2018-02-20

渓流の梅林「梅まつり」 @神奈川県小田原市久野 小田原フラワーガーデン その5

寒い寒いと縮こまっていたら、小田原フラワーガーデンの梅がもう7分咲きになったというので、でかけることに。

やはり、早咲きの紅梅は末期だが、天気はいいし、いつもながら、良い梅園だ。















































2018-02-18

CASA MALLA カサマイヤ カタルーニャ料理 @町田市玉川学園 その35

今年初めてのカサマイア。

6時ちょうどに入店。昨日は満員、今日はのんびりだそうで、客は私一人。だいぶあとに、ご夫婦が

この頃、食べログの点あがってますね(ほんとは、まだまだ、低すぎ、4.0超えないなんて、どうなってるんだか)、以前は低くて、シメシメだったんですが、というと、そうなんですか、あんまり、食べログみないんで、しらないですが、と増渕シェフ。
そういえば、玉川学園前にこんな店があるって、地元でも知らないみたいです、とか。

まあねぇ、町田に行くなら絶対、こっちですけど、普通はそうか。というと、町田にいいとこありますかというご質問が、

昔、アースマジックっていう、ソコソコのイタリアンがありました、今はお店かわってるけれど。でも、こことは比べようないなぁというと、増渕シェフ、そこはむかしいっていたお店で知っていますと。

その時のシェフが玉川学園前で、イタリアンをやっているそう。へえ。それはそれは。でも、玉川学園前に来て、カサマイア以外いく気はせんなぁ。

まずは、カヴァ。

赤のボトルは、これがいいのではと、シェフからお勧めがあった
パゴ・デ・バルドネヘ・ビニャス・ビエハス 2014/  Pago de Valdoneje Viñas Viejas 2014。
ビエルソ BierzoのMencia100とか。メンシアでも、古い木のブドウだそうで、しっかりしてるそう。メンシアって、あまり飲まんが、確かに、深みのある果実味があって、タンニンもしっかり。6200円という、お安いワインだが、 なかなか美味いやつだった。

料理はいつもどおり、本日のおまかせコース(付き出し+料理4皿+デザート+コーヒー) 5400円(要予約)を。

カサマイアには、ピカピカコース小皿料理8品(日替わり)+アロスネグラ(イカ墨ごはん=絶品)orフィデウア(パスタのパエリア=神品) 3600円というのもあって、魅力的なんだが、どうせ喰うならシェフ渾身のおまかせコースになちゃうので、いまだに未体験、ちょっとだけ、心残り。

さつまいものスープ

鶏レバー・プルーンのパテ カリカリの細切りバゲット 定番

しらうおのフリットとサラダ(サニーレタス、カリフラワー、黄色ニンジン=埼玉の農家から直接、ビーツ) あいかわらず、美味しい野菜たち

下仁田ねぎ(産地から直送)のカルソターダ オメスコ・ソース、

焼きパプリカ、ブティファラ(定番、とってもジューシー)、トリンシャット(カタルーニャ地方セルダーニャの伝統料理。キャベツとジャガイモを一緒に茹で、丸く焼き上げたものとか=ま、キャベツいりマッシュ・ポテトか)をそえて

カルソターダはカタルーニャの冬の風物詩。季節ですねぇ。カサマイアでも毎年2月にお祭りが 

かきのアロス・カルドソ  カサマイアのアロス・カルドソ、激うま、しかも、牡蠣ですと!

ここは、普通、神品フィデウア(パスタのパエリア)か絶品アロスネグラ(イカ墨ごはん)なんですが、 入り浸ってる客には、別のがでてくることも

イノシシとスペイン産ヒヨコ豆の煮込み  ジビエ登場であります

デザート(5種類の中から選ぶの、いつも迷うが、楽しみ)
いちごのタルトとレモン・ジェラート
フラン(神がかりプリンです)

カサマイアでは、デザートは2つ喰います。いつも、追加はフラン。こいつを外すなんて、ほとんど犯罪。

エスプレッソ

〆て、13000円ほど。今日も、たいへん、ごちそうさま。



細川俊夫 オペラ「松風」 @nntt

細川俊夫さんのオペラ「松風」をみに行く。ヨーロッパで、何回も上演されている作品らしい。細川さんの音楽、この前、メゾ・ソプラノとオーケストラのための「嘆き」 を聞いて、かなり気に入っていたので、楽しみだった。

オペラが始まる。劇場の明かりが極端にしぼられて、真っ暗になると、じょじょに舞台が薄く、浮かびあがって、海と風の効果音がながれ、劇がスタートした。

「松風」は、お能の超有名作品なので、ごく馴染みやすい展開をたどる。

そして、舞台で繰り広げられるのは、モダンダンス5割、音楽3.5割、効果音1.5割というシアターピース的な世界である。

ダンスの踊り手たちは、物語の語り手になって、舞台の情景や、登場人物の心の動きを、視覚的に表現してゆく。

細川さんの音楽は、やはり自然の響きを思わせる、なじみやすい音で、楽しく聴いていられる。

そして、松風(イルゼ・エーレンス)と村雨(シャルロッテ・ヘッレカント)の姉妹が、宙ずりにまでなって、ダンスをし、さらに、歌を歌うのには 、感心してしまった。

なんだか、ルパージュ演出のシルク・ドゥ・ソレイユでもみている感じ。(見当違いかな)

そして物語の山場、松風と村雨の亡霊が行平の魂と交歓する場面では、音楽は最高潮にもりあがって、なかなかにききごたえがありました。

旅の僧のグリゴリー・シュカルパさん、須磨の浦人の萩原 潤さんも、しっかりした声でよい感じです。

ただ、終幕 2人の魂が、浄化され昇天していく場面については、十分な、カタストロフを感じることはできませんでした。

何しろ、モダンダンス方面の感受性が殆どないこともあって、作品がジジイの鑑賞能力の限界をこえてしまったということのようです。

細川俊夫さんについては、もう一度、純粋音楽の方面で楽しませてもらいたいという感じでありました。


新国立劇場 開場20周年記念 2017/2018シーズン
オペラ「松風」/ (作 曲)細川俊夫  Matsukaze / HOSOKAWA Toshio
全1幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 予定上演時間:約1時間30分(途中休憩なし)

公演日程 2018年2月18日(日)15:00 オペラパレス --16:30

スタッフ
指 揮 デヴィッド・ロバート・コールマン
演出・振付 サシャ・ヴァルツ
美 術 ピア・マイヤー=シュリーヴァー、塩田千春
衣 裳 クリスティーネ・ビルクレ
照 明マ ルティン・ハウクドラマツルグイルカ・ザイフェルト

キャスト
松風 イルゼ・エーレンス
村雨 シャルロッテ・ヘッレカント
旅の僧 グリゴリー・シュカルパ
須磨の浦人 萩原 潤
音楽補 富平恭平
ヴォーカル・アンサンブル 新国立劇場合唱団
管弦楽 東京交響楽団
ダンス サシャ・ヴァルツ&ゲスツ

2018-02-12

海南飯店 (カイナンハンテン)広東料理 @横浜市中区山下町 横浜中華街

タベログ通信207 My tabelog 3.4

我が家の横浜中華街の定番だった東林が、代替わりで営業形態を縮小、なんとなく、麺中心のお店になってしまったので、代わりを探す必要にせまられる。

まず、無化調ということを条件に探すと、
一楽、海南飯店、均元樓、翡翠楼、聘珍樓横濱本店、萬珍樓、大珍樓本店(注文時申出)牡丹園(不使用希望対応)ぐらいのようだ。

で、中華街大通り沿いはいやだけど、老舗で清蒸魚も得意という、海南飯店にいってみる。

二人なので、
千枚(牛の第三胃らしい)野菜炒め \1,575
さすが、無化調、さっぱり味でおいしい。ただ、千枚がどっさりで、野菜がもっと多いとさらに嬉しい。注文したら、やってくれるかしら。

豆腐とカキの煮込み \2,100
これも、なかなか。奥さん、大喜び。ただ、カキの質がもう少し良いと、いいんだが。

チャーハン \840
ぱらっぱら。いかにも、専門店のチャーハン

シュウマイ
肉っぽいが、ジュウシーではない

を注文。

私、生ビール*2、おくさん、杏露酒。

サービスのおばさんに、ここは、2人でも清蒸魚つくってくれるのかきくと、今日は魚がない、でも、かさご、とか、2人分にちょうど良い魚があると教えてくれた。そいつは、いいなぁ。喰いたかったら、予約が安全のようだ。

東林後継としては、まずは合格のようだ。ただ、こていなお店なので、(2階があるようだが)、家族郎党で宴会というには、ちょっと、苦しいかもしれない。





海南飯店 (カイナンハンテン)広東料理
045-681-6515
神奈川県横浜市中区山下町146
営業時間 11:00~22:00(LO)
無休
 ~¥999   ~¥999
カード可(JCB、AMEX、Diners)
席数 48席
個室
 http://kainan-hanten.sakura.ne.jp/