東京芸術劇場マエストロシリーズ トマーシュ・ネトピル&読売日本交響楽団
2022 11.20〈日〉 14時開演 東京芸術劇場
指揮=トマーシュ・ネトピル
バリトン=ヴィタリ・ユシュマノフ*
マーラー:歌曲集『さすらう若人の歌』*
マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」
トマーシュ・ネトピルが読響を振るマーラーのコンサートに行く。
奥さんは欠席になりました。
ネトピルさんて、全然知らない人だが、チェコの中堅でなかなかの実力派らしい。
1曲目『さすらう若人の歌』
ほとんど実演で聞くことはなかった曲。
バリトンのヴィタリ・ユシュマノフさん、線は細いが柔らかで綺麗な声。でも声量がなぁ、 小ホールのリーダーアーベントならいいかもしれんが、東京芸術劇場みたいに大きいところは厳しい。マーラーらしい熱量も足りないみたい。2階の左端という席のせいもあるのかしら。
ネトピルさんのバックは読響を綺麗に鳴らしてたけれど、マーラーっぽさは少な目かな。
2曲目、交響曲第1番
ネトピルさんが本領発揮、読響から細やかで生き生きした美しい音を引き出して、激情的ではないが、歌心もあって、展開が楽しい、素敵な演奏でした。
これは、なかなかの注目株じゃあないでしょうか。読響のホルン、今日は素晴らしかった。そして、読響がこんなに繊細で美しい音が出せるなんてと感心してしまいました。
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