2018-02-24

鮨はま田 (すしはまだ)@横浜市中区太田町 日本大通り駅 その2

昨年末に初訪問。かなり、よさ気だったので、早いところ裏を返そうと、メジューエワのコンサートのあと、上野から横浜へ。

予約時間の5時半に入店。もう、3人お客さんが入っている。横浜って、スタートが速いのかしら。前回同様、入口近くの2席に着席。

ビール、サッポロ黒。奥さん、辛口の冷酒。(はま田さん、銘柄の紹介はあえてなし。居酒屋じゃないよってことね)。あとで、わたしも、奥さんと同じ冷酒。さらに、ぬる燗を。どちらも、お鮨むきのお酒でした。

つまみ
ひらめ しお
蒸しアワビ 舞鶴とか、へえぇ。はま田さん、三陸のとこぶしはつかわないそう。良い肝がとれないいんだとか。アワビも、あんまり、大きすぎなのは駄目(がつかえない)とおっしゃる。そうなんだぁ。
たこ ゆで つめ わさびで ふんとに、おいしい いい仕事
あわびのきも やっぱり、身よりうまいよねえ はま田さん にやり
子もち煮やりいか 季節もの きのうから始めたんだとか おいちい

にぎりにいこう
さより のっけから、きました 大好物
すみいか にきり つめかしら
あかみ やっぱり 赤身がおいしい なんか細工してるときくと、してませんと即答 にきりがよほどあってるみたい
ちゅうとろ おおとろ ふつう
こはだ
えび ぼいる 冬なのに、あま~い
あかがい 愛媛だそう 閖上と感じが違うでしょと はま田さん、あわびの舞鶴とか、西に良い仕入れ先があるのかしら
みるがい
しめさば
ばふんうに 軍艦 北海道・浜中
あなご つめ

終わりみたいなので追加を
今日はださなかったね といって かすご さいしょの時のインパクトにはとどかず
はまぐり つめ これ、喰わなくちゃね 

ほんとは、巻き物にいきたかったが、もう、お腹一杯というと

たまご(次郎ふう)のつまみが

やっぱり、鮨はま田 さん、水準たかい 

〆て、38000円ちょうど。満足感のあるお鮨屋さんだ。

ただ、つけ台8席のかなりこていなお店(感じのいい造作ですが)なので、どんなお客さんと一緒かで、大分、気分が変わってくるように思います。はま田さん、会話がじょうずなので、気持ちがいいお店なのは間違いないですが。



鮨はま田 (すしはまだ)
045-211-2187
神奈川県横浜市中区太田町2-21-2 新関内ビル 1F
日本大通り駅から287m 日本大通り駅1番口(県庁口) 徒歩4分
営業時間 18:00~21:30
定休日 水曜日、第三火曜日
¥15,000~¥19,999
カード可(JCB、AMEX、Diners)
席数 8席(カウンター8席)
完全禁煙

イリーナ・メジューエワ ピアノ・リサイタル 2018 Vol.3 @東京文化会館 小ホール

イリーナ・メジューエワの日本デビュー20周年記念 ピアノ・リサイタルのVol.3 リストとロシアの作曲家 にでかける。

メトネル、ラフマニノフなら、聴きにいかなくちゃということです。

前半はリスト。メジューエワとリストって、あんまりぴんとこないプログラム(まあ、リストにほとんど興味なし、知らないだけのよう)。
でも、ロシアンスクールの優等生、さすがの演奏。そして、澄んだ、情感があるのが、いかにも、メジューエワ。

休憩後
メトネル、ラフマニノフ。
自家薬籠いう感じで、メジューエワらしく、すこぶる、気分がいい。こういう、あと味のいい演奏って、なかなか、聴けないように思う。

アンコールは、ラフマニノフ(エチュード「音の絵」と楽興の時から1曲)、メトネル1曲、リスト2曲(最後がエステ荘の噴水)

と、日本デビュー20周年記念 ピアノ・リサイタルの最終回、たっぷり、きかせていただきました。

最後の「エステ荘」、リストの抒情がピュアに響いて、見事でした。

いつものように、ピアノはスタインウェイ(NEW YORK STEINWAY CD135 ‘Art-Vintage’)でしたが、今回は、特に、いい音だぁ、と魅力にあふれておったように思います。



日本デビュー20周年記念
イリーナ・メジューエワ ピアノ・リサイタル 2018 Vol.3 リストとロシアの作曲家 
リスト、メトネル、ラフマニノフ

日時:2018年2月24日(土) 13時半開場 14時開演 
会場:東京文化会館 小ホール

演目
リスト:告別(ロシア民謡)S251
    ピアノ・ソナタ ロ短調 S178

休憩

メトネル:「忘れられた調べ」より
  夕べの歌 Op.38-6
  田舎の舞曲 Op.38-5
  波の舞曲 Op.40-5
  優美な舞曲 Op.38-2
  祝祭の舞曲 Op.38-3
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36 (1931年版)

香川一福 うどん @千代田区内神田  その2

コンサート前の腹ごしらえ、今回は、神田駅西口から少し歩く香川一福のうどんにする。

今回で3回目。なかなか、美味しいが、駅から少しあるし、混んでるという印象だったので、ちょっと候補から外れ気味だったが、東京駅あたりで、ご用事があった今日は、ちょうどいい場所ていう気がいたしましたんです。

12時半ころ到着だが、列がなく、すぐに入店。こりゃいいぞ。

わたし
かけ あつ 小 430円
ぶっかけ 冷 小 480円
ゲソ天 110円

おくさん
しょうゆ 温 小 430円
ちくわ天 200円

をチョイス。メニューを見たら、ここは「そのまま」で「ひやあつ」がでてくるんだと思いだした。でも、券売機にはないみたいだから、注文時申し出なんかしら。

で、ここの小は、本当に小で、2種類頼みたい私には、うまい具合いだ。小に中でもいけそう。覚えておこう。

ゲソ天も松井製麺所の巨大タイプでなく、物足りないくらい小さいが、圧倒的に食べやすい。2ヶでも、じゅうぶん大丈夫。

めんも、少し細めで、このみよりもやわらかむにゅっとタイプだが、今までの印象よりも、なかなか、いい具合という風に感じる。

いままでは、より太めで、弾力が強い松井製麺所の麺が優位と思っていたんだが、綜合的には香川一福もあなどれないように思われる。

それに、ぶっかけ、西新宿の慎や川崎の綾の出汁の経験で、敬遠していたんだが、香川一福はなかなかだった。こんど、松井製麺所でも試してみようかしら。

ということで、今回の香川一福は、かなりの好印象。土曜日がおすすめなんだろうか。



香川一福 うどん、天ぷら
03-5577-3644
東京都千代田区内神田1-18-11 東京ロイヤルプラザ102
小川町駅から342m所要時間    8分 神田駅西口所要時間    5分
営業時間     [月~土]  11:00~20:00閉店(麺が無くなり次第終了となります。)
定休日     日曜・第一月曜日
[夜]  [昼] ~¥999
席数     34席

2018-02-20

渓流の梅林「梅まつり」 @神奈川県小田原市久野 小田原フラワーガーデン その5

寒い寒いと縮こまっていたら、小田原フラワーガーデンの梅がもう7分咲きになったというので、でかけることに。

やはり、早咲きの紅梅は末期だが、天気はいいし、いつもながら、良い梅園だ。















































2018-02-18

CASA MALLA カサマイヤ カタルーニャ料理 @町田市玉川学園 その35

今年初めてのカサマイア。

6時ちょうどに入店。昨日は満員、今日はのんびりだそうで、客は私一人。だいぶあとに、ご夫婦が

この頃、食べログの点あがってますね(ほんとは、まだまだ、低すぎ、4.0超えないなんて、どうなってるんだか)、以前は低くて、シメシメだったんですが、というと、そうなんですか、あんまり、食べログみないんで、しらないですが、と増渕シェフ。
そういえば、玉川学園前にこんな店があるって、地元でも知らないみたいです、とか。

まあねぇ、町田に行くなら絶対、こっちですけど、普通はそうか。というと、町田にいいとこありますかというご質問が、

昔、アースマジックっていう、ソコソコのイタリアンがありました、今はお店かわってるけれど。でも、こことは比べようないなぁというと、増渕シェフ、そこはむかしいっていたお店で知っていますと。

その時のシェフが玉川学園前で、イタリアンをやっているそう。へえ。それはそれは。でも、玉川学園前に来て、カサマイア以外いく気はせんなぁ。

まずは、カヴァ。

赤のボトルは、これがいいのではと、シェフからお勧めがあった
パゴ・デ・バルドネヘ・ビニャス・ビエハス 2014/  Pago de Valdoneje Viñas Viejas 2014。
ビエルソ BierzoのMencia100とか。メンシアでも、古い木のブドウだそうで、しっかりしてるそう。メンシアって、あまり飲まんが、確かに、深みのある果実味があって、タンニンもしっかり。6200円という、お安いワインだが、 なかなか美味いやつだった。

料理はいつもどおり、本日のおまかせコース(付き出し+料理4皿+デザート+コーヒー) 5400円(要予約)を。

カサマイアには、ピカピカコース小皿料理8品(日替わり)+アロスネグラ(イカ墨ごはん=絶品)orフィデウア(パスタのパエリア=神品) 3600円というのもあって、魅力的なんだが、どうせ喰うならシェフ渾身のおまかせコースになちゃうので、いまだに未体験、ちょっとだけ、心残り。

さつまいものスープ

鶏レバー・プルーンのパテ カリカリの細切りバゲット 定番

しらうおのフリットとサラダ(サニーレタス、カリフラワー、黄色ニンジン=埼玉の農家から直接、ビーツ) あいかわらず、美味しい野菜たち

下仁田ねぎ(産地から直送)のカルソターダ オメスコ・ソース、

焼きパプリカ、ブティファラ(定番、とってもジューシー)、トリンシャット(カタルーニャ地方セルダーニャの伝統料理。キャベツとジャガイモを一緒に茹で、丸く焼き上げたものとか=ま、キャベツいりマッシュ・ポテトか)をそえて

カルソターダはカタルーニャの冬の風物詩。季節ですねぇ。カサマイアでも毎年2月にお祭りが 

かきのアロス・カルドソ  カサマイアのアロス・カルドソ、激うま、しかも、牡蠣ですと!

ここは、普通、神品フィデウア(パスタのパエリア)か絶品アロスネグラ(イカ墨ごはん)なんですが、 入り浸ってる客には、別のがでてくることも

イノシシとスペイン産ヒヨコ豆の煮込み  ジビエ登場であります

デザート(5種類の中から選ぶの、いつも迷うが、楽しみ)
いちごのタルトとレモン・ジェラート
フラン(神がかりプリンです)

カサマイアでは、デザートは2つ喰います。いつも、追加はフラン。こいつを外すなんて、ほとんど犯罪。

エスプレッソ

〆て、13000円ほど。今日も、たいへん、ごちそうさま。



細川俊夫 オペラ「松風」 @nntt

細川俊夫さんのオペラ「松風」をみに行く。ヨーロッパで、何回も上演されている作品らしい。細川さんの音楽、この前、メゾ・ソプラノとオーケストラのための「嘆き」 を聞いて、かなり気に入っていたので、楽しみだった。

オペラが始まる。劇場の明かりが極端にしぼられて、真っ暗になると、じょじょに舞台が薄く、浮かびあがって、海と風の効果音がながれ、劇がスタートした。

「松風」は、お能の超有名作品なので、ごく馴染みやすい展開をたどる。

そして、舞台で繰り広げられるのは、モダンダンス5割、音楽3.5割、効果音1.5割というシアターピース的な世界である。

ダンスの踊り手たちは、物語の語り手になって、舞台の情景や、登場人物の心の動きを、視覚的に表現してゆく。

細川さんの音楽は、やはり自然の響きを思わせる、なじみやすい音で、楽しく聴いていられる。

そして、松風(イルゼ・エーレンス)と村雨(シャルロッテ・ヘッレカント)の姉妹が、宙ずりにまでなって、ダンスをし、さらに、歌を歌うのには 、感心してしまった。

なんだか、ルパージュ演出のシルク・ドゥ・ソレイユでもみている感じ。(見当違いかな)

そして物語の山場、松風と村雨の亡霊が行平の魂と交歓する場面では、音楽は最高潮にもりあがって、なかなかにききごたえがありました。

旅の僧のグリゴリー・シュカルパさん、須磨の浦人の萩原 潤さんも、しっかりした声でよい感じです。

ただ、終幕 2人の魂が、浄化され昇天していく場面については、十分な、カタストロフを感じることはできませんでした。

何しろ、モダンダンス方面の感受性が殆どないこともあって、作品がジジイの鑑賞能力の限界をこえてしまったということのようです。

細川俊夫さんについては、もう一度、純粋音楽の方面で楽しませてもらいたいという感じでありました。


新国立劇場 開場20周年記念 2017/2018シーズン
オペラ「松風」/ (作 曲)細川俊夫  Matsukaze / HOSOKAWA Toshio
全1幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 予定上演時間:約1時間30分(途中休憩なし)

公演日程 2018年2月18日(日)15:00 オペラパレス --16:30

スタッフ
指 揮 デヴィッド・ロバート・コールマン
演出・振付 サシャ・ヴァルツ
美 術 ピア・マイヤー=シュリーヴァー、塩田千春
衣 裳 クリスティーネ・ビルクレ
照 明マ ルティン・ハウクドラマツルグイルカ・ザイフェルト

キャスト
松風 イルゼ・エーレンス
村雨 シャルロッテ・ヘッレカント
旅の僧 グリゴリー・シュカルパ
須磨の浦人 萩原 潤
音楽補 富平恭平
ヴォーカル・アンサンブル 新国立劇場合唱団
管弦楽 東京交響楽団
ダンス サシャ・ヴァルツ&ゲスツ

2018-02-12

海南飯店 (カイナンハンテン)広東料理 @横浜市中区山下町 横浜中華街

タベログ通信207 My tabelog 3.4

我が家の横浜中華街の定番だった東林が、代替わりで営業形態を縮小、なんとなく、麺中心のお店になってしまったので、代わりを探す必要にせまられる。

まず、無化調ということを条件に探すと、
一楽、海南飯店、均元樓、翡翠楼、聘珍樓横濱本店、萬珍樓、大珍樓本店(注文時申出)牡丹園(不使用希望対応)ぐらいのようだ。

で、中華街大通り沿いはいやだけど、老舗で清蒸魚も得意という、海南飯店にいってみる。

二人なので、
千枚(牛の第三胃らしい)野菜炒め \1,575
さすが、無化調、さっぱり味でおいしい。ただ、千枚がどっさりで、野菜がもっと多いとさらに嬉しい。注文したら、やってくれるかしら。

豆腐とカキの煮込み \2,100
これも、なかなか。奥さん、大喜び。ただ、カキの質がもう少し良いと、いいんだが。

チャーハン \840
ぱらっぱら。いかにも、専門店のチャーハン

シュウマイ
肉っぽいが、ジュウシーではない

を注文。

私、生ビール*2、おくさん、杏露酒。

サービスのおばさんに、ここは、2人でも清蒸魚つくってくれるのかきくと、今日は魚がない、でも、かさご、とか、2人分にちょうど良い魚があると教えてくれた。そいつは、いいなぁ。喰いたかったら、予約が安全のようだ。

東林後継としては、まずは合格のようだ。ただ、こていなお店なので、(2階があるようだが)、家族郎党で宴会というには、ちょっと、苦しいかもしれない。





海南飯店 (カイナンハンテン)広東料理
045-681-6515
神奈川県横浜市中区山下町146
営業時間 11:00~22:00(LO)
無休
 ~¥999   ~¥999
カード可(JCB、AMEX、Diners)
席数 48席
個室
 http://kainan-hanten.sakura.ne.jp/