2013-09-30

彼岸花 日向@伊勢原

伊勢原、日向の彼岸花はそこそこ有名で、この日も、ハイカーや日曜カメラマンに遭遇した。
見ごろはちょっと過ぎていたけれど、お天気もよく、 山麓の田んぼの道を歩いていると、稲刈り真っ盛りで、大変、気持ちが良い。

大山も間近にみえて、フォトジニクなポテンシャルがありそうだが、実際は、鄙び方が不足というのか、なかなか、これといった、アングルを見つけるのが難しい。(腕がないだけ、という、わかりっきたはなしは、無視ですよ)




NIKON D700
AF-S Nikkor 24mm F1.4G ED








NIKON D5100
AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G

みちすがら、ちょっとだけ遠まわりして、厚木の温水にある「彼岸花の里」にも寄ってみた。
田んぼ一枚ほどのひろさに、彼岸花が群生していて、それなりである。

NIKON D700
AF-S Nikkor 24mm F1.4G ED
NIKON D5100
AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G






2013.9.27

2013-09-29

ニコ爺未満へのみち エピソード10 「 NIKON D700 & AF-S Zoom-Nikkor 24-85mm F3.5-4.5G(IF) + コシナ Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF & Nikkor 45mm F2.8P 」

2007年8月、世界に衝撃がはしりました。(後々、判明したところでは、一部写真関連だけの騒動だったみたい)
ニコンがフルサイズカメラD3とAPSCのフラッグシップD300を同時に発表したのです。あれほど、APSCの優位性を強調していたニコンがフルサイズ。しかも、ISO6400まで常用可という驚異の高感度性能。同時発表のAPSC、D300もなかなかのものでしたが、APSCを裏切った言い訳のようなにおいが、そこはかとない哀愁を誘いました。

その一年後、ニコンはまたもやってくれます。D3のコンシューマーバージョンD700が出現したのです。あの怪物カメラD3が、一般人にも、なんとか手の届くところまで降りてきました。フルサイズにもかかわらず、イメージセンサークリーニング機能までついているのです。

ところで、結局、APSCに対してのフルサイズのアドバンテージは如何、高いんだから。という疑問が当然浮かびますが、つづめていえば、大昔、フィルムの一眼を使いたをしていたニコ爺たちの身体に染み付いたレンズの画角がそのまま甦る。キモチイイということらしいです。

さて、私メはどうなんだ、古い人間なもので、フィルムの一眼は使ったことがあるけれど、レンズの画角などというものが染み付くずっと以前に、挫折して、おさらばしているんだが。(私に関係する要素は感じられないんだが、どうなのよ。)

そうして、また、一年後、事件が起こります。ニコンは、私を堕落させるため、D700のキャッシュバックという暴挙にでたのでした。

結果は明らか。なにせ、無駄づかいというバイキンに対する免疫耐性がきわめて弱いのです。

そこで、レンズの問題があります。世は、ズーム時代。ニコンには大三元とかいう、超高価で、くそ重くて、高性能なうってつけのレンズがありますが、軽いのが魅力のD40からいきなり転進するのは無理というものです。

そこで、AF-S Zoom Nikkor 24-85mm F3.5-4.5G(IF) というあまり評判のよくないズームをYAHOOでゲット。(セットレンズのAF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-EDがいまいちらしいので、評判が悪いのなら、お散歩用に軽さを優先)

つぎに、おきまりの単焦点ですが、その頃は、ニコンさまが、まだ単焦点にまでてがまわらず、役不足でないのはAF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G EDくらいのようでした。

そこで、私のフェバリット画角の35mmにむけては、コシナのCarl Zeiss Distagon T* 2/35 ZFをあてがうことに。これが、大正解で、むさ、かっこいい。撮れる写真も私が写したにしては、すごく、いい色をしているのです。

おかげで、気力が大充実。さらに、D700をD40のようにお散歩カメラにするためということで、Ai  Nikkor 45mm F2.8PをYAHOOで落札。こだわりの黒バージョンだったため、製造中止の癖に、昔の定価と同じような値段でした。(涙)。でも、狙いどおり、見映えは最高。お散歩カメラとしても、感じがいい。(自画自賛)


(あれ、でもふたつともMFですよ、ピンは?という声なき声が。・・・・・・・。ピンは難しいので、考えないことにします。うるさいなあ、もう。)

NIKON D700
AF-S Zoom-Nikkor 24-85mm F3.5-4.5G IF
F4 1/1000秒 

NIKON D700
AF-S Zoom-Nikkor 24-85mm F3.5-4.5G IF
F6.3 1/60秒 

            NIKON D700
     COSINA Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF
            F8 1/500秒 

            NIKON D700
     COSINA Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF
            F8 1/640秒


NIKON D700
Nikkor 45mm F2.8 P
F8 1/1600秒
NIKON D700
Nikkor 45mm F2.8 P
F8 1/160秒

2013-09-28

ブロムシュテット/N響 その2 ブラームス、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第4番

ルミネ新宿の大かまど飯 寅福で腹ごしらえをしたあと、ブロムシュテット指揮、N響のブラームス、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第4番にいった。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲は本当の名曲、おそらく、ヴァイオリン協奏曲の分野では最高の曲だと思う。

ツィンマーマンの独奏だったが、実演で聞いた中のベストだなどと感じ入った。
(そういえば、カラヤンのアイドルだった若かりし頃のムッターなんかもきいたなあ。幼すぎて、さっぱりだったけれど。いまなら、きっと、ずうっといいだろうにね)

ブラームスのヴァイオリン協奏曲も、最終楽章が、1,2楽章の水準だったら、とんでもない、曲になっていたんだろう。その、1,2楽章の感情のこもった弱音を聞いていると、涙が出そうになる。(ジジイなので、涙腺の劣化が激しい)

後半の交響曲第4番もさすがの出来だったが、ブロムとしての白眉は、先日の第3番だったかもしれない。相性がよほどいいのかな。

それにしても、ブロムシュテット/N響の水準はとても高く、充実の一夜となりました。

奥さんも大満足。できれば、弦楽6重奏や5重奏も聞きに行きたいとリクエストされた。良い演奏会があるかなぁ。意外に、難しい注文かもしれない。探してみよう。

2013-09-27

CASA MALLA その3

珍しく、奥さんの時間があくことになったので前日の夜、、急遽、木曜のランチを予約して、カサマイアにいく。

行きすがらの道は、すっかり、秋めいて、気分もじょうじょう。

いつもどおり、5000円のコースを。

フルーツ入り豚レバーのパテとパン(定番)
しし唐辛子の素揚げ
秋刀魚のマリネとクスクス・野菜のサラダ(超美味)
平目のグリル 揚げたジャガイモにのせて

米ナスに温泉卵、ソブラサーダ(シェフが修業先のエルス・カサルスからもってきた、ラッキー)をそえて
きのこと貝のリゾット(本日のハイライト、脳みそ直撃)

デザート
わたし、いちじくのタルト(今だけ)+フラン(シェフのスペシャリテ、うまうま)
妻、栗をトッピングしたチョコレートケーキ

カヴァ、白ワイン*1
赤、PAGO DE LOS CAPELLANES Crianza 1本7,900円

しめて、19,850円です。堪能しました。

おもわず、シェフに、もっと上にいけるよね、などと余計なことをいってしまいました。
ここより美味しいカタルーニャ料理なんて、想像できません。


NIKON D5100
AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G

2013-09-26

シューマン 交響曲全集@コンヴィチュニー/ライプチヒ・ゲバントハウス→クレンペラー

コンヴィチュニー/ライプチヒ・ゲバントハウスでシューマンの交響曲全集をきく。シューマンをゲバントハウスという納得の組み合わせで聞くには最適の演奏ではないでしょうか。オーケストレイションが不出来と評判のシューマンの鬱蒼とした響きがいかにもの感じで聞こえてきて、すこぶる、いい気持ちになれます。
ただ、シューマンの場合、クレンペラーの振った極め付きに素敵なやつがあるので、さすがのコンヴィチュニー/ゲバントハウスもニューフィルハーモニーに惨敗してしまうということになるようです。

で、わたくしのデフォルト、クレンペラー/ニューフィルハーモニーにも登場してもらいました。やっぱり、ものが違う。それと、おいらは、ブラームスよりシューマンがお好きのようだ。サガンには悪いけど。

せっかく、クレンペラーにたどりついたので、1968年ウィーン芸術週間の伝説的公演を聞くことにする。

【1968年5月19日】
・J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 BWV.1046
・モーツァルト:セレナード第12番 K.388/384a『ナハトムジーク』
・モーツァルト:交響曲第41番 K.551『ジュピター』
【1968年5月26日】
・ベートーヴェン:序曲『コリオラン』Op.62
・ベートーヴェン:交響曲第4番 Op.60
・ベートーヴェン:交響曲第5番 Op.67『運命』
【1968年6月2日】
・ラモー(クレンペラー編曲):ガヴォットと6つの変奏
・ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
【1968年6月9日】
・マーラー:交響曲第9番ニ長調
【1968年6月16日】
・シューベルト:交響曲第8番 D.759『未完成』
・R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20
・ワーグナー:ジークフリート牧歌
・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』~第1幕前奏曲
・ワーグナー:『マイスタージンガー』~第1幕前奏曲
おまけ
【1958年6月15日】
・ブラームス:ドイツ・レクィエム

やはり、クレンペラーただもんじゃないですよね。
伝説のベートーヴェン交響曲第5番もすごいけど、第4番だってすさまじいもんです。 ブルックナーには第5番がえらばれていて、納得のチョイスですが、そのあとに、マーラーの第9番がくると、クレンペラーのマーラーは本当に特別だと感じ入ってしまいます。あと、ジークフリート牧歌なんか、わたくしは、ワグナー信者にはなりきらないので、あまり感心したことはないんだけれど、いい曲なのね、などと思ってしまいました。トリスタンやマイスタージンガーになると、いうに及ばず、くらくらしちゃいそう。

2013-09-25

ニコ爺未満へのみち エピソード9 「NIKON D80 」

D40周辺のペンタミラーのカメラを使っていて、何の不足も感じていなかったわたしですが、その上の世界には、重くて嵩張るペンタプリズムのカメラがあることは、存知ていました。

むかし、使いこなせなかった、オリンパスのOM-1には、まん中にとんがり帽子があって、覗くと、マイクロマットのスクリーンがあらわれ、私のピンあわせに抵抗したものでした。

おかげで、写真道楽のような高度な技術を必要とする道からは、早々に脱落したため、ペンタプリズムの見え味が身に染み付いて、ペンタミラーは我慢がならない、などという事は、全然ございません。

むしろ、あっけらかんとしたペンタミラーが清々しいくらいです。というはずでしたが、カメラがペンタプリズムじゃないなんて、アリエマセン、恥ですよハジ、という天の声がどこからか聞こえてきます。

そうこうするうち、時代はD90という妙に動画機能に力が入ったカメラの全盛期に突入していて、旧世代機のD80の値段が暴落しています。

ペンタプリズムさえあれば、動画機能なんかついてると邪魔なだけです、とD80の魅力に打ちのめされて、購入することに。

しかし、どんなレンズをあてがえばよいいのか、いまだにわかりません。(それは、ムダずかいということだろうが、わかっているのでしょうネ)


NIKON D80
Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro
F6.3 1/160秒

2013-09-24

La Cuina d'en MISHIMA @海老名 その2

渋谷の演奏会のあとに、海老名にもどってLa Cuina d'en MISHIMAにいく。
TOKIOで食べてもいいんだが、ここまで帰ってきたほうが、安心して飲める。

7000円のコースを予約。キノコの時期というこでそれと、イベリコ豚で組んでもらうことに。

前菜はしらすのガレット、いかの焼き物、かに、ほか1種。
パスタ まつたけとトマトのスパゲッティ
さかな ひらめのムニエル
イベリコ豚とくりのリゾットのつけあわせ
デザートにコーヒー
カヴァと白ワイン*1
バローロ1瓶
で、2万円とすこし、(バローロ、安い)でした。

正直、すこし、料理の力が落ちている気がしました。残念ですが。
妻もottoにくらべると、差があるのかしらという。
まあ、ottoがよすぎるということかもしれませんね。
こんどのコンサートがえりの食事は、だいぶん、遠まわりになるけれど
ottoにするようですかねえ。