2016-08-10

レストロリン プラス ユイット (RESTRO RIN plus huit) フレンチ ロティスリー @長野県松本市大手


タベログ通信 その156

西穂独標をめざすも、見事丸山で撤退という敗残の身を慰めるため、夕食は、レストロリン プラス ユイット (RESTRO RIN plus huit)で、フレンチにする。

シェフは、神戸で修行の方らしく、ロティスリーと名乗っているので、焼き肉が得意らしい。

メニューを拝見、ワインは、知識不足なんで、ピノノワールのボトルにする。
Mongeard MUGNERETのPinot Noir、正直、久しぶりにまずいピノノワール飲んじゃった。なんというか、防腐剤が抜けきってなくてだいなし。7000円弱なんで、安すぎなんか。でもなぁ、普通、この値段でも、もう少し飲めるゾ。

食事は、

ラタトイユ  
ポーション巨大、アラカルトだからか、関西方面は質より量ていう偏見をおもいだす。薄味、これも、関西ふうなのか

佐久穂産信州サーモンの自家製スモーク、クスクスのタブレをしいて
信州のサーモンって、あまり、おいしくないものなのかしら、モトモト、サーモンにこだわりないんで、選択誤りか。クスクスのタブレ。カサマイアのクスクスのサラダとガチンコ。当然、負けちゃうわな。これも、ポーション巨大。

ニュージのドーセット種?仔羊のロースト
まあ、ちゃんとした、ロースト。大振り2切れ。ワインまずいんで、残しちゃった。ごめん。

という感じで、お客がいっぱい、シェフ一人で奮闘なんで、皿がなかなかでてこない。
まあ、ディナーだし、遅いのは、基本、気にしないし、ポーション巨大なんで、喰うのに、時間がかかるから、いいんだが、デザートはパスしてしまった。

パン(美味いらしい)は注文しないと出てこないみたい。でも、お腹一杯なんで、いいや。ワイン、不味い。という結果でした。

〆て、12800円と少し。お店のポテンシャルはもっとありそうなんだけど、お客として、あわなかったというところかも。コース4500円ていうのにしとけば、よかったんだろうか。

再訪は、微妙かな。おしい。

てなわけで、西穂惨敗の身をひきずり、寂しく、ホテルへ帰りました。






 Domaine Mongeard MUGNERET/ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ

エシェゾー、グランゼシェゾーはDRCに次ぐ規模。
33ヘクタールの畑を所有する大ドメーヌ。

ディジョンからボーヌへと向かう街道沿い、ヴォーヌ・ロマネの入り口に「ル・リシュブール」というホテルレストランがある。このホテルを経営しているのが、村でも有数の大ドメーヌ、モンジャール・ミュニュレである。

モンジャールの姓は17世紀の初め、1620年頃からブルゴーニュで見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系である。
現当主ヴァンサン・モンジャールの父、ヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャンの時代にドメーヌは大きく成長。さらにヴァンサンが拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33ha。
北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっている。ちょっとしたネゴシアン並みの規模だ。

リシュブールも所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。
前者はエシェゾー・デュ・デュス、ルージュ・デュ・バ、レ・トゥルーの3つの区画に分かれるが、1929年に植樹したルージュ・デュ・バのブドウはすべてエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュとして瓶詰めされる。
レ・トゥルーはエシェゾーでも最下部にあるので肉付きがよく豊満な一方で複雑味に欠けると、ヴァンサンはいう。ちなみにこの区画のワインは全量アメリカ向け。
日本向けのエシェゾーはもっとも優れたワインを生むとされるエシェゾー・デュ・デュスのものなので安心されたし。
除梗率はクリマとヴィンテージによって異なり、相対的にエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュやグランゼシェゾーはエシェゾーよりも全房の比率が高い。それもあって、とくにグランゼシェゾーは構造のしっかりした筋肉質のワインとなる。

ブドウ栽培では2003年から一部の畑(ニュイ・サン・ジョルジュ1級ブード、ヴォーヌ・ロマネ1級シュショ、プティ・モン、それに全特級クリマ)でビオ ロジック農法を始めている。それ以外の畑はリュット・レゾネだが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なことだろう。

父ジャンの時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられたものが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増している。

価格的にリーズナブルで質の高い特級畑のワインを探している人に、安心して薦められるのがこのドメーヌのエシェゾーだ。




レストロリン プラス ユイット (RESTRO RIN plus huit)  フレンチ  
0263-32-8911
長野県松本市大手3-2-27 松本城大手門駐車場北棟 1F
営業時間     11:30~13:30(L.O)  17:30~22:00(L.O)
定休日     月曜
[夜]¥6,000~¥7,999 [昼]¥2,000~¥2,999
カード     可 (JCB、AMEX、Diners)
席数     28席 (うちカウンター6席)
完全禁煙
駐車場     無(店の上が松本城大手門駐車場)
http://restrorin.com/

西穂独標は遥か 2日目 丸山で撤退

今日は、いよいよ、西穂独標征服、決行の日である。

でも、なかなか十分に寝られず、しょうがないので、4時30分には、ホテルをたち、2時間弱で、新穂高ロープウェイの中間駅、鍋平高原に到着。

ロープウェイは8時営業開始とのこと。のんびり時間調整をしつつ、無事、始発便に乗り込む。

8時30分前には、西穂高口駅に到着。早速、登山口を目指す。(トレッキング・ポールが抜ける不具合発生するも、なんとか、使っていくことに)

で、35分過ぎには出発。やはり、ホントの、登山道であります。寝不足だからか、すぐに、息が上がり、大汗をかく。

とくに、西穂山荘のまえは、急登が続いて、息も絶え絶え状態に。







10時30分前、やっとこ、よろよろ、西穂山荘に到着。コースタイム1時間30分のところ、2時間近くかかる。
西穂高口駅・標高2156mで、西穂山荘の標高は2385m、 229mあげただけなのに、これでは、はなしにならない。

どうも、すぐに、息があがるのは、寝不足もあるけれど、標高に体がついていけないせいかもしれない。ジジイの初心者なんだから、西穂高口駅で、1時間くらい滞留して、体を慣らすべきなのかもしれない。

とはいっても、もう、遅い、西穂山荘で、ぐずぐずしていても、回復しそうもない。デイパックに必要なものを詰め込んで、リュックとポールをデポし、せめて、丸山まで行くことに。




 


10時40分ころ、のろのろ、丸山をめざす。

しかし、良い天気である。北アルプスらしく、風は涼しい。目の前は、雄々しい穂高連峰。 体は消耗して、絶不調だが、景色は絶好調。確かに、疲労する分量だけ、景色の美しさの分量もあがるようだ。
11時5分、やっとこ、丸山に到着。標準コースタイム15分だそう。30分弱もかかる。目の前に、独標に続く尾根の急坂がひろがっている。独標は遙かむこうだ。当然、登る気は全然おこらない。




 

 
















 
しばらく、絶景を楽しんだ後、西穂山荘に引き返す。
11時20分頃にはつき、西穂山荘で、コンビニおにぎりを2ケ食す。当然、気力は戻らない。
でも、 また、西穂高口駅まで、下らなきゃならない。しょうがないので、泣く泣く、帰途につく。無事、下れるんだべか、とっても心配。12時5分頃には、西穂山荘をでる。



 
  
 

13時10分過ぎ、1時間と少しで、なんとか、西穂高口駅に到着。、

かき氷くいたかったが、なかったので、ソフトクリームを舐める。おいちい。
展望台で、 下りロープウェイを待機。ここは、父の生前、一緒に家族で来たところだ。あの時も、いい景色だった。






下山後、松本に向かう途中で、日帰り温泉、ひがくの湯に寄り道。

源泉かけ流しの露天で、目の前の錫杖岳を眺めつつ、まったり。

カランは古びているが、まあ、いい温泉だ。気分よく、ホテルに帰ることが出来た。



 
プレミアホテル-CABIN-松本
〒390-0815 長野県松本市深志1−2−31
0263-38-0123


新穂高ロープウェイ
・ 第1ロープウェイ毎時00分・30分発、第2ロープウェイ15分・45分発。
・ ロープウェイ所要時間 第1ロープウェイ・第2ロープウェイ 通し片道所要時間約25分
グリーン(4/1~11/30)     8:30
サマー(8/1~第4日曜日)     8:00  最終ロープウェイの時間は午後4時45分
お盆(8/13~16)     7:00

当初計画(絵に描いた餅)
8:15新穂高ロープウェイ-7mi--8:25-1:30-9:55西穂山荘
10:00西穂山荘 ←1:30→11:30 独標12:00←1:30→13:30西穂山荘
13:45西穂山荘-1:30-15:25-15:45新穂高ロープウェイ15:55