2022-07-16

東京交響楽団 第701回定期演奏会 ラヴェル:海原の小舟 ベルク:七つの初期の歌 マーラー:交響曲 第5番 指揮:ジョナサン・ノット ソリスト:ユリア・クライター @ サントリーホール

ジョナサン・ノットのマーラー:交響曲 第5番を聴きに、サントリーホールの東響定期にいく。

1曲目

ラヴェル:海原の小舟(管弦楽版)-鏡より

佳曲である。管弦楽版の初演が不評だったとかいうが、なんでうけなかったのか全然理解できない。わたしゃ、ドビュッシーよりラヴェルが好きなんだと、再確認。

2曲目

ベルク:七つの初期の歌

これも佳曲。ソプラのユリア・クライターさんも、ヴィブラート過多でなく、よい声で、気持ちがいい。本当に楽しめた。

後半、

マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調

トランペットが出だしで、ずっこける。のっけからの大チョンボ、さらに、2、3楽章まで、しっかりと不調。音が綺麗に伸びにず割れて耳障り。ノットの足を引っ張る。ここまで酷いトランペットはあまり聞いたことがない

ノットの棒ははさすが。隈取りがしっかりしていて、情感も豊か。いつもより分析的な感じが少ない気がするのは、ホールが川崎と違い、より温かくて豊かな響がするのが、そういう気にさせるのかもしれない。

夢見るような柔らかい弦が素敵でした。でも、返す返すも、トランペットのパフォーマンスがなぁ。すべて、ぶちこわし。残念無念というところです。


東京交響楽団 第701回定期演奏会

2022年07月16日(土)17:15 18:00 開演

サントリーホール

出演

指揮:ジョナサン・ノット

ソリスト:ユリア・クライター

曲目

ラヴェル:海原の小舟(管弦楽版)-鏡より

ベルク:七つの初期の歌

マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調


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