シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調。河村尚子さんはどんなもんかしらと、サントリーホールへ。
出だしなかなか素敵で 河村さんとしては、良い感じ。
でも 青春ぽさはあるけれど、時間が経つにつれて、少し単調な気がする。音の変化に乏しい。リズムの跳躍はなかなか聞かせるんだけれど、もっと複雑な感情があってもいいんじゃ
ないのかなぁ。記憶の美化があるにしろ、真央くんがやはりスゲエ良かったなぁ、というかんじでした。
やっぱり、河村尚子さんとは、相性がいまいちです。
アンコールは。2曲。
恐らくシューマン。美しい。でも シューマンって、もう少し濁った厚ぼったさがあってもいいかな。でも、なかなか、聞かせるものがあって、これは素敵でした、
(シューマン「幻想小曲集Op.12-3《なぜ》
シューマン(リスト編曲)「献呈」)だったよう。
後半は
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番。指揮がころなのおかげで、期待のラザレフから沼尻竜典さんに変更になった。
でも、沼尻竜典さん、やはり、なかなかのもんです。
悲劇的激情というより、もっと繊細な情感のある第5番。珍しい。これは、愛の歌っていうかいしゃくなのかしら?
日本フィル第391回名曲コンサート
2021年04月18日(日曜日)
開場時間 17時00分
開演時間 18時00分
会場
サントリーホール
出演者
指揮:アレクサンドル・ラザレフ[桂冠指揮者兼芸術顧問]→指揮:沼尻竜典
ピアノ:河村尚子
プログラム
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47
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