2024-04-05

東京・春・音楽祭 名手たちによる室内楽の極(きわみ) ヴァイオリン:長原幸太、鍵冨弦太郎、戸原 直、東 亮汰
 ヴィオラ:鈴木康浩、鈴村大樹
チェロ:上森祥平
コントラバス:幣 隆太朗 曲目 ハイドン:3つの弦楽三重奏曲 第2番 ブラームス:弦楽六重奏曲 第2番 メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 op.20 @東京文化会館 小ホール

東京・春・音楽祭で ブラームス:弦楽六重奏曲 第2番をやるというので、東京文化会館 小ホールへ。

1曲目

ハイドン:3つの弦楽三重奏曲 第2番 変ロ長調 op.53-2


ハイドンらしい明朗で、適度に変化があって楽しい曲。やっぱり才能あるのよねっていう感じ。第2楽章 短すぎてびっくり。何か意図があるのかしら。1楽書は長くて変化に富んでいたのにね。

2曲目

お目当ての ブラームス:弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 op.36


もう、めちゃくちゃいい曲。若いブラームスって、感情の放出がダイレクトで、ほんと、  躰の奥底から揺さぶられる感じ。

演奏もたっぷりとブラームスしていてなかなか良い感じで、曲に浸ることができました。  ヴィオラがあと少しだけ歌ってくれると、さらに○だが、まあ、好みっていうことですな。

休憩後

メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20

8本の弦をフル回転で鳴らして、前進的(メンデなので、驀進まではいかないが)な躍動するリズムに乗って、豪壮な響きのする曲。

有名曲だが、メロディよりリズム主体の音楽なので、いまいち、キャッチーな曲想が出てこないので、大編成の室内楽としては、シューベルトの八重奏(こちらは管も入ってる)なんかと比べると、やっぱり  聞き劣りがするが、弾いている人達は、さぞ楽しかろう、と思ったのでした。


あと、ブラームスもメンデルスゾーンもチェロ*2→チェロ*1+*コントラバス*1の編成に変更になっていて、コントラバスがかなり活躍していました。かなり目づらしいやりかたみたいなので、貴重な体験だったようです。



東京・春・音楽祭

名手たちによる室内楽の極(きわみ)→

日時・会場

2024年4月5日 [金] 19:00開演(18:30開場)

東京文化会館 小ホール

出演

ヴァイオリン:長原幸太、鍵冨弦太郎、戸原 直、東 亮汰


ヴィオラ:鈴木康浩、鈴村大樹
チェロ:上森祥平
コントラバス:幣 隆太朗

曲目

ハイドン:3つの弦楽三重奏曲 第2番 変ロ長調 op.53-2


ブラームス:弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 op.36

メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20


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