2014-06-03

アラベラ @NNTT

慎のうどんで腹ごしらえ(いつもながら、おいしい)のあと、NNTTのアラベラに行く。6月3日は、ひさしぶりに、楽日の公演だった。

指揮 ベルトラン・ド・ビリー
演出・美術・照明 フィリップ・アルロー 
衣裳 森 英恵
アラベッラ アンナ・ガブラー
ズデンカ アニヤ=ニーナ・バーマン 
マンドリカ ヴォルフガング・コッホ 
マッテオ マルティン・ニーヴァル 
ヴァルトナー伯爵 妻屋秀和 
アデライデ 竹本節子 
エレメル伯爵 望月哲也 
ドミニク伯爵 萩原 潤 
ラモラル伯爵 大久保光哉 
フィアッカミッリ 安井陽子 
カルタ占い 与田朝子
合 唱 新国立劇場合唱団 
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団

演出フィリップ・アルロー 、衣裳 森 英恵のプロダクションは2度目だが、森 英恵のデザインが気に入らなかったこと以外(やはり、好きくないのを再確認)、あまり、憶えていなかった。

今回はド・ビリーが振るということで、期待したんですが、柔軟な感じの音づくりだなとは思ったものの、それほど、つきぬけた出来とは感じられませんでした。ちと、残念。

ズデンカのアニヤ=ニーナ・バーマンが若やいだ美声でうっとりさせられましたが、 アラベッラのアンナ・ガブラーは、はじめ少し抑え気味、じょじょに上向きにはなったかなという感じ。ヴォルフガング・コッホは、なかなか、偉丈夫で立派な声のマンドリカでしたが、楽なので、疲れが見えた気もしたような。

この演出、2幕のフィアッカミッリ登場後の、マンドリカ大荒れの場面で、乱痴気度のパワーが足りない感じなので、マンドリカらしさが少し減退したような気がします。

ということで、全体にそこそこ、という感じでありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿