(もう、お終いで、置いてなかった。予約してて正解でした)、自家製パン5ヶも無事ゲット。

しめて、27000円ほど。ごちそうさまでございます。きわめて、おいしいクリスマスになりました。来年は家族みんなと、是非来よう。



SAN VICENTE 2009 サン・ビセンテ
原産地呼称:D.O.Ca. RIOJA
品種:テンプラニーリョ・ペルド100%
醸造:完全に果梗を取り除き完璧な果粒のみを選別。10日間のアルコール醗酵、その間毎日2回、足によるピジャージュ。醗酵温度は28~30℃となります。
10日間は1日2回のルモンタージュを行いながら、その後6日間は2日毎に軽めのルモンタージュを行いながらマセラシオン。
熟成:新バリック100%(フレンチオーク90% アメリカン10%)でMLFを行い、同バリックで20か月熟成。

現行2009ヴィンテージ評価
ギア・プロエンサ2013…99pt
ギア・ペニン2013…95pt
ワイン・アドヴォケイト…92pt
インターナショナル・ワイン・セラー…93pt

[テイスティング・ノート] 
フレンチ・オーク熟成によるボルドーに近いスタイルですがテンプラニーリョらしい酸とタンニンに富み、伝統的なリオハのワインにある中国茶やなめし革、湿った土の香りも感じられます。
アロマの中心はブルーベリーやブラックベリー等の黒系果物にタバコ、それにシナモンやトーストも感じられます。
タンニンは驚く程にシルキーで滑らか。果実味、酸、タンニン、ミネラルの調和がとても素晴らしく大変完成度の高い味わいに仕上がっております。


SENORIO DE SAN VICENTE セニョリオ・デ・サン・ビセンテ
『WOW!絶対にケース買いすべきだ!』でお馴染みのエストラテゴ・レアルや、
「スペイン・ワイン初となるアドヴォケート100点」の金字塔を打ち立てたテルマンシア等、
近年のスペイン・ワイン界を牽引するスペイン・ワインの顔とも言えるラ・ファミリア・エグレン(エグレン家)。
現在エグレン家では総本山の「シエラ・カンタブリア」を中心に「ビニェードス・デ・パガノス(リオハ)」
「テソ・ラ・モンハ(トロ)」「ドミニオ・デ・エグレン(テーブルワイン)」と
ワイナリーをわけてワイン造りを行っております。
そして「セニョリオ・デ・サン・ビセンテ」は
総本山「シエラ・カンタブリア」もあるサン・ビセンテ・ラ・ソンシエラ村で、たった1アイテムのみを丁寧に造るワイナリーです。
ワイン造りの最大のコンセプトは「伝統とモダンの融合」。
ヌマンシア等に代表されるような「モダンでパワフルなスタイル」ではなく、
リオハの伝統的なワインのスタイルの延長線上にある様なスタイルです。
セニョリオ・デ・サン・ビセンテのワイナリーには「まるでリオハのワイン博物館」とでもいうような古い醸造器具などが展示してあり、
リオハの伝統を尊守してゆく姿勢が強く感じられます。

「手作り」で大切に造る丁寧な栽培・醸造
『リオハの良いところを味わってもらいたい』。サン・ビセンテは、そんな思いが伝わってくるような丁寧な栽培・醸造が施されます。
サン・ビセンテの畑は標高620mに位置し、エブロ川から運ばれる泥土や小石、粘土質で形成されています。
ここに植えられているテンプラニーリョ・ペルドという品種は、この畑のみで栽培されている品種。
セニョリオ・デ・サン・ビセンテでは、マッサール・セレクションにより株を増やしています。
本来は実を多く着ける性格をもちますが、収量さえ抑えればタンニン分の成熟が糖度の上昇とほぼ同時期に進み、タンニンが繊細なワインができるといいます。
完熟後に収獲された葡萄はテーブルで完璧な果粒のみに選別されます。完璧な物だけが選別された葡萄はまるで宝石のように輝いています。
そして完璧な葡萄の粒は醗酵時に、余計なストレスが掛らぬよう、機械は使わず人の手で優しくピジャージュされます。
醗酵中は糖分がアルコールと二酸化炭素に分解し、醗酵層の中に身体を入れるのは非常に危険な作業です。
場合によっては死に至るリスクを冒してでもこの方法を行うのは、機械では得られない優しい抽出を得る為です。
勿論、こだわりはこの2つの過程だけではなく、冬の畑作業から瓶詰に至るまで続きます。
この途方もない労力から産み出されたサン・ビセンテはワインアドヴォケイトや、スペインを代表するワインガイド「ギア・ペニン」「ギア・プロエンサ」などから
毎年のように高い評価を獲得しております。

ということみたい。


あり田  そば、うどん@厚木市岡田 その12

そろそろ、あり田に年越しのおそばを喰いに行かなくちゃ。本当は、27日の日曜に行く気だったんだが、次男がその日は駄目で、正月2日まで、休みなしだそう。

まあ、お気の毒なので、急遽、予定を変更、あり田にお昼うかがう。

祝日なので、混みこみかと思ったが、わたしたちが、最初のお客だった。
ご主人、クリスマスなのに、そばやにどうも、などと軽口が出る。

鴨汁そば(二八)を三つ
プラス
わたし ふる里(十割) もり
次男  星雲うどん もり

を頼む。安心のお味であります。ただ、どうも、暖冬のせいか、まだ、新そばではないような。新年まで、お預けということのようです。

お土産に、星雲うどんの乾麺5袋もらって、〆て、7000円ほどでありました。



2015-12-20

なかがわ 天ぷら@築地 その7

今年最後のなかがわ、ということで、日曜の夜でかける。(土曜は予約できなかった)

7時丁度に入店。すでに、つけだいは、6人ずれが占拠(テーブル席も2組)、始まっている。もっと、はやくきてもよかったのかも。

予約済みの、おまかせを。

えび 2  おくさん、きょうのはなんだか、とっても甘いとにっこり
きす
はぜ きわめて、うんまい
ぎんなん
すみいか これも、あまい
しらこ  おまちかね、でも、今日はたらこだった。とはいうものの、きわめて、うまい。
めごち  
あなご 
しいたけ おくさん、おいしそう
あすぱら
追加で、れんこん
てん茶

きょうも大満足でございました。

つけだいの6人組。なかなか、いいとしの人たちでしたが、騒がしい。居酒屋ふうになって、狭いお店に、微妙な雰囲気が。
松戸のお医者さんもいたみたいですが、一新なんかとくらべると、客だねとして、いまいちな感じです。
千葉方面に対する偏見がさらに深くなってしまいました。なかがわさんのせいじゃないけどね。

しめて、35000円と少々。ごちそうさま。きょうは、ふぐじゃなかったからな。また、来ないといけないかも。

イルミネーション2015

なかがわの予約が19時スタートなので、時間潰しにイルミネーション見物をすることに。

まず、
《赤坂サカス イルミネーション2015》
期間:2015年11月5日(木)~2016年2月25日(木)
場所:赤坂Bizタワー1F 仲通り

をめざして、新宿から代々木上原にもどって、東京メトロ千代田線で 赤坂へ。

階段を上がると、しょぼい、スケートリンクが。だが、どこにも、大宣伝するほどのイルミネーションが見当たらない。

探していると、ちいさな商店通りのあたりに、さらにしょぼい電飾があるのを発見。まさか、これが、《赤坂サカス イルミネーション2015》なんてことはないよね、と思ってみわたすと、ビルの壁に仲通りノプレートが。

おいおい、冗談じゃぁないぜょ。と思ったが、マジのようであります。
赤坂を退散、ふたたび、千代田線にのって、大手町に向かう。

《丸の内イルミネーション2015》
期間:2015年11月12日(木)~2016年2月14日(日)
時間 17:00~23:00(予定)※12月は24:00まで点灯予定
場所:丸の内仲通り 

というのが、あるらしい。仲通りをみつけるのに苦戦したが、なんとかみつける。たしかに、赤坂サカス イルミネーションに比べれば、それなりで、人通りも多い。

ただ、見映えはそこそことはいうものの、街路樹に電気をぶら下げただけという感じも、残るような。
確か、丸の内イルミネーションはデズニー・イルミが売りだったはずと探してみたが、発見できず。(かえって、ホームページで確かめたら今年はなしなんだと。あれ、まぁ。)

で、日比谷へんまで、歩いて、築地のなかがわにいくため、地下鉄に乗り込んだ。
まぁ、時間潰しなんだから、しょうがないか。







2015-12-17

新ばし しみづ 鮨@港区新橋 その2

新ばし しみづにいく。初めて行ったのが去年の8月だから、1年以上たってしまったが、どうせ行くなら、今度は冬にということで、今日になってしまったのだ。

朝、電話で予約すると、7時半までなら、大丈夫とのこと。1時間もあれば充分、ただ、お店のスタートは5時半からで、タベログ情報、5時スタートは違うらしい。

5時半すこし過ぎ、無事入店。先客はひとりのみ。京都の方らしい。すこしたって、男女一組が入店したが、あとは、出るまで、そのまま。

つきだし  なめこおろし

おまかせにしようか、とも思ったが、折角、札がかかっているので、お好みでいくことに。

ビールは前回、サッポロの瓶のみと知ったので、小瓶があるかきくと、あるとのこと、それをお願いする。

つまみ  たこ、こぶじめ頼むと今日はないそうで、しばし、検討後 はまぐりを うまい

あと、つまみによさそうなのは思い浮かばなかったので、すぐ、握りに移行。冷酒をたのむ。
(京都の常連さんには、札にない、宮城の牡蠣がでていた。)

こはだ サヨリ を2つづつ 最初にさよりがでてきた

あとは ひとつづつ
すみいか
ひらめ
ぶり

さば〆 はふたつ  ことしはさばが駄目で、出せないのかと心配したそう。

赤身
中トロ
はひとつづつ

お弟子さんが、しおからを仕込むのをみかけたので、もう、喰えるかきくと、OKだそう。軍艦でお願いと頼む。
 
しおから 軍艦 ほのかに、にがみがあって激うま。おもわず、うまいという。先客の京都人、思っても、云わないほうがいいよ。親方、いいきになちゃうから、と軽口。アハハハハハ。

こばしら 軍艦

はまぐり つめ うま

あなご 2つ  つめと 塩 やっぱり、師匠のほうがこのみみたい

おぼろのふだがあったので、おおよろこび

こはだ  おぼろ 巻き

むかしふうの、あまいやつだった。ここは、おぼろがあるんだ、えらいなぁというと、むかしからだそう。

しめは、たまご つまみ 前に喰った薄い昔タイプ(鶴八とはちがう)で、あまい。

滞在時間、1時間ほどで、快調。お勘定は、16000円とすこし。とっても、リーズナブルであります。

鮨屋として、鶴八の流れらしく、お上品ぶってなくて、なかなか、感じがいいと思われます。大将も、怖いというお話もあるらしいが、みかけだけ(おおがらで大きなまなこ、ぼうずあたま)で、きわめて、気のいい下町流で、カンファタブルといってもいいんじゃないでしょうか。

わたしの、好みは、やっぱり、お師匠さんのほうだけれど、師匠引退後の行く先としては、充分なお店と思われます。ごちそうさま。


ジョルジュ・ルオー展 内なる光を求めて @千代田区丸の内 出光美術館

ジョルジュ・ルオー展にいく。


ルオーは、若かりし頃、西洋美術館で大きな回顧展があって、まだまだ、白樺派の力が残っていたころなので、わたくしも大いに感化され、衝撃的なインパクトを感じたものでありました。

全然、知らなかったのですが、出光美術館はルオーの収集で有名らしい。その収蔵品なかから、展示ということみたいでした。

やっぱり、ルオーは、印象が強烈で、宗教というと、いまや、イスラムのISの問題もあったりして、現世をまったく信じられないものに残るのは、神のみとか、不吉なことを考えさせられました。

ジジイには、なかなか、重すぎて、息苦しくさえあります。

晩年の作品にいたって、ようやく、恩寵というか、癒やしというか、安らぎを与えてくれる光がさして、ほっとします。

なかなかに、しんどい美術展でございました。でも、晩年のルオーの色は底のほうから光が浮かび出てくるようで、きわめて美しいのでありました。





ジョルジュ・ルオー展 内なる光を求めて
会場:出光美術館
東京都千代田区丸の内3−1−1
電話: 03-5777-8600
一般1,000円
東京メトロ有楽町線「有楽町」駅/都営三田線「日比谷」駅
B3出口より徒歩3分
東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅 有楽町線方面 地下連絡通路経由
B3出口より徒歩3分

会期:2015年10月24日~2015年12月20日

2015-12-11

指揮 シャルル・デュトワ NHK交響楽団 マーラー 交響曲 第3番 @NHKホール

今年の コンサートの〆は、デュトワ、N響のマーラー3番になった。
大好物なので、いい気分で、年末進行に突入できるんじゃないでしょうか。

切符の入手が出遅れたので、3列目の右端近く、あまり座ったことのない席にすわる。

デュトワのマーラー、どんな風なんだか、あまり、イメージが湧かなかったが、充分満足できる演奏だった。

第1から 5楽章は、物語でも聞いているような、わかりやすい展開で、5 6楽章に入ると、まるで、世界が変わったみたいな、情感いっぱいの演奏になって、楽しむことができた。

まあ、あまり、感情的に複雑ということでなく、明るくわかりやすいマーラーっていうところである。

席のせいで、第一バイオリンが、低弦の向こうで鳴っていたり、管楽器が間近で鳴ったりと、妙な感じでしたが、まあ、無問題でございます。
(N響も、ヤルヴィ就任記念の時の気合いはなくなって、いたって普通だったけど)
アルトのビルギット・レンメルトさんは、いまいちだったかも。

でも、第  5   6楽章をあれだけ、美しく歌い上げてくれて、満足満足でした。

それにしても、ノットの解釈とは、随分、違うよなぁ。




NHK交響楽団 第1824回 定期公演 Cプログラム
2015年12月11日(金) 開場 6:00pm  開演 7:00pm 
NHKホール
マーラー/交響曲 第3番 ニ短調
指揮:シャルル・デュトワ
アルト:ビルギット・レンメルト
女声合唱:東京音楽大学
児童合唱:NHK東京児童合唱団

成蔵 (ナリクラ) とんかつ@新宿区高田馬場 その4

渋谷のNHKホール、デュトワ演奏会の腹ごしらえ、当初は、大研究の末、代官山のぽん太 (ぽんた)に白羽の矢をたて、(なんだか、70年以上まえに、上野のぽん多から暖簾わけ、今は3代目とかの老舗らしい。写真でみるとんかつも、まさに、ぽん多っぽくて、期待できそうなんである)

で、4時半開店を目標に、久しぶりに代官山の駅でおりる。少し、早いので、近くをぶらぶらする前に、店の場所だけ確認に、と、シャッターの降りた格子の向こうに、「当分の間、お休み」との張り紙を発見。ご主人、病気かなにかになちゃったのかも。さて、困った。

すると、奥さんが、この前行った、すぎ田はどうと、知恵を出してくれる。蔵前で遠いけれど、5時開店だから大丈夫と、電車に乗り込む。まあ、一応、念押しで、すぎ田に電話。

5時にいきたいんだけれど、と訊いてみると、今日は5時半からとのお応えが。泣く泣く断念。

で、5時半開店で、せわしないけれど、高田馬場の成蔵にしてみることに、随分早いが、5時前に到着、1番のりで、店前に陣取る。

無事、入店、わたし、雪室熟成シャ豚ブリアン定食(¥3700)を試してみることに。おくさんは、雪室熟成豚上ロースかつ定食(2,890円)を注文。

席に着き、待つこと20分、うまそうな、とんかつが登場。雪室熟成シャ豚ブリアン、じゅうぶんにおいしい。沖縄ラグー・シャ豚ブリアンより、ずっと、好みです。でも、やすい、霜降高原シャ豚ブリアンで、充分かも。おそらく、好きなのは霜降高原かもしれません。でも、満足させていただきました。

おくさんのほうも、前回、わたしの懇願を相手にせず、ミルフィーユをご注文だったんですが、やっぱり、雪室熟成豚上ロースかつのほうが、おいしいとか、めでたいことであります。

わたし、生ビールを2杯いただき、〆て7630円なりでありました。ごちそうさん。

NHKホールにも、無事、30分前に入場可能と、確認できたので、N響定期用の夕飯どころとしては、てっぱんといえそうです。めでたい。






2015-12-05

鮨 裕 @茅ヶ崎 その22

大間のまぐろがはいったと、メルマガ?をもらったので、そういえば、冬のシーズン突入だなぁと、あまり、まぐろにはこだわりはないんだが、オペラのあとに、でかけてみることに。

つきだし
佐島のたこ
さしみ
まだい 真鶴 珍しいんじゃない、というと、そうらしい、ほかのと違って、貝なんか食べていて、味が違うとか
あかがい 観音寺
しめさば 松輪
いせえび 地もの うま、波が高いのによく採れたなぁ

焼き物 くえのみそづけ
あんきも 山口

にぎり
かじき づけ いよいよ登場、一新に行ってみてね、と余計なことを言う
ちゅうとろ
こはだ おぼろをはさんで おぼろかぁ、気分がいい
さより
えび ぼいる
いか
はまぐり つめ 良くなってる

てっか
ぎょく 次郎風 まえよりいいなぁ

追加
こはだにおぼろの巻物

〆て、15000円じゃく、楽しみました、 ごちそうさま


相席に、茅ヶ崎ジモティのご夫婦がいて日本酒得意らしく、、おすそわけにあずかり、いろいろ教わる。

花邑(ご夫婦のとなりの、湘南マラソンにきたという埼玉のかたが、これがあるなんて、珍しいと感心していた)や五人娘の燗酒をのませてもらう。
お燗酒、偏見があって、避けていたんだが、それなりに面白そう。それに、冷酒で呑むのとひどく違うのでびっくり、とか。
茅ヶ崎のフレンチ、シェ・ヒャクタケが良いよって云う話とか、いろいろ、お話いただけました。

黛敏郎 オペラ 「金閣寺」 @神奈川県民ホール

黛敏郎の金閣寺にいってきた。
例の三島由紀夫原作の「金閣寺」を、ドイツ語のリブレットに作曲したというやつで、前から興味はあったのだが、実演は初めてである。

ホームページをみると、ベルリン・ドイツ・オペラが委嘱して、1976年に初演、日本での全幕初演は1991年で、以降2回の再演があったらしい。
日本での再演は16年ぶり、横浜の県民 ホールの開館40周年記念公演ということみたい。

確か、NHKで放送したのを録画したビデオが、うちのどっかにあるはずである。

今回も、テレビカメラが入っていたから、放送されるんじゃないだろうか。期待できそう。

県民ホールは、みなとみらいのホールが出来てからは、ずいぶんご無沙汰で、随分前に何かのオペラの来日公演を聴きに行って、客ダネが東文なんかに比べて、ひどく落ちるのにビックリとか、あまりいい思い出はない。まあ、大昔のお話しである。


さて、オペラ、金閣寺であるが、とっても、とっても楽しめたといってよい。おそらく、今までわたしが見た、日本人作曲家のオペラとしては、ベストといってよいと思う。

確かに、音楽自体は、三善の「遠い帆」や、松村の「沈黙」のほうが、クオリティとしては、高いのかもしれない。
それに、何か、ビックリするような目新しい響きがあるわけでもない。

ただ、ヤッパリ原作がきわめてすぐれている。恐らく、現代のオペラ作品のリブレットとしては(海外のものも含めて)最高級品クラスだ。

黛の音楽も、オペラとして、とてもしっくりくる音楽が鳴っていて、舞台作品としては、これ以上望むのは贅沢って言うもんじゃないだろうか。

そしてリブレット、思念の劇がまだ、激しい生命力をもっていた時代、三島由紀夫が紡ぎだす、先の大戦と戦後の焼け跡の時代を生きのびてきた、形而上的な情念と、若い肉体にごめく命の衝動と、その乖離がぶつかり合う、いかにも戦後派的な文学世界。(意味不でんなぁ。)

じじいには、気恥ずかしいくらいな、生々しさであるが、作品のもっている力には、圧倒されざる得ない。

オペラの舞台としても、とても説得力のある演出で、金閣寺の世界にどっぷりはまることができた。

歌い手も、過不足なく、おおいに、オペラを楽しめた。

ブラーヴィ・ブラヴィ・ブラヴィでございます。下野竜也さんの指揮も、非常に明晰で、すこぶるよいできだったんじゃないでしょうか。神奈川フィルハーモニー管弦楽団、はじめてきいたけど、健闘してました。

ということで、大満足ということですが、ちと、望外を。

開演前に、演出の田尾下哲と装置の幹子 S.マックアダムス さんの、プレトークがあって、そこでも、話題になっていたのが、全幕ほぼ、でずっぱりの合唱を、どう舞台にするか、ということですが、結論的には、バックステージで、オペラの骨格を支える、という感じになっていました。

(金閣寺が舞台上に常にあるのは、作品世界として、そうでなければ、という、田尾下さんのこだわりだそうです。ただ、創建以来550年の歳月を経た焼失以前の金箔がはげかけた神さびた姿でも、再建された金ぴかの姿でもなく、白木のようだったのには、どんな意味があるのかは、わかりません。

あと装置の幹子 S.マックアダムス さんが、舞台が黒い漆のような床面なのは、金閣寺の内部の床を意識したもので、劇が金閣の内部の閉じられた空間で生起するものだからといった感じのことをおっしゃっていました。)

そして、舞台上のできごとは、なかなか見映えよく、進行していて、すこぶる、よかったんですが、音楽、オペラとしては、あの合唱は、是非、舞台で、直接うたって欲しかったと思います。

そうなっていれば、オペラ「金閣寺」としてのインパクトが、もっともっと、高くなったんじゃないでしょうか。

開演まえ、舞台の袖になにやら貧弱なスピーカーが設置されて、こいつは、なんだべと思ったのですが、ここから、バックステージの合唱が流れるという、あわれなことになっておったのでございます。

田尾下哲さんの演出は、変にひねくったったところがなくて、上々だったんんですが(ハンぺの弟子らしい、なるほど)、もし、こんど、再挑戦する機会があったらば、是非、舞台上に合唱を載せていただきたいと思います。

なにしろ、オペラなので、まずは、声ありき、なんじゃないでしょうか。コロスにしても、黒子にしても、今の舞台進行と整合をとるのは難しそうですが、もっと、声をなんであります。

あと、神奈川県民 ホールの開館40周年記念公演ということで、劇場の舞台機構もそれなりに、ご活躍でしたが、音楽の途中で、舞台装置がギクシャク、懸命に動いたりして、大丈夫?、途中でとまっちまうんじゃないか!、と、心配させておくれでした。

こんなに、いいい作品なら、こんどは是非、NNTTの大ホールで、ご自慢のハイテク装置を駆使して、安心してみていられる舞台を提供して欲しいもんであります。お願いしますよ、新国立劇場さま。

っていう感じでありました。

つまりは、すんげぇ、いかったぁ、また観たい、ということなんであります。終わり。






神奈川県民ホール開館40周年記念 神奈川県民ホールオペラシリーズ2015
オペラ 「金閣寺」 全3幕/新制作/ドイツ語上演・日本語字幕付  2h20m(休み含む)
神奈川県民ホール 大ホール   pm14:15開場
2015年12月5日(土) 15:00--17:20

この作品はベルリン・ドイツ・オペラが
当時の日本を代表する作曲家であった黛敏郎に委嘱し、
同歌劇場で1976年に初演されました。日本では91年の全幕初演以降、
97年、99年に上演され、今回は16年ぶりの待望の上演


指揮 下野竜也
演出 田尾下哲 
溝口(12/5) 小森輝彦 
父 黒田博
母 飯田みち代
若い男 高田正
人道詮和尚 三戸大久
鶴川 与那城敬
女 吉原圭子
柏木 鈴木准
娼婦 谷口睦
美有為子 嘉目真木子
合唱:東京オペラシンガーズ      
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団

装置:幹子 S.マックアダムス  
衣裳:半田悦子  
照明:沢田祐二  
音響:小野隆浩

合唱指揮:安部克彦  
副指揮:石﨑真弥奈 沖澤のどか 林直之  
 コレペティートル:石野真穂 中原達彦 矢田信子
ドラマトゥルク・字幕:長屋晃一  
演出補:田丸一宏  
所作指導:市川笑三郎  
原語指導:ミヒャエル・シュタイン  
題字:武田双雲  
宣伝美術:FORM::PROCESS  
台本翻訳:庭山由佳  
プロダクション・マネージャー:大平久美  
舞台監督:八木清市



2015-11-27

指揮 ヴァンスカ  ヴァイオリン エリナ・ヴァハラ  読売交響楽団 @サントリーホール

オスモ・ヴァンスカのシベリウスをききに、サントリーホールへ。ヴァンスカさん、シベリウスの交響曲全集をだしていて、ラハティ響とかいう、かなりローカルなオケとであるが、それなりに評判な人だ。

どんな感じなのかと思ったが、なんだか、特色がある感じで、シベリウスの渋い深々とした響きの美しさよりも、なんというか、隈取がはっきりしていて、オーケストラの音の輪郭がよくわかるような演奏だった。

シベリウスの響きががこんなに明確に聞こえるのは、珍しいんじゃないんだろうか。

交響曲が第1番、だったことも、あるんだろうか。そうかなぁ。

あと、ヴァイオリン協奏曲 をひいたエリナ・ヴァハラさん、聴いたことのない人だけれど、背の高い大柄な金髪の北欧美人で、これで、ヴァイオリンまでうまいなんて、反則ね、って云う感じ。

1楽章、2楽章なんか、優しさが印象的なとても美しい音色で、よくあるシベリウスの、冷え冷えとして、緊張感のあるものとは、随分違うものでしたが、こういうのも、いいなぁと思わせられました。

ただ、第3楽章は、もうすこし、テクニックの切れ味や凄みが感じられると、さらに良かったかもしれません。(ハイフェッツじゃないんだから、そんなこといわんでも。あれだけ、美人なんだから、文句はいうべきじゃないわいな)

というわけで、やさしく美しいヴァイオリンと、野趣のあるオーケストラのバックで、ま、美女と野獣みたいとか、でも、けして、悪口じゃありませんので、誤解なきよう。楽しみました。




公演名:読響サントリーホール名曲シリーズ 第586回
公演日:2015/11/27(金)
開演時刻:19:00
会場名:サントリーホール 大ホール (東京都)


指揮=オスモ・ヴァンスカ
ヴァイオリン=エリナ・ヴァハラ

シベリウス:「カレリア」組曲 作品11
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
シベリウス:交響曲 第1番 ホ短調 作品39


すぎ田 (すぎた)  とんかつ@台東区寿 蔵前 その2

この前初めていって、蔵前だけれども、コンサート前の腹ごしらえに最適のような気がしたので、とんかつのすぎ田 (すぎた)にいく。
なにしろ、5時開店なので、使い勝手が極めて良さげなのだ。

ただ、前回行った時は、5時15分になっても、暖簾が下りなかった体験が。
というわけで、今回は、予約可らしいので、事前に5時入店と電話でお願いしてある。

5時丁度に店に行くと、めでたく、看板に明かりがともっていて、スムーズに入店できた。

ヒレカツ、ロースカツ(奥さん)、ご飯に豚汁を注文。カツが揚がるころあいで、ビール小(エビス)も追加。(あれ、つきだし えびのたらこあえがついてきた。もっと前に、たのんでもよかったなぁ)

奥さん、おいしい、と大好評。成蔵みたいに、大きくなくていいそうです。そういえば、少し、こぶりだなぁ。ころもも、少しはげやすいけれど、やっぱり、それなりに、肉の味がするのが、大変グッドであります。

奥さんの、ロースを一切れいただいたところ、わたしとしては、すぎ田 は圧倒的にヒレがいいと思われました。

しめて、5,000円と少々。よいんじゃぁ、ないんでしょうか。

マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 @東京都美術館

演奏会まで時間があったので、マルモッタン・モネ美術館所蔵,モネ展をみに東京都美術館へゆく。

マルモッタン・モネ美術館にはモネが亡くなるまで手元に残したコレクションが所蔵されていということで、いままで、あまり見たことがない白内障だった最晩年の作品もみることができた。

なかなか、インパクトの強い作品たちで、もののかたちはみんな融けて、色と光が残ったような作品群が展示されていて、感動的だった。

モネは、なにしろ、色が美しくて、気持ちがいい。会場はかなり混み合っていて、少し離れたところから見たい絵ばかりで、大変だったが、満足感の大きい、展覧会だった。



マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展
会場:東京都美術館
東京都台東区上野公園8−36
03-3823-6921
会期:2015年09月19日~2015年12月13日

2015-11-22

鮨 裕 @茅ヶ崎 その21

母親が11月で満91歳になるので、少し前倒しして、家族7人、茅ヶ崎 鮨 裕で祝宴を張る。今回は夕方、一人10000円見当でとお願い。

つきだし
やりいか げそ ゆびき 九州

さしみ
まぐろ 長崎
あかがい ひもも
いせえび ゆで(紅)なま(白) れいの地物

茶碗蒸し きのこ

かき ゆで 松島

かじき みそやき  いよいよ、かじきが入ったらしい

しらこ ゆで 

にぎり
ぼたんえび
かわはぎ きもいり
とろ
くえ こぶじめ
づけ さくづけ
こはだ 2まいづけ
にはま にきり

さより
うに 軍艦
玉 だしまき

汁椀 えびかしら

水菓子 いちご

ビール*2,冷酒 三千盛ほか*5、梅酒*2

しめて83000円ちょっと。皆さん、美味しいと、大好評。よい、お祝いになりました。ごちそうさま。




2015-11-20

オット イタリアン@所沢 その19

山形シェフが14日から復帰したという、快気祝いのブーケをもって、オットにでかける。
なかなか、元気そう。お店のテーブルクロスを新調したとか。シックな臙脂色で冬仕様なんだそう。

きょうは、いつもの8000円でなく、10000円コースを頼んである。

最初から赤のボトルをお願いする。それと、わたしだけはじめに生ビール。

ジョゼッタ サッフィーリオ Josetta Saffirio 2011 Barolo

ラベルの森の小びとがメルヘンチックなやさしい感じのバローロ。女性の作り手とのこと。

1977年、アルバ醸造大学の栽培と醸造の教授であるジョゼッタ・サッフィーリオ女史は、
1948年にモンフォルテダルバ、カステレート(Castelletto)に祖父が植えた、
わずか1haであるが素晴らしい畑を受け継ぎ、夫でありエノロゴであるロベルト・ヴェッツァ氏と共に
この土地で素晴らしいバローロを造ることを決意しました。

栽培と醸造の研究、試行錯誤に打ち込み、1985年にワイナリーを設立、畑は5haまで拡大しました。
そして、88年と89年のバローロにおいては、ガンベロ・ロッソで ‘TRE BICCHIERI’という最高評価を得るほどに成長しました。

しかし、1992年、ワイナリーは一時休業することに。

彼らには娘サーラがいましたが、ワイナリーの後継ぎとなる決心がつかずにいました。

が、世界中からのラブコールを受け、1997年サーラは彼女の将来はワイン造りにしかないと決断し、1999年から生産を再開しました。

5haの畑には主にネッビオーロ、他にはドルチェットと非常に稀少なロッセーゼビアンコ、
ごくわずかにバルベラとメルローを栽培しています。

樹齢は3~15年、祖父が植えたネッビオーロは48年という古樹です。
栽培および醸造は、祖父から受け継いだ伝統的な方法を続けているとともに、
環境に優しく、エコであることを常に心がけています。

50度近い斜面の畑はほぼすべて手作業で手入れをしています。

トリートメントも主にボルドー液と硫黄、銅のみ使います。
土壌はかつて海であった土地であり、中新世代の化石、石灰、粘土、砂を含む
非常にミネラルが豊かな土壌です。そのため、肥料は自然なものを必要最低限使うのみです。


畑やワイナリーで使う電力には太陽光発電を導入しています。
ワイナリーのシンボルといえる森の小びとたちは、
畑とワイナリーを、天候や害虫などから守ってくれる守り神で、彼らへの感謝の気持ちを込めて、ワインのラベルに描いています。

そのラベルからも感じられるフェミニンな味わい、年間16,000本程度しか生産されない丁寧に造られた凝縮感、クラシックでエレガントな造り手です

ちなみにこのラベルは全てジョゼッタ・サッフィーリオ女史の手書きだそうです。

エレガントで複雑味のあるバローロ! 果実の凝縮味と、複雑味はもちろん感じられますが、
クリーンな香りと味わいにより、非常にエレガントに造られています。
モンフォルテ・ダルバのバローロはしっとりと味わい深く、
秋から冬の季節にかけてぴったりの赤ワインです!

というやつらしい。

Amuse 
白アミューズ
えびいも トリフとチ-ズ のっけからおいちい

Antipasti
自家製カラスミの冷製パスタ カッペリーニ 

カラスミまだ、できたてですとのこと、こっちのほうがあうんでと 白を。(実は、常連さんがくれた山口の雁木という冷酒。カラスミにはやっぱり、日本酒です。ないしょ。とか。奥さん、日本酒がでてきて、目尻が下がる。)


炙ったアオリイカとイカ墨のソース  イカ墨うめぇ

白子のムニエル トマトとパンソース 工夫があるよねぇ。

Primi
白トリュフのタリオリーニ

Secondi
広島産 仔イノシシの炭火焼

ドルチェ 呑みすぎて失念(タルト・タタンだったそう)

チャパタ、フォカチャ

〆て、31000円ちょっと。今日も、ごちそうさま。




トスカ @NNTT

NNTTのトスカを見に行く。

アントネッロ・マダウ=ディアツの演出は、NNTTの杮落としにあたって製作した豪華な舞台だそうで、今回で7回目の上演らしい。

アントネッロ・マダウ=ディアツご本人は、近頃、お亡くなりになったらしく、1階フロアーに遺影と薔薇が一輪かざられていた。合掌。

トスカを積極的に聴く気にはならないので、おそらく、NNTTのトスカは初めてじゃないかと思う。

確かに豪華な舞台で、これでは、新製作するきにはなかなかなれないだろう、と思わされる。

出演者もあまりへこんだキャストはいないので、安心してみていられるが、イタオペなので、もっと、もっと、と望みたくなるのは、いたしかたないかも。

ま、カヴァラドッシのホルヘ・デ・レオンさんは、若々しいイタリア声で、大満足でありました。

トスカのマリア・ホセ・シーリさんは、3幕めはかなり快調だったが、看板役なので、もっと、プリマ
ぽいといいかなぁ。

スカルピアのロベルト・フロンターリさ,んは、端正で、もう少しエグ味があると、スカルピアっぽくて、いいかも。

あと、スポレッタの松浦 健さんは、なかなか、芸達者で、ブラボーでありました。

指揮のエイヴィン・グルベルグ・イェンセンさん、劇的なところはバンとオケを鳴らして、オペラらしかったと思います。

なんだか、学生の鑑賞会の日のようで、高校生が大勢劇場を占拠していて、大丈夫かと心配しましたが、なかなか、行儀よくすわっていて、問題なしでした。

ということで、満足ではありましたが、トスカなんで、彫琢のゆきとどいた結構なオペラではありますが、これで、当分、みなくてもいいかなぁ、ていうところです。



指揮エイヴィン・グルベルグ・イェンセン
演出アントネッロ・マダウ=ディアツ
再演演出田口道子

キャスト
トスカ マリア・ホセ・シーリ
カヴァラドッシ ホルヘ・デ・レオン
スカルピア ロベルト・フロンターリ
アンジェロッティ 大沼 徹
スポレッタ 松浦 健
シャルローネ 大塚博章
堂守 志村文彦
看守 秋本 健
羊飼い 前川依子

合唱指揮三澤洋史
合唱 新国立劇場合唱団
児童合唱 TOKYO FM 少年合唱団
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団

手打ちつけうどん めんこや @渋谷区幡ケ谷

タベログ通信 その124

このまえ、新宿 慎にいったばかりなので、新店開拓しようと、初台の隣駅、幡ケ谷にある手打ちつけうどん めんこやに行ってみる。

武蔵野うどんらしい。都内に3店舗ほどあるようだ。川越にあるという、元祖武蔵野うどん「めんこや 本店」とどう関係があるのかは、不明。

先客がふたり。店員さんは、元気いっぱいでしたが、平日、昼時なのに随分、すいている。

今日のランチタイムは、肉汁あげ(海老味のてんかす)うどんが100円びき、というので、それをたのむ。わたし、おおもり、それも無料とか。

武蔵野うどんらしい、かためでよりのかかったうどんは、満足できるもの。まあ、埼玉、川島町の庄司のほうが、地粉っぽい小麦粉の味がしていいとは思うが、讃岐ばかりでなく、たまには武蔵野にするのも、いいんじゃないでしょうか。

しめて、1,540円。また、来てもいいな。



手打ちつけうどん めんこや

03-3320-4455
東京都渋谷区幡ケ谷1-2-7 松井ビル 1F
京王電鉄京王新線幡ヶ谷駅南口より徒歩1分
営業時間 [月~土]18:00~26:00
[ランチ]11:30~14:00
定休日 日曜
[夜] [昼] ~¥999
席数 30席 (カウンター*6、テーブル*24)
http://www.menkoya.net/

2015-11-16

鮨一新 (イッシン) @台東区浅草 観音裏 その12

曳舟あたりをふらふらしたあと、歩いて向島から桜橋へ、鮨一新をめざす。

時間調整のあと、6時10分過ぎに入店。あれ、すでに、若い人が1人席について、始めている。今日は、はやいなぁ。

同時くらいに、お偉いさんい連れられた取引先のご一行3人も入店。賑やかに、雑談。たのしそう。お偉いさん、2日に1ぺんくらい、ご来店だとか。ほんとの、おえらいさん、みたいでした。かんしん。

いつものとおりで、とお願い。いっぱい歩いたので、生ビールがうまい。2杯。

いくら
しらこ たら ゆで

うすづくり
かわはぎ きもつき

さわらのたたき げきうま(でも、みため、かつをのたたきかと間違える、修行たらず) 
ぶり  まだ、はしりっぽいか

みるがい、あかがい、あおやぎ(これが、うまいのよ、あおやぎうまいとか、わたしゃ、普通思わんぜ。)

ここで、ご主人、まだ、つくりたてだけど、よかったら、「うるか」だしますとのこと
じゃあ、木綿屋にしてください、とお願いする

かきのにもの 2ヶ 前回もくったかな

にぎりにはいる
こはだ 二枚におろしてにぎる よくなってきた おいちい
さより こぶじめ こぶじめなんだ、というと、あじが薄いので、濃くするためなんだとか。さより、大好物ですと、にこにこすると、これから春までたのしめますと

すみいか
かじき づけ
まぐろ づけ

菊姫をついか

ちゅうとろ だろう

えび ゆで
はまぐり つめ
あなご ささやき

てっか

〆て、20,000円ちょうどでいいです、とのこと。きょうは、かなり、好調という感じであります。ごちそうさまでした。

ちょっとさきだけど、12月29日に2人予約。たまには、奥さんと来ないと、まずいんで、と言い訳。
最終日だそうです。



鮨一新 (イッシン)1人、03-5603-1108
東京都台東区浅草4-11-3
浅草[つくばEXP]出口1 徒歩13分
銀座線 浅草駅徒歩15分
18:00~22:00(L.O)
定休日 日曜・祝日
[夜]¥15,000~¥19,999
カード 不可
席数 14席 (カウンター10席、テーブル4席(基本荷物置きの様相))
個室
http://www.sushi-issin.com/pc/index.html
備考
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000740061/Ctl96847807/
http://www.yokoi-vinegar.co.jp/michelin2010_02.html

2015-11-14

岩浅和子先生作品の会

下落合の某幼稚園で、岩浅和子先生作品の会が挙行されることとなったらしい。

この幼稚園は、奥さんがもう四半世紀以上前に勤めていたところで、岩浅先生は、そこで、音楽の指導をしていらしたのだとか。

その先生が残したピアノやオルガンの作品を、つながりのある人たちで演奏する、という、奥ゆかしい会らしいのだ。

ところが、奥さん、もう、ここを辞めてから、ピアノなんぞには、ずっと触れたこともないというのに、ご出演あそばすことになったんだとおっしゃる。

これは、一大事である。考えれば考えるほど、ヘラクレスの12の難行に匹敵するぐらいの、難事業ではないだろうか。

というわけで、奥さんの御壮挙を、子々孫々に伝える歴史的記憶遺産として、残しておかなければ、連れあいたるものの責務をはたしたことにはならないのではないか、と思われますのです。

ここは是非、子孫の非難を免れるためにも、音源を含めた記録を残す必要がある。

そこで、最初に思いついたのが、ローランドPortable Recorder R-26みたいなデジタル録音機を購入し、超絶ハイファイで記録するという手段だが、今更、この一回のために、4万円も投入するというのは、いかになんでもやり過ぎのようだ。財政的にも、痛たすぎる。

というわけで、次善策として、長男の婚礼時に導入したSonyのデジタルビデオカメラHDR-CX590Vを借り受けることにした。なんでも、AVCHD記録で、なんと5.1チャンネル音源がとれるらしい。

これなら、奥さんの四半世紀ぶりとなるとピアノの大演奏を記録するのにふさわしいアイテムとなるはずである。

これで、準備万端というわけで、当日、ビデオとベルボンの三脚を抱えて、会場に参上、めでたく、奥さんの大演奏を記録することに成功した。

さらに、sonyのホームビデオなんたらというソフトで、みごと、dvdーrと、bdーrに記録保存を敢行した。

まずは、目出度い。

そこで、この記録を、今の時点で、誰に見せるか、なのだが、喜んで見てくれそうな方々がどうにも思い浮かばないのであります。

はてさて、困った。困った。

丸五 (まるご) とんかつ @千代田区外神田 秋葉原

タベログ通信 その123

丸五 (まるご)で、とんかつ食へようと、秋葉原へ。この前、第一陣に入れず、入店を断念したので、リベンジであります。
開店20分前くらいに到着、でも、やはり、第一陣は無理そうである。今回は、粘る事にして、列に並び、待つ。開店時間を20分たったころ、呼び込みがある。

目出度く着席、特ヒレ2100円にセット450円を注文。

15分ほどまち、もう少しででてきそうと、あたりをつけて、生ビールも注文、なんと、突き出し冷肉2かけ、がついてきて、ありがたいことである。

ビールをちびちび1/3ほどやったところで、ヒレ登場。
ちょっと小ぶりか。
油ぎれは完ぺき。

キャベツが露地っぽいかための感じで、紫蘇がすこし混ざっている。ちと、余計かな。
なかなかいいもんみたいなレモンがついて、高級な感じだ。

ヒレ、ほんの少しレア。
ただ、しっかりとではないけれど、肉の味もする。
東京の現在の高級トンカツの主流、低温揚げで、上品な白っぽいころもだが、ちと、剥げやすい。

赤だしもついて、強烈なかつををかんじる。たんぴんではいいけれど、上品なカツとの相性は微妙か。
お新香も、ちゃんとしたのがついていた。

さすが、東京の現在の人気店というだけはあります。

丸五、私のおぼろな記憶では、上野御徒町のトンカツ3本指(双葉=閉店、がっくし、蓬莱屋=劣化、いまはどうなってるんかな、ぽん多=大丈夫らしいが、洋食屋系トンカツていう認識。でも、低温揚げの、先駆けなのかも)が健在だったころ、すでに、秋葉原にあったところである。

もっと、しもた屋風の古い建物だったが、そのころは、御三家の下という感じだったような。いつから、こんなに、格が上がったんだろう。

で、店内にも、なにかピリッとした空気が漂う。店員さん、細心の気配りを見せて、立派だが、道場っぽい。

かなりの優良店なのは間違いないんだが、これだけの待ち時間を考えると、蔵前のすぎ田 (すぎた)でいいかなぁ、と思う。

ただ、蒲田の檍 (あおき)なんかよりは、肉の味がきちんとしてるような気がします。

ま、その点、わたしにとっては、今のところ、高田馬場、成蔵 (ナリクラ)が、ダントツ、ということになるようであります。



丸五 (まるご)とんかつ
03-3255-6595
東京都千代田区外神田1-8-14
秋葉原駅より徒歩3分。
エディオン秋葉原本店(元石丸電気本店)の裏。
営業時間 11:30~15:00(L.O.14:00) 17:00~21:00(L.O.20:00)
定休日 月曜日及び第3火曜日
[夜][昼]¥2,000~¥2,999
席数 30席 (1階 カウンター6席、2名掛けテーブル2席)


2015-11-08

イルプレージョ (il Pregio) イタリアン @渋谷区上原 代々木上原

タベログ通信 その122

オットの山形シェフが治療・秋休中なので、コンサートの後の夕食は、新しいところを探すことにする。

代々木上原のミシュラン一つ星イタリアン、イルプレージョ (il Pregio)、評判がよろしいようなので試してみることに。

フレンチよりの、イタリアンとかで、苦手のヌーベル系みたいであるが、今時のTOKIOのイタリアンなので、メインストリームちゅうことでしょう。

ネットで、下調べをしてみると

ディナータイムのコースは 9/28(月)より、少量多皿のおまかせコース3種類の提供にてご用意いたしております、とのことで、ちと、不安が募る。

さらに、
Abbinamento お料理に合わせたグラスワインセット
当日のお料理に合わせて様々なイタリアワインをグラスにて提供致します。
ボトルよりもお皿ごとにワインが合わせられてオススメです。
この機会にいろんなイタリアワインに触れてみてはいかがですか?

とホームページに。料理とワインのマリアージュとかいう、単純な田舎モンのガストロノミであるわが家には、敷居の高い、高度なコンセプトらしいのだ。

こまったぞい。でも、もう予約しちゃったんで、行くしかないよね。

ということで、代々木上原に。東口(駅の出口としては、ありえないくらい遠いが)からでると、ひかくてきちかくにある。ひでぇ、坂だけど。

3種類の少量多皿のおまかせコースのうち、真ん中の10品、10000円ほどのを注文。(品数変わっても、全体のポ-ションはおんなじと説明がある。親切)。メイン・ディシュは、変更可能とのことで、豚から+1400円の熟成肉にしてもらう。(テーブルごとじゃないといかんそう)

食前酒のメニューに、生ビールなしだったので、最初から、赤のボトルにしたいとお願いする。ネッビオーロが好きってつたえる。

10000円とちょいのバローロとバルバレスコがあったので、どう違うかきくと、サービスの女の子当惑、で、ソムリエ登場、的確なご説明をうける。

スッキリした飲みやすいというバルバレスコにする。(2010年は当たり年で、これからもっとよくなるんだそう。はやく飲みすぎちゅうことみたい。すまん)

Inizzio アミューズ
大根・スペック(生ハム)・檸檬・ケシのみのタルト  ペースト状でほんのり大根、よいスタートだ

Antippasti 前菜
秋刀魚の2種仕立て
 マリネ 茄子のストゥファート・肝のペースト(ちょっぴり、肝はもっとほちいんだが)・ディル・セルフィーユ・ペペロンチーノ・
 コンフィ(ま、かばやきね)・インカの目覚め(いも)とその皮のブロード・スプラウト

秋刀魚は旬だよなぁ。でも、秋刀魚で鮨や和食をこえるのムズイかな。

カボチャとフォアグラ  無花果もはいってた エスプーマになってて、スペシャリティだとか。たしかに、うんまい

バッカラ(塩鱈)とポルチーニ(ソテーとムース状) ぼちぼち

Primi Piatti パスタ
タリオリーニ(てうち)
 テネルーミ・浅利・マグロのカラスミ・檸檬  だいぶん、しょっぱい

スパイシーなクスクス  たしかにスパイシーで、いいかんじ 
 アスパラガス・ブロッコリー・長芋・大黒シメジ・アーモンド・ペコリーノ

Secondo Stuzzichini 間の一品
球体のフリッタータ(ゴルゴンゾーラ・胡椒・玉葱・蜂蜜) ??いみ不

Secondo Piatti メインディシュ
熟成肉の炭火ロースト ワサビとバルサミコ 低温でじっくり火を入れたとか ハムみたいでした

Pre Dolce お口直し

カッサティーナ リコッタ・セロリ・松の実

Dolce デザート
凍らせた洋梨のコンポートとそのピュレ
チョコレートのブディーノ・レモングラスのグラニテ  もうちょっと、がんばってほしい

赤ワイン
Vigin Barbaresco Noemy 2010


Vigin(ヴィジン)
伝統と革新を超越した、ニューエイジ
バルバレスコの新進気鋭の若手生産者。現在、ワインガイド各誌で高い評価を受けています。 2002年に弱冠22歳でワイナリー“Vigin(ヴィジン)”を創設。
トレイゾ近隣に5ヘクタールの小規模な畑を持ち、伝統を守りながらも独自の哲学に基づきその情熱をワイン造りに注ぎ込んでいます。
近年、トノー(500ml)の中樽を中心に熟成のスタイルを変えたことで、よりエレガントで華やかな仕上がりとなっています。 
“Vigin(ヴィジン)”の名前はファミリーネームの“Viglino(ヴィリーノ)”を読みやすいように、"l"と"o"を省いたもの。 
日本語を全く知らないダヴィデが絶妙な意味を持つことを知ったのはワイナリー設立8年後です。


モンテルシーノの単一畑で、Viginのフラッグシップとなるバルバレスコ。2010年は優良ヴィンテージとなりました。
発酵と醸しはステンレスタンクで15~18日間行い、トノー(500L)で20ヶ月間熟成させています。トノーでの熟成により、エレガントでタンニンも非常に丸く仕上がっています。
華やかなプラムやざくろ、バラの香り、そしてカカオ、鉄などの複雑な香りが広がります。

ワイナリー: ヴィジン
原産: ピエモンテ州/トレイゾ
容量/度数: 750ml/14.0度
ブドウ品種: ネッビオーロ100%

ていうやつみたい。ラベルが奥さんの顔だとか、なかなか、しゃれてるし、おいちい。


というかんじで、しめて、42000円ほどでした。

少量多皿とはいっても、それぞれ、ほどほどにポーションはあり、3時間ほどかかって食べて、お腹はいっぱい、でしたので、十分な量でしょう。

ただ、いろいろ、工夫が凝らされていて、なかなかの水準ではと思いましたが、悶絶の一皿には巡り合いませんでした。

どうやら、わたしどもは、田舎もん過ぎて、TOKIOの風には、相性が悪いようであります。ヌーベルが好みのかたがたには、きっと、違った評価がありそうなので、個人的偏向ありの感想と、ご承知おきください。



イルプレージョ (il Pregio)イタリアン
03-6407-1271
東京都渋谷区上原1-17-7 フレニティハウス 2F
小田急線・千代田線 代々木上原駅 東口より徒歩6分(
東口以外の出口のご利用は分かりずらいのでお勧めいたしません)
営業時間 11:30~13:30(L.O) 18:00~21:30(L.O)
定休日 水曜日・第一木曜日
[夜]¥10,000~¥14,999[昼]¥8,000~¥9,999
カード 可 (VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
サービス料10%
席数 18席
完全禁煙
駐車場 無(近隣にコインパーキング有)
http://ilpregio.jp/

2015-11-07

ピエタリ・インキネン 日本フィルハーモニー交響楽団 マーラー:大地の歌外 @サントリーホール

インキネン,日本フィルハーモニー交響楽団のマーラー:大地の歌をききに、サントリーホールにゆく。

会場につくと、来日予定のソプラノ:ヘレナ・ユントゥネンが、第二子出産のおめでたで来日できず、変わりにバリトンの河野克典が登場、交響詩《ルオンノタール》も、組曲「ベルシャザールの饗宴」に変わるという。へえ、シベリウスにも、「ベルシャザールの饗宴」があるんだ、と、思ったが、当然、それよりも大事なのは、ソプラノがバリトンへっていところなのは、勿論のことであります。

なんか、とっても、ラッキーていうことかもしれません。テノール&バリトンの大地なんて、CDでバーンスタインのジェームス・キング&フィッシャー=ディースカウ、ウィーン・フィルていうやつをきいたことがあるくらいで、実演で遭遇するのは、はじめてでございます。とっても、たのしみ。

前半は、シベリウス:歴史的情景第1番と組曲「ベルシャザールの饗宴」。珍しい曲ですが、インキネン、快調に優美に演奏。

後半いよいよ、大地の歌です。テノールの西村悟さん、いかにも、若者のロマンチックな感傷全開の歌いぶりで、なかなか。河野さんのバリトンも、しっとり歌っていて、良い感じです。原詩からすると、やっぱり、男のうたなので、気分的にも、しっくりくるところが、やはりありました。

インキネン、大地を振るのは初めてだそうですが、若者のセンチメントという感じの優しい曲づくりで、歌い手の感じにもあった指揮振りでした。

クレンペラーみたいに、深々した、諦観の曲ということでない、こういう大地もありでしょう。自然なインキネンの今を感じさせるものでした。

あと、演奏後、大サービスでインキネンのアフター・トークがあたっんですが、テノール&バリトン判を振った感想がきけなかったのが、拍子抜けでございました。




会場 サントリーホール
指揮者 ピエタリ・インキネン[首席客演指揮者]
出演者
ソプラノ:ヘレナ・ユントゥネン
テノール:西村悟
バリトン:河野克典
日本フィルハーモニー交響楽団
プログラム
【マーラー撰集Vol.6】
シベリウス:歴史的情景第1番  
シベリウス:交響詩《ルオンノタール》
組曲「ベルシャザールの饗宴」 op.51
マーラー:大地の歌

慎 うどん @新宿 その4


サントリーホールのインキネンに行く前の、腹ごしらえは、久しぶりに慎のうどんにしてみる。
このまえ、かなり、残念な出来ばえだったので、また行くのを躊躇していたんだが、新宿のおいしいうどんやは貴重なので、様子をみようというわけであります。

お昼時なので、外に5人ほど並んでいる、今日は、日本人ばかりみたい。事前に注文取り、ベテラン店員さんで、会話はスムーズ。ここの「かけ」って、つめたいめんにあついつゆってきくと、いやめんはお湯から出したやつです、とおしえてくれる。じゃあ、ひえたのにあたたかいやつ、と頼んだつもりでしたが、でてきたのは、ひやひや、ここでは、ひやかけっていうらしい。
おくさんから、ここには、本来ないやつみたいだから、もっと、きちんと伝えないとね、と、ご指示が下る。

結局、おくさん、ひやひやに牛肉とごぼうてん。
わたし、ざるに、ひやひや、げそてん、生ビール を食す。

ま、ひやひや、でも、今日はあつかったから、いいでしょう。それに、慎さん、調子がもどっていて、まえのようにおいしい。しめて、3500円。ごちそうさん。

2015-11-03

菊展 @新宿御苑

文化の日である。というわけで、新宿御苑の菊花壇展にいくことに。

その前の、腹ごしらえは、当然、古月 新宿店で、ランチ、1100円とする。生ビールも飲んで、ご機嫌。
いつ、喰っても、安くて、美味しい。勲章さしあげたいくらいでございます。

今日は、新宿門側からまわったので、いろいろまよったが、やはり、ここの菊はすんばらしい。

あの、感涙ものの肥後菊に再会、つくづく、江戸時代の文化度の高さに頭が下がる。

今日は祝日なので、入園者多数。中国の観光客が芝生に入り込んで、下品な雰囲気を醸し出しております。

ま、日本人だって、私たちの若い頃は、ヨーロッパ方面で、騒ぎまくって、顰蹙もんだったので、歴史は繰り返すというわけか。

文化の日なんで、自戒せよ、っていうことなんでしょう。



 





 






2015-10-31

新橋鶴八 鮨@港区新橋 その14

グーグル・カレンダーをみていたら、新橋鶴八に8月に行ったきりなのに気づく。これはまずいぞ、と予約、ぎりぎり10月中にでかけることに。

5時半に入店。
親方から、今日は、どこに行ってたんですかと、声がかかる。
佃島で、写真パチパチしてましたと、こたえると、新婚当時、佃島にいたんだそう。佃島と築地の河岸と新橋のお店の三角形をぐるぐるしてましたとか。
おう、そりゃ、便利でよかったね、などと、しばし、話が弾む。珍しい。

生ビール*1、冷酒*2

つきだし
げそ湯引き

つまみ
塩蒸し あと一人食べたら、札が裏がえちゃった、危ないところだ、昼に意外とでちゃったんで、加減難しいですとのこと
こぶじめ ひらめ えんがわつき

にぎり
こはだ*2
ひらめ*2
さより*2 はしりだ、うれちい、これから春まで楽しめる
いか*2
ぶり*2 これもはしりなんで、2ついくことに、まだ出始めの味
づけ*1
さば しめ *1
はまぐり つめ *1
はしら 軍艦*1 しゅん入りなので

親方、みるがい探したんだけれど、いいのがなくって、とおっしゃる。かいは、みるがいととりがい偏愛なのわかっていらしゃる
さより 喰えたんでにこにこです、とこたえる。親方、にやり。
いくら 軍艦*1 普通喰わんが、これも、しゅん
あなご *2

かんぴょう巻き
たまご つまみ

〆て、18000円弱。ごちそうさま。
やっぱり、鶴八は、わたしめのデフォルトであります。東京下町の古典的しっかり味。でも、私には、ちょうどいい。これ以上、うまい鮨はあるんだろうが、それは、鮨としてはもう余分のうまさじゃないかと、思ってしまうぐらいだ。コリャ、一種の、身びいきちゅうもんなんでしょうなぁ。










 

2015-10-27

杉作 牛タン @川崎市幸区大宮町  ミューザ川崎 1階

タベログ通信 その121
お昼に、鮨 裕だったので、夕食は演奏会のあと、軽く食べようということで、 ミューザ川崎の1階にある牛タンの杉作にゆくことに。

 
 牛たん大盛定食1,790円、 牛たん煮込み500円(奥さん)、生ビール (中)540円*2を食す。

しめて、3370円。川崎では、有名らしい。

でも、正直、新宿の牛たんチェ-ンねぎしのほうが、いいんじゃないと、奥さんにきくと、そうだわねぇと、意見が合う。

帰りの電車で、川崎ってほんと、おいしいとこないんだなぁと、ぼやいてみたら、こら、声がおおきいゾ、と、奥さんに叱られる。いかん、いかん。でも、ほんとだもんネ。シツコイ。





杉作 牛タン、定食・食堂
044-544-9970
神奈川県川崎市幸区大宮町1310番 ミューザ川崎 141
ミューザ川崎 1階 ショップ&レストラン内
営業時間
【月~金】 11:30-22:00 (L.O. 21:30)
【土/日・祝】11:30-21:30 (L.O. 21:00)
【ランチ】 11:30-15:00 (月~金)
定休日 年末年始のみ
[夜][昼]¥1,000~¥1,999
席数 16席 (4人席*1、2人席*6)
全面喫煙可
駐車場 有(ミーザ川崎 駐車場 利用可)
http://sugisaku-jp.com

MUZAランチタイムコンサート/ナイトコンサート  ナイト モーツァルト:クラリネット五重奏曲ほか 東京交響楽団メンバー@ミューザ川崎シンフォニーホール

MUZAランチタイムコンサート/ナイトコンサート 東京交響楽団メンバーによる弦楽四重奏+クラリネットのナイトの部にいってきた。

モーツァルトのクラリネット五重奏曲をやってくれるらしい。全席自由で、1000円と、バーゲン・プライスである。

東京交響楽団メンバーは、若い人がほんとに多くて、今日も、フレッシュなメンバー。

第一ヴァイオリン:水谷晃(東京交響楽団コンサート・マスター)
第二ヴァイオリン:福留史紘(東京交響楽団第二ヴァイオリン フォアシュピーラー)
ヴィオラ:青木篤子(東京交響楽団首席ヴィオラ奏者)
チェロ:伊藤文嗣(東京交響楽団首席チェロ奏者)
クラリネット:吉野亜希菜(東京交響楽団首席クラリネット奏者)
ということで、

休憩なしに、2曲

モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K.428(ハイドンセット第3番)
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581

を演奏。

若々しくて、腕も立つ、快調な演奏で、楽しませてくれた。
クラリネットの吉野亜希菜さん、モーツァルトのクラリネット五重奏曲を、演奏会でやるのは初めて
だそう。わかわかしく、のびやかで、美しい音(フランス派らしい)で、たっぷり、エスプレッシーボに歌い上げて、なかなか。嫋嫋ていう、ことばを、思い出す。

まあ、最終楽章なんかは、もっと、浮揚感がでてくると(心の質量が消えてくみたいに)、さらに、よかったかな。でも、まだ先があるんで、今は、これで、充分でしょう。

アンコールは、ウェーバーのクラリネット五重奏曲 変ロ長調 作品34より 第4楽章でした。
なんだか、ロッシーニの出来損ないみたいな快調な曲で、モーツァルトのクラリネット五重奏曲のあとでなければ、問題ないんだが、せっかくの、いい気分が、邪魔されたかも。

演奏は快調でしたよ。モーツァルトのクラリネット五重奏曲、超絶名曲なんで、はなから、くらべちゃ、可哀想だわね。


鮨 裕 @茅ヶ崎 その20

埼玉の息子が、長野に転勤になるという。随分遠いし、寒そうだ。それに、いっても、おそば以外はまともな喰いモンがなさそう。とっても、不幸である。

という、まがごと発生で、急遽、三男が帰省することとなった。なすすべはないので、まあ、がんばってね、ということで、鮨 裕に、昼飯を予約、車でおしかける。圏央道が通じたので、30分でいけるのだ。

三男、初めてなので、親方にご紹介しつつ、いつものようにと、お願いする。

つきだし
げそ ゆびき

さしみ
あかがい 福岡、ひらめ、まぐろ赤身 青森

茶わん蒸し きのこ

しめさば 地物 うま

さわら 味噌焼き

にぎり
いか
ひらめ こぶじめ
こはだ おいしい季節になってきた
あおやぎ
まぐろ づけ
なまいくら 軍艦
はまぐり にきり

汁椀 はまぐり

鉄火巻き 2色
あなご ささやき にきり

追加で
あおやぎ、こはだ、ほか

たまご 次郎バージョン つまみ

生ビール、三千盛ほか、ウーロン(息子、車で帰るんで)

しめて、29000円じゃく。大変ごちそうさま。

裕さん こんど、カジキを仕入れることになったそう。そりゃ、いいなぁ、とっても、たのしみでございます。







店名 鮨裕 (すし ゆたか) 寿司、ふぐ
0467-39-5325
完全予約制
神奈川県茅ヶ崎市中海岸1-2-33
JR茅ヶ崎駅より徒歩5分
営業時間
予約に応じて
日曜営業
不定休
[夜]¥10,000~¥14,999[昼]¥4,000~¥4,999
カード 可 (JCB、AMEX、VISA、MASTER、Diners)
個室 有6人可
完全禁煙
駐車場 有(2台)
http://www.sushiyutaka.com

2015-10-25

Fostex サブウーファー CW250A *2 がやってきた

数日前、Fostex サブウーファー CW250A が2台、わが家に到着いたしました。

だいぶん調子の出てきたBowers & Wilkins 803Dですが、やはり、180mm x 3のバスレフ・ウーファーなので、低いほうが出きらない気がしてしまうのは如何ともしがたいのです。

マーラーの第10番、グラン・カッサの死の一撃なんぞには、どうしても、物足りないものがあるわけであります。

そこで、思いつくのが、サブウーファーということになるんですが、Bowers & Wilkinsご自慢のDB1なんぞを導入するには、とても財力が追いつきません。わが中古良品の803D本体より、高くついてしまいます。

ということで、Fostex サブウーファー CW250Aの登場ということに、あいなります。250mm口径というのが、いまいち、心許ない気もしますが、なにしろ、1本90,000円ほどで、何とか手を出せる範囲の値段ですし、そこそこ、反応も早そうですので、なんとかなるような気がします。ぶちゃけ、ほかに、適当な候補者がみあたらないということになるわけで、これ以外、手立てはなさそうなんです。

スーパー・ウーファー領域に使うわけですが、左右の音は、かなり違うのがはっきりしているので、センター1ッ発では、とても無理みたいです。ここは、どうしても、左右で2発はほしいところです。

というわけで、アバックの通販にお電話、、Fostex サブウーファー CW250A、在庫がないみたいだけど、2発手に入りますかと、ご相談。11月末ぐらいになちゃいますけど、大丈夫ということなので、商談成立。のんびり待つことにしていると、携帯に着電、なんだか、もう入荷しちゃったそうで、おとどけしてもよろしいですか、と照会がある。もちろん、文句はないので、すんなり、了承。

ただいま、結線も終了し、試し運転の最中であります。まあ、あんまり、どかどか、サブウーファーから音を出すと、B & W 803Dのご機嫌を損ねるので、カットオフは40hz、ボリゥームもMinmumプラス2段ぐらいにしぼって、様子を伺っておりますが、よさげかな、はて、どうなんでしょうか。

でも、2発で、しめて、180000円程度なんで、過度な期待は禁物かもしれません。

とはいえ、やっぱり、期待しちゃうよね。これをしも、煩悩とぞいふ。




P.S.
現状、さらに絞って、Minmumプラス1.5段で、運用中であります。

2015-10-24

CASA MALLA(カサマイア ) カタルーニャ料理@町田市玉川学園 その18

サッカー観戦のあと、カサマイアへ。次男と行くつもりだったが、飲み会とかでバックレられてしまったので、夫婦のみ。


フエ、チョリソー、ソブラサーダ  例のカタルーニャ土産ELS CASALS エルス・カサルスもの
                     まだ、あったんだ。ラッキー。
トマトを塗ったバケット 定番
バターナッツかぼちゃのスープ
秋刀魚のマリネ やさいとむらさきいも
山口産 真鯛のグリル スペイン産レンズマメ
きのこのカルドソ雑炊(おそらく)  天国的にうまし シェフ、大好きなんですとのこと
三元豚のソテー くりをそえて

ドルチェ
ふれんち・トーストみたいなのとフラン わたし
おくさん 忘れちゃったけど1番うまそうなやつ、さきにとられた

今日は、サカー観戦で、生ビール2杯だったので、最初から赤のボトルを。

グラタビニュム
GRATAVINUM

ドス・ピー・エレ
2πr 2010

D.O.Ca PRIORAT 

しっかりした、大人の味。じんわり、タンニンもあって、なかなか。

〆て20000円じゃく。大変、ごちそうさま。



2πr 2010

品種:ガルナッチャ65%、カリニェナ20%、カベルネ・ソーヴィニョン5%、シラー10%

醸造:7日間の低温浸漬。温度管理機能つきステンレスタンク内27℃にて発酵。フレンチオークとハンガリー産オーク(新樽と2年使用樽)にて12ヶ月熟成。清澄を行わず瓶詰め。

JAN:4562376278415

カシスなどのベリー系の果実や煮詰めた黒色果実にバニラやカラメル、インクなど濃厚な甘い香り。ハーブや鉄系のミネラル香も感じられます。『2πr=円周』という名の通りまろやかで円みのある柔らかい酸味。凝縮感のある果実味や硬質なミネラル感と共にバランスよく口中に広がります。



グラタビニュム
GRATAVINUM

グラタビニュムはペネデスでパレス・バルタを経営するクジネ家がプリオラートにてワインを手掛けるワイナリーです。

プリオラートはスペインでたった2箇所しか名乗ることのできない、特選原産地呼称(D.O.Ca)に認定されたワイン産地です(もう一つはリオハ)。

グラタヴィニュムのボデガはアルバロ・パラシオスが造るレルミタでも有名な、名産地グラタリョップ村近郊に位置します。ワイナリー名の由来ともなっている『grata』とは『引っ掻く』という意味があり、プリオラートを囲む1000m級の山肌がまるで引っ掻かれたかの様に見える事が由来とも言われております。


プリオラートを囲む山と、狼が木を『引っ掻く』姿が村のシンボル
三方を1000m級の山に囲まれた環境に加え、年間400mmという極端に少ない降雨量。更にこの土地独特の『リコレッリャ』と呼ばれるスレート(粘板岩)がプリオラートのワインを特徴付けます。

グラタヴィニュムの畑は標高320mに位置し、3区画、計10haの畑より収穫が行われております。

前記した通り三方(西、北、東)が1000m級の山に囲まれており、地中海からの温かい南風がプリオラートに流れ込むのが特徴です。

また非常に痩せた土壌もプリオラートの味わいを特徴付ける大切な要素です。葡萄の根は養分を求め地中深くに潜り込んで行き、その際、簡単に砕けてしまうもろい性質のスレートを根が貫通して行く事により、スレート(粘板岩)に含まれる特有のミネラル分を根が吸収する事で、特徴的なミネラルが味わいにもたらされると言います。

また、グラタヴィニュムの畑では3000本/haと、比較的密植率の低い割合で株が植樹されているのも特徴です。極限に痩せたグラタヴィニュムの畑では3000本/haが適切な密植率との事です。

また畑はペネデスのパレス・バルタ同様に有機農法にて栽培されます。畝の間に下草をはやし、必要に迫られた時のみボルドー液等を必要最低限散布しますが、ここ数年は一切使用していないとの事です。

また畑の周りはタイムやローズマリー、セージ等数多くのハーブが自生しており、このハーブの香りもワインにガリーグ香をもたらしています。

仕立ては畑の斜面の向きや日照量などを考慮している為様々。例えば丘の頂上はゴブレ、斜面の西側はコルドン、東側がギュヨー等、条件に合わせた仕立てが採用されております。

まだ醸造所を建設していないため、リーファーコンテナ3基を使い醸造作業を行います。このコンテナの中に奥行きの長いステンレス製のバットが入っており、この中で発酵前の低温浸漬を1週間行います。奥行きが長いため通常よりも、果房とジュースの接触する範囲が広くなるので、より深い抽出が可能となり、色素やタンニンが豊かなワインに仕上がるとの事です。

熟成樽にはフレンチオークとハンガリーオークを使用。フランスのセギャン・モロー社やフランソワ・フレール社を始め、8社の樽メーカーより樽を購入しております。数社の樽を使い、アッサンブラージュする事で、樽メーカー各社の個性が調和するとの事です。樽のトースト具合はメーカーにより若干異なりますが、ミディアム~ミディアムプラス程度となります。

グラタヴィニュムのワインはパレス・バルタの醸造家マルタ・カサスとマリア・エレナ・ヘメネスと共に、グラタヴィニュムの責任者でもあるプリオラートのスペシャリスト、ルディ・フェルナンデスが意見交換を行いながら造られております。


とかいうやつらしい。

2ndステージ 第15節 湘南ベルマーレvs 鹿島アントラーズ  @Shonan BMW スタジアム平塚

ひさしぶりに、サッカー観戦。鹿島 VS 湘南を見物にBMW スタジアム平塚へ、伊勢原駅でシャトルバスにのりこむ。

鹿島は相手の注文にはまって、前半のうちに2点献上。後半、予定どおり足が止まった湘南相手にせめきれず、終了間際に、やっとこ、1点かえす。まあ、湘南のプランどおりの筋書きで、完敗といっていい試合でありました。 (わたし、車は湘南ナンバーですけれど、サッカーは生えぬきの、ジーコ・アントラーズファンですの)。涙。

でも、快晴、とっても気分のいいサッカー観戦日和で、マックを頬張りつつ、生ビール2杯と、なかなか、いい時間をすごすことが出来ました。

これで、アントラーズさえ勝ってくれれば、欠けることなき満点のイベントになったんですが、まあ、そこまで、欲張らなくても、充分でございましょう。

2015-10-23

鮨一新 (イッシン) @台東区浅草 観音裏 その11

観音裏、鮨一新へ。6時に入店。金曜だが、まだだれもいない。
金曜日なのに、外は静かなモンでしょう。いやになちゃいますよ。親父の時代なんかすごくにぎやかで、うちも2時までやってたときがあるんです、とご主人むかしがたり。
お弟子さん、きょうは、7j時から満杯なんで、のんびりしていただけるのは、いまだけです、それまでは、ごゆっくり、とのこと。なるほど、のちのち、つぎつぎ、ご来店で、ほぼ、満員でございました。

いくら
しらこ 温

うすづくり
かわはぎ きもつき

あかがい、みるがい、 そろそろよくなってきました、とのこと
ほっき あぶり しおしてあるんで、そのままで、いちゃってくださいと、お弟子さん

かつお たたき
牡蠣 温
ばちこ

にぎり
こはだ うめェ
さば しめ 3枚にきってにぎる 繊細なあじになるきが
たい こぶじめ
かじき づけ
まぐろ づけ
ちゅうとろ  ちゅとろですか、おおとろですかときかれたので
えび ゆで

ここらで、ご主人、焼に入り、お弟子さんに交代
うに 軍艦
はまぐり づけ
あなご づけ
かんぴょうまき

椀物 しじみ

たまご ぶあついだしまき しるけなしタイプ おいしい

生ビール*2 木綿屋*1

という感じでした。
しめて、18000円と少し。今日は、一新の平均かな、ごちそうさま。







鮨一新 (イッシン)
03-5603-1108
東京都台東区浅草4-11-3
浅草[つくばEXP]出口1 徒歩13分
銀座線 浅草駅徒歩15分
18:00~22:00(L.O)
定休日 日曜・祝日
[夜]¥15,000~¥19,999
カード 不可
席数 14席 (カウンター10席、テーブル4席(基本荷物置きの様相))
個室 無
http://www.sushi-issin.com/pc/index.html
備考
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000740061/Ctl96847807/
http://www.yokoi-vinegar.co.jp/michelin2010_02.html

2015-10-20

トラットリア ナトゥーラ (TRATTORIA NATURA) イタリアン@埼玉県.蓮田市

タベログ通信 その120

埼玉の三男訪問、夕食はオットが月曜休みなので、前から気になっていた蓮田のトラットリア ナトゥーラ (TRATTORIA NATURA)にする。

やすくて、激うまとか。
メゾン ドゥ アッシュ (Maison d'H)をほめていたR923Eの埼玉Fレンチ&イタリアンガイドhttp://r923e.asablo.jp/blog/さまの評価も高いので、期待が高まるが、もしかして、好みの方向が違うかも、との不安もよぎる。

予約の5時30分少し前に到着、駐車場で待機して時間調整、開店時間に入店。

シェフおひとりで、廻しているらしいが、席数はかなりありそう。料理に時間がかかる、という情報もむべなるかな、か。

さっそくアラカルトで注文

前菜
鯛のカルパッチョ しっかりしたあじ、で濃い味系と知れる
牡蠣とベーコンのオーブン焼 ベーコンが楽しくないかも

パスタ 噂どおり、ポーション大きい、サービスからも説明があった、親切。当然、とりわけてたべるんだが、同時に登場、息子驚く。

生うにのクリームパスタ  おすすめらしい、濃厚、うまい
ボンゴレ・ロッソ

メイン
パスタを喰ってる最中に登場。息子、口あんぐり。

本日の鮮魚(イトヨリときいて、普通に白身魚けど、極めてうまいもんとは思えないので、躊躇したが、試してみる)のポテト(薄切りしたやつ)包焼 きわめて、おいしい。ポテトがさくさく。
イベリコ豚のソテー ゴルゴンゾーラのソース クリームパスタとかぶちゃった、注文下手糞でした

ドルチェ
チョコケーキ クルミいりアーモンドパウダーだそう、シチリア風とか 激うま
ヨーグルトのムース まとも
巨峰のシャーベット うまいが、下に生クリーム。ううーむ。
あと、バゲットはいまさんくらいでした、どっか違うおみせのやつらしいです

という具合でしたが、奥さんからも、息子からも、大好評でした。

ポーション大きい料理がどんどんでてきて(店内にお客さんさん3組ほどなので、シェフ余裕みたいでした。遅いという評判を実感する機会とは、なりませんでした)。ディナーなんで、もっとゆっくりのほうが良いくらい。

生ビール、白グラス(シチリアとか)息子 サングリア奥さん 自家製ジンジャエール(わたし、確かに、まともにしょうが、オットみたいな洗練されたのとは違う、1杯でいいや)

しめて、14000円ちょっと。ごちでした。

確かに、よいお店です。息子、特筆するものはないんだけど、うまい、また来てもいい、とのこと。

わたし、悪口言うと、驚異的においしいファミレス(誉め言葉のつもりです。現実そんな店あるわけないが)っていう感じ。
ほんとうは、料理についていえばメゾン ドゥ アッシュのほうが美味しいかも。でも、また、来てもいいと思うのはトラットリア ナトゥーラだな。ただし、オットが開いてない日に限るけど。

メゾン ドゥ アッシュ、アラカルトなしで取り分けられないんで、あの、ポーションに対応する術がないのが、どうにも、おしいよなぁ。

っていう感じでした。でも、蓮田って、やっぱり、とっても、遠い。





トラットリア ナトゥーラ (TRATTORIA NATURA) イタリアン、パスタ
048-764-3776
予約可
埼玉県蓮田市東4-11-4
営業時間 11:00~15:30(LO14:00) 17:30~22:00(LO21:00)
定休日 毎週水曜日と第三水曜日の翌日の木曜日(連休)(祝日は営業)
[夜]¥3,000~¥3,999[昼]¥2,000~¥2,999
カード 可アラカルト時のみ (VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
席数  47席 
(カウンター7席、テラス席4席、テーブル36席(4人掛けテーブル×8卓、2人掛けテーブル×2卓))
個室 無
分煙 (屋内完全禁煙。テラス席近隣に喫煙所あり。)
駐車場 有(店頭に6台、裏に2台(砂利敷き))
http://www.natura-2005.com/

コスモス 蓮田市コスモスまつり@埼玉県蓮田市駒崎

駒崎コスモス畑 見沼用水沿い

蓮田のトラットリア ナトゥーラ (TRATTORIA NATURA)に行く途中、蓮田市駒崎のコスモス畑を見に行く。

案内掲示もみあたらず、駐車の場所もみつからないので、畑のあぜに無理やり車をとめる。
もう、くれかかっている時間だけれど、丈の低いコスモス畑がひ想像以上にいいところだ。

もう少し、いい時間に来る価値があるけれど、車で来るのは難度が高そうでした。





手打うどん庄司 武蔵野うどん @埼玉県川島町上伊草 その3

埼玉の三男を訪問。昼飯は、野菜があるところというので、手打うどん庄司にいってみる。

肉汁うどん 中(息子、わたし)、田舎汁うどん800円 小750円(おくさん)、野菜てんぷら400円 を注文。

やっぱり、おいしい、武蔵野うどんだ。大満足。

埼玉、坂戸周辺で、昼飯なら、ここが一押しですな。

〆て、2750円。ごちそうさんでした。

2015-10-16

新橋鶴八 分店 鮨@港区新橋  その3

この前は、演奏会前の利用だったので、きょうは、ゆっくり楽しもうと、新橋鶴八 分店にでかける。

17時半入店で、先客がもう2人いるが、ゆったりした雰囲気、ご主人の前にすわる。

つきだし しおから

キリンビール 瓶

つまみ しおむし 肝つきでした 
     こぶじめ

冷酒

にぎり
こはだ 2
ひらめ 1
ぶり 1
さば しめ 2
いか 2
あかみ 1
づけ 1
おおとろ 1 
はしら 軍艦 1
いくら  軍艦 1
塩から 軍艦 1
はまぐり 1
あなご 2
かんぴょう巻き

今日は、汁椀の用意なしだそうでした。

のちほど、ご常連が3人、つぎつぎ入店して、ますます、まったりした雰囲気になる。
本店とだいぶ違うなぁ。これも、五十嵐さんのお人柄。

握りの方も、やっぱり、人柄がでるようで、本店に較べて、優しい味わいがするような。個性っていうことなんでしょう。

常連さん、塩からについて、本店の方がしょっぱい、久ちゃん名人だからなぁ、いや、ぼくは分店がいいなあ、などと、岡目八目しておりました。

確かに、塩は肝なので、どこが、ぎりぎりなのかは、難度、高いよね。分店さんがこれからどうなっていくのか、大変、楽しみなことであります。

〆て、18000円とすこし。ごちそうさま。



2015-10-07

オット イタリアン@所沢 その18

 ラインの黄金のあと、所沢オットへ。

きょうは、オペラのあとです、2時間45分休憩なしでした、とサービスに弱音を吐く。

つきだし
トスカーナのサラミ、パルマの生ハム

前菜
生シラスのアヒージョ うま
フォアグラのブリュレ 黒いちじく  前に喰ったことがあるが、やはり、おいしい
牛のしゃぶしゃぶ コンソメをかけて  新作とか 激うま

まいたけといせえびのパスタ(平太)

子羊の炭火焼 くりとポルチーニ茸

生ビールに白(奥さん、ピエモンテのGAVI)
赤ボトル 
バローロ・オッティン・フィオリン[2007]カッペッラーノ
Barolo Otin Fiorin  2007 Cappellano

タンニンたっぷりで、かつクリア、とっても、おいしい

しめて、30000円弱。ごちそうさまでした。

山形シェフ、おでこにこぶが出来ちゃって、11月に手術で、お店も休みだそう。命にかかわるものではないし、ぴんぴんしてるので、ほんとは、働きたいんだけど、とおっしゃっていました。

早く、治療をおえて、また、おいしいの食べさせてくださいね、と店をあとにする。

ラインの黄金 @NNTT

NNTTのラインの黄金をみにいく。

NNTTは、ワグナー生誕200年記念年に指輪をやってくれなくて、とってもがっかりさせられたんだが、さすが、飯守芸術監督、ウィーナーのトーキョー・リングじゃない新しいリングを、今年から4年かけて、やってくれることになったみたい。

ただ、まったくの新制作ではなく、フィンランド国立歌劇場で制作されたプロダクションの借り物らしい。でも、やるのとやらないのでは大違い。とっても、よろこばしい、まさに慶事でございます。

で、演出はゲッツ・フリードリヒ。かれの最後の指輪演出だそう。

フリードリヒといえば、1987年の来日公演ですてきな「トンネル・リング」をみせてくれて、それまで、ワグナーにはあまり熱心ではなかった私が、ワグナーって、スゲェいいじゃん、と宗旨替えするきっかけを作ってくれた人だ。

あの、「トンネル・リング」をこえた、フリードリヒの指輪の最終回答になるわけなので、すごくたのしみでございます。

さて、ゲッツ・フリードリヒの新しい「ラインの黄金」、ラインを楽しむぶんには、不足はないものでした。不満はありません。しかしながら、「トンネル・リング」の新たな展開という面では、なんだかよくわからないというのが、正直なところでした。

オリンポスの神々が、カーニヴァルの道化師みたいな扮装で出てくるんですが、これからの指輪を、どう、変容させていくのか、腑に落ちるものは、いまのところ、なかったのでした。

でも、「ラインの黄金」を出し物として楽しむ分には、充分ともいえます。

指揮の飯守泰次郎さんも、安定した演奏振りで、納得。

ミーメのアンドレアス・コンラッド、エルダのクリスタ・マイヤーがなかなかですし、とくに、フリッカの
シモーネ・シュレーダーはとってもすてきな声でした。
あと、新国立ご常連の妻屋秀和のファーゾルトも、ひさしぶりに、納得のパフォーマンスで、やっぱり、ぬけてるなぁと感心させられました。

外の、出演者も、それほどへこんだひとはあまりいなくて、安心して「ラインの黄金」を楽しむことができました。

「トンネル・リング」のフリードリヒに、期待しすぎて、ちと、拍子抜け、というところがないわけではなかったんですが、望外というべきでしょう。

あと3年リングが楽しめるというわけなので、まずは、万々歳というところです。



新国立劇場 
オペラ「ラインの黄金」[新制作]
指揮:
飯守泰次郎
Conductor : Iimori Taijiro
演出:
ゲッツ・フリードリヒ
Production : Götz Friedrich
美術・衣裳:ゴットフリート・ピルツ
Scenery and Costume Design : Gottfried Pilz
照明:キンモ・ルスケラ
Lighting Design : Kimmo Ruskela
演出補:イェレ・エルッキラ
Revival Director : Jere Erkkilä
舞台監督:村田健輔
Stage Manager : Murata Kensuke
ヴォータン:
ユッカ・ラジライネン
Wotan : Jukka Rasilainen
ドンナー:
黒田 博
Donner : Kuroda Hiroshi
フロー:
片寄純也
Froh : Katayose Junya
ローゲ:
ステファン・グールド
Loge : Stephen Gould
ファーゾルト:
妻屋秀和
Fasolt : Tsumaya Hidekazu
ファフナー:
クリスティアン・ヒュープナー
Fafner : Christian Hübner
アルベリヒ:
トーマス・ガゼリ
Alberich : Thomas Gazheli
ミーメ:
アンドレアス・コンラッド
Mime : Andreas Conrad
フリッカ:
シモーネ・シュレーダー
Fricka : Simone Schröder
フライア:
安藤赴美子
Freia : Ando Fumiko
エルダ:
クリスタ・マイヤー
Erda : Christa Mayer
ヴォークリンデ:
増田のり子
Woglinde : Masuda Noriko
ヴェルグンデ:
池田香織
Wellgunde : Ikeda Kaori
フロスヒルデ:
清水華澄
Flosshilde : Shimizu Kasumi
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra
協力:日本ワーグナー協会
Cooperation : Richard-Wagner-Gesellschaft Japan
芸術監督:飯守泰次郎

古月 新宿店 中華料理@新宿御苑前 その3

ワグナーの前の昼飯は、うどんじゃ厳しいので、古月 新宿店の中華で、ランチにする。

ランチのセットに、蒸し鶏の単品と生ビール。

注文に思惑違いがあって、私が、四川麻婆をたべるはめに。美味しいはずだが、辛いの苦手なわたしは、やっとの思いで、口に入れる。

でも、古月 新宿店のランチ、CPは驚異的に高い。ごちでした。

2015-10-06

堀米ゆず子外 ブラームス:ブラームス:弦楽五重奏曲 第2番、J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第3番、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番@渋谷区富ヶ谷 HAKUJU HALL

堀米ゆず子さんの、ブラームス外を聞きに行く。

前回、弦楽6重奏で、大満足だったので、翌日は、ラインの黄金で、連チャンは大変と思ったが、やっぱり、ブラームスの魅力に負けていくことに。

今回は弦楽5重奏の2番、最晩年の素敵な曲なので期待が高まる。

行くと、チェロが予定と変わって、腕の立ちそうな若い女性になっていた。

曲がいいので、とっても楽しめたが、やっぱり、チェロは、若いなぁていう感じ。まあ、こっちがジジイだというだけのことなんだろう。


休憩後、バッハのバイオリンソナタの3番。これも、ほんと、いい曲。ただ、今時めずらしく、ピアノのとの、2重奏。やっぱり、チェンバロのほうが、いいかなぁ。

最後に、無伴奏パルティータ3番。堀米さん、やはり、とてもいい音、楽しみました。


アンコールに、バッハを2曲、で終了となりました。

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番より ラルゴ/アレグロ




堀米ゆず子 J.S.バッハ/ブラームス プロジェクト
会場:Hakuju Hall
公演日:2015/10/06(火) 開場/開演:18:30/19:00
出演: 堀米ゆず子(ヴァイオリン) 
山口裕之(ヴァイオリン) 
佐々木亮(ヴィオラ) 
大島亮(ヴィオラ) 
デボラ・ペー(チェロ)
津田裕也(ピアノ)

曲目・演目: ブラームス:弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 op.111
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第3番 ホ長調 BWV.1016
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV.1006


椿 とんかつ@世田谷区成城 成城学園前

タベログ通信 その119

堀米ゆず子 さんのブラームスのまえ、腹ごしらえは、いろいろ迷って、成城学園前のとんかつ「椿」にする。 

前回、洋食屋でおおはばに時間がかかったので、ここなら、あんまり混まないだろうと見当をつけたのだ。

開店17:00少し過ぎに入店。外には、誰もいない。見込みどおりで、よかったよかった。

ここは、だいぶん以前に2回ほど来た事があって、おいしいけれど特別なものは感じなかったところだ。

あけび(ヒレカツ) 2000円 わたし、椿(ロースカツ)1800円 おくさん、ごはん中盛り250円 わたし、なめこの赤出汁320円 ふたり、ヱビスビール生(小サイズ)470円をたのむ。

昔風のしっかりと揚げられたとんかつで、おいしいが、肉の味はあまりない。あらめの、こい揚げ色のころもだが、食感は悪くない。ただ、衣がひどく甘い。おこちゃまか、高齢者向きという感じか。

〆て、4400円弱でした。


椿 とんかつ
03-3483-0450
予約可
※予約は大勢様より承ります。
※予約時間を15分以上遅れる場合は連絡をお願いいたします。15分たっても連絡がない場合、
お待ちのお客様に席を譲る場合もございます。
東京都世田谷区成城5-15-3
成城学園前駅から、徒歩5分(0.4km)です。
営業時間 [火~土] 11:30~13:50(LO) 17:00~20:00 (LO)
[日・祝] 11:30~20:00(LO)
※月曜が祝日の場合月曜を営業し、火曜をお休みします。
定休日 月曜
[夜]¥2,000~¥2,999[昼]¥1,000~¥1,999
カード 不可
席数 30席 (カウンター席、テーブル席)

完全禁煙
駐車場 有(店舗前に3台、近くにコインパーキングあり)
http://www.tonkatsu-tsubaki.com/

2015-10-04

鮨 裕 @茅ヶ崎 その19

NHKホールのマーラー2番終了後、渋谷から湘南新宿ラインで茅ヶ崎の鮨裕 にいく。

白いかのげそ ゆびき げそがでてくると嬉しくなっちゃうとおしゃべり

さしみ
しめさば 松輪 ひらめ えんがわ かんぱち

あかがい ほか

しろいか
あわび
いくら
しめさば
えび ぼいる
うに 軍艦
あなご

かんぴょうまき

ついか
こはだ
のどグロ おくさん

だしたまご つまみ

ひらたけ はもすりみ ぎんなん の汁椀

冷酒 五人娘 ほか 志賀の限定生ビール

早川さんのテレビ番組出演で、全国からお客さんがきたそう。(そういえば、先客2人1組のわかものは、沖縄ですと)。このごろ、落ち着いてきましたとおっしゃっていました。

〆て、20000円とすこし。ごちそうさま。



P.S.再掲

そういえば、鮨裕のフェース・ブックに、the First Lady Mrs. Akie Abeとの、ツーショット写真がのっておりました。出仕事に呼ばれたみたい。ほんと、知ってるひとは知っているってことのようだ。

このまえ「早川光の最高に旨い寿司」で、世界からここにきてもいいぐらいともちあげられておったが、本当に、そうなっちゃうのかも。

すると、もう、今までみたいに、わがやが、まったり行ける鮨屋じゃなくなってしまうんだろうか。

こりゃ大変だ。大損害。と、とっても心配な今日この頃なのであります。










鮨裕 (すし ゆたか) 寿司
0467-39-5325
神奈川県茅ヶ崎市中海岸1-2-33
(昼)11:30~14:00
(夜)予約に応じて
定休日 不定休
[夜]¥10,000~¥14,999 [昼]¥2,000~¥2,999
カウンター 5席

定休日 日曜日(第3火曜)
[平日]  11:30 - 14:00/17:00 - 22:00
[土曜日] 11:30 - 14:00/17:00 - 22:00

パーヴォ・ヤルヴィ首席指揮者就任記念  マーラー/交響曲 第2番 NHK交響楽団@NHKホール

パーヴォ・ヤルヴィがN響の常任に就任、記念コンサートに、マーラーの2番をやるというので、どんなもんかと、ききにいくことに。
チケット入手が出遅れて、かなり前の左端の席になる。ま、お試しなので、いいかという感じです。

ヤルヴィさん、なかなか実力者のようですが、CDを1、2枚聞いただけなので、あまり、具体的なイメージがありません。

で、演奏が始まりました。なんだか、あまり聞いたことのないようなマーラーです。とても、自然な演奏で、弦の音が夢見るような優しい響きをかなでます。きいていると、うっとり、という感じですが、マーラーっぽい、エスプレシーボの訴えかけがあまりありません。やさしく、やさしく、そして、とっても美しい。

最後まで、なんというか、分裂症気味の激烈なところがほとんどありませんでした。

いまや、21世紀も1/4入りなんですから、これも、マーラーなんですね。っていう感じでしょうか。

N響は、かなり、気合が入っているみたいで、ひさしぶりに、上手だなぁと、感心してしまいました。
アルトのリリ・パーシキヴィさん、ソプラノのエリン・ウォールさんも、なかなか、すてきな歌いぶりでした。



NHK交響楽団 第1817回 定期公演 Aプログラム
2015年10月4日(日) 開場 2:00pm  開演 3:00pm
NHKホール
~パーヴォ・ヤルヴィ首席指揮者就任記念~
マーラー/交響曲 第2番 ハ短調「復活」
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ソプラノ:エリン・ウォール
アルト:リリ・パーシキヴィ
合唱:東京音楽大学

LA COCORICO (ラ・ココリコ ) イタリアン、ピザ @渋谷区渋谷  渋谷駅新南口

タベログ通信 その118

N響定期の腹ごしらえ、渋谷でコスパが良くて、適当なところを探してみようとタベログを検索、LA COCORICO (ラ・ココリコ )というイタリアンに白羽の矢を立てる。

渋谷駅だけれど、新南口徒歩30秒だとか、まあ、恵比寿というべきだよね。

駅チカのビルの5F、いまふうのお店に入る。人はいない。

本日のパスタ 鶏のジェノベーゼ
本日のピザ(マルゲリータ+)をたのむ。

ランチセットで、飲み物とデザート付きで、1000円ちょっと。

きわめてやすいが、パスタは食わんほうがよかったというレベル。デザートもないほうがよかったなていうところ。まあ、量はしっかりあるので、いっぱい食べなきゃならないわかもんにはいいんでしょう。

あと、ピザは大丈夫喰えました。

おくさんと、そういえば、ピザならどこのでも、なんとか喰えるね。ピザッいじゃないってことだろうなぁ。ふしぎだね、などと話が弾んだのでありました。

しめて、2600円弱。安いけど、コウイウノ、コスパがいいとはいえないよね。
やっぱり、わたしメのタベログ・リテラシーはかなり低いということみたいです。



LA COCORICO (ラ・ココリコ ) イタリアン、ピザ
050-5869-1875 (予約専用番号)
03-5485-7621 (お問い合わせ専用番号)
東京都渋谷区渋谷3-27-11 GEMS渋谷 5F
渋谷駅新南口より徒歩30秒
渋谷駅から322m
営業時間
[平日] 11:30~15:00(L.O14:30) 17:00~23:30(L.O22:00)
[日・祝前日] 11:30~15:00(L.O14:30) 17:00~23:00 (L.O22:00) 
定休日 店舗休業日:12月31日、1月1日、1月2日
[夜]¥4,000~¥4,999[昼]¥1,000~¥1,999
カード 可 (VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
席数 80席 (内テラス6席)
個室 有8人可 (個室は8名席1室のみ)
完全禁煙

http://www.la-cocorico.jp/shibuya

2015-10-02

リヒャルト・シュトラウス ダナエの愛 @東京文化会館 大ホール

リヒャルト・シュトラウスの「ダナエの愛」をみに東京文化会館 大ホールへゆく。

なんでも、舞台上演では、日本初演になるんだとか。二期会オペラって、昔の、あんまりいけていない印象があるので、積極的にはいかないんだが、リヒャルト・シュトラウスのオペラの舞台初演ということで、きいてみたいなぁと思ったのだ。

ギリシャ神話のダナエとミダス王のエピソードを組み合わせたストーリーで、幕開けに債権者がポルックス王のところにつめかけていたり、3幕で神々の噂話のエピソードがあったりで、なんかオッフェンバックみたいだし、終幕は、ワグナーみたいに人間の命の謳歌と神々の没落が示されたりで、いかにも、ホーフマンスタール好みの仕掛けになっている。(このプランは、台本作家のグレゴールが、ホーフマンスタールの原案とは別個に発想したそうです)

昔の二期会は、学芸会みたいだったけれど、いまや、なかなか立派なも舞台で、不足はない。歌い手も、それなりで、オペラとして楽しむのに問題のない水準である。

なかなかに面白かったといっていいオペラだったが、始めに黄金、黄金とうたっていたダナエが最後にミダスとの愛を歌い上げるに至るその変容が、ジジイのわたくしにはいまいちなっとくできないところが残る。

でも、終幕でダナエが妊娠したおなかをユピテルにみせつけたり、黄金のバラが生花のばらに変わったり(なんかタンホイザー)、それなりの幕切れで、充分以上に、楽しませていただきました。

あと、ひさしぶりに聴いたミダスの福井 敬さん、やっぱり、いい声でございます。



東京二期会オペラ劇場 R.シュトラウス:歌劇『ダナエの愛』
日時 10月2日(金) 18:30開演(17:30開場)
演目 リヒャルト・シュトラウス:歌劇『ダナエの愛』全3幕 (舞台上演日本初演)
日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
原案:フーゴ・フォン・ホフマンスタール
台本:ヨーゼフ・グレゴール
指揮 準・メルクル
演出 深作健太
出演 ユピテル:小森輝彦
メルクール:児玉和弘
ポルックス:村上公太
ダナエ:林 正子
クサンテ:平井香織
ミダス:福井 敬
セメーレ:山口清子
オイローパ:澤村翔子
アルクメーネ:磯地美樹
レーダ:与田朝子
4人の王&4人の衛兵:前川健生、鹿野浩史、杉浦隆大、松井永太郎
合唱 二期会合唱団
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱指揮 角田鋼亮(音楽アシスタント)

 

すぎ田 (すぎた)  とんかつ@台東区寿 蔵前

タベログ通信 その117

リヒャルト・シュトラウスの「ダナエの愛」のまえ、すこし、しっかりと腹ごしらえということで、大江戸線 蔵前駅下車で、すぎ田 (すぎた)のとんかつを喰いに行く。

17:00開店のはずが15分以上おくれて、暖簾がかかった。

カウンターについて、ビールの小瓶、ヒレカツ2,400円、あとで、もってきてねと、ごはん300円、豚汁200円を頼む。

おしんこをつつきつつビールをちびちび(かつが来ないうちなくなったらこもりま困りす)。 

しばらくして、ひれ、とうじょう。中が、わずかにレア。肉の味もそれなりにする。成蔵みたいな衝撃はないが、昔風のとんかつ(低温揚げ寄り)としては、かなりの水準である。

ただ、定食がなくって、ごはん、豚汁(旨いが、肉は入っていなかった)は別料金。CP的には、微妙か。しめて、3500円ほど。でも、ごちそうさまでありました。また、行こおっと。

カウンターの背中に、「雷門すぎ田」という木の看板がかかっていたので、へえ、ここ雷門なんだ、というと、違うそう。最初に始めた場所が雷門で、それから、蔵前に移ったんだとか。でも、ここ、浅草なんですよ。浅草はどっちなんてきくお客さんがいますけど、だそう。そうなんだぁ。



すぎ田 (すぎた)とんかつ
03-3844-5529
予約可
東京都台東区寿3-8-3
都営大江戸線 蔵前駅A5出口 蔵前駅から363m
営業時間 11:30~14:00 17:00~20:15
定休日 木曜日
[夜][昼]¥2,000~¥2,999
個室 有
完全禁煙 (奥はわからないが、少なくともカウンターは禁煙)
駐車場 無

2015-09-29

指揮/オリヴァー・ナッセン ピアノ/ピーター・ゼルキン 東京都交響楽団 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番外 @サントリーホール

ピーター・ゼルキンがブラームスのピアノ協奏曲第2番を弾くという。これは、やっぱり、きいてみたいなということで、サントリーホールの都響定期にいってみた。

9列目の中央の席なので、音が全部、頭上を通り過ぎていきそうだけれど、ピーター・ゼルキンをかぶりつきで、ということで、それもいいかっていう感じです。

前半は、
ナッセンのフローリッシュ・ウィズ・ファイヤーワークス
シェーンベルク:映画の一場面への伴奏音楽 op.34
武満 徹:精霊の庭
という、面白そうなラインナップ。

ナッセンっていえば、「怪獣たちのいるところ」だけれど、指揮もするんだ。で、すげえ巨体が杖をつきつつ登場、おくさん、なんだか、ご本人も怪獣みたいと、失礼なことをおっしゃる。(ゴメン)

で、三曲とも、なかなかに聴き映えのする演奏で、エモーショナルというか、エスプレッシーボ(武満すらそんな感じ)の音楽が、なっていた。でも、あざとさは皆無で、自然体。気持ちがいい。
シェーンベルクって、なかなかじゃん、などと思いましたです。

後半、いよいよゼルキンのブラームス、ピアノ協奏曲第2番。
ゼルキン、休憩中にでてきて、セットされたかなり古めかしいピアノ(スタインウェイでした)をいつくしむように試し弾き?(バッハかな?わからん。)しばらく、ピアノと会話した後、楽屋に引き上げました。やっぱり、ユニーク。かっけぇなぁ。

そして、ピーターのピアノ協奏曲第2番、普通とは、だいぶん趣の違うものでした。極めて、インティメートというか、内省的な演奏。ブラームスなので、グランドマナーの立派な響きがするのはあたり前みたいなはずなんだけれど、威圧感がまるでない。音が優しく心から心にとどけられる、ていう感じでありました。

ブラームスのピアノ協奏曲第2番、なんて美しい曲なんでしょう。ほんと、うっとりでございました。おそらく、ブラームスの最高傑作、こういうのを超絶名曲っていうんだよなぁ。しみじみ。

ナッセンのバックも、自然体でエスプレッシーボ、とっても、感じが良くって、ぴったりでした。



都響 第794回 定期演奏会Bシリーズ
サントリーホール
[出演]
指揮/オリヴァー・ナッセン
ピアノ/ピーター・ゼルキン*
[曲目]
ナッセン:フローリッシュ・ウィズ・ファイヤーワークス(1993)
シェーンベルクの映画の一場面への伴奏音楽 op.34
武満 徹の精霊の庭(1994)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83*

2015-09-28

鮨一新 (イッシン) @台東区浅草 観音裏 その10

小岩の彼岸花のお寺「宝蔵院」と亀戸萩のお寺「龍眼寺」で時間を潰した後、観音裏、鮨一新へ。

始めは一人だったけれど、月曜なのに、6時半頃には、6人ほどになって、まあ、ちょうどいい塩梅。

大柄の一人客が最後に入ってきて、親方とお弟子さんが「おめでとうございます」なんて、あいさつしている。

はて、どっかでみたぞ。ああ、井筒親方かあ。愛する寺尾の兄貴だよね。なんだか、とっても忙しくって、たいへんそうなことおしゃっていたが、そういえば、鶴竜が優勝だったなぁ。などと、品悪く様子見。

親方、いろいろ、好みを注文、育ちがよくって(まさに、ぼんぼん)、とってもいい感じでありました。

さて、当方は、
歩きつかれたので、生ビールを2。そのご、木綿屋、菊姫。

わかめ

しろばい貝 ゆで
いくら

うすづくり
かわはぎ きも
そげ

あかがい、みるがい、たいらがい磯辺

かつおたたき

のどぐろ 焼き魚

あゆ うるか

こはだ
いわし
すみいか
かじきづけ
ちゅうとろ
えび ぼいる
しゃこ つめ
あなご

かんぴょうまき さびなし

ついか あかみ 病み。上がりの常連の注文で出していたので、便乗

しめて、21000円ちょっと。ごちそうさま。









2015-09-23

フィーコディンディア シチリア料理@厚木 その10

奥さんが、里帰りから戻ったが、すぐに夕食造りをさせるというのは、不穏当との誹りを免れない恐れが。

そこで、フィーコディンディアに予約、次男とあわせ3人でdinnerとする。

白グラス。シャルドネ*5 

残念ながら、シルバー・ウィークの連休最終日のためか、黒板のアラカルトがあまりなく、選択に苦心する。

アンティパスタ はみんなウマでした
シチリア流 いわしフライ
たこのにもの
シチリアのストリートフード・熟成豚バラ肉のネギ巻きグリル

パスタ
夏野菜のクスクス 漁師風?ソースをかけて  

激うま、とくに漁師風?ソースが(地中海のどっか田舎の島のレシピを参考にしたんだそう)。いままでのフィーコディンディアのパスタのベストと思われる。なんでも、シェフの自信作なのに、厚木あたりでは、クスクス知っている人が少ないのか、注文があまりなくて、しょげているんだとか。
そりゃ、お気の毒。若いお客が多いので、クスクスくらいは、知っててもよさげだがなぁ。

北海道舞茸のスパゲッティ
トマトのスパゲッティ

メイン
かますの香草焼
和牛イチボのカチョカヴァッロチーズ包みグリル 塩がきつすぎ、勇敢なのは評価するけどね

あかボトル タンクレディ やっぱりのみやすい、もう少しタンニンがほしいけど

〆て28000円ほど。なかなかに、満足感のたかい、食事になりました。ごちそうさん。

帰りぎは、励ましの意味で、シェフにクスクス美味しかったですとつたえ、店をでる。(ほんとは、クスクス、カサマイアの絶品みたいに、もうすこしアルデンテだとパーフェクトなんだけど、今日は、それについては、ノーコメントということで)

フィーコディンディア、ちかごろ奥さんの評価が高く、県央地区ベスト・レストランに認定とあいなる勢いであります。



フィーコディンディア イタリアン
050-5872-6571 (予約専用番号)
046-265-0297 (お問い合わせ専用番号)
神奈川県厚木市旭町1-24-16
[火~金] 11:30~14:00(L.O) 18:00~21:30(L.O)
[土] 12:00~14:00(L.O) 18:00~21:30(L.O)
[日・祝] 12:00~14:00(L.O) 18:00~21:00(L.O)
定休日 月曜(月曜が祝日の場合、翌火曜休み)、第1火曜
[夜]¥6,000~¥7,999 [昼]¥1,000~¥1,999
カード 可 (VISA、MASTER、JCB、AMEX)
席数 36席
駐車場 有
http://ficodindia.jp/
夜:パン代300円

2015-09-22

かねひで  とんかつ@海老名市下今泉

タベログ通信 その116

連休中、奥さん里帰りのため、夕食の算段が必要。第2弾は、海老名市下今泉のかねひで というとんかつや屋にする。

タベログなどをみると、正直微妙かなと思ったが、とんかつ好きのサイトに訪問記が乗っていたので、試してみることに。

次男と二人、車に乗り込み、6時頃到着。連休中なのに、先客は2名一組のみ。
サービスの女性が、揚げてが出前中で、帰るまで、10分くらいかかるとのこと。なかなか、珍しい体験だが、外にあてもないので、待たせていただく。

のんびり、テレビの相撲を観戦していると、しばらくして、ご主人が帰ってくる。

ロースカツ定食(次男)、ヒレカツ定食(わたし)各1300円を注文。わたし、生がないので、瓶ビール一番絞りをたのむ。

ネットに揚げがきついとのっていたけれど、予想をうわまわる揚げの強さで、正直、評価するにあたらずという感じ。

これなら前に何回か行った綾瀬の「高座」のほうが、随分いいのではというところでした。残念。
 


かねひで  とんかつ
046-232-2900
神奈川県海老名市下今泉4-1-15
営業時間 火~日 11:00~14:00/17:00~20:30
定休日 月曜日
[夜]¥1,000~¥1,999[昼] ~¥999
カード 不可
席数 28席 (テーブル6卓20席 座敷2卓8席)
個室
全面喫煙可
駐車場 有(7台)

2015-09-21

博多天ぷら なぐや てんぷら、定食・食堂@厚木市妻田東

タベログ通信 その115

連休中、奥さん里帰りのため、夕食の算段が必要。第1弾は厚木の246号沿いの博多天ぷら なぐやにする。ここは、父親が存命中、海老天を喰わせておけば文句が出ないということで、2、3回利用したことがある。

天ぷら屋というより、てんぷらしかない定食屋というところで、てんぷらのラベルをつけるのは、ちゅうちょするが、安いので、いいんじゃない、うどんでいえば丸亀製麺の位置づけというところか。

次男と二人、海老天定食(1280円)を、注文。ビールは金麦しかないということで、発泡酒を飲む羽目に。ま、アルコール入りの水と思えば、良いのかも。昔のものよりはだいぶん進化しているみたい。バドワイザーなんぞを飲むなら、これで、十分。

で、博多天ぷら なぐやですが、いちおう、あげたてに近いということで、てんぷらと思わなければ、てんぷらオンリーのお安い和定食ということで、ぎりぎり、値段相応というところ。


博多天ぷら なぐや 天ぷら、定食・食堂046-225-7979
神奈川県厚木市妻田東3-2-1
営業時間 11:00~22:00 [LO21:30]
年中無休
[夜] [昼] ~¥999
カード 不可
席数  32席 (カウンター:28席、テーブル:4席)
完全禁煙駐車場 有(27台)
カウンター席あり
http://gourmet.walkerplus.com/114005272002/

2015-09-19

健 菜 喰 楽 - たわわ 居酒屋@秦野市鈴張町

タベログ通信 その114

知人の飲み会で、もしかしたら、よいかもと思っていた健 菜 喰 楽 - たわわ にいってみる。
駅から遠くて、タクシーで1000円ほどの距離になる。

3000円のコースを頼む。

つきだしに さつま揚げとコーンの揚げ物を別注

前菜盛り合わせ 3種
お刺身盛り合わせ 3?品
真鯛のみぞれ蒸し
鮭ハラスの西京焼
海老真丈変わり揚げ 蓮根餅挟み 椎茸詰め
鰯ときのこの土鍋ご飯

生ビール、黒竜、新政、緑茶梅酒割り ほか

〆て、24000円ほど。

秦野市内の飲み屋として、いままでで、ベストかもしれない。遠いのがかえすがえすも残念だが、また利用したいという気になりました。よかった、よかった。



健 菜 喰 楽 - たわわ  
所在地 〒257-0055 神奈川県秦野市鈴張町5-16
TEL&FAX 0463-83-3936
代表者 長谷川 健太
営業時間 17:00~23:00(ラストオーダー22:30)
定休日 木曜日
駐車場 6台完備
http://www.hadano-tawawa.com/

2015-09-13

オット イタリアン@所沢 その17

ミューザ川崎で、マーラー3番をきいたあと、横浜に戻り、湘南新宿ラインで池袋を経由し、西武レッドアローに乗り、所沢に。

ちょっと、遠まわりだが、オット が改装で、おやすみだったこともあって、しばらく行っていない気分だったので、いい機会だということにする、

6時に無事入店。日曜だけれども、今日は超満員ではなかった。

アミューズ しらうお、つぶがいのアヒージョ うま

かるく炙ったさばのカルッパチョ ウイキョウ、トマティロ、小夏のサラダ  小夏とあわせて、なかなかだが、さばは鮨との勝負に勝つのはやはり、大変

フレッシュポルチーニ茸のスープ 秋だ、スープというより、浅い煮込み、おいちい
黒ムツの炭火焼、モンサンミッシェル産ムール貝のヴァポーレ  モンサンミッシェル産ムール貝、季節ですね、やっぱり、おいしい

スモークした伝助穴子のパスタ バペッテ このごろ伝助穴子に凝ってるのかな、よくでてくる

ビュルゴー家のシャラン鴨 カナール・エトゥフェのロースト 

自家製パン フォカチャとチャッパタ チャッパタが石塚君作のころとかわって、より洗練系に。単体だと、悪くないんだけれど、フォカチャとの対比感がなくなって、まえの、素朴で粉粉しているほうが好みだと、サービスにおしらせする。でも、オットのパンは、ほんと、うまい

どるちぇ そるべ系多数でした、ちと、がっかり

白ワイン(シチリアのシャルドネとか)。グラスと生ビール(わたし)
赤のボトルは、お薦めの2本から、まだ、飲んでないという
CAVALLOTTO Barolo BRICCO BOSHIS 2009を

バローロて、ほんと、うまいなぁ。

しめて、30000円ほぼジャスト。きょうは、オットの平均レベルかな。ごちそうさま。

マーラー:交響曲 第3番 ジョナサン・ノット、メゾ・ソプラノ:藤村実穂子,東京交響楽団外@ ミューザ川崎シンフォニーホール

大好物のマーラー、交響曲 第3番 を聞きに、ミューザ川崎にでかける。

実力者のジョナサン・ノットが、どんな演奏をしてくれるのか、大変楽しみである。

ノットの 第3番、もっとすっきり系だろうとと思っていたのに、なかなかに、気合の入った演奏で、
おどろかされる。

楽想の性格が明確に描き別けられていて、マーラーのかなり分裂症ぎみな、音楽の変転が、す
ぶる克明にうたわれる。

それに、ミューザ川崎シンフォニーホールの特性なのか、弦や管や打楽器がそれぞれ、くっきりと分離して聞こえてきて、なんというか、オーケストラというより、大編成の室内楽みたい(いかにもマーラーの管弦楽書法)で、極めて面白い。

声楽が入ってくる5楽章も、東京少年少女合唱隊が3階席から天使の声をうたいあげて、スペクタクル、気分が盛り上がる。メゾ・ソプラノの藤村実穂子も、さすがの歌を聴かせてくれた。

最終楽章が終わっても、例の、フライング・ブラヴォがなく、しばしの静寂ののち、盛大な拍手と言うなかなかの秀演だった。

帰りの電車でプログラムをみていると、ノットは、第3番の終楽章は、ハッピーエンドではない、中途半端な解決だといっている。

へぇ。そういう解釈だったんだ。そういえば、夢のように美しい響きの中で、浄化して終わるというより、まだなにかありそうな終わりかただったかも。そう、強く感じたというわけではなくて、なんとなくではあるのだけれど。

でも、マーラーは、あの9番のあとに、10番を書いた人なので、完全にこれで解決とかはありえないと思う。ただ、そのとき、そのときで、乗り越えるための苦闘はしていたわけで、とくに、3番だけが、中途半端、というわけではないんじゃないだろうか。

とくに、3番は、4番に直接つながる曲なので、ある種の浄化の想いが色濃くあるような気がするんだがなぁ。

ノットの3番、すこぶる、印象的な演奏だったんだけれど、終楽章に、なんとなく、カタルシスで満たされきれない感じがしたのは、そのせいだったんだろうか。はて。

しかし、やっぱり、マーラーの交響曲 第3番、すきだなぁ。大満足でした。


P.S.
ノットは、プログラムのドイツ文学者の岩下眞好さんとの対談で、

「3番の終曲は
いつか確信が得られるのではという希望を抱いたものの、
それは結局のところ叶わないのです。
そういう、ほんとうに、悲しい音楽です。

深い優憂愁を帯びた幕切れです。」

という発言をなさっていました。



東京交響楽団 川崎定期演奏会第52回
マーラー:交響曲 第3番 ニ短調

指揮:ジョナサン・ノット
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
児童合唱:東京少年少女合唱隊
女声合唱:東響コーラス

会場 ミューザ川崎シンフォニーホール
公演日時 2015年9月13日(日)  14:00開演  終演15:50