お正月らしく、ツァラトゥストラなんか聞いてもいいなぁと サントリーへ。
1曲目ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲
ワグナーらしいロマンチックで素敵な旋律。時々、ヴェルディみたいなイタリア調。なかなか聴いていて楽しい曲で、オペラ全曲も聞いてみようかしら、もしかしたら、オランダ人よりいいかもなどと思う。ヴァイグレも好調。
2曲目
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ダニエル・ロザコヴィッチさん、知らんヴァイオリニストだが、長身痩躯の若者が登場。 極めて情緒の豊かな繊細な音色を奏でる。美しく気持ちのいい演奏。なかなかのもんじゃぁないかしら。
まあ、太くて豊かな響きがするというタイプじゃないので、ガッチリ ベートーベンしているヴァイグレのバックに対抗する感じはないけれど、曲がそもそも、ヴァイオリン向きじゃない感じだもんね。弾き手に責任はないというところ。
休憩後
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
いかにもR.シュトラウス。自信満々、絶好調な感じでオーケストラがフル回転、聴いていて楽しいいことこの上ない。
ヴァイグレも ハマり役。ただ、聴いてあとに残るものはあまりないというところか。でも、一夜の楽興の時を気分よく過ごせたということで、めでたしめでたしの お正月でした。
読響定期演奏会 第634回
2024/1/16(火)18:30 開場 19:00 開演 サントリーホール 大ホール (東京都)
指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ヴァイオリン=ダニエル・ロザコヴィッチ
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
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