2014-12-29

鮨 裕(ゆたか)@茅ヶ崎 その13

今年の鮨終いは、裕ということで、連れあいと、茅ヶ崎に。

つまみ
地だこ
輪島のぶり、ひらめ、えんがわ しろいか
大間のまぐろ 赤身 

今日、築地で仕入れてきたものだそうです。なんだか、築地周辺だけ大渋滞で、大変だったそう。帰れなくて、お昼の予約のお客さんを、夜に変更してもらうことになっちゃったんだとか。

塩麹の鰆 焼き物
牡蠣の茶わん蒸し

にぎり
きんめ
中トロ
大トロ
こはだ
すみいか 東京湾
あわび  日本海の
うに軍艦 歯舞
えび ボイル

あなご つめ

追加
あかがい おくさん
みるがい さば〆 わたし 

まきもの
こはだにがり
さびかん

だしまきたまご つまみ

汁椀

デザート
市田の干し柿

生ビール*2 香取*1 三千盛*2

ほかにも、1,2品でてきたかも。〆て、29000円弱でした。お安いよね。

ご主人に、この前、日本橋 都にいくっていっていたけれど、どうでした、ときくと、
残念ながら、2ヶ月先までいっぱいで、入れなくて、㐂寿司になちゃいました、とのこと。

㐂寿司なら、じゅうぶんですよね。そういえば、浅草の一新て、ご存知ですか?

聞いたことあります。

ガビガビの江戸前ですけれど、いいですよ。と、いったばかりのくせに、都つながりということで、さっそく、吹聴。

ご主人、今度、浅草にいくので、いってみようかな。などと、おっしゃっておりました。素人相手にに、いいひとすぎです。

日常生活における安心のおいしさを、のんびり、楽しみました。ごちそうさま。それでは、良いお年を。

P.S.
帰る道すがら、年越しのお鮨に良くいった、小田原、時よし(閉店)の思い出を、つれあいが懐かしそうに話す。過ぎて行ったものの美しさにかなうものは、なかなかない。

とくに、時よしみたいに、築地からはなれて、地場もので勝負するのは、さらに、難しそうだもの。

ジジイにとって、いまでは、望んでもえられない、懐かしのお鮨屋さんなんだろう。時はゆく。

2014-12-26

「新橋 鶴八」 鮨@港区新橋 その9

今年の新橋 鶴八、喰意地納めということで、夕方、5時過ぎに予約、駅を出ると、機関車広場には季節のイルミネーションが。


分店を通り過ぎて、本店へ、暖簾がもう下がっていたので、開店時間より大分早いが、入店、3番で、少し待っててねということで、生ビールをお願いする。



つきだし
こばしら

つまみ
たこ
こぶじめ
しおむし

にぎり 二つづつ
ひらめ
ぶり
さより

半身なのに、皮の串焼きを出してくれました。
これ大好きというと、親方、ただの皮ですよ、とのこと。
わたし、でも、うれしくなちゃいます、と口答え。にこにこ。

こはだ
さば

いか(*1)

づけ

本みる(*1)
はまぐり(*1)

あなご

まきもの
ひもきゅう

たまご つまみ

生ビール*2、冷酒*1

〆て、20,000円弱。

26日は仕事納めなので、もっと混んでいるのかと思ったが、忘年会は、もう終りですよ、とのこと。きょうは、お掃除でしょう、7時くらいからいっぱいになります、だそうです。ということで、わたし以外、3人いただけで、スムーズに進行、1時間で終了となりました。冬は、たべなきゃという種がいっぱいで、大変。ご馳走さまでした。

2014-12-23

あり田 そば、うどん@厚木市岡田 その8

年が明ける前に、新そばを食べなければいけない。年越しそばにも、もう少しだし、ということで、かなり間が空いてしまったがあり田に、祝日だからと、珍しく、事前予約。バアさんも一緒に、4人で出かける。

天もりそば(二八)*2(夫婦)、ふる里そば(十割、わたし)、昆布星雲うどん(もり、次男)、鴨もりそば(次男)、天かけうどん(バアさん)を頼む。わたしも、うどん食べたかった。

さすが、新そば。あまくて、薬味いらず、おいしい。

ご主人、昆布星雲うどんの乾麺の袋(300円)をみせてくれて、夏ごろから始めたんですよ、こういうの慣れていないんで、品薄になって、大変です。とおっしゃる。

このうどん美味しいから、当然、売れますよというと、なんだか、700袋も頼む人がいて、と困り顔でした。

追い打ちで、わたしも、早速、陳列していた4袋全部、買い占める。

うどんって、茹でるの、なかなか、むづいですよねというと、そうなんです、でも、もし、ざるでたべるんなら、茹で時間は1,2分多目のほうが、透明感が出ていいですよ。たれは、少し甘めがお薦めですと、ざるしか基本食べない私に、ぴったりのアドヴァイスをいただく。

〆て、8500円ちょっと。ごちそうさまでした。

あ、うれしくて、良いお年をって云うの忘れちゃった。いかん、いかん。

2014-12-22

ZUND-BAR (ズンド・バー) ラーメン@厚木市七沢

タベログ通信 その77

ここは、もう大分、前になるが、そのころすごく有名だった高座渋谷の中村屋(移転)、その兄弟が工場だったところを店にしたということで、注目を浴びていたところだ。

好きな、和風だしの淡麗系ということで、開店当初、2.3回行ったことがあるが、いつも、非常に混んでいた。

なかなか美味しいと思ったが、お店の内装が、バブルのころの東京のモダン趣味の残がいみたいで、どんぶりがスチール製(いまも、スチール)、うるおぼえだが、はしも、そうだったような。(今回は、木の黒い塗箸=リサイクル系)で、韓国料理じゃあるまいし、ぞっとしないなぁと、敬遠気味、わざわざ、長時間並ぶのは、勘弁ねということで、いかなくなってしまったところである。

で、年も押し詰まった今日この頃、ラーメン喰いおさめに、珍しいところにと思い付き、そういえば、ZUND-BARまだあって、なかなか、人気みたい。そんなに遠くないし、たまには、いくかということで、車に乗り込み、厚木のもう土田舎、七沢のやまふところにあるお店に無事、到着。

平日の1時過ぎなのに、入店待ちが、3名ほどいらっしゃって、10分ほど待たされる。いまだに、人気あるんだぁ。

醤油らーめん(淡麗か、こくありかといわれたので、淡麗780円を)に、焙りチャーシュウごはん(550円)を注文。

醤油らーめん、確かに、和風の、すっきりしたスープで旨い、記憶よりも好印象、極細麺。トッピングは繊細な細切りのメンマに、三つ葉?半味たま、チャーシュウ(すこし硬め、特徴なし)、というもの。繊細な醤油むきの工夫があるね。

スープ、なかなか美味しいが、隠し味の胡椒が最後の方まで来ると舌に強くのこってしまって、せっかくの淡麗系に、画竜点睛が利きすぎでした、もったいない。

焙りチャーシュウごはんは、不味くないけどね、お腹かにこたえるので、ラーメン大盛りのほうが、よかったかなぁ。(大盛りあるか、知らんのだが)

という感じでした。悪くないけど、県央じゃァ、やっぱり、ブラ食でしょう。(個人的偏向による)

2014-12-21

CASA MALLA(カサマイア) カタルーニャ料理@町田市玉川学園 その11

年忘れの会を家族でということで、長男夫婦と次男の家族5人が、カサマイアにて集合する。

玉川学園商店街はクリスマス・モード全開でありました。


多勢なので、まずは、白のボトルを注文。

CLOS PONS ROC DE FOC WHITE CATALUNA 2011かな。

こくはあるが、かなり優しい味わい。奥さん、好きそう。わたしは、もう少し辛口が。

豚肝とプルーンのパテ カリカリのパン 定番
塩だらのコロッケ  塩だら!!!
しめさば 2色のダイコン、ニンジン、レタスほかのサラダ

ここいらで、赤のボトル

Altos Lanzaga Gran Viedo 2009 Rioja DOCa Viedos Telmo Rodrguez?

穏やかで、程よい深みがあり、タンニンもしっかり味わえる おいしい

ブティファラ ディクラ?ほかの野菜とともに
フィデウアのパエーリィア  定番
イノシシとレンズ豆の煮込み カサマイアでジビエとは珍しい、冬ですね

カサマイアのお楽しみドルチェ
フォンダン・ショコラ*2、チーズケーキ、焼きリンゴ、梨のタルト、フラン*3

今回は、CASA MALLAの平常レベル、〆て、50000円ちょっと。
来年もよろしく、とお見送りの、シェフ、スタッフと御挨拶、ごちそうさま。

















CLOS PONS ROC DE FOC WHITE CATALUNA 2011

クロポン ワイナリーはピレネー山脈の近く標高が高く、オリーブの産地としても名高いカタルーニャのレスガリグエス地区に位置しています。

雨が少なく、天候にも恵まれるこの地区はブドウ栽培に適した険しい丘陵地でミネラル分が豊富なオーガニックの土壌で高品質のワインを造るのに最適です。

クロポンは何代にも渡りこの地でオリーブオイルの生産をして来たポンファミリーが1985年に新たに造り始めたブティックワインです。

オーガニックの認定を受けたエレガントで高級感溢れたその味わいはすでに大変ワイン誌等でも絶賛されています。

クロポンが位置する、コステルス・デル・セグレは、比較的新しいワイン産地ですが、 険しい土地を切り開き、カリフォルニアをはじめとした世界の著名なワイン産地で研鑚したワイン醸造家、マルティ・マグリーニャ氏が最新の醸造技術を駆使して造ったワインは今までのスペインワインとは違ったスタイルとして注目されています。

このワインについてロク・デ・フォクはガリゲスの岩質ならではのテロワールと暑い気候を十分に生かした複雑味がありバランスのとれた最高級の白ワインです。カバの品種としてなじみ深いマカベオ種を100%使って造られました。ワインメーカーのマルティ氏は長年カバを造って来ましたが、マカベオ種のスティルワインは素晴らしいものが出来ると確信していたそうです。アルバジェスの町にある畑は標高500メートルほどの高台にあります。完熟したブドウは手摘みで丁寧に収穫、房のままプレス、12カ月間フレンチオーク樽で熟成しました。

熟したナシやモモなどの白い果実のような上品でフローラルなアロマが大変強く感じられます。ボディは厚め、エレガントなスパイス感、心地よい苦みを感じる滑らかな余韻が楽しめます。10℃くらいに冷やしてお飲み下さい。

とかいうやつみたい。


Altos Lanzaga Gran Viedo 2009 Rioja DOCa Viedos Telmo Rodrguez

テルモ・ロドリゲスがリオハで造るトップ・キュヴェ。テンプラニーリョ、グラシアーノ、ガルナッチャのブレンドで、リオハ・アラベサ地区のランシエゴ村にある畑(計12ha)の複数の区画(標高500~600m、計4ha、石灰質土壌、平均樹齢70から80年)に育つ葡萄を用いている。「異なる区画の葡萄の使用によりヴァイブレーションが生まれ、村のテロワールをワインが表現する」とテルモ。

 色調は紫がかった濃いガーネット。ブラックベリーのコンポートやビターチョコ、ロースト香、ヴァニラ、甘苦系スパイス*、土、ほのかな樹脂や鉄、ブラックオリーヴなど芳醇で複雑性のある香り。豊かでふくよかな果実味から、広がりも豊か。タンニンは豊富ながら、緻ちみつ密さとなめらかさが感じられる。余韻も長い。なお、テルモは「アルトスの畑はブルゴーニュでいえばグラン・クリュに相当する」と考え、ヴィンテージ2007からラベルに「Gran V inedo」の文字を入れたという。2009年にはランシエゴ村で新醸造場も稼働させている。

これらしい。

2014-12-19

綾 うどん@川崎市宮前区 その2

年末進行中である。今年最後のうどんは、久しぶりに川崎の綾で喰おうと、東名にのる。

11時半まえに、綾に着くも、平日だというのに、3人も外で、座ってならんでいる。どうも開店第2陣が入ったばかり、のようだ。20分ちょっと待って、入店となった。

ひやあつ(350円)、じょうれんうどん(ざる2玉、550円)、げそ天(セルフで、棚から取る方式。100円)を頼む。

うどんは、とても硬くて、頬張りごたえがあり、以前を思わせるもの。ただ、まえは、しょうがの擂りおろしがタッパにいっぱい入っていて、好きなだけ入れられたのが、みあたらない。ショックだ。
それと、ひやあつの汁が、ぬるい。もっと、熱々がいい。

じょうれんうどん、うどんは、やはり、ざるが好きだと思ったが、粉っぽい海苔がのっている。こんなんだったっけ。これなら、海苔はなくてもいいかなぁ。

げそ天、うむ。

という感じでした。うどんの経験値があがっているのか?、以前のような感激はありません。これなら、新宿の慎でよかったなどと、昔をしのびつつ、店を後にしました。


2014-12-15

鮨一新 (イッシン) @台東区浅草

タベログ通信 その76

江戸前鮨強化月間を継続中ということで、浅草の鮨一新 (イッシン)に行くことに。

タベログをみていると、馬喰町横山の日本橋橘町 都寿司みたいなところというので、安くて旨くてフレンドリィ、3拍子そろったところなのかもヨ、と期待が高まる。


午後6時に予約、10分前に着くも、暖簾はでていない。周りの街をうろうろして時間をつぶす。人通りはほとんどないが、なかなか、面白そうな場所である。

  
持ち帰り専門 ふぐ店
浅草見番




6時を5分過ぎて、サインがやっと灯り、開店、夜が遅い街のようだ。


予約した〇〇ですと名乗って入店、親方の目の前のつけ台にどうぞとのこと。

つまみと、にぎりをおまかせでと、お願いする。

生ビール*2 冷酒黒菱*1


つまみ

いくら
煮たこ すだちに胡椒のふうみ
かわはぎ 薄づくり きもつき 冬です 
あかがい みるがい たいらがい   
貝っ喰いではないんで、あかがい、たいらとか、それほどこだわりないんだが、ちょうどいいお味がする おいしかった  おそらく、温度のコントロールがいいのだろう 
大好きなほんみるだけ?かな

とこぶしの塩むし 噛みごこちよく、おいちい スープも飲んじゃった


にぎり 赤酢でこぶり 煮切り方式 でも濃すぎて困るほどではない

こはだ  熟成たいぷ
えんがわ おいしい
かじきマグロのづけ おお、うんまい これが、古典だねの華というもんですか
まぐろづけ づけだいすき さくでつける本格派
ひらめのこぶ〆

おおとろにします? ちゅうとろですかときかれたので
ちゅうとろ を頼む、年寄りなんで、と言い訳すると、親方、わたしもそうですよとおっしゃる

えび ぼいる じっくり、あじがする、おいちい 親方、まだまだですがとのこと じゅうぶんですと返す
しゃこ こいつもいい味
はまぐり このみのつけこみではないみたい でもなかなか
あなご ささやき 笹の香りがたって、おいしい ただ、鶴八ふうがおいらのデフォルト

さば〆も食べたはずだが??? 憶えがない

かんぴょうまき

なめこのおみそしる

これで、おわりですが、お腹はどうですか とのこと
まだ食べてないものはときいて

たいのこぶ〆
すみいか 
 
をお願いする

さいごに たまごのつまみをたのんで 終了、お茶となる

フェイスブックで、お昼もやるとかいてあったんだけど、どうなんですかと親方にきくと、仕込みとか、人手とか、いろいろあって、いまは、やれてないんです、と申し訳なさそうでした。

立地がここなんで、苦労します、だそうです。
ということは、一新さん、浅草出身なんですか、ときくと、そうなんです、とのことでした。

親方、お客さん手でいくんですねとおっしゃるので、歳なんで、昔からです、というと、鮨はつまむっていいますものね。
最初のこはだで、箸を使うか、手を使うかで、にぎりを、かえるんですよ、手を使う方には、ゆるく握れますとおっしゃっていました。

なるほどね。そうだとすると、やはり、手で喰う方が、有利なのかな。参考になります。

席を立つ前、お弟子さんに、一新はおぼろやるんですかと訊ねると、やってないんですよとのこと。
残念ですが、なかなか、あるところは少ないみたいです

〆て、21,000円ちょっと。ごちそうさまでした。

入店して、お勘定まで、1時間半くらい、ほかのお客さんは、ほぼ、常連らしい夫婦連れのみ。テンポが問題とかいわれていましたが、本日は、お弟子さんもにぎっていて、余裕ありまくり。コンディションとしては、最高だったみたいです。

なんというか、お金を出せばたべられる超高級・高価なねたじゃない、おすしの種として真っ当においしい、そういう、お鮨がつぎつぎでてくる、という感じかなぁ。

日本橋橘町 都寿司にくらべてどうか、とか、難しい問題ですが、また来てみたい気にさせるお鮨屋さんでした。

今度来るときは、にぎり中心にしてみようかな。とこぶし、うんまいので、塩むしははずせないみたいですけれど。

2014-12-13

ジョナサン・ノット 東京交響楽団 ブルックナー:交響曲 第3番 [1873年第1稿(ノーヴァク版)]外 @サントリーホール

今年、最後の演奏会である。
それにしては、ブルックナーの第3番だとか、花がないなぁと思いつつ、ジョナサン・ノット 東京交響楽団の第626回定期演奏会に、サントリーホールへゆく。

プログラムをみていると、ノーヴァク版の1873年第1稿でやるみたい。なかなか、マニアック。聴き納めとしては、ますます、渋いと、少し、どんびき。

ま、ブルックナーの場合、第1稿はなかなか、面白いので、いいかもね。第4番ならば、第1稿が圧倒的に素敵だと思うが、第3番は、どうだったっけ、違いが大きいほうだったかも、あまり憶えがない。

前半、ワーグナーのジークフリート牧歌。ゆったりとしたテンポで、非常に良くコントロールされた、
優美でアンティームな響きがする。ジョナサン・ノット、お主、できるとか思わせられた。

後半、いよいよ、ブルックナー:交響曲 第3番 第1稿である。先週のミューザ川崎で、マーラー:交響曲第8番を聴いたときにも思ったが、ジョナサン・ノットが振ると、見晴らしがいい、わかり易い音楽になるような気がする。もの凄く、頭が良さそうな感じ。

ブルックナー:交響曲 第3番も第1稿らしい、少し、ごつごつした、音楽の流れが、すこぶる良く整理されてきこえてくる。そして、美しい響き。第3番がワーグナーと言われている由縁が、すごく、わかりやすい。本当に、実力者だ。

ただ、音楽として、美しく、気持ちよいのだが、エスプレッシーボの感触はほとんどない気がするのだ。これを、問題ととるか、特色ととるかは、難しいところだ。

でも、あと、30年ぐらいして、ノットがどうなるのか、非常に興味深いと思う。おいらはジジイなので、もう生きてはいないんだが。

東京交響楽団も、機能的には、なかなかの演奏じゃないでしょうか。ブルックナーの響きとは違うと思ったけれど。

(そして、云っても詮無いことながら、今年の1月、すみだトリフォニーで聴いた、ハウシルト:新日フィルの第4番『ロマンティック』、あの聖霊が御光臨、一生に何度遭遇できるか、と呆然とした記憶が蘇る。ジジイのわたくしに、おそらく、チャンスは残っていない。涙)

つばめグリル 新宿ルミネ店  洋食@新宿区西新宿

タベログ通信 その75

演奏会前の早い夕食を、つばめグリル 新宿ルミネ店で。18時スタートだと、本当に、行くところに困る。

16時前に入店したので、まだランチタイムのよう、思いのほか、混んでいる。奥にも、席があって、前に来た時はわからなかったが、なかなか、広いみたいだ。

わたし、和風ハンブルグステーキ1,160円(税込1,253円)、奥さん、つばめ風ハンブルグステーキ 1,260円(税込1,361円)、季節の北海道牡蠣のオーブン焼き1,260円(税込1,361円)、ロメインレタスのシーザーサラダ910円(税込983円)、に生ビール大ジョッキ1,160円を注文。

〆て、6155円。たべすぎでしたが、安定のお味でありました。

2014-12-09

オット イタリアン@所沢 その12

時間の余裕をとっていたので、ドン・カルロに心ゆくまで拍手したあと、オットにむかう。

もう12月、これで、今年はオットの喰い納めになるので、皿数が増えなければ、10000円のコースにしたいと、事前にお願いする。対応していただけました。

忘年会シーズン入りなんでしょう、団体で、満席。OTTOで年忘れなんて、おうらやましいかぎりです。

白、ブルゴ-ニュのシャルドネ*2、スプマンテ*1

つきだし
ポテトのマッシュ 白トリフいっぱい削って よい香り

アンティパスタ  
たちうお、しらこ(パンチェッタをまいた)のフライ  しらこ旨し
あかえびのフラン だしがきいてこれも美味い

ここで、赤ワインを。

Pira Langhe Nebbiolo 2012  ランゲ・ネッビオーロ Luigi Pira ルイジ・ピラ

バローロの格落ちではなく、このD.O.C.専用に育てられたブドウを用いた贅沢なネッビオーロ。セッラルンガの名高いクリュ、マルゲリアの下部に位置する畑は絶好のロケーション。色の濃いチェリー、スパイス、皮を思わせるクラシックなネッビオーロのアロマ。口いっぱいに広がる熟した果実とエキス。タンニンは豊富だが非常にしなやかで柔らかささえ感じられる。
とかいうやつでした。
美味しいタンニンで、なかなか、いい。

カマスの炭火焼 プンタレラ(野菜)のサラダをのせて ウゥーン、カマスはイルマーレのカツレツのほうがうまいかな

パスタ 
いせえびのパッサテッリ? 不味いわけないよね

メイン
えぞじかのグリル トリフをのせて、ハックルベリーのソース タルティーボ(野菜)のグリルぞえ
ジビエの季節だ、ハックルベリーのソースなかなかよい

ドルチェ
紅玉のタルト(連れあい)
和栗のモンブラン(わたし) エスプレッソ

しめて、33,000円ちょっと。ごちそうさまでした。

ヴェルディ ドン・カルロ@NNTT

ヴェルディのドン・カルロにいく。マチネだが、楽日なので、ひさしぶりに蝶タイで、きめてみる。

昼飯は、 大かまど飯 寅福 ルミネ新宿店 で、かきフライ定食1380円(わたし)、しょうが焼き定食(つれあい)1100円を。平日のランチ時間、女の人でいっぱい。少し高めのかきフライ定食は失敗。普通のにしとけばよかった。

【指揮】ピエトロ・リッツォ
【演出】マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
【衣裳】ダグマー・ニーファイント=マレッリ
【照明】八木 麻紀

【フィリッポ二世】ラファウ・シヴェク
【ドン・カルロ】セルジオ・エスコバル
【ロドリーゴ】マルクス・ヴェルバ
【エリザベッタ】セレーナ・ファルノッキア
【エボリ公女】ソニア・ガナッシ
【宗教裁判長】妻屋 秀和
【修道士】大塚 博章
【テバルド】山下 牧子
【レルマ伯爵/王室の布告者】村上 敏明
【天よりの声】鵜木 絵里

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

オペラグラスを忘れたので、レンタルするも、不出来なもので、よく見えんかった。わが家のツァイス社御製の優秀さを再認識。老人性健忘症を克服し、忘れないようにしなければ。

新国立の、ドン・カルロ、プログラムを読むと、今回で、3回目。マレッリの演出は再演ということみたいである。

舞台装置は、よくある、抽象的なもの。フィリッポ二世の建てた居城、まるで牢獄のようなと演出家がいうエル・エスコリアル宮殿からインスピレーションをえたという、巨大な壁が、場面ごとに動いて舞台空間を区切っていく。そして、宗教裁判時代を明示する、十字架(クロス)の造形がかならず顕れるようになっていた。衣装も、具象と抽象の中間ぐらい、ドラマの普遍性を示唆している。

抽象的演出自体は、みあきているが、このマレッリのドン・カルロは、オペラの純度を高める、非常に優れたものだと、感心させられた。演出家に大きなブラヴォである。

フィリッポ二世のラファウ・シヴェク、長身で声量があり、立派だった。ただ、三幕の独白は、音楽がよすぎるので、より多くを望みたくなってしまったけれど。

ドン・カルロのセルジオ・エスコバル、楽日なので、声に少し疲れが見えたけれど、すばらしい声。
イタリアオペラを満喫。

エリザベッタのセレーナ・ファルノッキア、エボリ公女のソニア・ガナッシ、平均的な出来というところ。

ただ、大事な大事なロドリーゴのマルクス・ヴェルバが少し非力。演技も、オペラというより演奏会みたいで、ちょっとなぁという感じでした。

宗教裁判長は妻屋秀和さん、立派だし、ほかには、いないとは思うんだが、宗教裁判長だからなぁ。聴いていて、血が凍るようじゃないといけないので、少し、冷気不足か。

指揮のピエトロ・リッツォも東京フィルハーモニー交響楽団も、なかなか、よい感じでございました。

何はともあれ、ヴェルディの最高傑作ドン・カルロなんで、十二分に楽しめました。奥さんも、すごいわねぇと感心しきり。よいプロダクションでした。また、この演出で見たいもんです。

あと、4幕版なので当然ですが、フォンテンブローの場面がないバージョンだったので、あったほうが、ドン・カルロとエリザベッタの悲恋がさらに引き立つような気がいたしました。

2014-12-08

とんかつ燕楽 (エンラク) @大田区池上

タベログ通信 その74

コンサートの終了が、夕食には中途半端に早いので、少し反対方向だが、池上の「とんかつ燕楽 (エンラク )」にいくことにした。

高田馬場、成蔵と同系統で、タベログ評価もなかなか高いのだ。

蒲田から東急池上線で、池上駅下車、線路をわたって、改札口へ。おおむかし、池上線御嶽山に住んでいたことがあって、そういえば、この路線は、こういう方式だったなぁと懐かしい。

で、駅前は道路が複雑に入り組んで、どこがどこだか、と迷ったが、無事、5時開店直後に、入店。すでに、4人先客がいる。

はやっているようです。その後も続々、お客があらわれる。さすが、人気店。

店は、やはり、蒲田近辺の地域色満開で、こじゃれた高田馬場、成蔵とは正反対。いたって、庶民風です。

肉とか、パン粉とか、ごはんとか、こだわりのつりがきがかかっている。
野菜サラダも自家製マヨネーズとか、ほかに、おしんこと、豚汁がつく。おいしいけれど、絶賛レベルではないかも。でも、ごはんは旨い。

わたし、ひれ定食(2180円)、奥さんロース定食(2180円)、に生ビール2つを注文。

肉は三元豚、あげかたは、成蔵より少し強めの火入れでした。ヒレは美味しいとんかつの平均
レベルかな。充分美味しいが、成蔵の霜降高原豚の衝撃はない。ソースより、塩がいいのかも。

そして、キャベツは、作りおきではなく、提供するたびに目の前で繊細に刻んで出すという、感服の拘り。ブラヴォ。接客もなかなか感じよくて、優良店であります。

つれあいのロースをちょっといただいたところ、ここ池上、燕楽 (エンラク)は、ロースがいいみたい。(奥方様、大絶賛。また、いきたい、だそうです)

まあ、ヒレがいいとことかは、ほとんどないものね。

2014-12-07

ジョナサン・ノット 東京交響楽団 マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」@ミューザ川崎シンフォニーホール

ジョナサン・ノット指揮、:東京交響楽団のマーラー:交響曲第8番を聴きに行く。ミューザ川崎シンフォニーホール 開館10周年記念コンサートということらしい。

祝祭的に盛り上がりそうですね。

指揮:ジョナサン・ノット
演奏:東京交響楽団

(ソプラノ)
贖罪の女 エリン・ウォール、
一人の懺悔する女 メラニー・ディーナー、
(アルト)
サマリアの女 イヴォンヌ・ネーフ、
エジプトのマリア ゲルヒルト・ロンベルガー
(テノール)
マリアの博士 ニコライ・シューコフ
(バリトン)
法悦の神父 デトレフ・ロス
(バス)
瞑想の神父 アラステア・ミルズ 体調不良のため リアン・リ に交替 なかなか、いい声でした
(ソプラノ)
栄光の聖母 アニカ・ゲルハルズ

東響コーラス、
東京少年少女合唱隊 例の白い法衣をまとって登場

マーラーの「千人の交響曲」、3月に聴いた、インバル、都響の超美演で、苦手意識が雲散霧消したので、ノット、東響も楽しみである。

会場も全席完売とかで、なかなか、人気があるようだ。

ジョナサン・ノット、スポーツマンみたいに活力にあふれた痩躯をあらわし、颯爽と登場。
1部、2部の間もそれほどあけず(ご老体のインバルは、椅子に座って、しばし、休憩していました)、きびきび振っていた。

この曲、いろいろあって、最後の方で、栄光の聖母(アニカ・ゲルハルズ なかなか感じよかったです)のソプラノ一声で、世界が変わる。ぞくっとくるよね。

ジョナサン・ノットと東京交響楽団、新時代風の演奏ということで、健闘でいいんではないでしょうか。インバル都響に較べるのは、酷だから、やめましょう。

例のバンダは4階席前方の左右から、栄光の聖母も4階のなかばぐらいからでした。
(インバルみたいに、後方からのほうが、気分が盛り上がるんじゃないでしょうか)。余計な話でございました。

チケット代けっちて、4階席中央だったので(ミューザ川崎の上層階って、どんな音と思ったりして、と言い訳)、音響的には、コーラスの威力をまともに受けた感じで、バランスとしては、不利だったかも。

でも、超大編成の全体がよく見渡せて、なかなか、面白い、見物でした。

鶏喰 (~TRICK~) ラーメン@横浜市南区吉野町

タベログ通信 その73

コンサート前の昼飯、マチネなので、時間に余裕がある。そこで少し、遠回りして、吉野町の鶏喰でラーメンをたべてみることに。

横浜でタベログNO.1、鶏系のスープということで、好みみたい、期待出来るかも。

12時ちょっとすぎ到着、10人ほどの列の後に並ぶ。
ラーメンで並ぶのは久しぶりだね、と連れあいと、話しながら待つこと40分ほど、入店。








わたし、味玉鶏醤油880円の大100円プラス、連れあい、塩ラーメン780円を頼む。

醤油、とりスープなので、インパクトはないが、普通においしい。鶏のチャーシュー、鶏のつくね、鶏のソーセージ?にきざみねぎのトッピング。麺は昔ながらの太さだが、少し、緑がかっていた。

つれあいの塩ラーメン、少しだけ味見。これも、じんわり美味しいスープで、トッピングは貝割れ、麺は、醤油よりほそくなっていて、塩に似あう感じ。

全体に、じっくりおいしい、らーめんでした。これで、近くにあって、並ばないですむのなら、また是非とも来たくなると思いますが、ラーメン・フリークではないので、それ以上の対応は難しいかな。

お店のかたの対応は、すこぶる感じがよいもので、待っている間、ホット麦茶をくばってくれました。(ラーメンで並んで、こんな好待遇、初めてですよ)さすが、超人気店。ごちでした。

2014-12-04

シルヴァン・カンブルラン 読売日本交響楽団 メシアン:トゥーランガリラ交響曲ほか@サントリーホール 

シルヴァン・カンブルラン指揮、読売日本交響楽団のコンサートに、新宿のねぎし 菊水ビル店で、牛タン定食、生ビール¥2150を食したのち、サントリーホールへむかう。
ねぎしの牛タン、昔はそれなりと思っていたが、こんなもんかぁ、っていうところ。まあ、いいか。

カンブルラン、読響は、だいぶん前、「大地の歌」を、きいたことがあって、なかなか、いいんでないのと思ったんだが、その後、聴く機会に恵まれず、今回、メシアンのトゥーランガリラを振るというので、これは、いってみたいなぁ、でも、コンサートの予定が詰まっていたので、迷ったのだが、やはり、ということでチケット入手、楽しみである。

ただ、折悪しく椿事勃発、昨晩の不良熟年のアヴァンチュール遭遇事件、そのあくる日に、トゥーランガリラを聴くなんて、平仄があいすぎじゃないの、とか思ってしまいました。

会場につくと、ピアノがロジェ・ムラロからアンジェラ・ヒューイット、オンド・マルトノがヴァレリー・アルトマン=クラヴリーからシンシア・ミラーに、仏英交代していましたが、アンジェラ・ヒューイットなら問題はなさそうであります。

最初に、委嘱作品の酒井健治:ブルーコンチェルトの世界初演が。

酒井健治さん、こんなに若手だと、ジジイはきいたこともありません、ということなんですが、なかなかな、ご活躍中のかたのようです。

で、酒井さん、若いころはメシアンに影響をうけたというが、色彩的(多色摺りじゃあないけれど)、すこぶる、繊細な曲で、とても、楽しめました。こけおどしがないのが、好印象です。

休憩後、おめあてのメシアンのトゥーランガリラ交響曲。
メシアンらしく、美味しい音がたくさん鳴って、わかりやすい、というか、現代音楽とはいっても、楽しめる曲である。まあ、ムダに長いというのも、メシアンらしいところか。(むかし、マーラーをムダにながいといっていた私メがいっても、なんだかねえぇ、説得力ないが)

戦後すぐの作品らしく、ジャズ的なイデオムが頻出するのが、のちの作品と違うところなのかも。

わたしとしては、メシアンならば、さらにムダに長い、後期の「峡谷から星たちへ…」なんかを、まったり聞くのも、好きではある。

で、カンブルランと読響、大熱演であります。 終演予定時間21時を10分ほどすぎて、ホ-ルの聴衆も盛り上がっておりました。

2014-12-03

イルマーレ イタリアン@小田原市早川 その2

埼玉の三男が帰省するも、一泊してすぐ戻るというので、年も終わるからと、次男も一緒に家族で、夕餉の集いをすることに。

帰る前日に、急の連絡があったため、準備ができず、いろいろ迷ったが当日予約できたイルマーレにする。
いつか、オットでの雑談中、三男が、イルマーレで食べたワカシのカツレツがうまくて、いい印象があるといったのが決めてとなる。

夜6時半予約だが、遅れて(連絡ずみ)50分ごろ到着。無事、ベンチシートの席に。
昼と違って、店内は照明を落としてあって、なかなかアダルトな雰囲気。

事前に、10500円のコースを予約してあったので、
フルーティなの*3とシャルドネ系*2という白のグラス、運転手の三男はジンジャエールでスタート。

アミューズ
カワハギのフリット レンズ豆と栗のソース

前菜
カルパッチョ
いなだ、そうだがつお、はなだい、あおりいか、アジ、むつ、さば、まだこ、いさき、ほたて
工夫をこらしたトッピングいろいろに野菜を添えて、
ほたて以外は地元産だそう、さばは軽く燻蒸してある感じで美味しく、それだけは印象に残る

ミズカマス(なんのカマスか尋ねたら、自信なさげな回答が)のミラノ風カツレツ(前回のランチにもワカシ(鰤)のミラノ風カツレツがでてきて、うまかった)
結果的には、本日もミラノ風カツレツがハイライトであったもよう、まあ、よろしいのではないでしょうか

ここで、赤のワインを頼む

リストを渡されたので、女性のサービスに、安めのBaroloと、Barbarescoの違いを教えてもらうと、おなじブドウ種だけれども、Baroloは熟成タイプ、Barbarescoは若いタイプだそう。あまり、参考にならないなぁと思ったが、それ以上、質問する気が失せたのでBarbaresco(¥12000)を頼む。

Dante Rivetti Bricco di Neive, Barbaresco Riserva DOCG, Italy?かな
まあ、のみやすい

パスタ
九条ネギと白子のソースのパスタ 
酸味があるので、何が入っているか聞くと、しばし考えて、柚子がはいっていると教えてくれた。
そうか、折角の白子だけからつくるというソースが、柚子まみれな感じ、いいせんいってるのに、おしいなぁ、

あかいか、さくらえびのタリオリーニ(めずらしい極細タイプ) トマトソース ふつうか?まあまあ

メイン
まだいのソテー タルディーボ(イタリア野菜、もしかして、地元産?)、揚げた?しいたけ(小田原久野産がうりらしい、確かにジューシィ)をそえて  いたって、ふつう

ドルチェ
クレームブリュレにアイスクリーム なかなかうまい濃厚なアイスクリーム おいしい

コーヒー

で終了。サービス料10%を加えて、しめて、70,210円なりでした。
感激的に、おいしいお皿には、めぐりあえず。コストパーフォマンス的には、極めて悪い様に思われます。
それに、黒服は女性ひとり、あとは、厨房のスタッフが、懸命に対応ということで、料金とれるような、サービスうけてないような。

また、厨房にオーナーシェフがいなかったような気がします。いれば、もう少し、いいのかもなどと思いました。邪推か?

前回のランチもいまいちな印象でしたが、今回のディナーで、評価はさらにさがってしまいました。

とくに、ポーションが、20代の喰い盛りの息子たちには極めて、物足りなかったよう。食意地の張ったジジイのわたしも、コース終了後、ああ、腹減ったと思いましたです。

せめて、弟弟子のオットみたいに、パスタについては、おおめ?ふつう?すこし?などときいてくれれば、少しは助かるんですが。

まあ、世界の有名温泉宿泊観光地「箱根」を背負ったロケーション、熟年不倫カップルにぴったりみたいな感じのお店なので、高年齢層に最適化されたようなポーション等をふくめ、脳足りんで単細胞なガストロノミー志向の我が家などとは、もともと、コンセプト違いなんでしょう。

選択の自由は尊重する必要があるので、文句を言うのは筋違いかもしれません。


P.S.
I氏、Y(嬢というには、年齢的に、チト苦しいかな。既婚だし)、おばんでございましたです。

ところで、あれは、お互い、気がつかなかった、でよいんですよネ。

わたくし、小市民なもので、文学的空間におけるロココ風自由恋愛には、抵抗ないんですが、現実の3次元におけるW不倫に遭遇とかは、なるべく避けたいわけなんです。

ただ、ああいう小さいお店で、3組しかお客がいない場合、気づかないということは、難度が高くって、大変なんでございますのよ。

できれば、熟年アヴァンチュールご活動中は、半径10m以内に、近づかないでいただければ、ありがたいんですが。

おねがい。

当方といたしましては、良い機会と前向きにとらえ、お口直しに、ロレンス・ダレルのアヴィニョン五重奏【全5巻】でも、読んで、文学的空間における、リハビリ訓練などにいそしんでみようかと思料いたしておるところであります。

あと、今後、我が家的には、イルマーレ入店の可能性は、限りなく低いので、安心して、ご利用いただければ幸いでございます。

敬具

2014-12-01

新橋鶴八 分店 鮨@港区新橋

タベログ通信 その72

新橋鶴八分店、初訪問。11月中にいくつもりだったが、ちょうど満席の日があったりで、息があわず、12月にはいってしまう。塩蒸し食べたいので、事前にお願いする。

予約した〇〇です、とごあいさつ。わざわざ、名乗らなくても、大丈夫、わかりますよ、3番にどうぞ、ということで、つけ台に。

開店すぐに、3人になったが、今日は、これで貸し切りですから、のんびりしていってくださいといわれる。

5席しかなかったので、昼でもふりではいるのはたいへんなの、ときくと、そうでもないそう。
夜は7席なんだけれども、昼は、おきまりで、いそぎのひとがおおいので、とても、まわりません。お客さんにいやな思いをさせたくないので、5席にへらしてます、とのことでした。

つきだし
しおから

つまみ
しおむし
しゃこ
ひらめ えんがわつき

にぎり 2つづつ
さより  これから、春までくえる、うれちい
ぶり   も はじまる 冬だぁ
こはだ
いか
しめさば
づけ  おお、鶴八だ、うんまい
みるがい
はまぐり つめ ひとつ
あなご つめ

かんぴょうまき  わさび おおめですか、というので、ふつうでお願いする

たまご つまみ

汁椀はなしでした

ビール きりん(生はないそう)、冷酒*2


しめて、20000円弱、こんなにいっぱいたべましたっけ、と、済まなそう。本店と値段をくらべるひとがいるらしい、きょうは、だいぶん喰ったから、こんなもんでしょう、と返す。

五十嵐さん、結局、鶴八には、何年いたのときくと、18年と5カ月だそうです。

11時半入店で、1時過ぎまでいろいろはなし、本店とは違う、まったりとした時間を過ごすことができました。

2014-11-23

鮨 裕(ゆたか)@茅ヶ崎 その12

母親の満90歳のお祝いということで、鮨 裕にて、宴席を催す。
去年は数えなので、大々的に八王子うかい鳥山に集合、祝いの席を設けたが、今年は、うちうち、我が家の6人(3男欠)と、愚妹の計7人で、車にのって、出発。
ひとり、10000円見当で、宴席だから、焼物なんか2.3品入れて下さいと、事前にお願いする。

毛ガニ 冬です、ニコニコ
真鶴のふぐさし
牡蠣のにもの
ふぐのかわとあんきも おいしい
太刀魚の焼物 うまし

にぎり
ちゅうとろ、ひらめ、あかみ、ぶり、
いか、えび、ほっきがい、
こはだ、あなご

しじみの汁椀

追加で、まきもの
さびかん、こはだにがり

水菓子はいちご(あまおう)

生ビール*2、
冷酒 天寶一*2、五人娘*2、香取*1、梅酒、ウーロン茶*2

おつまみから、おいしい、おいしい、と大好評。
母親もご機嫌、まんぞく、まんぞくの祝宴となりました。
〆て、73000円弱、えぇ、こんなに安くて、いいの。
ごちそうさまでした。ありがとう。

2014-11-19

鮨 久いち (ひさいち) @台東区浅草

タベログ通信 その71

もうすこし、江戸前鮨の経験値を高めようと、鮨 久いち (ひさいち)に、いく。
久兵衛系統は、ほとんど知らないので、楽しみである。
前日の予約で、11:30から12:20までなら空いているということで、lunchだから、時間的には大丈夫ですというお話でした。

つくばエキスプレスの浅草駅で下車、浅草六区(ロック座って、六区座なんだあ、などと、いまさら、気づいて、感激)などをうろつきながら、無事、11:20分に到着。
























周りの道路がおりあしく工事中で、通行止め。警備のひとにどこ行くのと尋問をされ、あなたが立っているところのお鮨屋さんヨと、指さすと、すんなり通してもらえた。


まだ、開店10分前だが、暖簾が下がっていたので、入店。11時半からですが、おかけになってお待ちくださいということで、2番のつけ台に着席。生ビールを注文。

つまみ2.3品とおまかせ(15貫)をお願いする。
つまみは、つきだしがいいか、さしみがいいかときかれたので、つきだしで、しらこと牡蠣を注文。
まずは、あてで、わかめにクラゲが登場、こりこりしてうまい。しらこ、あたたかいやつで、これも、なかなか良い感じ。牡蠣の時雨煮?ふつう。

で、握りに移行。
うちは、あさつき、おおば、すだち、なんかを使うんですが、大丈夫、きらいなものありますかというので、できれば、なんにも使わない方が、好きです、というと、わかりました、そのほうが、さかなの質がよくわかりますよね。好みどおりが、いいですと、柔軟対応。
いたって、フレンドリィであります。

冷酒は辛口を、というと、山形の大山を薦めてくれました。

最初は ひらめ 
酢飯の量は、どうですか、もう少し、おおめにもできます、と、また、好みをきかれる。

久兵衛さんて、こぶりが基本ですよね、でも、もうすこし多めがいいかもです、というと、そのほうが、酢飯の味がよくわかりますものね、すこし、多目にします、と、おっしゃる。
でも、もともと小さいんで、種とのバランスががありますから、多少、って感じになります、とのことでした。

そういえば、いま、赤酢を試しています。久兵衛ではしないんですが。とかおっしゃっていたなぁ。ほほう。(それと、開店すぐだったからか、酢飯が経験したことないくらい、熱かった。よくにぎれるなぁと思ったくらい)

きす
えぼだい  へぇ
ちゅうとろ
ずけ
すみいか  きりこみ多数
こはだ
いくら(軍艦) 粒大きめの存在感、ただし、好みより濃い目の味付け
うに うまぁ、濃厚で癖っぽさがあり、そこがいい感じ、軍艦でなく、にぎりにのせてでてきた、名前、教えてくれたんだが、ジジイなんで、失念。
えび ぼいる
久兵衛さんは、上品だから、しっぽなんかつけないんだ、ときくと、うちは、浅くボイルなんで、しっぽは、むりです。焼くところもありますよね、とおっしゃる。
わたしめ、そう、焼くと旨いよね、えびせんみたいで、大好きだなぁ、とよけいなことをいう。
みる
とろ あぶり(もできますというので、試す) 塩で(にんにくも可だそうです)
はまぐり
あなご しお
あなご  つめ

てっか
かんぴょう

しじみのしるわん

これで終わりです、というので、おなかは満杯でしたが、できたら、玉子をつまみで、というと、ごめんなさい、これから仕込みで、いまはなしです、とのこと。残念。

そういえば、久いちさん、おぼろはやるんですか、と訊くと、久兵衛はおぼろないんです、という。
そうなんだぁ。

実は、久いちさんち、父親も、祖父もこの場所で鮨屋をやっていたそうで、修業の間、しめていたけれど、三代目だそうです。銀座にもいましたが、浅草に戻ってきたんだそう。
浅草って、一遍住んだことがある人は、戻ってくることが多いところなんですよ、と、厭みなく、下町の矜持をほんのりただよわせておりました。

で、先代、先々代のときは、おぼろもやっていたそう、ただし昔のやつは、甘過ぎて、いい感じをもっていなかったとか。でも、いまどきのは、甘さひかえめで、こはだなんかに挟むといいですよね。興味、ありますとのことでした。

で、ぱくぱく喰っていたので、無事、12時20分前には終了。〆て、12000円ちょっと。ランチということもあって、極めて、リーズナブル。ただし、CPという点では、新橋のしみづなんかの方が、上かもしれません。

あさつき、おおば、すだちなんかを常用するお鮨屋さんなのに、使わないやりかたでお願いするという、少し、場違いの食べ方だったし、もしかしたらランチということもあって、種の質が、夜と違うのかもしれません(これは、わかりませんが)

で、特に、種の質を考えると、リーズナブルではあっても、コスパでは、それ程ではないという印象になってしまいます。

ただし、ご主人の接客は実に感じのよいもので、気分よく、喰う楽しみを味わえました。
ありがとう。

帰りは、浅草寺によって、写真とりながら帰ります、というと、ご主人出口まで、お見送りにいらして、いって、すぐ左手に曲がると、浅草寺の裏口ですからとおしえてくれました。

今日は、珍しく、お昼も満員です、とのことでしたが、入店から、出店まで、客はわたしだけ。独り占めでした、贅沢。










2014-11-11

オット イタリアン@所沢 その11

埼玉の息子訪問のときの夕食は、恒例のオットへ。息子は、3ヶ月以上、行ってないと、うれしそう。我々夫婦は、なにやかにやで、オット詣でしまくりで、ちょっと、行きすぎかも。けれど、息子が喜ぶんだから仕方がないねと、いいわけ。

今日は、平日なのに、満席のよう。はじめて、個室の席に案内される。こんな感じなんだ。特別室的なグレードアップ感はなくて、座席なんかは、かえって、すわりにくいくらい。
プライベート空間としての機能に特化してるようなところでした。正直、微妙かも。

ロワールの白、ソービニヨン・ブラン、生ビール、ジンジャエール(わたし=運転手)

つきだし 塩ゆでの落花生
前菜
無花果のフリット、生ハムぞえ  へぇ、フリット、うまし
自家製からすみのペースト、毛ガニの冷製カッペリーニ うまうま、からすみペーストおいちい
甘長とうがらし、やりいかのすあげ イカスミソースとアリオリソ-ス かりかりのパンぞえ イカスミソースいいなぁ

デンスケあなごの炭火焼、焼サフランリゾットぞえ
チースリラークカ?(野菜)、まつたけの自家製オレキエッテ 石塚君さくだとか
ポルチーニ、ジロール茸、うずらの炭火焼、肝のソース ジビエっぽくて、おいしい

おまけで、パスタはいかがと問われて、息子と、いただくことに
ルッコラ、パルミジャーノのパスタ、バタソース  腹くちいけど、たのんで、よかった、シンプル・イズ・ベスト

四万十栗のモンブラン、紅玉りんごのタルト・タタン アイスクリームぞえ×2
(ジェラード系でない、焼き菓子とか、ドルチェが良化してきて、いい感じの変化です)
コーヒー、カプチーノ

ほうずき、フランボアーズのゼリー、キャラメルのマカロン

きょうは、珍しいとりあわせで、大変、楽しめました。〆て31000円ちょっと。ごちそうさまであります。

P.S.
いつもながら、パンおいしい。フォカッチャ、チャバタ(妻、大絶賛)

スーリヤ (SURYA) インドカレー@埼玉県坂戸市

タベログ通信 その70


埼玉の息子のところに、生息状況の調査にいく。園央道がつながったので、極めて、快適なんである。

そして、昼飯はインドカレーのスーリヤ (SURYA)へ。
坂戸周辺はインド料理の激戦区だとか云う話があるようで、もしかしたら、期待できるかなぁと思ったのだ。

店前の駐車場にとめて、3人で入店。
メニューを眺めると、インド料理ではなくインドカレーのお店のようである。
地元の神奈川県央地区もインド料理のお店が多いところであるが、メニュー的には、坂戸よりは、もう少し本格的な感じなので、これははずしたのかと心配になる。

チキンカレー*2、ラムカレー*1、ナン、飲み物、サラダのランチ定食、タンドリーチキン*1を
注文。

なかなかおおきなナンとともに、カレー登場。甘口のカレーベースにスパイスを利かせた感じ、少し、ジャパナイズしているんでしょう。

しめて、3000円と少々。わたくしメ、辛いの苦手のおこちゃま舌なんだが、それでも、インド料理ならば、もう少し、本格派が好みかも。

坂戸って、喰い意地的には、かなり、不毛地帯かもしれません。あ、言っちゃった。

2014-11-06

レーゼル、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団 ブラームス.ピアノ五重奏曲ほか @紀尾井ホール

ペーター・レーゼル(Pf), ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
曲目
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番ヘ短調Op.80
シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調「四重奏断章」D703
ブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34


腹ごしらえは、無難な大かまど飯 寅福 ルミネ新宿店で、和定食、に生ジョッキ。
レーゼル、ゲヴァントハウスSQの演奏会に、紀尾井ホールへゆく。

レーゼルは、随分前、ブラームスのピアノ五重奏のCDを漁さっていたとき、ブラームスSQとの演奏を手に入れて、意外といいなぁと思っていました。

ブラームスのピアノ五重奏、ゼルキン、ブタペストの鉄板が古代ものなので、新しいのを探すと、意外と苦戦するんですよ。

ゲヴァントハウスSQも、まあまあのベートーヴェンのSQ全集をだしていて、安心できそうなところですし、ブラームス、レーゼル、ゲヴァントハウスなんて、良い組み合わせっぽいですもの。

ただ、日程的にきついと思って、迷ったんですが、レーゼル、じいさんだから(当然、私メも)、行っておいた方がいいのではと、思い立ち、急遽、切符を入手。一階の最後部のはじの席だが、紀尾井なので、大丈夫というわけです。

前半は、メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第6番、名曲らしいんだが、メンデルスゾーン方面は、無案内。定番のバイオリン協奏曲なんかは、できれば、さけたいほうなんで、正直、ピンとこず。
ただ、メンデルスゾーンの四重奏曲、このごろ、評価は右肩上がり、ということみたい。勉強しよ。

つぎは、シューベルトの四重奏断章。ホッとする。シューベルトて、やっぱり、ものがちがうよね。

後半、いよいよ、ブラームスのピアノ五重奏曲ヘ短調。超絶名曲なんですが、ペーター・レーゼルと ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、ちょっと、安全運転な気がしました。

ブラームスって、情念の塊というか、かなり、やばい休火山みたいなところがあるじゃないですか。そういう、感じが足りないかな。ふつうに、良い演奏でしたが。

ペーター・レーゼル、少し、年取りすぎかしら。でも、バックハウスなんて、最晩年のよぼよぼのときでも、神様みたいでしたから、年だけではないよなぁ。

もしかしたら、聴き手のわたくしメが、ジジイすぎて、よぼよぼ、体調不良だったのかもしれません。

アンコールは、ピアノ五重奏の第3楽章を、もういちど。まぁ、ピアノ五重奏のアンコール演目なんて、なさそうだよね。

2014-11-02

フィーコディンディア シチリア料理@厚木 その6

奥さんが、渋谷ヒカリエの大学同期会にでかけてしまったので、ちょうどいた長男夫婦、次男と4人で、あぶれた夕飯にありつこうと、厚木のフィーコディンディアにいく。

DINNERだから、LUNCHとはちがって、大丈夫でしょうという感じであります。

Antipasti
戻りカツオのカルパッチョ ルーコラ添え
熟成パルマ産生ハムとイタリア産サラミ盛り合わせ
トリッパのトマト煮込み
イワシのオーブン焼き

 Pasta
 シチリア名物 イワシとういきょうのカサレッチ
 シチリア伝統 マグロのからすみと3種の柑橘のスパゲッティ タラタタ
 胡椒のスパゲッティ オイルベースね パルミジャーノみたいなチーズ山盛り摩り下ろし
 シチリア伝統 ナスで包んだトマトソーススパゲッティのオーブン焼き

Pesci
ホウボウのオーブン焼き  (トロトロ玉ねぎソース)
Carni
仔羊とじゃがいものじっくり柔らか煮

vino rosso
2010 Chionetti Briccolero, Dolcetto di Dogliani DOCG, Italy
ドルチェット ディ ドリアーニ ブリッコレーロ/キオネッティ
まあ、安いわりに、タンニンしっかりで、のめる

 「イタリアワイン普及協会」のワイン会 ブラインドティスティング。 
抜栓後すぐに甘くヨーグルトキャンディのよう。スミレ、やや弱めの土の香り。
甘味の容器の中に果実が詰まっていて、
もうこれ以上はいらないと主張しているかのように、溢れている。
滑らかな下触り。酸味はこの9本の中で1番感じられた。甘味、苦味も程よくあり。
古き良きドルチェットのよさを改めて教えてくれた。
少し冷やしぎみでグイグイやりたい。
とかいう、ワインらしい。

ドルチェとコーヒーetc

しめて、24000円ちょっと、ふつうにおいしい、これ、だいじ。ごちでありました。

2014-10-31

成蔵 (ナリクラ) とんかつ@新宿区高田馬場 その2

エリシュカ、東京芸術劇場のまえの夕飯は、池袋の手前の高田馬場、成蔵 (ナリクラ)にいたしました。
まだ、初喰いから、1ヶ月たってないけれど、前回の衝撃的美味しさが忘れられません。

混むだろうと、開店20分前に並ぶ。先着は、1名だけ、もしかしたら、過剰反応だったかもだが、それなりに、行列にはなる。

余裕で、第1陣で入店。

わたし、dinner timeということで、沖縄ラグー・シャ豚ブリアン定食3700円。奥さん、もっと上等なの頼んでよというわたしの懇願を無視して、豚チーズ・ミルフィーユ定食1470円(これが食べたいのと、いうことききません)。で、食事と一緒に生ビールを注文。

さて、沖縄ラグー・シャ豚ブリアンですが、前回の霜降高原シャ豚ブリアンに較べ、より高級、上品系のテイストでした。私としては、ジビエ系のあくの強さを期待していたので、肩すかし。まぁ、値段が高いのに、えぐみで勝負は、難度が高いよね。しょうがないなぁ。涙。

奥さんのチーズ・ミルフィーユは、思惑どうり、豚とチーズの包み揚げな感じで、お気に入り、大満足みたいでした。

まぁ、値段だけでは、うまいこといかない、好みはまた別ということです。〆て、6000円ちょっと。どう考えても、とんかつ的には、高いよなぁ。凹。

2014-10-30

エリシュカ、川村尚子 読売交響楽団  新世界ほか@東京芸術劇場

ラドミル・エリシュカが、東京で振ると知り、待ってましたということで、チケットを入手、今日行ってまいりました。

少し前までは、オペラ見物にしか行かない状態が、20年ほど続いていたので、チェコ方面については、ヴァーツラフ・ノイマンの実演を聴き逃したという、極めて、極めて大きな後悔があります。

いま、ネットで調べたら、1984年12月N響定期Bプロで、ノイマンのマーラーの交響曲第3番という、夢のような組み合わせの名演があったらしい。ノイマン、マーラー、第3番、どうして、これを聴き逃しちゃうのか、おバカさんにもほどがあるってもんです。

と、このようなトラウマをかかえておりますので、エリシュカは、どうしても、聴いてみたかったわけです。

エリュシカについては、情報弱者のため、2年ほど前に、初めて知りました。なんでも、チェコのしられざる大物で、80歳をすぎて、初来日、皆さんの度肝を抜いたんだとか。
今は、札響とのドヴォルザークのCDが、5番から9番まで出ているけれど、来日した時点では、国外ではあまり知られていないようで、死ぬまでにドヴォルザークの交響曲、後期だけでも、録音したいと言っているのを、読んだ記憶があります。

今回は、読響に初登場、ドヴォルザークの新世界と、近頃、大活躍中の河村尚子さんと、モーツァルトのピアノコンチェルト第21番をやるという、興味津々の組合せ。怖いもの見たさ?のドキドキも混じって、大変、楽しみなコンサートであります。

前半は、スメタナの売られた花嫁序曲でスタート、読響も気合いが入っているみたいで、アインザッツばっちり、清々しいほどきっちりあったアンサンブルで、いっきに、聴かせる。
ま、名刺がわりの、一品ということみたい。

次にお待ちかねの、モーツアルトの21番、エリュシカのおっとりめのバックアップに、河村尚子が、若々しく動き廻る感じ。

ただ、モーツァルト(特に、ピアノ協奏曲は大好物なので)だと、どうしても、ジジイ特有の小舅根性がでて、厳しめのチェックをいれがちになる。

河村さん、この音質だと、モーツァルトは厳しいかも。もう少し、突き抜けた透明感が欲しい。それに、音がもうすこし重力にさからって、迅速に駆け抜けて行ってくれないと、音が感情に追いつかれてしまいがちになる。

そんなわけで、演奏に河村さんの思考というか、解釈というか、夾雑物が付着しているみたいな気がして、モーツァルトに没入できないもどかしさを感じてしまいました。

カデンツァは、よく聴くやつではなく、自作か?。もしかしたら本体でも、少しだけ装飾音を加えたところが一部だけだがあったかも、これは、ぜんぜん不確かで、誤解かな(普段あまり聞こえてこない左手の内声が、ときどき目立ったせいかも)。

盛大な拍手をあびて、アンコールは、ソナタ第12番Fmajor.K332の第3楽章でした。

後半は、いよいよ、御大の新世界。ライブの新世界って、いつごろ聞いたっけ、というほど、憶えがないので、読売交響楽団の気合の入った演奏に、感心する。

ただ、曲が曲なので(新世界って、のりがよくて、わかりやすい、いかにも名曲だなぁとは、思いましたヨ。若いころはよく、ケルテス、ウィーン・フィルなんかを、しみじみ、きいておりましたです)、一定以上には気分が盛り上がらない、というのが、正直なところ。エリシュカの演奏は、鄙びた地方色というより、かなり、まともに、すっきりと、歌いあげる趣で、正統派な感じでございました。

あと、東京芸術劇場の音響のせいなのか、読響の低声部に、もう少し厚みがあればなぁ、とかは思いました。全力投球、弦なんか、凄い精度で、渾身の演奏という感じで、良かったんですが。

聴衆、大拍手。ラドミル・エリシュカも満足そうで、弦の面々を讃えておりましたです。

アンコールはスラブ舞曲OP72-2、これが、なんと、超絶の美演でした。お口、あんぐり、です。これを聴けただけで、今日は、大満足、という感じでございました。吉。

2014-10-27

オット イタリアン@所沢 その10

ドン・ジョバンニのあと、カーテンコールもそこそこに、夫婦でオットにむかう。

みちみち、ドン・ジョバンニが望外によかったので、ニコニコであります。
予定より、1時間遅れで、到着しました。(当然、telはしたからね)

日曜なので、個室を含め、店内は若いカップルで満員。サービスのチーフ、 遅れてくれて、たすかりましたとのこと。6時スタート時は、バタバタ、だったようです。所沢、夜が早いらしい。

駆けつけ、1杯で、しろ(妻) とスプマンテ。

ゆでた落花生 自家製ポテトチップス
燻製モッツァレラのブルスケッタ
でんすけアナゴのフリット  ソースうま(ういきょう、トスティロ?、たまごの)
フォアグラのブリュレ と いちじく
サフラン風味の焼きリゾット ポルチーニ、ジロールダケのスライスそえ
まつたけ、オマールエビ、万願寺とうがらしのスパゲッティ
トルティーリャをまいた牛フィレのポワレ

モンブラン マカロン ほうずき

赤ボトル
M.MARENGO NEBBIOLO D'ALBA VALMAGGIORE   ANNATA 2011
まだ若いけれどと、チーフが勧めてくれた。タンニンがきっちりあって、すっきりと、おいしい 。

しめて、29000円じゃく。今回は、オットの平均レベル、ていうとこか。秋の食材いろいろだったが、飛びぬけたものはなかったかも。ワインが一番印象的だったかな。ごちそうさま。


うちで、調べたら、こんなPRをみつけたゾ。ワイン、お高くないけど、いいものみたい。

ネッビオーロ・ダルバ・“ヴァルマッジョーレ” マリオ・マレンゴ家元詰・DOCネッビオーロ・ダルバ
Nebbiolo d'Alba “Valmaggiore” M.MARENGO
入手困難!イタリア ピエモンテ フルボディ赤ワイン愛好家大注目!
超希少!年産わずか3000本のみ!の究極ネッビオーロ・ダルバ!
ロバート・パーカー4つ星生産者で、各ワイン誌大絶賛!
マリオ・マレンゴ家による、ヴェッツァ・ダルバに位置する、
わずか0.38haの、しかも100%南向きのクリュ“ヴァルマッジョーレ”から造られるネッビオーロを
フレンチオーク樽で驚異の18ヵ月熟成(新樽30%)!!
エリオ・アルターレが「バローロで最も素晴らしい畑」と評価するマリオ・マレンゴのバローロ!
その片鱗を物語らせる究極のネッビオーロダルバ!
マリオ・マレンゴは素晴らしい畑を所有しているだけでなく、
ブルナーテからドルチェットまで畑仕事からボトリングまで一切妥協しないワインつくりをしているということが納得できる究極の逸品!!


『私が知っている中で間違いなく最高の畑だ』これは今やバローロを代表する造り手となったエリオ・アルターレの言葉。

ラ・モッラの最大の長所である繊細さを最も高いレベルで表現することが可能なのはラ・モッラの中でも限られた畑であり、そのもっとも重要な畑がブルナーテである。

しっかりとした骨格、構成を持ちながらも、(勿論若いうちはネッビオーロらしい豊富なタンニンと酸に隠れているが)ほかに代替のない、
まさにテロワールでしか説明がつかない繊細さを持っている畑、ブルナーテ。
しかし、マレンゴの所有するわずか1.5haの真南を向いたブルナーテから産まれるワインは
更に芳醇な味わい、ふくよかで魅惑的な余韻をも持ち合わせている。
コート・ド・ニュイのワインで稀に味わうことが出来る、どこまでも丸く、溶けるような甘味と
それを支える凛とした酸の調和は出会えることの少ない貴重な個性だと言えるのではないだろうか。
少し時間は必要だか時間と共にその本来のポテンシャルを感じさせてくれるであろうマリオ・マレンゴのバローロは
ある意味イタリア最高峰のワインに育ってきたと言って良いと思う。

マリオ・マレンゴは1899年からボトリングを開始。現在でも総計3.5haという僅かな所有畑から
ブルナーテ(1.5ha・5,000本)を中心にブリッコ・ヴィオーレ(0.38ha・年産2,800本)と
1940年に植樹された70年以上の樹齢を誇る貴重なワインであるヴェッキア・ヴィーニュ・ブルナーテ(0.38ha・年産1,000本)の3種の単一バローロに加えて
1999年に植樹されたバローロ(0.45ha・年産3,000本)も造っている。

全ての畑はラ・モッラに位置していて畑名の入っていないバローロでさえも非常に優れた区画に位置している。
また、忘れて欲しくないのがVezza d'Aldbaに位置するクリュ、ヴァルマッジョーレから造られるネッビオーロ・ダルバ・ヴァルマッジョーレ(0.38ha・3,000本)。
バローロに比べればシンプルな仕上がりだが奥に味わいの深さを持っている。
更にはCastiglione Fallettoに位置する畑から産するバルベーラ・ダルバ・プニャーネ(0.45ha・3,800本)はネッビオーロにも通ずる繊細さを持つ。
1955年に植樹された55年樹のドルチェット・ダルバ(0.15ha・1,500本)に関しても
粗野な印象は全くなくシルキーで柔らかい完成度の高いワインに仕上がっていること。
試してもらえばマリオ・マレンゴは素晴らしい畑を所有しているだけでなく
ブルナーテからドルチェットまで、畑仕事からボトリングまで一切妥協のないワイン造りをしていることが理解いただけるはず。

畑はできる限り薬品に頼らない葡萄樹の育成に努めていて、防虫剤や防カビ剤は基本的には使わない。
全ての畑で除草剤も使わず、雑草との共存によって葡萄樹は生育に必要な栄養素及び水分を求め、まっすぐ地中深く根を伸ばすことになる。
葡萄樹が若い場合や化学肥料に慣れている葡萄樹は雑草との競争に敗れてしまうこともあるそうだが、
マレンゴの畑ではその樹齢の高さと長年の自然な畑環境に順応している為、
葡萄根は地中15m以上まで根を伸ばし、色々な地層からの栄養を吸収することとなるという。
近年の温暖化に対してもこの深い根は役立っていて暑く乾燥した夏も地中深くの水分を吸収することができ
灌漑の必要も全くない。もう一つの利点は必然的に収穫量は減ること。
房数は減り、より凝縮した健全で強い葡萄の収穫が可能になると言う。
3代に渡って受け継がれているマレンゴ家のワイン造りへの拘りは2001年にマリオ氏が亡くなったのを機に息子であるマルコ氏に引き継がれた。
『ラ・モッラ村にしか表現できないバローロのエレガンスを大切にしたい』更に『何も変える必要はない。ただ毎日畑をケアしてあげることが大切。』と語る。
(ネット販売の宣伝紹介記事なので、なくなる恐れがあるからと、不法にコピペしたんですが。まずいんでしょうなぁ)

だと。よくわからんが、スゴソーでしょ。

2014-10-26

ドン・ジョヴァンニ @NNTT

お昼に慎でうどんを食したあと、新国立のドン・ジョバンニにいく。

モーツァルトのオペラは、もう、10年以上、いっていない。
若かりし頃は、小林秀雄にいれあげた挙句、増長して、モーツァルティアンをきどる。
LP片面より長い交響曲など時間の無駄とか、痛い言動を繰り返す。
などなど、なかなかにこっぱずかしい惨状を呈していたのでありました。

そんな訳で、その頃、盛んになりつつあった、オペラ劇場の来日公演も、ほぼ、モーツァルトにしかいっておりません。
若手ばりばりだったカルロス・クライバーの初来日、バイエルンの「魔弾の射手」も、なに、それ、ウェーバーとかありえん、てなもんで、華麗にスルーしたという、残念な歴史を背負っております。

そのご、一般大衆の群れにまじって、シューベルトとか、シューマンとか、ブラームスなどに迷い、定番のブルクナー、マーラーに流れ着くという、よくあるパターンにはまります。

オペラも、ミラノ・スカラの初来日時、アッバードのシモン・ボッカネグラに徹底的に粉砕され、やっぱり、オペラはイタリアだよね、とかいうことになりました。

で、とんと、モーツァルトのオペラには、ご無沙汰ということになります。

今回、なんとはなしに、モーツァルトにも行ってみようか、ということでドン・ジョバンニ。お久しぶりのご対面という訳であります。

【指揮】ラルフ・ヴァイケルト
【演出】グリシャ・アサガロフ
【美術・衣裳】ルイジ・ペーレゴ
【照明】マーティン・ゲップハルト

【ドン・ジョヴァンニ】アドリアン・エレート
【騎士長】妻屋秀和、
【レポレッロ】マルコ・ヴィンコ
【ドンナ・アンナ】カルメラ・レミージョ
【ドン・オッターヴィオ】パオロ・ファナーレ
【ドンナ・エルヴィーラ】アガ・ミコライ
【マゼット】町 英和
【ツェルリーナ】鷲尾麻衣

【合唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


劇場に行ったら、レポレッロ役で出演予定のロレンツォ・レガッツォは、芸術上の理由により出演できなくなりました。代演はマルコ・ヴィンコ。と張り紙。

体調不良でなく、芸術上の理由だそうで、謎であります。まあ、どちらも知らないので、問題はないんだが。

いつもどうり、パンフレットを買い込み、眺めていると、今度の上演は、ロベルト・デ・シモーネから、グリシャ・アサガロフ演出にかわって、3度目になるという、安定の演目らしい。

グリシャ・アサガロフって、聞いたことないが、「ドイツ語圏での制作では評論家に現代的演出を期待されてしまうが、日本では古典的で作品に忠実な演出がしやすくなる」などという、身も蓋もないことを堂々とおっしゃっていて、期待がたかまる。

場所をスペインからヴェネチアにかえたのは、ドン・ジョバンニ=カザノヴァ(ダ・ポンテの友人)を前提にしたかったとか。まぁ、ありげな解釈だが、説得力はあるよね。

で、ドンナ・アンナとドン・ジョヴァンニは、どこまでいったか、という、例のお話については、当然、最後まで、というお立場だそうです。

いよいよ、序曲が始まる。と同時に、幕が上がって、ドン・ジョヴァンニがゴンドラで、騎士長宅に乗りつける。

ドン・ジョヴァンニ序曲、のっけから、凄い気合い。こいつは、ドラマ・ジョコーゾなんだと、おもい知る。ヴァイケルトの指揮すげぇ、無駄に年喰ってない。

で、ドン・ジョヴァンニが、屋敷から逃げ出してきて、ドンナ・アンナに追いつかれ、なじられながら、ドンナ・アンナを抱きしめようとする。と、ドンナ・アンナの腕がドン・ジョヴァンニの首にうっとりまきつく、そこで、騎士長が、長剣をさげ、登場となる。

ここまで、明々白々の演出は珍しいのでは、スゲェ、おもしろい。グリシャ・アサガロフの演出、最後の幕切れまで、ホント、楽しめました。グッド・ジョブであります。

ドンナ・アンナのカルメラ・レミージョ、よかったー。いい声。普通なら、ドンナ・エルヴィーラに喰われがちなヒロインですが、もう、真正、プリマドンナでありました。

ドンナ・エルヴィーラのアガ・ミコライも、粘着質の哀れを誘う役柄をみごとに歌い、演じ、涙を誘う。

パオロ・ファナーレも、ドン・オッターヴィオのレジェーロぶりを、いかんなく発揮。いい声だぁー。

レポレッロのマルコ・ヴィンコも、代役で大張りきり、ドン・ジョヴァンニに憧れているレポレッロの心の内をみごとに演じておりました。

ツェルリーナの鷲尾麻衣もなかなかよかったんではないでしょうか。こういう薬を持っている女の子に、男(マゼット)が抵抗できないのは、当然と、モーツァルトの音楽のなまなましい力をしめしてくれました。

マゼットの町 英和さん、水準を落とさない働きはしていたんでしょう。まぁ、マゼットは、ヴェニスの下町の庶民より、スペインの農村のイナカッペがどうしても似合うので、演出の関係で、不利かもです。

騎士長の妻屋秀和さん、いろいろな演目で、安定の実力発揮、いつみても、安心ですが、ドン・ジョヴァンニの場合、幕切れの地獄落ちの声(立派でしたが)には、もっと、もっと、血も凍るような凄味がほしいと、望外の感が少ししました。

で、タイトル・ロールのドン・ジョヴァンニ、アドリアン・エレートですが、悪いというんではないですが、ドン・ジョバンニ=カザノヴァということなので、不屈の自由人、としての、精神力みたいなものをあらわすには、少し、声に魔力が足りないと思いました。これも、望外かもしれません。

ドン・ジョバンニ地獄落ち、そのあとのフィナーレは、普通、つけたりの幕切れっぽい、感じが漂います。

が、今回は、ドン・ジョバンニがいなくなった後の世界、
ドンナ・エルヴィーラはドン・ジョバンニの形見の服をだきしめ、
ドンナ・アンナも襲われた時ドン・ジョバンニがつけていたマスクを胸にかかえる(と、私には思えたが、そうだよね)。
で、レポレッロは自分の神さま=ドン・ジョバンニのカタログを、地面にそっと置いて、ああ、お別れだ、と歌うのである。
いっぽう、ツェルリーナとマゼットだけは、明るい明日を、天真爛漫に喜んでいる。

すんばらしい演出でありました。グリシャ・アサガロフさん。ありがとう。

それにしても、久しぶりの、モーツァルト。オペラとして、あまりのクオリティの高さに、度肝を抜かれました。1幕も2幕も、音の最初の出だしから、幕切れまで、奔流のように駆けていく。そして、なまなましい感情が、どんな旋律にもこもっていて、無駄なところがない。切れば、血が飛び散りそう。でも、音楽は、やたら、美しい。モーツァルトって、こんなに、すざましい音楽だったっけ。

2014-10-22

鮨 裕(ゆたか)@茅ヶ崎 その11

鮨 裕(ゆたか)で、おひる。ひとりでいくのは、ひさしぶりか。
本当は、先週いくつもりだったんだが、
巨大台風来襲で、すしだね、ないよね、(やはり、駄目だった、様です。)ということで、今日に延期となりました。

親方に、ポルトガル・ギターのデビュー演奏会どうでした、ときくと、
なんとか、終わりました、と、ニコニコ。

つまみ
わかめ
たい
しめさば  まつわ
大西洋まぐろ あかみ
あかがい

にぎり ひとつ
はまぐり  この前たべたはまぐり、凄い旨かったけれど、ときくと、なんとか?という、めずらしい奴です、とのこと。今日は違いますけど、仕込みは、似た感じにしたので、最初に、と、だしてくれた。なかなか、うまい。
ひらめ こぶじめ
いなだ  おだわら  いなだすきです。ジジイなんで、これくらいの脂でじゅうぶん。
こはだ おぼろ(珍しく、あったので、挿んでくれた、うれちい)
やりいか (ほそく、切って細工。やりいかなので。甘みがましますとのこと)

あなご ささやき  のじま  やっぱり、小笹でならった仕事だそうです

づけ
ちゅうとろ

しじみ 汁椀

しまあじ  三宅島
かわはぎ おだわら
しめさば  追加

かんぴょう まき
たまご

生ビール*1、寺田本家『五人娘』純米冷酒*2

〆て、9000円弱。
いいの、この値段で。極めて、お安い。
いつも、ご馳走さまでございます。



2014-10-05

CASA MALLA その10

パルシファル終演後、カサマイアにいく。

終わったのが8時近く、カサマイア以外には まともな、食事どころが思いつかない。で、8時45分予約に間に合わせようと、走り過ぎて、奥さん体調不良を併発。さらに時間がかかり、やっとのことで、9時10分に入店する。

もう、ほかに、お客はいなかった。遅くにすいません、とあやまると、全然大丈夫、スペインだったら、まだ、宵の口ですよと、にこやかな、お応え。

おお、ラストオーダー10時なんで、その前なら、OKみたいです。これは、遅い演奏会終演後の、第一候補確定ですね。メデタイ。

豚とプルーンのパテ 定番
かぼちゃの冷製スープ グラス
しいたけのオーブン焼き
なす、しかく豆とサンマのマリネ
トマト、サトイモ、丸ナスのオーブン焼き
カタルーニャ風くりごはん(栗とエビ、ブティファラのリゾット) おそらくシェフ・オリジナル。激うま。

やきりんご(今日からだそうです)、サングリアのソルベ、フラン(上出来です、とか)*2 

ウーロン茶
Clos Pons Alges, Costers del Segre, Spain Catalonia (ソムリエールお薦め、落ちついた美味しい赤でした)

〆て、18000円ちょっと、安心のおいしさです。ごちそう、さま。
台風の前兆の雨の中、まんぞく、まんぞく、で家路につきました。

2014-10-04

パルシファル @NNTT

新国立のパルシファルに行く。NNTT初演目だそうで、飯守泰次郎さんが総監督就任後の初の出し物である。
飯守泰次郎といえば、はるか昔のわが青春時代に、ドイツの歌劇場で修業している、若手の本格派がいて、まあ、注目の新人という感じだったのを、懐かしく思い出す。
日本人でワグナー振れそうなのがやっとあらわれた、という期待が充満していたような気がするが、帰国後、あまり、メジャーな活躍をしているという印象をもっていなかったので、NNTTの新オペラ総監督になるという話には、かなり驚いたものだ。まあ、わたしの、情報弱者ぶりが露呈したというわけである。

で、初登場がいきなりパルジファル。これは、気合が入っているなぁ、ということで、期待と不安がいりまじって、ドキドキもんでございます。

ワグナーのパルジファルの実演は、これも大昔、1989年ウィーン国立歌劇場来日公演をNHKホールで聞いた憶えがあるが、ワグナー信者ではないので、なかなか、面妖なものを見物させられた気がしたものである。

で、今回の公演、クプファーの新演出とかで、なかなかの力の入れようである。

【指 揮】飯守 泰次郎
【演 出】ハリー・クプファー
【演出補】デレク・ギンペル
【装 置】ハンス・シャヴェルノッホ
【衣 裳】ヤン・タックス
【照 明】ユルゲン・ホフマン
【舞台監督】大仁田 雅彦
【合唱指揮】三澤 洋史
キャスト
【アムフォルタス】エギルス・シリンス
【ティトゥレル】長谷川 顯
【グルネマンツ】ジョン・トムリンソン
【パルジファル】クリスティアン・フランツ
【クンドリー】エヴェリン・ヘルリツィウス
【第1・第2の聖杯騎士】村上 公太、北川 辰彦
【4人の小姓】九嶋 香奈枝、國光 ともこ、鈴木 准、小原啓楼
【花の乙女たち】三宅 理恵、鵜木 絵里、小野 美咲、針生 美智子、小林 沙羅、増田 弥生
【アルトソロ】池田 香織
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

で、幕があがると、稲妻形の道呈の奥に、仏僧らしきものが3人(黙役)すわっている。ま、パルシファル、お話には、ほとんど、興味はそそられないわけでありますが、音楽は、なかなかに聴かせるもんなので、良い出だしみたいです。

この演出、予想外に面白いんじゃないでしょうか。クプファー、あまり、いいと思った記憶がないんですが、今回は、作品の本質にズバリ切り込んでくる感じです。感心。

特に、第2幕は音楽もすさまじく強力なので、お腹いっぱい、ワグナーを詰め込まれた気になりました。

ただ、作品の聖なるものと俗なるものの相克と解放、肉欲とシニシズムからの解脱という意味で、真に納得のいく救済の音楽になっているのかは、やはり、疑問でした。

クンドリーの深い絶望に、パルジファルがきちんとこたえてくれたとは、どうしても聴こえませんでしたもの。

ま、それだけ、第2幕がすごかったということでしょう。

ジョン・トムリンソンのグルネマンツ、すんばらしい。
ロバート・ボークのクリングゾルも、じょうじょう。
エヴェリン・ヘルリツィウスのクンドリーも、第2幕で、爆発してくれました。
クリスティアン・フランツのパルジファルが、印象薄なのは、わたくしメの作品理解不足ゆえかもしれません。
飯守 泰次郎さんも、充分に実力発揮であったと思います。

今回のパルシファル、NNTTの久しぶりの傑作、大ヒットじゃないでしょうか。レパートリー化すべきだと思いました。

で、わたしは、また来たい? パルシファルだからなぁ。できれば、リングを、ウォーナーのトーキョー・リングじゃない、せめて、トンネル・リング(ベルリン・ドイツ・オペラ、ヘスス・ロペス・コボス指揮 、ゲッツ・フリードリヒ演出、1987年東京文化会館)ぐらいの出来のやつを、見てみたいんですが。お願い。

ワグナー生誕200年祭にリングをやらなかったなんて、どういう了見よ、NNTT。

終演予定時間19時40分を10分超過して、19時50分までかかりました。おかげで、こんなに凄い出し物だったのに、わたしたち夫婦は、幕が下りるのをまって、拍手もせず、劇場から走って逃げたのでした。もちろん、夕飯にありつくため、必死だったんです。、不埒もんだわな、サイテー。


1989年、ウィーン国立歌劇場来日公演のパルシファル(NHKホール)、キャストはこんなんだったらしい。いかにもエヴァーディンクらしい、微温的な演出で、ぼんやりとしか、憶えておらんが。

アンフォルタス/フランツ・グルントヘーバー
ティトゥレル/ゴラン・シミック
グルネマンツ/ハンス・チャマー
パルジファル/ルネ・コロ
クリングゾル/ゴットフリート・ホルニック
クンドリ/エヴァ・ランドヴァ

アウグスト・エヴァーディンク演出
ハインリッヒ・ホルライザー指揮

成蔵 (ナリクラ) とんかつ@新宿区高田馬場

タベログ通信 その69


今日はパルシファルに行く日だ。ワグナーの最終作で、やたら長い。予定では、休憩含め、5時間40分かかるとのこと。2時開演だが、昼の腹ごしらえ、うどんなんかではとてももたない。

で、白羽の矢を立てたのが、高田馬場のとんかつ、成蔵 (ナリクラ)である。

現在、タベログとんかつ部門、全国第3位、東京第2位(1位が蒲田の丸一だから、実質、第1位なんだろう)。

ただ、ぽん太系の、低温揚げらしいので、いにしえの上野双葉がデフォのわたしからすると、好みからはちょっとはずれる。でも、現代の高級路線のとんかつは、たいてい、低温揚げみたいなので、まあ、良いかということにする。

朝から、台風の前兆で強い雨。でも、かなりこむということなので、開店時間の11時少し前にお店におもむく。傘をさしながら、到着、10分ぐらい前だけど、すでに8人ほど並んでいる。早くきて、正解みたいです。開店第一陣で、席につけました。

おくさんは、霜降高原特ロースかつ定食¥2060、わたし、霜降高原シャ豚ブリアンかつ定食(ヒレ)¥2170を選ぶ。

時間かかりますということで、のんびり待っていると、20分以上はかかったが、堂々登場。

注文のエビス生とともに、塩で、ヒレを食す。
おお!!肉の味がする。これは、未体験ゾーンかも。

低温揚げ嫌いなはずだが、あっさり、宗旨替え。おそらく、昔の上野蓬莱屋のヒレより旨い。

人生トップのヒレに遭遇とあいなった。

おくさん、こんなに厚いのは、全部は食べられないということで、ロースも半分は、担当。こちらも美味いが、もともと、ヒレ偏愛のため、それほどは、感激せずでした。ロース好きの奥さんの評価は上々のようです。

ロース、ヒレとも油切れは完璧。キャベツも上質といっていいんでしょう。

ヒレには塩が似合いました(ソース好きなんですが)。

ロースは、通常どうりソースめいんで行くことにしましたが、充分いけるソースと思います。

付属の豚汁もおいしい。上機嫌で、生ビールをもう1杯追加(ごはんは手つかず)、1人前半もたべて、おなか、いっぱいでございました。

久々の、大ヒットということで、ハッピー、ハッピーで、NNTTにむかいました。

たいへん、たいへん、ごちそうさま。(高温上げで、このレベルがどこかにないもんでしょうか)


 成蔵 (ナリクラ) とんかつ
03-6380-3823
予約不可 ランチ、ディナータイム共にお席の予約はご遠慮させていただいております。
皆様お揃いになった方から順にお並び頂いております。
全員お揃いになられた時点で最後尾にお並び下さい。宜しくお願いします。
東京都新宿区高田馬場1-32-11 小澤ビル地下1F
JR,西武新宿線高田馬場駅 戸山口から徒歩1分
営業時間     [月、火、水、金、土] 11:00~14:00(L.O.) 17:30~20:30(L.O)
誠に勝手ながら2016/03/1よりラストオーダーの時間を20時30分とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
定休日     木曜日、日曜日定休日。
[夜]¥2,000~¥2,999 [昼]¥1,000~¥1,999
カード     不可
席数     18席 (カウンター6席 テーブル12席)
完全禁煙
駐車場     無

お子様同伴   
長時間お並び頂く事がございます。
乳幼児のお子様をお連れになってのご来店は出来るだけご遠慮ください。

2014-10-01

「新橋 鶴八」 その8

ネットで、お弟子さん独立という情報があったので、様子をうかがいにいく。本来は、9月中にいきたかったが、台風来襲等々で、予約を2回も延期、10月に入ってしまう。

駅前ビルのエスカレータをあがっていくと、鶴八のてまえに、真新しい白い鶴八分店の暖簾が。で、なかから、親方が出てくる。
お弟子さんここですか、ときくと、ニコニコしてそうだとのこと。情報収集の必要なしでした。

お弟子さん、19年と6?(失念)ケ月18年と5ケ月(ご本人に確認。訂正)も勤めていたそうで、最長記録保持者だけのことはあります。
今日からなんですか、ときいたら、先週の大安(26日か?)とのこと。
新橋は、鶴八一門で占拠ですねといったら、親方、うれしそうでありました。

まずは、めでたい。ふりで、入れないお客さんには、隣がありますと、ご案内しとりました。

5時10分ごろに入店、あとからすぐ、常連らしい関西の夫婦連れが、幼児、2人伴って、入店、さらに、じじばばも来るそうで、こあがりでなく、つけだいに6人で着席、見たことない光景に、びっくりこけました。

さすが、関西人、さすが、ご常連ということで、あなごの細巻き(ってご注文)を、おかわりふくめて3本ほど、こどもにあてがっておりました。なるほど。

つぎつぎ、ご家族向けの注文が出るので、そのあいまに、相手をしていただく。で、鶴八にしてはめずらしく、滞在時間が1時間半ちかくになりました。

おもしろ体験で、まあ、いいんでないの、っていう感じであります。関西、恐るべし。

つきだし
はしら

つまみ
しおむし
はまぐり
こぶじめ(ひらめ)

にぎり 2つづつ
ひらめ
かつお
いか (しんいか)
こはだ(うちひとつは2枚づけ)
さば しめ

例の汁椀

みるがい
いくら (軍艦 ひとつ ふだん喰わないが、しゅんだもんね)
づけ
あなご
たまご(にぎり ひとつ)

かんぴょうまき(わさび) 効いてます?て親方

生ビール*2 冷酒*2

ぜんぶで18貫、だいぶ食べましたねといわれ、しめて、21000円ちょっと。
ごちそうさまでした。
分店にはいついこうっかな。

鶴八分店

2014-09-16

ピッツェリア アルベロベッロ (Alberobello) イタリアン@神奈川県伊勢原市

タベログ通信 その68


連休最終日、実家にいた奥さんなかなか、お帰りにならない。
7時も過ぎた頃、いま、巣鴨ダヨと、電話。
小田急ロマンスカーの席を取れとご下命が下る。
それはいいんだが、飯をどうすべい。
日頃利用するところは、もう行き尽くした。
困って思いついたのが、
アルベロベッロ。
ここは、開店当初も含め、2、3度いったことがあり、かなり残念な印象が残っている。
でも、食べログでは、意外の高評価。店も、パティストリ専門売場など着々大拡張であります。
ま、行くところないんで、再調査もいいかということで、8時から3人大丈夫?と、おたづねする。
で、席はありますとのこと。(ただ、ラストオーダー9時ですよと、親切に補足がある)
奥さんと、次男、なんでアルベロベッロなんぞにという顔だったが、 マア、マア、となだめつつ、3人で乗りつける。

アラカルトで注文。

アンティパスト
シャコのフリット イタリアンではじめて遭遇かも、なるほど、

秋刀魚のカサレッチェ 時期ものですな。家族には、それなりに好評。でも、まだ 、前菜もう1ヶきてないヨ、とサービスにおつたえする

天使のエビ竈焼(アンティパスト) 注文見落としかカサレッチェのあとにどうどう、登場

ムール貝にお米のオーブン焼 パエーリャでなくリゾットみたいなやつ、へえぇ。さっぱり系の味付けだが、家族はいいんじゃない、と言う評価

カルボナーラ ぜんぜんえぐみのないカルボナーラ、一般人むけの味つけなのかも

ゴルゴンゾーラとイチジクのピッツァ 季節もの、ゴルゴンゾーラ、イチジクとも味の濃度が足りない感じ

赤ボトル シェラザーデという、シチリアでもタンニンが少しあるやつだった、のみやすい。

で、ドルチェは避けたほうが印象わるくならないだろうから、パスという、家族の助言を採用して、とらず。

しめて、22000円弱。
全体に、味に気合が感じられなくて、無難方面に逃げている感じがあるものの、
いままでの評価がかなりよくなかったので、これなら、ナンカのときには、使ってもいいんじゃない、と、印象はだいぶん改善しました。
メインでなく、ピザにしたのが勝因かも。

ま、サードチョイスの次くらいかなとは思うが、まずは、めでたい。


2014-09-14

中国料理 慶福楼 本厚木店@厚木 その4

奥さん実家なので、夕食は慶福楼に、母、次男と3人でいくことに。
日曜だが随分空いている。

海老マヨ
牛とニンニクの芽炒め
マテ貝と季節の野菜炒め
白身魚の甘酢餡かけ
五目焼きそば
を食す。

もう十分と思ったので、
バアさまに、お腹いっぱい?とお伺いをたてる。
と、あにはからんや、デザートならはいるとのこと。
急遽、杏仁豆腐を1ケ追加となりました。
食欲旺盛、文句いったら罰ものですな。

しめて、11000円ちょっと。
慶福楼、ひさしぶりだったが、安定のお味で大満足。
ばあさんもウマかったとのことで、めでたい。ごちそうさん。

2014-09-13

フィーコディンディア シチリア料理@厚木 その5

次男、前日に誕生日だったらしい(もう、別にメデタクはないんだが)。前日の誕生日のその前日、無視を決め込んで、嫁さんとカサマイアにくりこみ、美味しい時間を過ごしていたので、さすがに、気がひける。
で、きょうは、つれあい、ちょうど里帰りで、次男ともども二人いっしょに放置されてしまったので、厚木のフィーコディンディアで、夕食をと計画する。
連休なので、突然の予約は無理筋だったが、ようやく、8時からの空きをゲットする。

いわしのフライ
あなごのグリル
生ハムとサラミ
なすとトマトとバジルのフリッジ
パルミジャーノと胡椒のパスタ
スカンピのグリル
和牛イチボのふらい
ドルチェ カプチーノ 
赤ボトル タンクレディ 映画山猫にでてくるとサーブの女性がご紹介、思わず、ヴィスコンティの山猫なんて、よくご存知でと、くちばしってしまった。(ジジイむけのプレゼンにきまってるでしょと、次男冷静コメント)

しめて、21000円ちょっと。わたし、カサマイアで天国を味わったばかりなので、評価は避けたい(シチリアとカタルーニャ、その差、歴然などと、思ちゃいました)が、厨房にマスターガいらっしゃらないときのラメッセよりは、こっちかなぁなどと思う。
それに、次男は充分満足したようで、罪滅ぼしにはなったみたいです。

2014-09-11

CASA MALLA その9

シェフが夏休みで、修業先のカタルーニャに里帰り、9月5日からお店再開ということで、おみやげがあるはずと、夫婦でランチに出かけることに。

冷製かぼちゃのスープ(グラスいり)
フエFuet、ラングニサllonganissa 、チェリソ (シェフの修業先の実家、ミシュラン一つ星Els Casals(エルス・カサルス)のホンモノ。チェリソなんか、ま、別もんです)
パントマッカ(パンにトマト)
カタルーニャのアンチョビ(うまー)、自家製粒チ-ズ、トマト、キュウリ
マシュポテト、シメジ、レンコン(ふらい)、温泉たまご、ソブラサーダ(これもエルス・カサルス製)
ホウボウのパエリア
スペアリブのカレー煮込み

カヴァ、白ワイン (グラス)
Pago de los Capellanes Crianza '09 (赤ボトル、テンプラニージョ) ボディがあっても重すぎない。おいしい。

イチジクのタルト*2(季節です)、フラン*1

カタルーニャ伝統の巨大な人間の塔「Castell」のお祭りなど、楽しいおみやげ話と、おみやげ食材を堪能、ごちそうさま。〆て、20000円少々。まんぞく、まんぞく。

Castellの人形


2014-09-07

オット イタリアン@所沢 その9

長男夫婦が、めでたく結婚3年目に突入したので、オットでお祝いすることに。
長男たちはオット初体験だが、圏央道が東名に接続したので、気分よく所沢にいくことができる。

白桃、チーズ、生ハム おいちい
イクラの冷製カッペリーニ シュンでーーーす
自家製カラスミ、北海道のバイガイ、万願寺とうがらしのグリル  うまうま
毛ガニのパンナコッタ ていばん
モンサン・ミシェルのムール貝、えんどうまめのサフラン風味のリゾット げきうま
オマールエビとジロールダケのタリアッテレ うまし
北海道の鴨とイチジクのグリル まあまあ

デザート 各種 
カプチーノとうとう

白グラス La Tour Saint Martin Menetou Salon Blanc Morogues*2
赤ボトル Brunello di Montalcino Riserva Fattoi 2007? 上品で、なかなか、うまい。 
ほか

で、46000円ちょっと。日曜なので、テーブルは満席。はやっております。帰りの運転手は下戸の息子におまかせなので、心ゆくまでワインが呑める。大満足の祝宴となりました。ごちそうさまでありました。




ファットーイ Fattoi

ブルネッロの一等地「サンタレスティトゥータ」のテロワールと伝統にしっかりと結びつくワイン造りを行う家族経営の造り手

■ モンタルチーノの本物の農民

ファットーイはモンタルチーノの南、ピエーヴェ サンタレスティトゥータ地区にあります。1965年、現オーナーのオフェーリオ・ファットーイ氏は、ブドウとオリーブ栽培の経験を積んだ後、ここに70haのカパンナ農園を購入、翌年から植樹を始めました。最初の数年は困難な仕事の連続でしたが、オフェーリオは息子のレオナルドとランベルトとともに多くの努力を重ね、現在のワイナリーを造り上げることに成功しました。 

ファットーイ設立の頃に比べて現在のモンタルチーノは大手や外国企業が参入、状況は大きく変わりましたが、ファットーイ自身は何一つ変わることなく、今も家族全員で畑作業を行っています。そんなファットーイをスローフード協会は「モンタルチーノの本物の農民」と表しています。お会いしたレオナルドさんは本当に分厚い手をしていて、まさに畑作業をしている手だとわかります。お話しするのがあまり得意ではなさそうな、ぼそぼそっとした話し方。畑と醸造所で黙々と仕事をしている様子が伝わってきました。

■ モンタルチーノの一等地「サンタレスティトゥータ」に吹く海からの風が上質なブドウを造る

ファットーイの畑があるのはガヤ、カーゼバッセなどの大物ワイナリーなども構えるブルネッロの中でも超一等地として知られているピエーヴェサンタレスティトゥータ。モンタルチーノに向かって北から流れてくるオンブローネ川と、東から流れるオルチャ川が交わる美しい谷間に広がる地にファットーイの畑はあります。

標高約300m、南西向き斜面の畑には常に海からの風が吹き、偉大なブルネッロとなるサンジョヴェーゼを完璧に成熟させます。土壌はガレストロと呼ばれる、粘土質とミネラル分が混じった特殊な特徴を持つ土質が主体。約9haの畑にはサンジョヴェーゼグロッソだけを栽培し、ロッソ ディ モンタルチーノ、ブルネッロ ディ モンタルチーノ、ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァの3つのワインを造っています。

醸造、そして熟成はブルネッロの伝統的な方法を尊重。熟成は主に32hlから45hlのスラヴォニア産オークの大樽で行います。ロッソは6ヶ月間樽熟成、ブルネッロはじっくりと3年、そしてリゼルヴァは4年(リゼルヴァのみ500リットルのトノーも使用)。

素晴らしいテロワールの畑で丁寧な仕事によって造り出されるファットーイのワインは様々なワインガイドで評価。『デキャンター』でブルネッロ2007ヴィンテージは93点の高得点。コストパフォーマンスに対しても高く評価され、Highly Recommendedとして紹介されています。

ブルネッロ2006は『ヴェロネッリ2012』で91点、『ガンベロロッソ2012』で最終選考に残る2ビッキエリを獲得。そして『エスプレッソ2012』では"近年目覚ましい成長を続ける注目すべきワイナリー"に与えられる☆マークを獲得するなど、高い評価を受けています。

さらに、スローフード協会が発行するワインガイド『スローワイン』では「香りや味わいなどワインそのものの品質に加え、テロワール、環境、アイデンティティを表現している造り手」に与えるカタツムリマークを受賞。モンタルチーノの大地に文字通りしっかりと根を張った造り手です。

2014-08-30

寿司処 あきよし @神奈川県秦野市渋沢

タベログ通信 その67


知人との懇親会で、寿司処 あきよしにいく。
神奈川県県央(秦野市)という、鮨不毛地帯にあって、すごくもちあげているwebを前に発見。
小田原、時よし後継探しの時に、きにはなっていたんですが、
なにしろ、秦野市渋沢、それも駅から徒歩で20分以上はかかりそうということで、行くにはいたらずのお店でした。
今回、幹事の特権を活かし、探検におもむくことに。5000円くらいでねと頼みました。完全予約制ということであります。

駅からタクシーで、店の前の、市立渋沢保育園をめざす。目的地へんで、寿司処 あきよしに行きたいんだがというと、キューブレーキ、店の前でとまってくれました。

よろしく、お願いします、と入店して、タクシーで保育園をめざしてきました、というと、寿司処 あきよしで大丈夫。うちを知らないタクシーなんて、もぐりですよ、と、親方、言い放つ。ホホゥ。

で、おつまみ中心、すしは、5,6貫くらいでとおねがいした、おまかせの登場を待つ。(ただし、今回は懇親会なので、つけ台でなく、あがりこまちの、テーブル4席に、すわることに。つけ台には、すこしあとで、ご夫婦が2人きておりました)

のみものは、生ビール*6、冷酒*2、サワー*3というところ。

つきだしに、かつをの軽いたたき(小さめに角切り、醤油味)

さしみ
金華さば〆、関サバなま(〆生、反対だったかも)、とりがい、あかがい、あおやぎ、いなだ、メイチダイ(めづらしい)

いわがき (本日のハイライトっていう位置づけか。質はどうでしょう。まぁ、牡蠣は難度高すぎなんで、ここで評価されると厳しいよね)

にぎり こぶり1貫
しんいか、こはだ(2枚づけ?)、まぐろ赤身(中トロより)、こういかげそ

あなご2貫 (めずらしい、まっくろ)

汁椀(えび頭いり)

しめて24,000円ちょっと。つまみに重点をとお願いしてあったので、さしみ以外のものがあると、もっとうれしかったかもしれません。

親方、かなり、自信があるらしく、産地や、調理法など、元気よく語る。銀座じぁこの値段じゃくえないよ、とのこと。(ま、質が違うので、当然ですが)
webの記事でも、CP抜群、手がかかっていて、ありえないおいしさ、という、おほめにあずかっているのでした。

で、わたしメの感想ということですが、不毛地帯の秦野市としては、上々の鮨屋ということになるんでしょう。すしだねも、この値段なら、頑張っているということかなぁ。
ただ、小田原、時よし後継の鮨屋という意味では、むずかしいような。

昔、時よし後継探しでいった、鮨処 ゆきむら、タベログ神奈川県鮨ランキングナンバー1、評価点、驚異の4.20と比較すると、つけ台でくったわけではないので、よくはわからないわけだが、たねでは、あきよし、すしとしては、 ゆきむらという感じでしょうか。

ま、小田急ロマンスカー備えつけのタウンガイドにのってる「寿し 甚きち (じんきち)」よりは、だいぶ、ましかもね。

で、意味不明の、ロケーション、誰も知らないだろう、厚木市愛甲西「鮨処 酒主」との比較では、あきよし、ゆきむら、甚きち対比ならば、意外と、鮨処 酒主、判定勝かもしれません。(わたしの好みとは違う鮨屋ですが)

寿司処 あきよし、立地が、圧倒的に不利なので、再訪はむずかしいかもなぁ。

親方、サービスがんばっていらして、他にお客はいないからと、かえりは、駅までおくってくれました。ありがとう。

2014-08-24

天麩羅 ほり井 @神奈川県相模大野

タベログ通信 その66

オペラのあと、相模大野の天麩羅 ほり井にいく。
相模大野で降りるのはひさしぶり。駅前再開発で、大改造、全然様変わりになっております。
グーグルマップでなんとか、辿り着く。

つきだし
やまいも  サラダ

えび
アスパラ
きす
れんこん
しいたけ
みょうが
ベビーコーン
小鮎  ほたてのかわり。びわこ産とか
こむつ はじめて、くったかも。めごちみたいで、なかなかうまい。
あなご

追加
ししとう
なす
まるじゅう おいも自体がもう少し美味くないと、デザート役としては、きびしい

天茶  かきあげ ちと塩が効きすぎみたい

アイスクリーム 蛇足

中ジョッキ2   菊水1
しめて、8,700円ほど。

ご主人に、ここどうして、お知りになられましたと訊かれたので、あるホームページ(AQ! & へべ の楽しいレストランhttp://aq.webtech.co.jp/rest.html#notes)で、誉められたのみたんです。有名なサイトじゃないけれど、すごいグルメなんで、ここで、☆2つなんて、たいしたもんですよ、と、チクル。

AQ! & へべ さんいわく、
腕の良い職人さんにも色んなタイプが、此処は、あまり自覚的でない方。
頭でどうこうより、身体から出てきた感じ。
ざっかけないようでいて微妙な、揚げ物の才人。魚各種の描き分けが素晴らしい。
しかし、佇まいとしては、「並みの店」の「並みの店主」。
フツーに気の良い若者(補注。今は、立派な中年)…って感じですが、実は「明日の名人」の器かもよ(笑)。と、大絶賛なんですが、

ご主人、全然思い当るところなしというご様子。

AQ! & へべさん情報どおり、ニコタマ玉高の天一には、3年ぐらいいて、最後は千葉。本店にいたことはないそうだ。
秋田のご出身らしく、秋田商業の野球、外人部隊ばかりという能代工業のバスケなど、よもやまばなしを。たしかに、普通の気の良い職人さんであります。

で、天ぷら屋さんとして、「明日の名人」の器かどうかは、チト、わかりませんでした。
天ぷらは、ほんとうに、やっかいな喰いもんで、ごく稀な天国のてんぷらやと、その他大多数の地獄のてんぷらやだけで、中間というものがあまりないんですが、ここは、珍しくも、中間地帯のまっとうなてんぷらやという感じでした。

お勘定は、追加もふくめ、8,700円と少し。
てんぷら喰うなら、おまかせの10,000円、築地のなかがわが、やはり、幸せの王道かもしれません。

でも、土曜の夜、カウンター(9席)が8席うまって、大盛況。地域良店として、繁盛しているようであります。



2014-08-23

オペラ「遠い帆」 三善晃作曲、高橋睦夫台本@NNTT中劇場

遠い帆をみにいく。

総監督:宮田 慶子(新国立劇場演劇芸術監督)
指揮:佐藤 正浩
演出:岩田 達宗

支倉六右衛門常長:小森 輝彦
ルイス・ソテロ:小山 陽二郎
徳川家康:井上 雅人
伊達政宗:金沢 平
影:平野 雅世

合唱:オペラ「遠い帆」合唱団
児童合唱:NHK仙台少年少女合唱隊

三善晃作曲、高橋睦夫台本という、超強力な組合せのオペラである。

どんなことになちゃうのか、なかなか、興味がそそられるわけだが、実をいうと、三善さんは、どちらかというと、苦手である。
非常に緻密な音がして、アカデミックなフランス派の大物的な印象。

フランス派といっても、メシアンや、武満(一応、フランス派でいいよね)みたいに、美味しい音が全然しない。デュティユー系統の晦渋な音楽という先入観がある。

私が、日本の現代音楽に粘着していたのは、随分前なので、三善晃さんが桐朋音大の学長さまになっていたのを知って、ビックリこいたもんでございます。

2013年10月にご逝去ということでありました。合掌。

さて、つくまえに、慎で腹ごしらえ。ひやひや(ひやかけ。珍しく、すぐにでてきた、びっくり。昼時なんで、造り置きか?)、ざる(いつもどうり、またされる。旨し)、げそてん、を頼む。やはり、よいなぁ。

で、恐る恐る、という感じで、NNTTの中劇場へ。

2時開場を、2時開演と間違えて、大幅に早く到着。
はからずも、高橋さんや演出の岩田さん、総監督の宮本さんによる、プレトークをきくことになってしまった。とはいえ、非常に面白くおはなしをきかせていただく。

高橋さんと三善さんが、創作の過程で大葛藤を演じたことなど、高橋さん自身の口から直接うかがって、ホウホウ、という感じ。(そういえば、どこかで、聞いたことがあるような)

出だしの子ども達の民謡調の数え歌は、台本を渡した後で、作曲者が冒頭に合唱曲を置きたいと希望したのに応えて作ったのだとか。
この部分が、作品を骨格として纏める、大事な要素になったといっていた。そうなんだぁ。

演出の岩田さんは、この作品のスコアをみたとき、これは、もろにパッション(受難曲)そのもの、オラトリオだと思った、とのこと。これを、オペラとして演出するのに、合唱を、説明役でなく、24役??(数は適当、忘れちゃいました)の登場人物として、役作りに挑戦したといっておられましたです。

オラトリオなんて、なんだか、松村禎三のオペラ「沈黙」と同じパターンみたいだなぁ。作曲家が強力で、台本も強力だと、どうしても、そうなちゃうのかしら。ちと、心配。

プレトーク聴いてて、政宗さまがでてくるって、我が家の御ん主筋様のおはなしなんだって、あらためて気づく。畏れ多いことであります。

で、オペラが、始まる。
印象的なこどもたちの数え唄で、作品のすべてが、最初から開示された。

暗い、暗い、暗い、どこまでも。
遠い、遠い、遠い、港目指す帆、遠い帆。

という、ライトモチーフで、すべてが、覆い尽くされているような音楽。
いかにも、高橋睦夫さんらしい、観念のドラマが展開していく。

そして、登場人物すべての受難が果てたその最後に、音楽が、音楽だけが可能な、救済の調べを奏でて、幕が下りた。

これは、すごいなぁ。魂がこもった作品に違いないよなぁ。

池辺さんの鹿鳴館とは、モノが違います。(あっちは、音楽がまあ、超軽量級なので、オペラ、として、の娯楽性がたっぷり、でしたが)

で、オペラとしては、どう、なんでしょう。

家康の切支丹禁止令、イエズス会の事前の讒言という、はじめから敷かれていたレール、その上で遂行された、不可能なミッションという、枠組みがあるわけだけれども、トーンが暗いばかりでは、作品の深みとか、哀切さとかが、弱くなってしまうのではと思いました。

これは、演出だけでなく、曲自体にも原因はありそうです。力の抜けた部分が少しないと、私みたいなへたれには、緊張が続きません。

とくに、スペイン王や、パーパ(教皇)登場の場面では、近づくく事の出来ない、光り輝く場所としての、造詣がもっと強烈にあれば、さらに、よかった、と思います。闇の深さには光が必要です。

支倉六右衛門常長の小森 輝彦さん、ルイス・ソテロの小山 陽二郎さん、声はきちんとしていましたが、正直、役になりきるには、もうすこし、力がいるようです。影の平野 雅世さん、イエズス会の讒言の場面なんか、迫力でありました。ブラーヴァ。合唱は素人なんだそうで、たいしたもんです。仙台フィル、自分の楽団のオペラというものがもてるなんて、なんて、幸運なんでしょう。シアワセですよね。指揮、佐藤 正浩さんにいついては、うんぬんする材料がないような。

調べてみたら、初演は、総監督/観世榮夫、音楽監督・指揮/外山雄三、演出/佐藤信
出演 支倉六右衛門常長/勝部太、ルイス・ソテロ/伊達英二、伊達政宗/高橋啓三、徳川家康/加賀清孝、影/菅英三子という、豪華版だったようです。三善晃さん存命中のプロダクションなので、指揮/外山雄三、演出/佐藤信はうらやましいかも。

劇場からの帰り道、階段を下りていると、お客さんのご夫婦が「人生は徒労だということか」とおっしゃっていましたが、私としては、受難の果てにしか、救済は訪れないというお話だと、考えることにいたしたいと思います。

で、また、見にきたい?ジジイには、かなり、重い試練になりますが、はて。