フィッシャー=ディースカウと、ジェラルド・ムーアの黄金コンビの演奏である。力技頻出のヴォルフとちがい、肩の力の抜けた、感覚の喜びにもぬかりない歌たちがつづく。ただ、、声の美感に反応する旋律みたいで、リートはテノールが、とか、余計なことを、また、思い出してしまう。
で、フィッシャー=ディースカウのあとに、エディタ・グルベローヴァに変わると、そうだよなぁ、リヒャルト・シュトラウスは、奥さんのパウリーネのソプラノに、いちころだったんだから、やっぱり、ソプラノが映えるのは、いたしかたないね、などと思う。
そうして、グルベローヴァがひそやかに、リヒャルトの「本当の最後の歌」マルヴェンmalven(あおい)をうたって、しめくくってくれた。
これで、ドイツ歌曲は行き止まりかな。レーガー?プフィッツナー?
ちょっとなあ、国替えがよいみたいかもです。
ちょっとなあ、国替えがよいみたいかもです。
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