2015-12-23

CASA MALLA(カサマイア ) カタルーニャ料理@町田市玉川学園 その19

CASA MALLA(カサマイア に、クリスマス・ディナー(税込 6,480円)を食べに行く。いい歳こいて恥ずかしいので初めてだ。

店内、満席かと思っていたら、テーブル2席に、大勢さんが二組で、カウンターはわれわれだけです。あらまぁ。
 
シェフから、初めて来てくれて、うれしいです。との、お言葉をいただく。なんでも、もう、来年クリスマスはどうしようと考えちゃってます、とか、とっても、気合が入っているみたいであります。

こりゃぁ、楽しみ、ですなぁ。

最初に、わたし、カヴァ。おくさんは、赤のボトルではじめることに。

シェフが薦めてくれたのが、カタルーニャの修行先(ELS CASALS エルス・カサルス)のソムリエ一押しというRIOH SAN VICENTE2009 というワイン。ちょうど、手に入れることができたんだそう。

きわめて、高いレベルで、バランスのいい、そして、偏愛のタンニンも主張しないけれど、しかっりある、という、すんばらしい、ものでした。これなら、バローロでなくても、いいよなぁ、はじめて、スペインのワインで、大満足のに出会った、と思いましたです。えらそう。

マンチャド・チーズ?のクラッカー うま
煮込んだパプリカでつつんだツナのムース うまうま 
サーモンとカニ(なかに野菜がはいってる)のテリーヌ ピンクで、クリスマスっぽい、すてき
ソッパ トラーダ? とりの肉団子入りスープ 激うま
ホワイトソースにつつんだカネロニ なかに煮込みのつめもの うめーーー
メイン にわとりのグリル ブドウとかりんごとかとかのつめものを添えて
ドルチェ コーヒーのブニョール?  カヴァのソルベ

というものでした。

お土産に、かねて予約のボルボロン5ヶ(もう、お終いで、置いてなかった。予約してて正解でした)、自家製パン5ヶも無事ゲット。

しめて、27000円ほど。ごちそうさまでございます。きわめて、おいしいクリスマスになりました。来年は家族みんなと、是非来よう。



SAN VICENTE 2009 サン・ビセンテ
原産地呼称:D.O.Ca. RIOJA
品種:テンプラニーリョ・ペルド100%
醸造:完全に果梗を取り除き完璧な果粒のみを選別。10日間のアルコール醗酵、その間毎日2回、足によるピジャージュ。醗酵温度は28~30℃となります。
10日間は1日2回のルモンタージュを行いながら、その後6日間は2日毎に軽めのルモンタージュを行いながらマセラシオン。
熟成:新バリック100%(フレンチオーク90% アメリカン10%)でMLFを行い、同バリックで20か月熟成。

現行2009ヴィンテージ評価
ギア・プロエンサ2013…99pt
ギア・ペニン2013…95pt
ワイン・アドヴォケイト…92pt
インターナショナル・ワイン・セラー…93pt

[テイスティング・ノート] 
フレンチ・オーク熟成によるボルドーに近いスタイルですがテンプラニーリョらしい酸とタンニンに富み、伝統的なリオハのワインにある中国茶やなめし革、湿った土の香りも感じられます。
アロマの中心はブルーベリーやブラックベリー等の黒系果物にタバコ、それにシナモンやトーストも感じられます。
タンニンは驚く程にシルキーで滑らか。果実味、酸、タンニン、ミネラルの調和がとても素晴らしく大変完成度の高い味わいに仕上がっております。


SENORIO DE SAN VICENTE セニョリオ・デ・サン・ビセンテ
『WOW!絶対にケース買いすべきだ!』でお馴染みのエストラテゴ・レアルや、
「スペイン・ワイン初となるアドヴォケート100点」の金字塔を打ち立てたテルマンシア等、
近年のスペイン・ワイン界を牽引するスペイン・ワインの顔とも言えるラ・ファミリア・エグレン(エグレン家)。
現在エグレン家では総本山の「シエラ・カンタブリア」を中心に「ビニェードス・デ・パガノス(リオハ)」
「テソ・ラ・モンハ(トロ)」「ドミニオ・デ・エグレン(テーブルワイン)」と
ワイナリーをわけてワイン造りを行っております。
そして「セニョリオ・デ・サン・ビセンテ」は
総本山「シエラ・カンタブリア」もあるサン・ビセンテ・ラ・ソンシエラ村で、たった1アイテムのみを丁寧に造るワイナリーです。
ワイン造りの最大のコンセプトは「伝統とモダンの融合」。
ヌマンシア等に代表されるような「モダンでパワフルなスタイル」ではなく、
リオハの伝統的なワインのスタイルの延長線上にある様なスタイルです。
セニョリオ・デ・サン・ビセンテのワイナリーには「まるでリオハのワイン博物館」とでもいうような古い醸造器具などが展示してあり、
リオハの伝統を尊守してゆく姿勢が強く感じられます。

「手作り」で大切に造る丁寧な栽培・醸造
『リオハの良いところを味わってもらいたい』。サン・ビセンテは、そんな思いが伝わってくるような丁寧な栽培・醸造が施されます。
サン・ビセンテの畑は標高620mに位置し、エブロ川から運ばれる泥土や小石、粘土質で形成されています。
ここに植えられているテンプラニーリョ・ペルドという品種は、この畑のみで栽培されている品種。
セニョリオ・デ・サン・ビセンテでは、マッサール・セレクションにより株を増やしています。
本来は実を多く着ける性格をもちますが、収量さえ抑えればタンニン分の成熟が糖度の上昇とほぼ同時期に進み、タンニンが繊細なワインができるといいます。
完熟後に収獲された葡萄はテーブルで完璧な果粒のみに選別されます。完璧な物だけが選別された葡萄はまるで宝石のように輝いています。
そして完璧な葡萄の粒は醗酵時に、余計なストレスが掛らぬよう、機械は使わず人の手で優しくピジャージュされます。
醗酵中は糖分がアルコールと二酸化炭素に分解し、醗酵層の中に身体を入れるのは非常に危険な作業です。
場合によっては死に至るリスクを冒してでもこの方法を行うのは、機械では得られない優しい抽出を得る為です。
勿論、こだわりはこの2つの過程だけではなく、冬の畑作業から瓶詰に至るまで続きます。
この途方もない労力から産み出されたサン・ビセンテはワインアドヴォケイトや、スペインを代表するワインガイド「ギア・ペニン」「ギア・プロエンサ」などから
毎年のように高い評価を獲得しております。

ということみたい。


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