都響の定期でマーラー:交響曲第6番があるというので、サントリーホールへ。
クラウス・マケラって、知らなかったが若手の超有望株らしく、切符が即売り切れ。マーラーの6番が聞きたかったということで、チケット流通センターで、超高いC券を入手。珍しくサントリーホールの入口で、「チケット求む」の紙を広げている人がいたので、人気があるみたい。
どんなものかしらと、すこし楽しみ。
マーラー:交響曲第6番
のっけから、弩迫力の隈取りのはっきりした大音響が炸裂、度肝を抜かれる。
で、最後まで輪郭のはっきりした迫力ある演奏。若者の生命力と勢いに満ちた音楽である。ただ、マーラーっぽい、ねっとりとした、誇大妄想的な情感には乏しい。
ただ、今風の、理知的なスッキリ系とは違って、覇気があるというか、気合がこもっている。まあ、やっぱり、有望株なんだろう。
ショスタコーヴィチ とかシベリウスとかだとどうなるのかしら、などと色々想像させられました。
2022年7月1日(金) 19:00開演(18:15開場)---
東京都交響楽団 第954回定期演奏会Bシリーズ B SERIES
サントリーホール
指揮/クラウス・マケラ
マーラー:交響曲第6番 イ短調 《悲劇的》
0 件のコメント:
コメントを投稿