祝祭的に盛り上がりそうですね。
指揮:ジョナサン・ノット
演奏:東京交響楽団
(ソプラノ)
贖罪の女 エリン・ウォール、
一人の懺悔する女 メラニー・ディーナー、
(アルト)
サマリアの女 イヴォンヌ・ネーフ、
エジプトのマリア ゲルヒルト・ロンベルガー
(テノール)
マリアの博士 ニコライ・シューコフ
(バリトン)
法悦の神父 デトレフ・ロス
(バス)
瞑想の神父
(ソプラノ)
栄光の聖母 アニカ・ゲルハルズ
東響コーラス、
東京少年少女合唱隊 例の白い法衣をまとって登場
マーラーの「千人の交響曲」、3月に聴いた、インバル、都響の超美演で、苦手意識が雲散霧消したので、ノット、東響も楽しみである。
会場も全席完売とかで、なかなか、人気があるようだ。
ジョナサン・ノット、スポーツマンみたいに活力にあふれた痩躯をあらわし、颯爽と登場。
1部、2部の間もそれほどあけず(ご老体のインバルは、椅子に座って、しばし、休憩していました)、きびきび振っていた。
この曲、いろいろあって、最後の方で、栄光の聖母(アニカ・ゲルハルズ なかなか感じよかったです)のソプラノ一声で、世界が変わる。ぞくっとくるよね。
ジョナサン・ノットと東京交響楽団、新時代風の演奏ということで、健闘でいいんではないでしょうか。インバル都響に較べるのは、酷だから、やめましょう。
例のバンダは4階席前方の左右から、栄光の聖母も4階のなかばぐらいからでした。
(インバルみたいに、後方からのほうが、気分が盛り上がるんじゃないでしょうか)。余計な話でございました。
チケット代けっちて、4階席中央だったので(ミューザ川崎の上層階って、どんな音と思ったりして、と言い訳)、音響的には、コーラスの威力をまともに受けた感じで、バランスとしては、不利だったかも。
でも、超大編成の全体がよく見渡せて、なかなか、面白い、見物でした。
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