2015-02-28

鮨一新 (イッシン) @台東区浅草 観音裏 その3

山田和樹 マーラー・ツィクルス第3回で、かなり、気分上々になったあと、鮨一新へむかう。


きょうは、土曜日なので、混んでいるだろうとおもったが、案の定、いっぱい。ただ、このお店は、常連率がすこぶる高い感じで、落ち着いた雰囲気である。


つきだし のりの佃煮

つまみ
さしみ  こち、ひらまさ
      あかがい、みるがい、たいらがい 
たらしらこ
やりいか 煮つけ
ばい貝 

先までだせなかったら、いってください。なんとかします、と優しいお言葉。やっぱり、一番おいしいところがでてこない。で、お願いする。ふんと、貝はきもがうまいなぁ。小皿をさげるまえ、待ってもらって、だし汁も飲んじゃった。

太刀魚 焼きもの

お酒おいしそうにおのみですねと、追加で、牡蠣のしおからをだしてくれた

ここで、先客のにぎりがあるので、小休止。

おとなりさん(料理の玄人さんみたいでした)の、なかなか興味深いはなしを、漏れ聞きながら、まったりと順番を待つ。

にぎり
こはだ
しめさば
春子 こぶじめ  おいしい春子はじめてくったかも、きちんと、身にしまりがある
かつを はしり もう、なんだ。でも、まだ、かなり、さっぱり味
まぐろ づけ おまちかね
おおとろ
えび
しゃこ 2つ
にはま
あなご

かんぴょうまき

ほんとうは、
かじきのづけやさよりもたべたかったが、奥さん、もういっぱい、というので断念。また、こんどです、あるかなぁ(涙)

で、
たまご にぎり を追加。

生ビール(大)、冷酒*2 (わたし菊姫、おくさんもう少しすっきり系?)

しめて、44000円ちょっと。大変、ごちそうさまでした。

山田和樹 マーラー・ツィクルス第3回 交響曲 第3番 武満 徹 : 3つの映画音楽 山下牧子(A)、日本フィルハーモニー交響楽団、栗友会合唱団、杉並児童合唱団@オーチャードホール

山田和樹 マーラー・ツィクルス第3回にいった。今回は、大好きな3番ということで、楽しみである。

山田和樹さん、プレトークで、なんだか、2番のときより気が楽だとおしゃる。
そして、この3番を作曲したとき、マーラーは36歳、自分も36歳で、こういう場合は、なんだか、特別な気分になるそうです。なるほど。
で、3番は、なんだか、わけがわからないところがあって、苦手、という人もよくいるけれど、1楽章がまん、2楽章ちょっと、がまん、3楽章、また、がまん、4楽章さらに、がまん、5楽章まだ、がまん。そして、第6楽章、おまたせしました。という感じです。
みなさんにも、そう感じていただける演奏になればいいんですがと、解説がありました。

ほほう、それは、楽しみじゃないですか。

前半の武満の「3つの映画音楽」、こういう、普通に、よい感じの曲もあるのね、ということで、楽しませていただく。

後半、いよいよ、第3番、この曲は、マーラーを自宅でまったりときくには、何よりの曲だと思うんですな。
とくに、あっちへいったり、こっちへいったり、なんとなく、整理整頓されていないところが、たまらなく、楽しいわけです。
山田和樹さんの演奏は、そのてん、かなり、整理がよくできている感じのものでしたが、第6楽章にきて、言葉どうり、大爆発をしてくれました。
ああ、なんて、美しいんだろう。今ここにある時間を、全的に肯定するかのような、幸せな感情が全身をつつんで、ずうと、このまま聴いていたい気分になりました。

若いということは、なんて素晴しいことなんでしょうか。

山下牧子さんのアルトも、なかなか、素敵な歌いぶりで、グッドジョブでございました。

梅 湯島天神 @文京区湯島

とんかつ武蔵野をでて、湯島天神にむかう。

ほんとうに大昔、きたことがあるんだが、ぜんぜん覚えがない

ちょうど、梅の見頃ということで、境内は梅見のお客でいっぱい。さすがに、梅の名所ということで、世田ヶ谷の公園とは大違い、手入れの行き届いた感じの良い枝ぶりの梅がいっぱい咲いている。

流石、天神さんは良くわかっていらっしゃる、ということみたい。

まあ、境内の大きさに比べて、梅見客が多すぎだけど、わたしたちもその、一員なので、文句をいうのは筋違いと言うわけです。

やはり、神社なので、それなりの風情にも不足はないので、十分に満足といわねばなりません。
湯島の白梅、さすがであります。





梅の名所として江戸時代から有名な湯島天満宮。境内の梅園には加賀梅など約20品種300本の梅が植栽されている。梅まつり期間中の土・日曜には、パフォーマンスショー、野点(参加費500円)、天神太鼓、落語、物産店などが開催され、毎年賑わいをみせる。また、17~19時は「夜観梅」(ライトアップ)も行われる

とんかつ武蔵野 @台東区上野 御徒町

タベログ通信 その82

湯島天満宮の梅見物の前に、とんかつ武蔵野で昼食にする。本当は、秋葉原の丸五 (まるご)で食べようと、開店10分まえに並んだのだが、あと3人というところで、第一陣にはいれず、エェ、タベログには18席てあったけど、どうなってるんかい、と思ったが、どうしようもない。

とんかつじゃ、一陣にはいれないと30分はかかると、河岸を変えることにする。
そういえば御徒町にいったことがない、老舗のとんかつ屋があって、それなりだと、きいたことがあるような気がしたのだ。

名店、双葉のすぐそばにあって、ここにきたら、当然、双葉よね、ということで、入ろうと思ったことはなかった。
そして、大好きな双葉が閉店、ここに来る理由がなくなったというわけで、いまだに、その「とんかつ武蔵野」は、未体験、ということなのである。

年季の入った風情の店構えの入り口をはいると、すこし、薄暗い店内のカウンターは、ほぼ埋まっている。

わたし、ひれ、おくさん、ロースを注文。
両方、1000円ポッキリで、極めてお安い。
わたしのひれ定は、それなりで、十分おいしい。これで、1000円なら、文句をいったらバチがあたる。
昔、至近にあった、双葉は、ロース専門で、絶品だったので、勝負にならなかたろうから、こちらは、ひれで商売していたのかな、などと思ったりしました。

まあ、ただの埒もない想像なんだけど、おくさんのロースは、ちょっと、脂がたりなくてパサついていたそうで、とんかつ武蔵野は、ひれできまりということみたいでした。

しかし、お安い。ご立派です。

2015-02-27

Ostu (オストゥ) イタリアン@渋谷区代々木 代々木八幡

タベログ通信 その81

梅ヶ丘で、すこし残念な梅見のあと、近くでランチということで、代々木八幡までいって、Ostu (オストゥ)というイタリアンをめざす。ピエモンテ料理だそうで、なにかは知らねど、面白そう。近辺では、評判よさげなお店である。

で、駅からすぐの、良好なロケーションに、いかにも、TOKIO風だが、気のおけない感じのお店がありました。

入店すると、サービスの青年もいかにもTOKIO風で、如才がない。極めて、カンファタブルであります。

奥さん白、わたし白*2、赤1、

前菜 
ぶりの軽い薫製
タマネギの壺に入った京いものスープ
きわめて、快調な出だし。

パスタは、ピエモンテ風という手打ちパスタ。地方色が強いというより、やっぱり、TOKIO風の軽快なお味で、ポーションはたっぷり。

メインは、フランス牛のももの肉グリル これは、値段からしてこんなもんかだが、しょうがないよね。

ドルチェ ピエモンテ定番というチョコのムースみたいなやつ、おいしい。ただ、サービスがプリンみたいなとのご紹介だったので、おくさん、ムダに期待してしまったと、理不尽なご不満をもらす。

さいごに、サービスが、老夫婦を気遣ってか、量はどうでしたか、いつもどうりに出ししたので、多すぎませんでしたか、と訊いてくれる。

わたし、ダイエット中なので、大丈夫でしたと、ちぐはぐ、回答。もう。

で、しめて、14000円ほど。まあ、なかなかの、ランチでした。
また来てもいいけれど、代々木八幡って、行くには、何気に、難度が高いような。

所沢のオットに通いづめのなのに、難癖っていうもんじゃないでしょうか。そうかも。

2015-02-26

フィールド  ノクターン全集外、ピアノ協奏曲 @ノクターン(ミチェアル・オルーク)、ピアノ協奏曲(レスターニ/ニース・フィル/グィダリーニ)

メネトルにちょっと、疲れたたあと、フィールドにいく。

じつは、メネトルのまえに、フォーレからフィールドへ、と移動したのだが、ズンチャカズンチャカと、あまりに、のんきな左手の伴奏音型が続くので、閉口して、急遽、メネトルに河岸を変えたということがあったのだ。

それで、また、戻ってきたわけだが、メネトルの渋い音を聴き続けてけていたせいか、意外に、のんびりしたフィールドの叙情が心地よい。

まあ、夜想曲は私の独創だと、ショパンの夜想曲を剽窃呼ばわりしたそうなので、さすがに、その蛮勇には、驚き入ってしまうけれど。

(ある程度、才能があったのだから、その隔絶した質の違いに絶望するのが本当じゃなかろうかと思いますわなぁ。むしろ、ノクターンという曲種を、あれほどまでに、たかめてくれたのに、感謝しなければいけないんじゃね)

というわけで、まったりと、ピアノ・ソロを聞きき進む。その後、7曲もある協奏曲にはいっていく。これは、全然、ショパンふうとはいえないけれど、なかなか、多彩で、楽しめるものだった。、もう一歩で、レパートリー曲といってあげてもよさそうである。

第38回 せたがや梅まつり 羽根木公園@梅ヶ丘 世田谷区代田

小田急線の梅ヶ丘駅に、梅で有名な公園があるなんて、ちっとも、知りませんでした。昔、雑木林に梅でも咲いていただけだとばっかり思っていました。駅名、梅ケ丘に偽りなしということみたいです。
約650本、60種以上の梅が咲くとかで、期待ができそうです。

で、奥さんをさそって、出かけることに。
梅ケ丘駅を降りると、すぐそばに公園が。なんだか、確かに梅も咲いております。

第38回梅まつりとかで、歴史もあるわけです。それなりに、梅見の客もいらしております。

公園の梅を眺めるながら、公園の道を歩いていくと、それなりの、古木がかなりあります。ただ、梅の姿がいまひとつ風情にかけます。専門家の手が十分に入っていないのでは、と疑ってしまいます。

おくさん、なんだか、ボランティアのひとが、一生懸命面倒みているみたい、掲示をみかけたそうであります。ボランティアで、市民が面倒をみる、よくある話で、結果、見映えがいまいちというのも、残念ながら、ありがちな話しです。

ボランティアは結構だけれど、梅なんだから、職人の手も必要じゃないんだろうか。お金持の世田谷区のくせに、考えが、浅すぎなんだよ、と、ブツブツ言っていると、なんだか、いつも来ているひとも、だんだん公園の梅の元気がなくなって、議会で問題になってるって云っていたわ、などと、妻がまた、情報をくれる。

まったく、梅林なんていうのはソフトパワーがあってなんぼのもんなんだから、当然でしょう。

せっかくのよい素材を活かせないなんて、駄目すぎでしょう、世田谷区。がんばって頂きたいもんです、などと余所者のくせに、無責任な文句をいいつつ、ランチの場所にむかうことになりました。












2015-02-25

フラワーガーデン 「渓流の梅林」@小田原市久野 その2

そろそろ、梅が見頃を迎えているようなので、小田原フラワーガーデンにいってみる。ちょうど、晴れ間で、良い日差しが、期待できる。
いってみると、小田原フラワーガーデンの梅は、年々、育ってきていて、ますます、感じが良くなっている。それに、早咲きも、遅咲きもちょうど咲きそろっていて、ちょうどいい塩梅。今までで、1番の梅見になりました。









2015-02-23

ニコライ・メトネル(Medtner) ピアノ協奏曲、ピアノ作品集 @協奏曲(トーザー(p)、ヤルヴィ&ロンドン・フィル)、ピアノ・ソナタ(ハーミッシュ・ミルン, ボリス・ベレゾフスキー、その他)

メトネルのピアノ作品の集成CDを聴く。

まずは、ピアノ協奏曲を三曲、むかし、聞いたことがあって、意外とよかった気がするが、今回きいてみると、あまり、ぴんとこなかった。メトネルの協奏曲を10回聴くなら、ラフマニノフの3番(2番といはないところに、配慮があるわけね)を1回聞くほうがいいや、ていう感じです。

続いて、ピアノ・ソロ作品、かなり、夢想的な感じの曲があると思っていたんだけれど、どちらかというと、リズムを重視した展開が多くて、このあと、プロコフィエフが出てきます、みたいな、感じでした。

ようは、うっとりできなっかたということです。好きなメジュエーワが、熱心にメトネルを弾いてるみたいなので、機会があったら、それで、口直しができるかどうか、試してみようかな。

2015-02-22

CASA MALLA(カサマイア) カタルーニャ料理@町田市玉川学園 その12

山田和樹さんのマーラーのあと、拍手もそこそこに、CASA MALLA(カサマイア)へむかう。

きょうは、ボウタイできめていたので、珍しいですね、とお声がかかる。どうも、予約時間を、18時でなく、8時とつたえたようで、あれまあ、だったが、無事、席にはありつけたのでした。迷惑ジジイで困ったもんです。

白*1(つれあい) カヴァ*2(わたし)
赤ボトルは前にも飲んだとシェフがすすめてくれた CLOS PONS ROC NU クロポン ロク ヌウ レッド カタルーニャ2009を。しっかりした味。

あんのういも(さつまいも)のスープ
豚肝のパテ 定番
サバのマリネ、 むらさきだいこん、うど、外の野菜とともに
カルッソターダ、パブリカ  春です、長葱あまーい
太刀魚のパエーリャ  はじめて、おいちい
いのししのソテー  まだまだ冬だ、ジビエだ、珍しい。カタルーニャでは、よく、つかっていたので、という。この値段jじゃあ大変ですね、プラスαでもとればいいのに、というと、悪いんで、などと、つつましい、ご返事でした。

いちごのタルトにフラン(わたし)
チーズケーキ(つれあい)

しめて、20000円少々。このごろ、酒を抜いているので、ワインがよく効きました。ごちそうさま。

あとで、奥さんに聞いたところ、よっぱらって、もっとお金とって、旨いもん食わせろ、腕がもったいないなどなど、シェフにしつこくからんだらしい。ごめん。出禁にならないと、いいんだが、すっごく、心配。(泣)


CLOS PONS ROC NU 2009 

クロポン ロク ヌウはガリゲスの標高700メートルの高さの岩肌の土壌で育てられたオーガニックワインならではの特徴があります。
パワフルで複雑味がありブドウの凝縮感にあふれています。
シルキーで溌剌としたアロマ、熟した果実のジャム、香ばしさ、アニスを思わせるフレーバー。
後を引く濃厚なベリーの味わい、丸みを帯びてはいますが、とても重厚なタンニンとしっかりした酸を感じるどこまでも続く長い余韻があります。
自社畑の中でも最高のオーガニックの畑のブドウをセレクトして造った赤ワインです。
ワイナリーの威信をかけて最高のテクノロジーを用い、もっともすぐれた醸造技術を持つ人々によりこの土地の持つテロワールを最大限に生かしたワイン造りをしました。
フレンチオーク(新樽または1年使用)で14カ月樽熟成をしました

というやつらしい。

山田和樹 マーラー・ツィクルス第2回 交響曲 第2番 ハ短調「復活」外 林正子(S)清水華澄(A)日本フィルハーモニー交響楽団、東京混声合唱団、武蔵野合唱団@オーチャードホール

新宿ルミネのつばめグリルで、つばめ風ハンブルグステーキ(1,260*2)のランチを食したのち(慎でうどんの予定が、外に、5、6人行列。うどんは時間かかるぞと、退散。残念)、山田和樹 マーラー・ツィクルス第2回にいく。

前半は、武満 徹 の 混声合唱のための「うた」よりということで、全12曲から、5曲が演奏された。武満と近しかった東京混声合唱団のアンコールピースとして作曲されたということで、それらしい、わかりやすい曲たちである。まあ、そういうことのようでした。

後半は、交響曲 第2番 ハ短調「復活」、山田和樹さん、プレトークで、「復活」という名前は、マーラーがつけたものではなくて、キリスト教的な意味合いよりも、ベートーベンの第9の合唱みたいに、もっと、全人類にむけたメッセージなんだ、とおっしゃていた。

で、演奏であるが、感化されやすい素人が、プレトークを聴いたせいなのか、ストーリーとして非常にわかりやすい演奏で、交響曲というより、交響詩を聴いているみたいな感じでした。

日フィルも、1番の時も感じたんですが、とても、繊細で、美しい音が鳴っていて、山田和樹さんは、こういう音なんだなぁと思わせられます。

なかなか、メリハリも効いていて、とても上手なストーリーテラーに、面白いお話を、楽しく聞かされたという印象です。

まあ、バーンスタインみたいに、曲を生きているという、生々しい、エグさとは、正反対ということで、これは、これでいいのでは、来週の大好物、第3番も楽しみです。

マーラーきいて、楽しかったなんていうのは、あんまりない体験ですよね。
奥さん、山田和樹さんは、きっと、人気がでるわね、とおっしゃっておりました。

あと、歌い手の林正子さん、清水華澄さんについては、もう少し、がんばってくれると、さらに、聴き映えがしたような気がしましたです。

2015-02-19

麺や食堂 ラーメン@神奈川県厚木市 その2

つれあい里帰り3日目、ご帰宅になったのだが、実家でがんばりすぎたらしく、早々におやすみになる。急遽、次男と、餌場探しが必要になる。
もう、近場はあんまり適当なところが思いあたらないので、ブラ食(麺や食堂)にいくことに。

わたし、醤油ラーメンにはやしらいす
次男、塩ラーメンに唐揚げらいす

を食す。安心のおあじでございます。

次男の塩ラーメンのスープを飲んでみたら、やはり、塩は、今はなき、〇屋製麺店が好みだなぁ。

次男、ないお店のこと、いつまでもいってても、とつめたいお言葉。そうなんだけどねぇ。

鮨 裕(ゆたか)@茅ヶ崎 その14

今年はじめての鮨 裕に、一人でお昼に出かける。

生ビール*2 天寶一*冷酒1

つきだし
あかがい

つまみ
相模湾もの 松輪さば、あおりいか、ひらめ、えんがわ、たこ

さより 横須賀
ぶり
きんめ づけ
たいら貝 いそべ
鉄火
たちうお たたき
こはだ
すみいか
鮪あかみ 長崎
あなご しお、にきり

汁椀

追加で

たい づけ
うに
はまぐり

つまみ たまご だしまき

〆て、9000円とすこし。安すぎでしょう。まったり、安心のお鮨でございます。ごちそうさま。

2015-02-18

旬彩 つくし 和食@厚木市栄町

タベログ通信 その80

つれあい里帰りの2日目、きょうは和食かということで、厚木の「旬彩 つくし」という、小料理屋、すこし上品めの居酒屋、といったかんじのところにいってみる。
タベログ評価では、3.07にとどまるが、コメントを見る限り、おもしろいかも、と以前から気になっていたのだ。ちょうど、よい機会である。

6時に入店すると、テーブル席は宴会の準備万端で、いっぱい、カウンターに案内される。繁盛店らしい。あとからきたフリの客2組は、入店できずでした。運がいいのかも。

居酒屋には場違いな客であるが、次男は運転手なので、飲み物なし、ご飯頂戴でスタート。
わたしは、エビスの生*2に、広島の冷酒1合。

刺身2人前 しまあじ(夏かよ)、かわはぎ肝あえ(正しく冬)、なまたこ、太刀魚、ひらめ
めじまぐろのかま焼→めじなくてぶりでいい?とのこと
春の野菜天ぷら
こもちわかさぎの天ぷら

追加で

聖護院大根のふろふき ふううん、いいんでない
あんきも いまいち
しらうおと長葱の玉子とじ(スープ仕立て)

へしこの茶漬け*2

〆て、14000円とすこし。厚木の小料理屋としては、脳天直撃の品はないけれど、まあ、まあ、じゃないでしょうか。
ただ、呑み助ではない(どこが?)ので、居酒屋風小料理屋には、不案内というわけで、評価はむずかしいのだが、食い物屋としては、この水準で、14000円は、ちと、CPが問題みたいな気がする。
やはり、和食系って、金がかかるということのようだ。

夕食に和食をということなら、ちょっと遠いが、昔かよった、大磯の「たまや食堂」なんかが、うまくて、やすくて、お勧めということになりそうである。こんど、また、いってみヨ。

2015-02-17

フィーコディンディア シチリア料理@厚木 その7

つれあいが老親の様子伺いに里帰りしたので、次男とふたり、夕食の算段が必要になる。
やっぱり、フィーコディンディアあたりか、ということで、でかけることに。

氷見のブリのカルパッチョ
富山のふぐのフリット
トリッパの煮込み
たいら貝のペペロンチーノ(次男)
マカローネ ソセージのトマトソース リコッタチーズ(わたし) 田舎風のトマトソースおいしい
おこぜの香草焼

シチリアのグラス・ワイン 白*2 赤*2(わたし)
ジンジャエール(息子、運転手)

しめて、16000円ちょっと。安心・安定の夕食となりました。いいんでないの。

2015-02-16

フォーレ 室内楽作品全集@ジャン・ユボー(ピアノ) レイモン・ガロワ=モンブラン(ヴァイオリン)、アンドレ・ナヴァラ(チェロ) ヴィア・ノヴァ四重奏団

ピアノ作品全集のあとは、いよいよ、室内楽ということで、エラート版の全集にいく。

フォーレに凝っていた頃、頻りに聴いていたやつである。

やはり、ホントに素敵だなぁ。

フォーレの室内楽は、ブラームスのものと双璧といえると思うんだけれど、個人的には、フォーレがより素晴しいと思う。

フォーレの晩年の作品は、わたくしには、手ごわすぎるものが多いんだけれど、室内楽だけは、晩年にいくほど、よくなってくるように聴こえるのだ。弦楽四重奏なんか涙モンです。

ところで、なんだか、フォーレはマルセル・プルースト、それに、アール・ヌーボーに、近しいものがあるという説があるようだ。

でも、コルク貼りの部屋に閉じこもって、「失われた時を求めて」をかいていたプルーストは、いかにも、だけれど、アール・ヌーボーは、どうなんだろう。

フォーレの内光(向)的で、多層的に重なり合う和声の響きに身をゆだねていると、アカデミックな仮面の下からのぞく不遜な魂の漆黒に、心がふるえるような気がする。

なんというか、美神がとりついているような、どこか背徳の薫りがする、蠱惑的な陶酔感があるのだ。

アール・ヌーボーというより、こういう、日常的時間からの、ひそやかな逸脱の感覚は、密室の画家ギュスターブ・モローの世界のほうが近しいような気がするんだが。

そういえば、フォーレもモローも「ラシーヌの雅歌」という、妙に美しすぎる、小作品を残していたよなぁ。牽強付会ちゅうもんか?

2015-02-15

フォーレ ピアノ作品全集@ジャン・ユボー

フォーレのMélodieにつづいて、ジャン・ユボーのピアノをきくことに。

ちょっとまえ、ルイサダのショパン・コンサートのアンコールで、やたらと、聴き応えのある曲を演奏してくれて、はて、誰の曲と思ったら、フォーレのノクターン 第11番だったことがあった。

フォーレのピアノはそんなに、深くきいたことがない分野なのだ。

きいてみると、ピアノの後期作品も、Mélodieの後期みたいに、なかなか、玄妙複雑な響きにあふれていて、一筋縄ではいきそうもない。

おなじように、入り組んだ和声もっていても、ドビュッシーなんかと決定的に違うのは、フォーレの曲には、外の光というものがほとんど、感じられないところじゃないだろうか。

どうにも、内的な世界に閉じこもった精神の深みから、響きがたちのぼってくるように聴こえてくるのだ。

そして、後期はやっぱり、難度が高い。Mélodieより、さらに、という感じ。おべんきょ、おべんきょ、であります。

2015-02-14

水仙 葛西臨海公園@江戸川区 その2

葛西臨海公園の水仙、去年すこし、がっかりしたんだが、都下ではやはり、最大級ということだし、まだ、咲いているみたいなので、鶴八のあと、足を伸ばしてみる。

天気もいいし、まあ、よかったかな。








「新橋 鶴八」 鮨@港区新橋 その10

今年に入って、初めての「新橋 鶴八」である。
12時すこし前に入店。すでに、土曜日の常連のご夫婦と、初老の男性二人ずれ(かなり慣れてそうなお振る舞いでした)がすわっている。

つきだし
いかげそ

つまみ
たこ
はまぐり おいちい

にぎり
ひらめ
こぶじめ
こはだ*2 (ひとつはちいさいやつとかで、2まいづけ風でした)
さより*2

皮のくしやきつき うれちい

ぶり*2
さば*2

汁椀

づけ
ちゅうとろ (たまには、頼もう。おおとろみたいだぞ)
いか
はしら 旬ということで、珍しく
しゃこ つめはなしで。いいなあ
ミル貝 (ふたつ頼むのがいいみたいでした)
あなご*2
たまご(にぎり)

生ビール、冷酒

しめて、17000円弱。 
早春の多彩なすしだね満載の美味しい季節です。
ああ、やっぱり、 安心、うまかったぁ。ごちそうさまでした。

2015-02-12

ガブリエル・フォーレ(フォレ) 歌曲全集@エリー・アメリング(S)  ジェラール・スゼー(Br)  ダルトン・ボールドウィン(p)

ドイツ歌曲からお国替えということで、じゃあ、フォーレできまりよねと、アメリングとスゼーの全集をきく。

フォーレは、一時期、やたらにこったことがあるので、なつかしい。

いかにも、リートLiedではなく、メロディMélodieですという感じの素敵な曲たちで、詩のほうもさすが、フランス、ルコント・ド・リールとか、ポール・ヴェルレーヌとか、ビッグ・ネームがでてくる。

ただ、正直いうと、「イスパハーンの薔薇」くらいまでは、単純にうっとりですが、後期になるにしたがって、極端に難度が上がる感じで、てごわい。だいぶん、聴き慣れてきたみたいだけれど、もう少し、お勉強したほうがいいかもでした。

あと、フォーレの歌は、昔聴いていた、カミーユ・モラーヌがやはりいい。スゼーなんかだと、いかにも、歌っています感が強くて、なじめないんですヨ。いつもどおりジジイの繰言でした。

2015-02-11

あり田 そば、うどん@厚木市岡田 その9

奥さん、お昼はすきにしていいから、といいおいて、出かけてしまう。

次男と、わたし、どうすべいかと、思案にくれるも、そういえば、年が明けてから、新そばを喰っていないことにきづく。

ちょうどいいので、二人であり田に行く。

ふるさとそば(十割)二八(わたし)、ふるさとそば星雲うどん・もり+てんぷら(次男)、二八と星雲うどんは、半分交換。いつもながら、おいいしい。

星雲うどんの乾麺を5つお土産に購入。あれ、こんなの買って帰ると、あり田で、二人だけ美味しい思いをしたの、奥さんにばれちゃうぞ、と帰りの車で、きづく。あさはかでありました。

2015-02-10

リヒャルト・シュトラウス 歌曲集@フィッシャー=ディースカウ、ジェラルド・ムーア/エディタ・グルベローヴァ,フリードリヒ・ハイダー

ヴォルフで、かなり楽しい思いをした後は、リヒャルト・シュトラウスに行く。

フィッシャー=ディースカウと、ジェラルド・ムーアの黄金コンビの演奏である。力技頻出のヴォルフとちがい、肩の力の抜けた、感覚の喜びにもぬかりない歌たちがつづく。ただ、、声の美感に反応する旋律みたいで、リートはテノールが、とか、余計なことを、また、思い出してしまう。

で、フィッシャー=ディースカウのあとに、エディタ・グルベローヴァに変わると、そうだよなぁ、リヒャルト・シュトラウスは、奥さんのパウリーネのソプラノに、いちころだったんだから、やっぱり、ソプラノが映えるのは、いたしかたないね、などと思う。

そうして、グルベローヴァがひそやかに、リヒャルトの「本当の最後の歌」マルヴェンmalven(あおい)をうたって、しめくくってくれた。

これで、ドイツ歌曲は行き止まりかな。レーガー?プフィッツナー?
ちょっとなあ、国替えがよいみたいかもです。

2015-02-07

フーゴー・ヴォルフ 歌曲全集@フィッシャー=ディースカウ、シュヴァルツコップ,ルートヴィヒ,バレンボイム、ムーア

ブラームスで修養不足が露呈したのだが、めげず、次は、フーゴー・ヴォルフの世界に乗り込むこととする。

フーゴー・ヴォルフといえば、ドイツ歌曲の奥座敷、最深部に鎮座する異界と認識すべきと脅されていて、敬して遠ざけ気味にしてきたものだ。

たしか、もうだいぶん前、まだ、脂が抜けていない不・不惑の年頃に、フィッシャー=ディースカウ、シュヴァルツコップのイタリア歌曲集なんぞを聴いてみたものの、こりゃ、ドイツ語知らんと駄目でんなぁと、退散した苦い記憶が残っているのだ。

で、恐る、恐る、という感じだったんですが、ブラームスで鍛錬したおかげなのか、フーゴー・ヴォルフ、すこぶる、快調な聴きものなんでありまして、なんだか、拍子抜けでございます。

聴きすすめるにしたがい、なんとも、繚乱・多彩な胸ワクの世界がひろがってゆき、ピアノも、伴奏というより、二重奏という役回り、特徴的なアルペジョ風の音型が頻出して、魅惑的であります。

フィッシャー=ディースカも、ここにきて、水を得た魚のよう、リートは、テノールがという、わたくしメの世迷言など、じぇんじぇん云う気になりません。まさに、はまり役。

これだけ、聴き映えがするのなら、機会があれば、是非とも、フーゴー・ヴォルフの夕べみたいな、リーダー・アーベントにいってみたいものです。

ヴォルフって、そういうイベントにぴったりの作曲家みたいでした。でも、ヴォルフのリーダー・アーベントなどという演奏会って、あんまりなさそうな気がするなぁ。ちと、調べてみようっ、と。

 

2015-02-01

FRONTIER BTOパソコン あこがれのWindows8(10じゃないヨ) 来た

注文していたFRONTIER Windows8 BTOパソコンがきた。

一応立ち上げを確認、Windows8の認証を終了後、調整に入る。

.FRGX081/D(M1) GXシリーズ H97マザーボード搭載
【 OS 】 Windows(R) 8.1 Update 64bit版
【 CPU 】 インテル(R) Core i7-4790 プロセッサー (3.60GHz/4コア/8スレッド/8MB)
【 メモリ 】 8GB DDR3-SDRAM (PC3-12800 / 8GB x1)
【ハードディスク】2TB (SATA 6Gb/s対応)
【 マザーボード 】 インテル(R) H97 チップセット搭載マザーボード
【 グラフィック 】 インテル(R) HDグラフィックス 4600 【D-Sub x1 DVD-D x1 DisplayPort x1】
【 電源ユニット 】 600W ATX電源 80PLUS BRONZE【日本製コンデンサ仕様】
をベースに

【 光学ドライブ 】 は、DVDスーパーマルチドライブを、BD/DVD/CDリーダー・ライター、パイオニアBDR-S08Jに換装。2階で暇そうにしていた2TBのHDを追加、ついでに、ご臨終の先代のパソコンのCドライブのHDをチェックしたら、なんと、ご存命だったので、これも付け替え。(先代の死因は、マザーかメモリのようです。)。さらに、先代に追加していた、USB3.0ボード(4口)を移し替え、一応の体制整備を終える。

やっぱり、メモリは16GBにすべきだった。なんだか、同じメーカーの8GBメモリをみつけるのは難しそう。

はじめてみる Windows(R) 8.1のGUI、やっぱり、変てこで使いにくいとしか思えない。ジジイに余計な負担をかけないでほしいもんでございます。

で、officeとかATOKとか、最小限のソフトも、再インストール、最低条件をクリアしたと思ったら、緊急事態発生、何度目かの再起動のあと、いとしの、故青森県十和田市十和田パイオニア製造御製のBDR-S08Jが、いなくなってしまった。

なんじゃい、これは、と、デバイスマネジャーをのぞいてみると、BDR-S08に!マークが。

で、『レジストリ内の構成情報が不完全であるか、または壊れているためこのハードウェア デバイスを開始できません。 (コード 19)』とか、おっしゃっている。

なんで、突然こうなるのと、呆然。何度か、再インストールを繰り返してみるも、反応なし。

そこで、困ったときの神頼み、Googleさまに、『レジストリ内の構成情報が不完全-以下略-』と、お伺いをたてる。

すると、記事がいっぱいヒット。どうも、マイクロソフトのよくある陰謀のようで、対処法として、レジストリをあおるやり方の、詳しいご教授がUPされていた。

(と~る@TroubleMakerの日常 http://trouble000maker.blog6.fc2.com/blog-entry-24.html さまありがとう。お世話さまでした。
ま、いろいろ操作のあと[プリンタとその他のハードウェア]にある(ハズ!)[ハードウェアの追加]を選ぶ、とあったんですが、わたしのWindows8では、新しいのなんか知らないよ、と冷たいお答え。
そこで、[デバイスマネージャ]で消去のあと、[デバイスマネージャ]にあるハードウェアの変更スキャンをポチしてみたら、めでたくBDR-S08をロードできたのでした。)

感謝感激、なんとか、障害を乗り越え、KORG AudioGate 3で、CDのDSDリアルタイム変換による、ボールトのホルスト「惑星」を、きくことができたのでした。

ほんと、めんどい。いいかげんにしろよ、マイクロソフト。快適環境を構築するには、まだまだ、道のりは遠いようです。

もう、老い先短いジジイをいじめるのは、たいがいのして欲しいものです。合掌礼拝。


P.S.
IT Service Knowledge Base
(http://www.itserviceknowledgebase.com/article/389196598.html)さま曰く、
『レジストリ内の構成情報が不完全-以下略-』、こちらの原因は「Itunes」のアンインストールです。
だそうです。なるほど、思い当たりますです。